※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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(68)

 うつ伏せで身体を重ねてしばらく休んだ。10分ほど経った頃にようやく身体を起こし、優美子の膣から肉幹を引き抜く。

 

「ぅあ……っ」

 

 優美子が瑞々しい尻をくいっと持ち上げ、艶めかしい声を漏らした。ほんの少し前までは経験がなかった優美子の中に2回も出した。愛情と独占欲が入り混じった感情に身体が震える。肉槍は半勃起といった状態で、精液と愛液で卑猥にぬらついていた。

 

 今度こそ休むか……と優美子の隣に寝転がると、入れ違いに優美子が起き上がった。

 

「どうした」

「……キレイにする」

「え……うぉ……っ!?」

 

 俺の脚を開いて股座に腰を下ろしたかと思うと、ふにゃりとした肉竿をぱくりと呑み込んだ。精液だけでなく、己の体液もまとわりついた男性器。優美子は一瞬眉をひそめたが、止まることなくゆっくりと舌を這わせていく。

 

「ぉ……あ……っ」

 

 優しくもどこか嗜虐的な責め。温かな口内で肉幹がぐりぐりと舐め転がされ、徐々に硬度が増していく。優美子は自分の口の中で起きた変化に可愛らしく目をぱちくりとさせ、初めはゆっくりと顔を左右に揺らし、徐々に規則的な上下動に変えていく。優美子の喉がこくこくと鳴り、精液と愛液が呑み込まれていったのだと知る。口でしてもらったことは何度もあるが、こういった事後にしてもらうのは初めてだ。優美子が感じているであろう戸惑いや興奮を一瞬たりとて見逃すまいと、金の髪をかき上げて熱心に口淫を続ける恋人を見つめた。

 

 このまま射精するまで続けてくれるのかな……と思いきや、途中で唇が不意に離れた。唾液を塗り込まれた肉竿はひんやりと冷えていて、なんだか無性に寂しくなる。

 

「……あの、できたら最後まで……」

「……次に備えろし」

 

 マジか。

 

「……優美子、エロすぎんぐっ」

 

 鼻をつままれた。つまんだままぐいぐいと左右に揺らされる。やめてー、もげるー。

 

「……もうちょっと休憩したら、するから」

「……了解しました」

 

 ぽしょぽしょと囁いた優美子が、隣に寝転がって寄り添ってくる。腕枕をすると、猫のように気持ちよさそうに目を細めた。可愛すぎません?

 

「うぐ……っ」

 

 俺の二の腕におでこをくしくしとこすりつけながら、さりげなく肉幹をまさぐってくる。いつでも備えておけということらしい。優美子が相手ならいつでも勃つと思うんだが。

 

「ヒキオ」

「ん」

「……すっごい気持ちよかった」

「……俺もだ」

 

 感想を聞くか迷っていたところ、優美子から先に言ってくれた。言葉にしてもらえたことでかなり安心することができた。

 

「布団、かけるぞ」

「ん……」

 

 肉幹をさわさわと触ったまま、ちょっとうとうととしている。可愛いしエロい。片手で布団を引き寄せてもふっとかぶると、心地良い密閉空間ができ上がった。優美子はあれだけ汗をかいていたのに、その匂いさえも良い匂いだなと思う。つむじに鼻をうずめてすんすんと鼻を鳴らしていると、恥ずかしそうに身をよじらせた。逃がすか……と追尾して良い匂いを嗅いでいると、肉幹の根本をキュッとつままれた。それでもめげずに嗅ぎ続けると、呆れたのか諦めたのか、「……スケベ」と可愛らしく罵って動きを止めた。いや、あなたのほうがよっぽどスケベだと思うのですが。

 

       ×  ×  ×

 

「ん……っ?」

 

 気付くとうたた寝をしていた。30分も寝ていないくらいだが、ずいぶんとすっきりした。優美子もすぅすぅと寝息を立てている。鼻をちょんとつまんでみると、不機嫌そうに眉をひそめて肉幹を優しく揉まれた。表情とやっていることのギャップに悶える。というかいまだに手を離してないんですね……。

 

 窓の外に目を向ける。部屋に入ったときは雪が降っていて、途中で一度やんでいた。しかしまた降り始めたようで、先ほどよりも大粒の雪が深々と降っている。明日家を出たら、雪が積もっているだろうか。優美子はブーツが滑らないか不安だな……と、彼氏というよりは父親のようなことを考えてしまう。

 

「んん……っ」

 

 優美子がもぞもぞと身じろぎして、重そうなまぶたをゆっくり上げた。目をぱちくり、ぱちくり。それからこしこし、こしこし。なんだこの可愛い生き物は。

 

「雪……」

「だな」

 

 のほほんとした声で答えると、俺の腹をぺちぺちと叩いてきた。どうやら起きたいらしい。ふたりとも何だかんだで疲れていたので、ゆっくりと身体を起こす。優美子は窓の外をずっと見ているので、ふたりでのろのろと窓際に向かう。寝る直前に暖房をさらに強めていたので、裸でもさほど問題はなかった。

 

「きれい……」

 

 同じ言葉を先ほども聞いた。聞いたが、あのときはまだ、優美子のことを三浦と呼んでいたし、何より優美子は処女だった。この数時間はあまりにも濃密だった。そっと肩を抱く。やっていることは先ほどと同じだが、今度は互いの素肌が触れ合う。優美子の肌はとても熱かった。

 

「ん……っ」

 

 優美子がぶるりと震え、俯く。

 

「寒いか?」

「ん、大丈夫。……っ」

 

 歯切れの悪い返事。もしかして……と思って二の腕をゆっくりとさすると、しなだれかかってか細い喘ぎ声を漏らした。ごくりと喉を鳴らす。優美子の二の腕からゆっくりと手をすべらせていき、背中をなぞる。優美子のおとがいが跳ね上がり、美しい肢体がぶるぶると震えた。形の整った乳丘の頂がピンと張り詰める。徐々に興奮が高まっていく優美子の美しい姿が、雪灯りと間接照明に照らされる。むくむくと興奮が湧き上がってきて、身体に熱が通い出す。

 

「あ……っ」

 

 尻の谷間に中指をすべり込ませ、残りの指で尻肉を揉む。優美子の背が艶っぽく波打った。

 

「……ヒキオのへんたい」

「うぐ……っ」

 

 可愛らしくつぶやき、反撃とばかりに肉幹を握ってくる。がちがちに勃起した肉幹をゆるゆるとしごかれると、鈴口からとぷりと先走り汁が溢れ出した。

 

 尻の谷間をさすっていた中指が淫裂に達すると、くちりと卑猥な水音がした。優美子が窓辺に片手を付き、挑発するかのように腰を揺らす。くちゅ、くち、にち……っと卑猥な音を立てる女性器。空いた手は肉槍をしごき続けていた。

 

 優美子が熱のこもった視線を向ける。自然に、とてもスムーズに唇が重なり、舌が絡められた。中指の先が小陰唇に埋まると、優美子が色っぽく眉をひそめた。ぬぷ、ぬぷ、ぬぷ……っとゆっくり指を抜き挿しすると、優美子が余裕なくぶるぶると震える。すがるように肉竿を掴み、「んぁ……っ、ぁ……っ」とか細い嬌声を漏らす。

 

 唇を離し、優美子の後ろに回りこんだ。俺の行動に、優美子は両手を所在なげに肩の横で漂わせて戸惑う。可愛らしくも色っぽい仕草にぞくぞくしながら、瑞々しい尻肉を掴んだ。

 

「ここで……するの……?」

 

 少しひそめられた声は、いつもより気弱でか細かった。

 

「真夜中だし、誰もいないだろ」

 

 亀頭を女裂にあてがう。ぐっしょりと潤んだ小陰唇をかき分け、ぴたりと腰を止めた。

 

 さすがに抵抗があるかなと思っていると、優美子は黙って俯き、腰をぐいと突き出した。俺が突き入れるより先に、膣口に亀頭がぬるりと入り込む。

 

「……ほんとに、エロすぎるだろ」

「そんな、こと、ない……っ」

 

 背中を波打たせて説得力のない言葉をささやく優美子は、強烈に魅力的だった。

 

       ×  ×  ×

 

 尻を掴み、ゆっくりと腰を前後に揺する。窓の外の雪と、なめらかな背中を眺めながら。

 

「あっ、あんっ、あっ、あっ、あっ、んはぁぁ……っ」

 

 3回目ともなると、優美子は慣れるどころか貪欲に快感を味わおうとしてくる。俺が単調な前後運動をするのに対して、優美子は窓辺に手をついてうねうねと尻を左右に揺らしてくる。目の前で描かれる卑猥な円。膣肉はやわらかくほぐれていて、ぐにゅりと突き入れるたびに、そしてぬるりと引き抜くたびに、心地良く食い締めてくる。

 

「すげえ泡立ってるぞ」

「バ、カ、そういう、のっ、言う、な……っ」

 

 結合部は2回分の精液と愛液が混ざり合い、恐ろしいほど卑猥な光景を見せていた。にちゃ、ねちゅ……と、唾液をたっぷり絡めたキスをしているかのような音を立てている。力強く腰を打ちつけていない分、卑猥な水音が快く耳朶を焼く。

 

「はぁっ、はっ、んん……っ、だ、だめ、立ってらんない……っ」

「ダメだ」

「ぅあ……っ」

 

 へなへなと上体を屈ませた優美子の尻をしっかり掴み、決して逃がさないというアピールをする。だらりと力が抜けた優美子の背中は気怠い魅力をまとっていた。

 

「ね、ほんとに、これ以上はぁ……っ」

 

 優美子がよろよろと振り返り、今にも泣きそうな表情を浮かべる。あまりにも嗜虐心をそそる表情。

 

「わかった。……じゃあ、こうするか」

「ぅあぁぁっ!?」

 

 繋がったまま、優美子の乳房を鷲掴みにして上体を起こす。なめらかな背中を美しく弓なりに反らせた形。

 

「これなら少しは楽だろ」

「そ、そうだけど……やんっ!? あっ、ぅあっ、あぁぁぁ……っ」

 

 ぷっくりと膨らんだ乳頭をつまむと、可愛らしい嬌声が弾けた。それと同時に膣肉の締めつけも増す。優美子はすがるように俺の腰に手を添え、ひくひくと腰を揺らす。先ほどよりも余裕がなく、だからこそさらにぞくぞくする動き。

 

 にゅく、にゅこ、にゅる、にゅろ……っ。

 

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あ……っ」

 

 抽送を徐々に小刻みに、速くしていく。色っぽい嬌声を漏らして瑞々しい尻を揺らす優美子に見惚れる。窓枠の中に収まる白い背中は、まるで絵画の裸婦像を見ているかのようだ。

 

「ヒキ、オ……だめっ、あーし、もう、イク、イク、イっちゃう……っ」

「俺も……そろそろ……っ」

 

 優美子の声も、俺の声も、かろうじて絞りだしたような声だった。射精の予感が力強く込み上げてくると――先に、優美子が限界を迎えた。

 

「んくぅぅぅ……っ!」

 

 窓辺にいるからなのか、声を気にして唇を引き結んだ嬌声が響く。反り返った背中にギュッと力がこもり、膣肉が肉槍を引きちぎらんばかりに収縮し、食い締めてくる。何か言葉を口にする余裕もなく、歯を食いしばって限界を迎えた。

 

「んはぁぁぁぁ……あっ、はぁぁぁぁ……っ」

 

 どくっ、どぐどぐっ、どぶぶぶ……っ。

 

 遠慮のない量の精液が優美子の膣内に注がれる。優美子は達したことで吹っ切れたのか、さらなる快感を味わおうと肉尻を揺らし、にちにちと貪ってくる。強すぎる快感に肉槍を引き抜こうとすると、優美子が俺の手をぐっと掴んで引き止めた。喉仏をさらし、尿道に一滴たりとも残すことなく出し尽くした。

 

「……風呂、入るか」

「……うん」

 

 繋がったままで会話をする。優美子は会話している最中も腰をゆらゆらと揺らしていた。この子、もしかしなくても果てしなくエロいんじゃ……? と思ったが、今までを思い返すと行為を重ねるほどエロさが増してきた気がする。ということは、挿入を経験したこれからはますます……と思い、溢れる期待でぶるりと震えた。

 

 日中の楽しいデートの記憶さえ遠のくほどの濃密な時間は、まだ続く。

 

 

 

 続く。

 

 

 




 ごく自然に3回戦まで書きました。イブはもう少し続きます。
 今回ツボだったのは『俺の行動に、優美子は両手を所在なげに肩の横で漂わせて戸惑う。』という文でした。絵にして想像すると果てしなくエロいなーと。

 それでは、今回もお読みいただきありがとうございました(^^)!!
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