先に風呂に入る。湯の温度は少し温めでちょうどよかった。
「あーしはどうするといい?」
浴槽にもたれかかった俺に優美子が尋ねる。なぜ頬をむにむにとつまんでくるのか。最近この手のスキンシップが増えましたね……。可愛い以外の感想はないんだけども。
「ん、こう、俺の中に、すっぽりと?」
腕で輪を作り、しどろもどろに説明する。なんか変な空気になった気がする……と思っていると、案の定優美子が眉をひそめた。小町だったら「うへぇ……」とか言いそうな雰囲気。なんかごめんね!
「……べつに、それでいいけど」
なんだかんだで俺の意図は伝わったらしい。ぽそりとつぶやくと、いつの間にか用意していたゴムで手早く髪をまとめ、すらりと伸びた脚を上げて浴槽に入ってきた。
「ヒキオ、まじまじと見すぎだから」
「すまん、見たい」
「……はぁ」
あまりにもストレートな物言いだったためか、優美子は呆れながらも諦めてくれた。俺に背を向ける形で腰を下ろし、股座にすっぽりと収まる。
「なんか、その髪型は新鮮だな」
長い髪を後ろで束ねた優美子にぽつりとつぶやく。いつもは分かりやすいほどにギャルな見た目をしているが、髪を束ねるだけでこうも印象が違うのか。しっとりと濡れたうなじに目がいく。抱きしめていいものか迷って腕をさまよわせていると、優美子は俺の手首を掴んで自分のお腹に導いた。
「お風呂ではいつもこうしてるけど。そんなに違う?」
尋ねながら、優美子が背中をすりすりと押しつけてくる。心地良い摩擦。勃起したままの肉幹が華奢な背中にこすれる。
「ん。なんか、すげえ良い」
うなじに顔をうずめ、両手を乳房に乗せる。柔肌に指をそっと這わせると、優美子がおとがいを上げて震えた。
「ふーん。……お風呂以外でも見たい?」
「見たいかもしれん」
「どっち?」
「見たい、見たいです」
ふわっとした返答をしたら、すかさず手の甲をつねられた。軍隊の女上司かよと言いたくなるような対応だが、べつに痛くはない。
「ふーん」
優美子がいつものそっけない返事をする。けれど最近、優美子のそっけない返事にも種類があることに気付いた。今の「ふーん」は興味があるときとか、まんざらでもないときの言い方。今後が楽しみだ。
「……ヒキオ、あーしの匂い嗅ぎすぎだから」
「それほどでもないと思います」
「なんで敬語だし」
鼻を鳴らす俺を優美子が優しくたしなめる。俺の返事に呆れ笑いを返し、俺の手をふにふにと触り、頭をくしくしと撫でてくれる。ううむ、どんどん寛容になってきているぞ……人をダメにするソファ並の安らぎだな……。
「優美子、そろそろ挿れたい」
囁くと、しろいうなじがぴくりと震えた。
「……うん」
消え入りそうな声で答え、優美子が浴槽の縁に手をついて腰を上げる。俺は浴槽にもたれかかったままずり下がった。
「……おっきすぎだから」
湯の中でも力強く存在を主張する肉槍を見て、優美子がぽつりとつぶやく。ぞくぞく、と期待が背筋を貫いた。
「ん……っ」
優美子が和式トイレを使うときのように腰を下ろす。瑞々しい尻肉と、綺麗なアナルが見える。その奥には薄桜色の粘膜と恥毛。ずっと見ていたくなるほど卑猥で綺麗な光景だ。
肉槍の切っ先に小陰唇が触れる。優美子の手が伸びて、人差し指と中指で肉茎を挟んだ。風呂の中なので音こそ聞こえないが、優美子が亀頭をゆらゆらと揺らすとにちゅ、くち……と卑猥な感触が伝わってくる。
「はあぁぁ……っ」
優美子が艶めかしく息を吐きながら腰を下ろすと、青筋立った肉槍が熱く潤んだ膣内にぬるりと呑み込まれた。ずぶ、ずぐぐ……とめり込んでいき、優美子の背中がぐっ、ぐぐっと反り返る。息を呑むほど美しい光景。やがて肉尻が俺の下腹部にぴたりと当たり、肉槍は子宮口をぐりぐりと押し込む形になった。
「ヒキオのへんたい……なんで、まだ、こんなにおっきぃんだし……信じらんない……っ」
浴槽の縁に手をついた優美子が、身体を前傾させたままぶるぶると震える。優美子がたまらず腰を上げれば、卑猥な結合部が見える。ふたりの陰毛が湯の中で控えめに揺れていた。
「優美子がエロいから、しょうがない」
「えっ、あっ、ちょっと、待っ、てっ、いまっ、だめっ……」
優美子のくびれた腰を掴み、ずん、ずんと突き上げる。もたれかかった状態では身体を素早く動かしづらいので、優美子の腰を引き寄せることで抽送の幅を広くした。ペースこそ速くないが、一定のリズムで優美子の最奥を突き上げる。
「あっ、んぁっ、はっ、あっ、んくっ、うんんん……っ」
縁を掴んだままで優美子が俯き、ぶるぶると震える。膣肉がキュウっと心地良く締めつけてきた。
「あっ、あんっ、あっ、あっ、あぁっ、あぁぁ……あぁぁぁ……っ」
一突きごとに優美子の声が蕩ける。正気が薄れる。ぞくぞくした快美感が尿道を貫く。
「いつでもイってくれ」
「あっ、やっ、そんなっ、すぐっ、イっ、イカっ、ない、し……んくぅぅ……っ!」
優美子がとつぜん尻をぐりぐりとこすりつけ、天井を仰いでぶるぶると震えた。膣肉がにちにちと締め上げてきて、熱い潤みが肉槍を包み込む。うねうねと蠢く膣ヒダ。あまりにも分かりやすく、あまりにも色っぽい絶頂。
「はあっ、はっ、はっ、……はぁぁぁ……っ」
ぶるぶると痙攣していた優美子が動きを止め、ぐったりともたれかかってきた。うなじに顔をうずめると、先ほどよりも体温が上がっている気がする。
「優美子、どんどんイキやすくなってないか?」
「……そんなこと、言わなくていいから……あ……っ?」
会話しながら乳房に手を添え、だらりと脱力した優美子の中で動きはじめる。優美子は俺にもたれかかって背を丸め、手は湯の中に投げ出していた。
ぬこ、にゅる、にゅこ。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」
乳房をやわやわと揉みしだかれながら、優美子が天井を仰いで震える。
「優美子、気持ち良いか?」
耳元で尋ね、舌を挿し入れる。「んん……っ」と色っぽく囁き、悩ましく眉をひそませた。
「気持ち……良い……っ」
正直に答えたのが恥ずかしかったのか、上気していた頬がさらに赤くなる。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……ひぁっ!?」
右手を陰部に伸ばしてクリトリスの皮を剥くと、優美子が可愛らしい悲鳴を上げた。
「大丈夫、ちょっと触るだけだから」
「ちょっとって……それが一番気持ち良くなっちゃ、うんっ、だかっ、らぁぁぁ……っ」
クリトリスを優しくこすると優美子の声が蕩けた。投げ出していた両手で俺の右腕を掴み、すがるように力を込めて握りしめてぶるぶると震える。
「だっ、め、ま、た、イク……イク、からぁぁ……っ」
「イっていいぞ、何回でも」
優美子に腕を掴まれたところで、指先にはなんの影響もない。抽送も続けているので、間違っても強く押すことがないように慎重に、慎重にこすりたてる。
「あっ、あっ、あんっ、んくぅぅ……ヒキオの、へん、たい……ぅあぅぅっ!」
可愛らしく罵った直後、優美子の身体がふたたび跳ねる。結合部の辺りで、何かが噴き出してお湯を揺らした。
「すげえ締めつけてきたぞ。もう1回イってみるか」
「は、はぁ……っ? 何言って……あっ、だめっ、だめっ、こするなっ、こすらないで、あっ、うっ、あぁうぅぅ……っ」
すりすりとクリトリスをこすりながら、子宮口に膨らんだ亀頭をぐりぐりと押しつける。左手で乳頭をつまむと、痛々しいほどにピンと張り詰めていた。
「あっ、ぅあっ、やだっ、だめ、また、ま……た……っ」
長くなった乳頭をこしこしとしごきたて、クリトリスをすりすりとさすり、膣肉をぐりぐりと抉る。
「イっ、く……イク、イク、イク、イク……うんんんっ!」
優美子が白い喉仏を晒し、まるで魚が海から跳ね出るかのように激しく痙攣した。お湯がばしゃばしゃと波打って溢れ出る。膣肉がにぢ、にぢぢ……と力強く締めつけてきた。
「あっ、あぁっ、あっ、あっ、あぁ……っ」
優美子がぼうっとした表情で俺を見つめ、くったりとしなだれかかってくる。半開きになった口の端にかすかに透明な液体が光っていた。
「すまん、やりすぎた。そろそろやめとくか。……くぁ……っ」
声をかけると、結合部からわずかにはみ出た肉槍の根本をきゅっとつままれた。
「ヒキオがまだ出してないじゃん」
優美子が焦点の定まらない瞳のまま、掠れた声でささやく。
「それは嬉しいけど……もうきついだろ?」
「大丈夫だし……」
でも、これ以上はのぼせるから……と言って、浴槽の縁を掴んでよろよろと立ち上がる。肉幹がぬるりと抜けると、すべすべの背中が打ち震えた。どうしたのかと思っていると、向かいの壁に手をついて、絶頂の余韻が色濃く残る肉尻を突き出した。
「……ここで、して」
目いっぱい甘えた懇願。愛液にまみれた肉幹が湯の中で跳ねた。
× × ×
焦りを抑えながらも立ち上がり、左手で優美子の尻をつかみ、右手で肉竿を支えた。優美子は壁に手をついて俯き、肉槍がねじ込まれるのを待っている。薄桜色の粘膜をねりゅ、ねちゅ……と掻きわけ、期待にひくついた膣内にずぶりと突き刺した。
「んあぅぅぅ……っ」
たっぷりと媚熱を孕んだ優美子の声。そのすぐ後ろで俺も悶絶していた。
「立ってられるか」
「だい、じょうぶ……やばくなったら、ヒキオが押さえてて」
壁についた手の指がぶるぶると震える。優美子が言葉を口にするたびに興奮が高まっていく。
「はぁぁぁぁ……あっ、んっく、んんっ、はぁぁぁぁ……っ」
ずん、ずんっ、ずんっと突き入れるたびに白い背中が波打つ。ふたりの揺れが水面に伝わり波紋を生む。
「優美子、気持ち良いか?」
「きも、ち、いっ、いい……んくぅぅ……っ」
湿り気を帯びた声がぷつぷつと途切れる。仄かに紅潮した肌を水滴が伝い、浴槽に張った湯にぽたぽたと落ちる。
「ぅあっ、あっ、はぁぁぁ……ヒキオ、のっ、すっごく、おっきくて、かたい……っ」
「…………っ」
ぶるぶると身体を震わせながら振り向き、ぞっとするほど蕩けた瞳を向けてくる。
嗜虐の炎が思考を焼き、肉尻をつかむ手に力を込めた。
「んはぁぁっ!? あっ、やっ、そんなっ、はげしっ、あっ、んくぅぅぅ……っ!」
ばんっ、ばちゅっ、がちゅっ、と激しい打擲音が鳴る。優美子の背中が上下左右に揺れ、肉尻がぐりぐりと押しつけられる。肉幹をにぢにぢと締めつける感触に悶絶する。
「やっ、やだっ、やだやだやだ……またっ、イク、イっちゃう……ぅあぅぅぅっ!!」
子どものような幼い声を漏らして首を振り、直後に弓なりに反り返って痙攣する。膝が笑い、結合部からだらだらと透明な液体が溢れ出る。
「優美子、大丈夫か?」
「あっ、ぅあっ、かはっ、……きっ、聞きながらっ、あんっ、腰、動かすっ、なぁっ……あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……!」
優美子をいたわりたい思いとめちゃくちゃに犯したい思いが、まるで二重人格のように両立する。優美子の艶姿も、香る匂いも、耳朶を打つ声や音も、全てがたまらない。
「はぁっ、あっ、あふぁぁ……ヒキオ、もっ、イキ、そう……っ? んくぅぅ……っ!」
優美子が首だけ振り返り、優しく尋ねながらふたたび絶頂する。愛おしさと劣情が溢れ出す。
「そうだな、もう、すぐ……っ」
自分の声は思ったよりも切迫していた。尿道から何度も先走り汁が溢れる感覚がしている。射精衝動がゆっくりと、確実に込み上げてきていた。
「いいっ、よ、いっぱい、出して、あーしの、なか……あっ、あっ、あっ、あっ、あぁぁ……っ」
優美子が円を描くように尻を揺らし、肉槍をぐにぐにと食い締めてくる。たんっ、たんっ、たんっとひたすら腰を振っていると、抗いようのない射精感が駆け上がってきた。
「優美子、出る、出すぞ……っ」
「いいよ、ヒキオ、きて……っ、あっ、あっ、あっあっあっあっあっ――んはぁうぅ!!」
どぐん、と頭をぶん殴るような衝撃とともに、優美子の中へ大量の白濁を注ぎ込む。
「あはぁぁぁ……あつっ、熱い……っ」
優美子の声が悦楽に蕩ける。肉尻をきゅっと寄せ、膣肉が蛇腹のように波打ち、たっぷりと白濁を噴き出す肉槍を根本、真ん中、先端と締めつけてくる。瑞々しい尻肉に指を食いこませ、ぶるぶると震えながら、尿道に一滴とて残すことなく射精した。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、あっ、んはぁぁぁ……っ」
ゆっくりと肉幹を引き抜くと、優美子が蕩けた声とともにもう一度痙攣した。ぱっくりと開いた膣口がひくつき、間を置いて精液と愛液の混じり合った卑猥な液体がぼたぼたとお湯に落ちる。
「……優美子、エロすぎ。洒落にならん」
「……ヒキオだってエッチすぎるし」
優美子がよろよろと振り返り、俺の胸板に顔をうずめる。
「さすがに出し過ぎてちょっと痛いけどな」
半勃ちの肉竿をふにふにと触られて苦笑すると、優美子が顔を上げて目をぱちくりとさせた。
「またおっきくしたげよっか?」
「い、いや、さすがに遠慮しときます……」
いたずらっぽい笑みは強烈に可愛いが、これ以上イっても空撃ちになるのではと本気で思った。
このあとはごく普通に身体を洗い直し、シーツを替えて添い寝をした。
今日がクリスマスイブであるということさえ忘れるほどの、濃密すぎる夜だった。
「優美子、……おやすみ」
「……うん、おやすみ、ヒキオ」
ちょっと照れながらあいさつを交わしあう。
寄り添っていたらかえってお互い寝られないのではと思ったが、よほど疲れていたのか、優美子は数分としないうちにすぅすぅと穏やかな寝息を立て始めた。綺麗な寝顔だな……と見惚れているうちに、俺の意識も暗転していた。
続く。
クリスマスのくだりも次でようやく最後です! 長かったw
あーしさん編、今年中に終わるかどうかといったところです。
次のヒロインについてさっぱり考えていなかったんですが、次はアフターを書くにしてもある程度ストーリーを持たせてがっつり書きたいなーと思っています。
「このヒロインのアフターが見たい!」などありましたら、活動報告のリクエストに書いていただけると嬉しいです(^^)!
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