※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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 優美子にたっぷりと舐めてもらったところで、ようやく服を脱ぐことにする。といっても下半身はすでに裸になっているので、あとは上を脱ぐだけだ。早くベッドに行こう……と思っていると、優美子が唇を重ねてきた。

 

「んっ、んむっ、ふっ、んふぅぅ……っ」

 

 顔を傾けて唇を密着させ、ねっとりと舌を絡めてくる。かすかに残っていた精液の匂いが優美子の唾液にまぎれ、ふたりの口内で撹拌されてうやむやになっていく。

 

「んちゅっ、れるっ、ヒキオ、脱いで、ほら……」

 

 唇を離すと、優美子が俺の服を脱がせにかかる。瑞々しい唇の端に光る唾液の跡が生々しい。手早く裸になり、今度は優美子の服を脱がせにかかった。

 

「……エロ……っ」

 

 タートルネックを脱がせると、優美子は赤のブラを着けていた。大人びた印象の彼女によく似合う、扇情的な服装。タイツと相まって、まるで下着ブランドの写真を見ているような気分になる。

 

「ヒキオ、こういうの好きそうだなって思って」

「んむ……っ?」

 

 優美子が俺の顔を胸にうずめ、髪をくしくしと撫でながら囁いた。どうやらちょっと照れているようだ。

 

「ん……っ。ヒキオ、こら、やぁっ、んっ、んんっ……」

 

 すべすべの背中を撫で、タイツ越しに弾力のある尻肉を揉むと優美子が艶めかしく身をよじらせた。

 

「濡れてるな」

 

 タイツの上から下腹部をそっと撫でると、熱い染みが広がっていた。

 

「……ヒキオのせいだし」

「ちがいない」

 

 あっさり返事をされたことが気にくわないのか、頭をぽこぽこと叩いてきた。叩くというよりは撫でるといえるような優しい手つきに激しく和む。

 

 優美子がタイツに指を引っかけ、ずるりと引き下ろした。

 

「…………っ」

 

 むわっ、と漂う性臭。たっぷりと舐めているあいだも興奮しつづけていたのだろう、タイツの中に押し込められていた牝の匂いは濃厚そのもので、優美子は恥ずかしそうに目を伏せた。

 

「前より濡れやすくなってるか?」

「言わなくていいから……っ」

 

 フォロー、大失敗。優美子の手のひらに頬をぐいぐいと押される。首が変な方に曲がりそう。

 

 ブラを外そうと背中に腕を回すと、優美子はびくっとして恥ずかしそうに身を縮こまらせた。可愛い。

 

「…………」

「み、見すぎだから……っ」

 

 ぷるん、という擬音がよく合いそうな弾力のある乳房がこぼれ出る。ぷっくりと膨らんだ乳頭は、下腹部の匂いと同様に優美子の興奮の度合いをありありと示していた。

 

「……下も脱がすぞ」

 

 屈むついでに乳頭にちゅっと吸いつくと、優美子が全身をがくがくと震わせた。咎めるように両手でぐしゃぐしゃと髪をかきまぜられる。大型犬にでもなった気分だ。

 

「……ん……っ」

 

 赤いショーツを脱がすと、よりいっそう濃密で甘酸っぱい愛液の匂いがした。陰毛は汗と愛液で肌にぺたりと貼りついている。優美子が恥ずかしげに腰をくねらせると、太ももを伝う愛液が薄明かりで鈍く光った。

 

「……早く、ベッド、行こ?」

 

 よっぽど恥ずかしくなったのか、下腹部をじっと見つめる俺の頬をそっと撫でてくる。

 

「だな、行くか」

 

 もう少しイジめてもいいかと思ったが、さすがに本気で怒られそうなのでやめておいた。

 

       ×  ×  ×

 

ベッドに上がると、ひざ立ちで向かい合った。吸い寄せられるように唇を重ねる。

 

「んっ……ちゅむっ、れるっ、はぷっ、んぁっ、んっ、あんっ、んふぅぅ……っ」

 

 互いの唇と舌を貪りながら、俺は優美子の胸と下腹部に手を伸ばし、優美子も俺の胸板と肉幹をまさぐる。細指の優しくも卑猥な手つきにびくびくと震えてしまう。

 

「れるっ、ちゅっ、……ヒキオ、感じすぎだし。……あんっ、んっ、こ、こら……はぁぁぁ……っ」

 

 竿にまで伝っている先走りを得意気に塗りたくっていた優美子の声が跳ねる。俺の指が割れ目にずぶりと沈んだからだ。

 

「優美子こそ、濡れすぎだろ」

「う、うっさい……あっ、あっ、あっ、あっ……っ」

 

 じゅむ、じゅぶ……っと指の腹を小陰唇に沈めると、優美子の表情から正気が薄れた。かくかくと卑猥に腰を揺らし、嗜虐心を煽る目で俺を見つめてくる。

 

「ね、だめ、んっく、いき、なりっ、ぅあっ、そん、な……さわんないでっ、んんっ、あーし、んぅぅっ、ヒキオのこと、気持ち良くできない……っ」

 

 上目遣いで懇願するように見つめてくる表情にぞくりとする。言葉の通り優美子の指の力は緩んでいて、俺を責めることがほとんどできていない。

 

「さっき気持ち良くしてもらったお礼だ。気にすんな」

「あっ、そん、なっ、んっ、あっ、やっ、あっ、んあっ、んぅぅ……っ」

 

 普段の凜とした声が消えて、蜂蜜をぶちまけたような甘ったるい声に変化していく。支えを求めて俺の肩に両手を置き、下腹部をいじる俺の手をじっと見つめてくる。

 

「指、入れるぞ。……ぐっしょぐしょだな」

「言うなぁ……っ」

 

 膣口に中指をあてがうと、柔らかな粘膜にあっさりと呑みこまれた。膣ヒダが熱く蠢き、にちにちと心地よく締めつけてくる。

 

「あっ、これっ、だめ、イっ、イク、すぐ、イク、ばか、イク、イっちゃうぅ……っ」

 

 ずぶりと埋め込んだ中指をくにくにと曲げると、合間に可愛らしい罵りを挟みながら腰をがくがくと揺らした。

 

「いいぞ、いくらでもイってくれ」

 

 ささやき、空いていた左手で優美子のあごをくいと上げる。目の前で見つめ合う格好になると、俺の意図を察した優美子の顔がボッと茹だった。

 

「ちょ、ちょっと、ヒキオ、待って、なにあーしの顔見てんの……っ」

 

 羞恥にまみれた瞳を見つめながら、中指を根元から曲げて膣肉をぐにぐにと押し込む。

 

「わかってるだろ。このままイってくれ」

 

 嗜虐心の赴くままに告げると、優美子がくしゃりと泣きそうな顔を浮かべた。そこに怒りはなく、あるのは羞恥と少しばかりの好奇心。

 

 瑞々しい唇が震える。

 

「……ヒキオのドスケベ。……あっ、あっ、やっ、だめ、あっ、あっ、あぁぁっ、あぁぁぁ……っ」

 

 綺麗に整った眉をくにゃりと歪め、唇をキュッと引き結ぶ。少しでも顔に出すまいと努力しても、優美子の腰が激しくがくつく。下腹部は愛液を滴らせ、膣肉はぎゅむぎゅむと妖しく締めつけてくる。

 

「やぁっ、イっ、イクっ、イクっ、イク……んんんんっ!」

 

 目と唇をぎゅっと閉じて、汗ばんだ肢体がグッと硬直する。固まったまま小刻みにぶるぶると震え、膣肉は中指をちぎらんばかりに締めつけてきた。

 

「……はぁぁっ、はっ、はっ、はっ、……ばか、どへんたい」

 

 俺にあごを持ち上げられたまま、優美子が蕩けた顔で罵ってくる。少し余裕ができたのか、片手は俺の肩に乗せたままで、もう片方の手で肉幹をすりすりとなぞってくる。

 

「優美子の反応が可愛くてつい。後悔も反省もしてないぞ」

「それはしろし……」

 

 可愛らしく睨んできた。「んっ……」と色っぽい声を漏らしたかと思うと、手首につつっ……と愛液が伝う。

 

「……あーしの弱いとこ、把握しすぎでしょ」

「優美子にも把握されてるからな。おあいこだろ」

 

 俺の言葉に、優美子が目をぱちくりとさせた。そのあいだも肉幹をすりすりと撫でている。癒しの効果でもあるんですかね?

 

「……そうかも」

 

 くすりと笑い、優美子が俺をぎゅっと抱きしめてくる。

 

「うお……っ?」

 

 そのまま優美子が下になる形で倒れていく。慌てて腕を伸ばし、腕立てをするときの体勢になった。優美子がいたずら成功とばかりにくすくす笑う。強烈な可愛らしさに頭がくらくらした。

 

「ね、ヒキオ……入れて?」

 

 きゅっと背中を抱きしめ、耳元でたまらない声でささやく。

 

「……おう」

 

 耳にするりと指を入れて答えると、優美子は背すじをぴくんと反らし、「んっ……」と艶めかしい吐息を漏らした。

 

       ×  ×  ×

 

「それじゃ行く……ぞぉ……っ?」

 

 上体を起こし、正常位で挿入しようとすると。

 優美子がそろりと伸ばした手で、自らの性器をそっと割り開いた。

 

「ほ、ほら、はや、く……入れて……っ?」

 

 真っ赤になった顔、指で広げられたとろとろの粘膜、そしてその奥でひくつく膣口。あまりに強烈なおねだりに気絶しそうになる。

 

「……おう」

 

 平静を装ったつもりだが、今にも裏返りそうだった。亀頭を小陰唇にぴとりとあてがうと、ぐっしょりと濡れた粘膜の熱さにごくりと息を呑む。

 

「はぁぁぁぁ……っ」

 

 ずぶ、ずぶぶ……とゆっくり挿入していくと、女性器に指を添えたままの優美子の声が妖しく蕩けた。

 

「優美子、締めすぎだ……っ」

「ぅあっ、ちがっ、かっ、勝手に……んくぅぅ……っ!」

 

 優美子が眉をきゅっとひそめ、両手を鼠蹊部にすべらせる。すらりと伸びた脚を広げ、男を受け入れる体勢。むわりと漂う愛液の匂いにくらくらしながら、自分の性器が膣肉に埋まるさまをじっくりと見続ける。

 

「あっ……ぅあっ、はっ、入った……? 奥まで……っ?」

「ああ、入ったぞ。……うお……っ」

 

 肉幹が埋まると、優美子は竿の形をなぞるようにお腹を撫でた。艶っぽい仕草にぞくぞくしていると、膣ヒダがきゅむ、きゅむといたずらっぽく締めつけてくる。

 

 優美子がむくりと上体を起こした。どうしたのかと尋ねる前に、その手が睾丸をそっとつまむ。

「いっぱい入ってる……」

 

 ふにふにと優しく揉みながらぽつりとつぶやき、上目遣いで見つめてくる。

 背すじがぞわりと粟立った。

 

「優美子、今のはダメだぞ……っ」

「きゃ……っ?」

 

 優美子の華奢な肩を掴んで押し倒し、両手で乳房を揉みしだく。それと同時に、乱暴なほど荒々しい抽送を始めた。

 

「んっ、ぅあぅぅっ!? あっ、かはっ、ひぐっ、ぅあぁぁっ!?」

 

 乳房を愛撫する動きも腰の振りも荒々しい。それでも性感が高まりきった優美子の身体は快感として受け止めるらしく、俺の指と肉槍の動きに合わせて卑猥な嬌声を上げる。

 

「んぐっ、ひっ、やぁっ、ヒキオ、そんな、はげしく……んぅぅぅっ!」

 

 俺の手首を掴んだところで優美子が喉仏を晒した。ばね仕掛けのように背すじを反り返らせ、肉槍を咥え込んだままぶるぶると痙攣する。

 

「わるい、続けるぞ」

「あっ、やっ、そんっ、なっ、んぁうぅ……んはぁぁっ!? あっ、ぅあぁぁっ!!」

 

 重力を思い出したようにすとんとベッドに落ちた優美子の身体の中を抉る。ぐちゅ、どちゅ、ずちゅ……っと卑猥な結合音がして、優美子が顔をくしゃくしゃに歪めて喘ぐ。

 

「あぐっ、んぐっ、ヒキオ、やめっ、あっ、はぁぁぁ……っ!」

 

 顔をぶんぶんと横に振りながらも、えげつないほどに恥骨をぐりぐりと押しつけてくる。言葉と挙動がまるで噛み合っていないさまにぞくぞくする。

 

「優美子。ここ、白くなってるぞ」

「……っ、言うなぁ……っ」

 

 優美子がにちゃにちゃと白く泡立った結合部に視線を向け、声を震わせる。乳頭をつるし上げるようにキュッと上につまみあげると、優美子は弾けるように嬌声を上げた。

 

「はぁぁぁ……っ、こ、らぁ……やめ、そこ、あんま、いじんな……だめっ、ほんとに、いじらな……ぅあぅぅぅ……っ!」

 

 腰の動きを止めて乳頭の側面を2本の指の腹でこすり、3本指で押しつぶすようにすると、優美子は乳頭への刺激だけで果てた。がくん、がくんと白いお腹が大きく揺れ、それからぶるぶると小刻みに痙攣する。

 

「はぁぁぁ……ヒ、ヒキオのばかぁぁ……っ」

 

 怖いくらいに何度も達して、優美子が腕で目を覆って泣きじゃくる。どうしようもないほど愛おしくなって、もっと肌で優美子を感じたくて、細い背中を抱き寄せた。対面座位と呼ばれる体勢だ。

 

「ぅあっ……ヒキオ……ヒキオぉ……っ」

 

 快感に蕩けきった優美子が唇を重ねてくる。それと同時に両手両脚を俺の巻きつけ、肌と肌、粘膜と粘膜をこれ以上ないほどにこすりつけてくる。

 

「んふぅぅ……ちゅっ、れるっ、はぷっ、ヒキオ、好き……好き……ヒキオ……っ」

「…………っ」

 

 目尻に涙をためた優美子が、めいっぱい甘えた声でささやいてくる。あまりの破壊力に脳が揺さぶられる。腰は軽く揺すっている程度だというのに、優美子が四肢を絡めつけて程よく力を入れてくるため、膣肉が心地良く締めつけられてどんどん射精欲求が湧き上がってくる。

 

「優美子……もう、出る、出る……っ」

「ヒキオ……イクの……? いいよ、いっぱい出して……あーしも、イク、イク、イク、イク……っ」

 

 耳元でささやかれ、互いに相手の首筋に顔をうずめる。優美子の匂いは汗と甘い匂いが混じっていて、限界寸前の性感がさらに高まった。

 

「ぐぅぅ……っ!!」

 

 鈴口から白濁が噴き出す寸前に子宮口をどすっと突くと、優美子は俺を迎え入れるように全身できつく抱きしめてきた。狭い尿道を大量の精子が駆け抜け、鈴口から一気に噴き出す。

 

「ぅあぁぁ……っ、あっ、あっ、あっ、あっ、熱い……ヒキオの精子、いっぱい……っ」

「うぐ……っ!? ま、待て、優美子、今動かすと……ぐぅぅぅ……っ!」

 

 俺の耳にぴったりと唇を押し付け、媚熱のこもった声でささやきながら膣ヒダをきゅむきゅむと締めつけてくる。

 

「さっきのお返しだし。ほら、いっぱい出して?」

「いや、さっきのは優美子へのお返しで……お……おぉぉぉ……っ」

 

 自身も達しているはずなのに、表情はとろとろに蕩けているのに。優美子は汗ばんだ肌を小刻みに痙攣させながら、腰をぐりぐりと円状に回してこすりつけてくる。射精の脈動が止まらず、どぐん、どぐんと精液が撃ち出されるたびに意識が遠のいた。

 

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁぁぁ……っ」

 

 息を切らして余韻に浸っていると、優美子がいたずらっぽい笑みを浮かべ、肉竿の根元、真ん中、先端をキュッ、キュッと締めつけてきた。

 

「……いたずらが過ぎるぞ」

「いたずらが過ぎたらどうすんの?」

 

 挑戦的な、それでいてどこか被虐的な笑みを浮かべてくる。

 

「……めちゃくちゃにする」

 

 汗粒の浮いた背中を力強く抱きしめると、優美子はぶるりと身体を震わせ、泣きそうな笑みを浮かべた。

 

       ×  ×  ×

 

 夕方までたっぷりと交わり、シャワーを浴びてホテルを出た。手をつないで優美子の家の前まで送る。

 

「そんじゃ、俺はここで」

「入ればいいのに」

「いや、気まずすぎるだろ……」

 

 優美子がくすくすと笑う。出会った頃には想像さえもつかなかった柔らかな笑顔。今年はもう、この笑みを見るのは最後なのだ。そう思うと、ちょっと寂しくなった。

 

「あー、その、なんだ」

「ん、どうしたの?」

 

 俺がしどろもどろに切り出すと、優美子がこてんと首をかしげる。とててと俺に歩み寄り、急かすでもなく待ってくれるのが嬉しい。

 

 頭をがしがしと掻き、ふいーと深く息をついた。

 

「……来年は、いっしょに年を越せるといいな」

 

 言った瞬間、大晦日の夕方の寒さを一瞬で忘れた。優美子も顔を真っ赤にしている。ふたり揃って寒さを忘却してしまった。

 

 優美子がうつむく。しばし待っていると、俺の袖をきゅっとつまんだ。空いた手で俺の腹をぽこぽことパンチしてくる。やだ、逃げられなくしてボコボコにするスタイル……?

 

 やがてパンチする手を止めると、袖をつまむ手はそのままに上目遣いを向けてきた。

 

「……うん。あーし、ヒキオともっと一緒にいたい」

 

 卒倒しそうになった。

 

「……おう。えーと、なんだ、その、よいお年を?」

 

 優美子が噴き出した。

 

「ちょっと凹むんですが……」

「ぷっ、くくっ、だって、急に、そんな使い慣れてない言葉……っ」

 

 めっちゃウケてる。笑っていただけるなら何よりです……と遠い目をしていると、優美子の手が肩をとんとんと叩いた。

 

「よいお年を」

「んむっ?」

 

 花が咲いたような笑みを浮かべ、唇を重ねてくる。驚いているあいだに唇が離れ、いたずら成功とばかりに微笑んだ。

 

「じゃーね。また来年。ってかまた明日?」

「だな」

 

 明日は初詣に行く予定を立てていた。半日もすればまた会えるのだが、そのあいだに年が変わるというのはなんだか不思議な気分だ。

 

 もう一度キスをすると、今度こそ優美子が手を振って家に帰った。

 

 自分の言葉と、それに対する優美子の言葉を思い出して――帰り道は、ずっと顔が火照っていた。

 

 あまりにも濃密だった一年が、ゆっくりと暮れてゆく。

 

 

 

 続く。

 

 

 




 大晦日なお話でした。
 今回のツボは「逃げられなくしてボコボコにするスタイル」です。

 かれこれ74話まで書いたんですが、週1投稿にしてから毎回およそ5000字を目安に書いていまして。そのため、話数で言えばルミルミ編が全76話でまだ最長なんですが、字数で言えばあーしさん編がダントツなのでは……と思いました。
 もう少しお付き合いください(^^)


 来週の今頃は俺ガイル13巻について、ネタバレしない程度に感想を書いているのか……! と思いました。楽しみです(^^)


 それでは、今回もお読みいただきありがとうございました(^^)!
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