「それじゃ早速……って、あれ?」
雪ノ下をローション塗れにしてやろうと(ド直球)、身体を屈めてローションとお湯が混ざった洗面器に手を伸ばすと、既に中身がほとんど無くなっていることに気が付いた。お互い、加減とか分からんし仕方ないか。
「雪ノ下、その洗面器にちょっとお湯入れて持っててくれるか」
「え? あ、ええ、分かったわ」
俺の指示に多少慌てるも、雪ノ下はテキパキと言った事をやってくれた。膝立ちの雪ノ下が胸の前に洗面器を掲げて、どうするのかと不思議そうな顔で俺を見ている。なんか貢物みたいですげえ燃えるごめんなさい何でもないです。
「それじゃあ……よっ、と」
ローションを洗面器の中にぬらりと垂らして、かき混ぜ始める。
「…………」
「…………」
無言でかき混ぜる俺と、それを無言で見つめる雪ノ下。互いの顔は洗面器のすぐ前にある。
……何このシュールな光景。
時折、粘度を確かめる為に洗面器から手を掬い上げてローションを持ち上げると、それを見た雪ノ下が頬をかあっと赤らめて目を逸らす。追尾するようにぬめった手をほれほれと言いながら雪ノ下の前にかざし続けたら、すんごい圧で睨まれた。氷の女王ってよりかは縄張りを守る猫って感じ。ごめんなさい。
しかし、いくらか時間が経つと、雪ノ下の反応に変化が生じてきた。
とろんとした目で口を半開きにしてローションがかき混ぜられる様を眺め、手を上に持ち上げると少しだけ目を見開く。そのまま指の腹同士でねっとりとローションを擦っていると、「あっ、やっ……」と小さな声を上げてぶるりと身体が震えた。
「じゃ、かけるぞ。胸の前じゃなくて腹の前くらいまで下げてくれるか」
「……ん」
雪ノ下の反応を楽しもうと必要以上にかき混ぜた所で、雪ノ下の身体にかける準備を整える。
雪ノ下が洗面器の位置を下げたことで、二人の顔が自然と近付き――
「……んっ」
どちらからともなく、唇を合わせた。互いの愛情を確かめ合う様に舌を絡めながら、俺はローションを雪ノ下の肩にまぶす。
「んんん……っ」
俺の舌に吸い付いていた雪ノ下が、とびきり甘い声を上げる。温かくてぬるぬるして、安心感があってどこかいやらしくて……この感覚は代替するものが無いように思える。従って初体験の人はほぼ全員がこの感覚に驚くのだろう。
「んはっ……んちゅっ、んんっ、ちゅぷっ、はうっ、ぴちゅっ、んはぁっ、んっ、んっ……」
ローションをかけられる心地良さと、口腔内の濃厚な舌の絡みが掛け合わさって、たまらない幸せに包まれる。
二の腕、脇、胸、胸の先端と徐々に快感が大きくなるように丹念に塗りこんで行くと、雪ノ下が身体をくねらせる動きがどんどん大きく鳴り、漏らす声もとろとろに甘くなった。
雪ノ下の反応を堪能しながらもローションを塗り続ける。脇腹を撫で、へそを愛で、そして――
「……ぷはっ。洗面器、下に置いてくれ」
「……ん」
最後にたっぷりと両手にローションを纏わせると、雪ノ下に言って洗面器を下に置いてもらう。
そして右手を陰部に、左手を尻の側に回す。
「あ……っ! あっ、あぅっ、んっ、くふぅっ、んっ、やぁっ……」
ローションのねっとりとした粘り気と叢のしょりしょりした感触を楽しみながら、形の良い小ぶりな尻を撫で回し、秘裂に指を入れないように撫でる。前から回した右手と後ろから回した手の指の先が雪ノ下の秘裂の前で合流した状態で、ぐちゅぐちゅと前後させると、雪ノ下は俺の肩を掴んで切なそうに喘ぎながら、俺の手の動きに合わせて腰をがくがくと前後に振った。
「あっ……くふっ、これ、だめ、おかし、おかしくなっ……ああっ……ああっ……」
雪ノ下の目から光が失われて、どんどん言葉も拙くなってゆく。
ぞくぞくとしたものを感じながら、しばらく手の前後運動を繰り返して、やがてその動きをぴたりと止めた。
「え……」
突然の事態に雪ノ下が目をしばたたかせる。
「……この中に、欲しいか?」
言って、雪ノ下の秘裂に指をぴとぴとと当てる。
「あっ、うっく……んんっ……そ、そんな……ひぁぁっ!?」
雪ノ下が逡巡する中で、ほんの一瞬だけ、中指を膣の中へとちゅるんと滑り込ませた。ローションの滑りと淫液のぬめりが合わさって、本当にいとも簡単に中に入り込んだところで、余韻を味わわせないようすぐに抜いた。
「あっ、やっ、なんで……っ」
一瞬しか訪れなかった強い快楽に焦れったくなったのか、雪ノ下が切なそうに腰をくねらせる。
そんな雪ノ下の前にローションが残った洗面器をすいと差し出す。首を傾げる雪ノ下に、にこりと笑いかけた。
「ほら、俺のに塗ってくれ。そんで、お前がここに腰掛けるんだ」
肉棒の先をちょいちょいと指差す。
「……っ!」
雪ノ下は顔を腕で覆って顔を赤らめたものの、すぐに観念してローションを手に纏わせた。
白く細い指がそろりと伸びて、熱い粘液を肉棒に絡めていく。
「う……うおっ……」
流石にこれはやばい。さっき一方的にイカされたのを思い出すと身体も熱くなるし。しかし今度は耐えねば……!
なんとか平静を装って(多分装えてなかったけど)ローションが塗られるのを耐え抜くと、雪ノ下がぼーっとした表情で肉棒から手を離して、シャワーで手を洗った。あまり滑っても危険だと考えたんだろう。
念のため、椅子とタオルも洗ってローションで滑らないようにした後に、雪ノ下を見据える。
「ほら……おいで」
言うと、雪ノ下は戸惑いながらも俺の太腿を跨いで立ち、俺の首に腕を回してゆっくりと腰を下ろし、亀頭を秘裂に宛がった。
「んっ……」
くぷっと音を立てて、あっさりと赤く膨れ上がった欲望が雪ノ下の中へと侵入する。
「くふぅっ……、あっ、うあぁっ……」
いきなり全部挿れてはまずいと感じているのか、ゆっくりと、まるでスクワットでもするかのような体勢を維持しながら腰を下ろしていく。必死で快感に耐える雪ノ下の淡く紅潮した肌が、ざわざわと劣情を煽り立てる。
「ほら、頑張れ頑張れ」
いたずら心で、雪ノ下の尻を掴んで、今現在の尻の標高を中心にして上下に動かすと、
「あぁぁぁっ!? あっ、それ、やっ、ほんとっ、にっ、うぅぅぅ……っ!」
口をぱくぱくさせながら、必死で首を振る。
自分で腰を下ろす余裕は無さそうなので、尻を掴んで振りながらゆっくりと下ろしていく。
「あっ、うっ、くはぁっ、ほんっ、とっ、ダメっ、ダメなの……あぁ……っ!」
快感に抗うがそれでも徐々に打ち負けていくその様が、更に雪ノ下の美しさを引き立てる。
一番下まで挿れる段階になると、少しだけ尻を持ち上げて――ぱっと手を緩める。
――ごちゅんっ。
淫猥な音と共に、子宮の入り口を亀頭がノックした事による凄まじい快楽が、身体の奥を突き抜けた。
「あ――――――」
ほとんど声を上げないまま、雪ノ下がちょろろろと熱い液体を垂れ流す。
「……気持ち良いか?」
耳元で囁きながら尻をもう少し上下させてやると、
「あ、あぁっ、あっ、あっ、あぁ……っ」
こくこくと頷きながら、ぷしゃっぷしゃっと何度も温かい液を漏らした。
続く。
9月だあぁぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁぁ!!!(うるさい)
ふう。
閑話休題。
ゆきのんでした。お風呂のくだりはあと1話~1・5話くらいで終わります。何気に連載期間が超絶長いです。ゆきのん編の後ろの話の合計話数が100話越えてる……!
ゆきのん、エロシーンだと全然喋らないですね。ドМ猫ノ下さん。
めぐりんとはるのんの人気がやばいです。そしてゆきのんもがっつりとしたファンが。いろはすはこの作品で好感度が上がったという方が多くいらっしゃって感無量です。ガハマさんも支持層ががっつり。小町も平塚先生もサキサキもそれぞれを好きな人がいますし、俺ガイルヒロイン勢ぱねぇっす。
活動報告でのリクエスト数が半端ないですw姉妹丼がダントツで多い……。引き続きお願いします(^^)
ちなみに、愛情の伴ったドSな責め(今だとゆきのん編やいろはす編の感じ)は大歓迎なんですが、そうではないただの鬼畜プレイをリクエストする人がいます。「平和で甘々であれば」という文言をきちんと読んでください。
奇抜なアイディアも歓迎しています!全くノーマークだったシチュエーションを提案されてそれにインスパイアされてグランドデザインがコンストラクトされるポッシビリティーもありますので(突然の海浜)!この数行書いただけで怖気が走りました。海浜ぱねぇ。
さて、明日はどのヒロインの続きを投稿しよう……迷います。
それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!