※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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(24)

 椅子に座った俺に跨って、肉棒に深々と貫かれた雪ノ下がか細い声で喘ぐ。

「あっ、ふぁっ、んんん……っ」

 雪ノ下の尻を揉んで、時折その軽い身体を持ち上げてはぱっと離して、上下動の刺激による彼女の反応を楽しむ。

「…………」

 さて、ここからどうしたものか――。

 このまま、尻を掴んで雪ノ下を動かすのが一番安全だ。ローションを一度洗い流したとはいえ、椅子もその上に敷いたタオルも、俺が動くとなると如何せん心許なくて危うげだ。

 どうせなら、もっとぞくぞくして、ぞわぞわして、お互いぐっちょぐちょになれるような事を……。

 まずは色々試してみるか――と思い、尻を掴んでいた手を離して、背中に回す。

「ふあっ……?」

 白くてすべすべとした細い肢体を抱きしめると、雪ノ下が惚けた声を漏らした。

 耳元に口を寄せて、そっと囁く。

「雪ノ下」

 ポイントは、少し声を低くして冷たい印象を持つ声にすること。そうすれば――

「あ、ひぅっ、は、はい……」

 ――雪ノ下は、とても可愛い反応をして、肉棒をきゅきゅっと締め付けてくる。

 抱き締める力を更に強くして、声に吐息を混ぜながら言葉を続ける。

「お前は今、どんな状態だ? 説明してみろよ」

「あっ、えっ……? そ、そんな……」

 耳元から離れて雪ノ下の顔を見ると、首まで赤くなっていた。再び耳元に口を寄せて囁く。

「ほら、早く」

「あっ、うぅ……っ」

「ほら、早く」

 抱き締める力を更に強めて、更なる圧を加える。

「あぁぁ……っ!? あっ、かはっ、やっ、やぁっ、ゆ、言う、言うからぁ……っ」

 泣きそうな声で訴えかけられてぞくぞくとしながら、雪ノ下の頭を撫でる。

「よしよし、良い子だ……さ、どうぞ」

 再び雪ノ下の顔を見ながら、先を促す。

 その薄く色っぽい唇は、微かに震えていた。

 

       ×  ×  ×

 

「わっ……私は今、比企谷くんの家にいます」

「…………」

 斜め上からの奇襲だった。

 頬をぽりぽりと掻いて、頭の中を整理してツッコむ。

「……えぇっと、なんでそんなリポーター風なの?」

「あ、え、だ、だめだったかしら? その、分かりやすく伝えた方が良いかと思って……」

「や、じゃあなんでお前さっきあんなに躊躇ってたんだよ?」

 言うと、雪ノ下はぎくりとして目を逸らす。

「え、えっと、それは……その……」

 ほーん?

 これは……ひょっとして?

 雪ノ下をじっと見つめる。

「雪ノ下、お前まさか……自分がさっき躊躇してた事を言うのが恥ずかしくて、少しでも時間を稼ごうとしてるんじゃねぇだろうな?」

「……っ! そ、そんなこと……ひあぁっ!?」

 雪ノ下を詰問しながら、尻を強く揉む。突然の快感に肉襞は強く締め付けられ、それに伴って吐き出された甘い吐息が鼻腔を刺激する。

「本当か……? ……おっ?」

 尻を撫で回しながら、時代劇に出てくるちんぴらよろしく目の前の可愛い女の子を追い込んでいると、ふと、右手中指に馴染みの無い感触があった。その場所の上をなぞると、雪ノ下が特段大きくびくんと跳ねる。ああそうか、ここは――。

 とびきり意地悪なことを思い付いた。

 ――ああダメだ、多分今俺、「計画通り」って言ってる月みたいな顔になってる。

 

       ×  ×  ×

 

「雪ノ下」

 先程よりも冷やかに、嗜虐心を秘めた声で囁く。

「なっ、なに……? ……んくぁぁっ!?」

 尻穴に指の腹をぴとりと当てて少しばかり力を入れると、今までに無い色の声を上げた。

 指の腹をぴとぴとと当てては離し当てては離しして、雪ノ下の「あっ、うぁっ、ひぐっ、あくぁっ……」と喘ぐ様を楽しみながら、ゆっくり語りかける。

「いいか。お前がきちんと今の状態を実況するまでの間、俺はここにゆっくりと指を挿れていくぞ」

「……っ!? そ、そんな、やめっ……あふぁっ!」

 雪ノ下の抗議を受け付けずに、右手中指の先をつぷっと尻穴に押し当てる。中指にも、ひくひくと動く蕾の表面にもローションがまぶされているので、簡単に挿入出来そうだ。今にも指が入り込んでいきそうな、そのすんでのところで指を止める。

「ほら、早く早く」

「うっ……うぅっ……わ、私、は……今、ひ、比企谷くんに、だ、だ、抱かれて……いま、す……」

「うんうん。それで? 具体的にはどんな風に?」

 くにくにと尻穴の入り口の感触を楽しみながら、続きを促す。

「あ、う……そ、その、私が比企谷くんに、ま、跨って……その、交わって、います……んあぁぁぁっ! だ、だめ、だめぇ……っ!」

 雪ノ下の抽象的すぎる中継に即座にレッドカードを出して、中指の第一関節までうずめた。にゅぷぷっと中指が飲み込まれ、その瞬間から絶対外に逃すまいとするかのようにきつく締め付けてくる。膣とは違った感触に息を呑んでいると、雪ノ下がふるふると首を小さく振りながら、必死で懇願していた。

「だめだ。もっと具体的に言わないと。ほらほら、早くしないともっと挿れるぞ?」

 言って、第一関節から先をくにくにと折り曲げる。その度にぎゅむぎゅむと締め付けてくる感覚に胸が躍る。

「あうぅぅ……わ、わかった、わかったから、お願い、それ以上は……。……わ、私が比企谷くんに跨って、その、比企谷くんの、モノ、を……」

「モノってなんだ?」

「あ、その、お、おち……」

「…………」

 無言で更に指を動かす。

「うあぁぁ……! お、おちん、ちん……おちんちんを、咥え込んでいます……」

 ぞくりとした。

 雪ノ下の真っ赤になった顔を見て、身体の奥底から震える。

「よしよし、よく言えたな」

「うあぁっ!? な、なんで指をまた動かし……ひぅぅっ! やっ、やらっ、もっ、やめっ……」

「だってまだ、お前がどこで咥え込んでるか言ってないだろ? そこもちゃんと言わないと」

「え、あ、え……? そ、そんな、恥ずかしくて言えな……あっ――」

 にゅぷっと、中指の第二関節まで入れた瞬間、強烈に波打つ肛門の締め付けに襲われた。雪ノ下は短い声を漏らして、がくがくと震えて――くてっと寄りかかってきた。

「……先に自分だけイクなよな」

 達してしまった雪ノ下を左手できゅっと抱きしめながらも、右手は再び尻穴の蹂躙を始める。

「あっ……うぁっ、かはっ……」

 虚ろな目で、雪ノ下が喘ぎ続ける。眉を寄せるその表情があまりに色っぽくて、扇情的で、獣欲とも言える性への欲求が湧き上がり続ける。俺の首に巻き付いた細い腕はすっかり熱を帯びていて、もぞもぞと動く度にぞわぞわとした快感が背筋を駆け巡る。

「ほら、言えよ。お前のどこで咥え込んでるんだ」

「あっ、あぁっ、も、もう……」

「……もう?」

 きちんと言うでもなく、躊躇するでもない言葉の始め方に違和感を覚える。

 何事かと思っていると、雪ノ下がこちらを見つめてきた。揺れる瞳には、懇願が色濃く浮かんでいる。

 

「……もう、許して……お願い……」

 

「……っ」

 あまりに儚げな表情に、嗜虐心が最大限に煽られる。

 雪ノ下の懇願に、身体が反射的に動き、左手で尻を掴み、右手は尻穴に指を入れたままで、雪ノ下をぐいっと持ち上げた。

「ひぁっ!? あぁぁぁぁ……っ!」

 持ち上げた拍子に更にめり込んできた指の感触に、雪ノ下の顔が美しく歪む。

 そして、今度はぱっと離すことはせずに、それぞれの指を雪ノ下の尻や蕾に食い込ませたまま――ぐいっと、勢いよく下に引き下ろした。

 ――ぐぷちゅっ。

『~~~~~~~~~~~~っ!』

 子宮の入り口をノックした俺と、ノックされた雪ノ下とで、声にならない悲鳴を上げる。

 次の瞬間、膣とアナルの両方が激しく収縮して、肉棒と中指を食いちぎらんばかりに締め付ける。そしてこれまで何とか快感に耐えていた俺をあっと言う間に陥落させた。

 ――ぶびゅるっ、びゅぶっ、びゅぶぶぶ、びゅるびゅるびゅる……っ。

「にゃあぁぁぁぁ……っ」

 まるで栓の壊れた蛇口から溢れ出る水の様に、大量の白濁液が雪ノ下の膣を犯して、彼女は俺の耳に唇を押し当てて、猫のような喘ぎ声を聞かせてくれた。その声に興奮してしまい、また更に肉棒が激しく脈打つ。

「……はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

 長く濃い射精を終えて、アナルから指をきゅぽっと抜くと、ローションとはまた違うぬめり気を帯びていることに気付く。

「…………」

 放心状態の雪ノ下の背中を撫でながら、ふと思う。

 ……やりすぎたかなぁ。

 

       ×  ×  ×

 

 互いの身体をシャワーで洗い流し、ふらふらになりながらも浴室を出て、脱衣所で着替える。どちらかが先に着替えるのを待つ余裕も無いので、背を向けて着替えようとしたら、肩をとんとんと指で叩かれた。

「どうした?」

 振り向くと、未だ一糸纏わぬままの雪ノ下が恥ずかしそうに俯いていた。何ごと?

「そ、その……今、腕もあまりちゃんと動かせないから……」

「え、なに、まさか……」

「……き、着替えるの、手伝ってちょうだい……」

「…………」

 ……もう。

 死ぬ。

 雪ノ下がこんなことを頼むなんてよっぽどだろう。これは素早く着替えて休ませた方が良い。忘れてはいけない重要なポイントは、全部俺のせいと言う所。

「……わかった」

 躊躇はしたものの頷いて、手伝うことにした。

 結果から言うと、雪ノ下の着替えを手伝う途中でまた見事に勃ってしまい、服を着た彼女に脱衣所で咥えてもらいました。マジでごめんなさい。仁王立ちしたまま、膝立ちした雪ノ下に健気に咥えてもらうのが嬉しいわ気持ち良いわで……あ、マジでごめんなさい。「わたしで興奮してくれたのなら、嬉しいから、その、大丈夫よ……?」と小声で言われてまた勃ちそうになったので、急いで浴室でモノだけ洗いました。自分の性欲に呆れる。

 

       ×  ×  ×

 

「さて……」

 二人とも着替えを終え、脱衣所から出る。ちなみに洗濯物は雪ノ下の下着共々一緒に洗濯機に入れた(詳しくは2ヶ月くらい前の(12)を参照。何の話なのん?)。雪ノ下の下着を一瞬ガン見してしまい、「あれだけやっておいて……? あなたの性欲はどうなっているの?」と小声ですんごい軽蔑交じりの罵倒を受けた。マジでごめんなさい。

 リビングに向かいながら、まずすべきことを考える。

 今日の比企谷家(というか比企谷兄妹)の議題:あのおバカ天使の妹の、スケベ椅子入手経路について。

 可愛いけどちょっと行動が吹っ飛びすぎている小町ちゃんに、詰問しようと思います。その前に雪ノ下をソファで休ませつつ。

 隣の雪ノ下をちらりと見やる。

「? どうしたの?」

 まだ半分惚けている表情をして首を傾げるのが、あまりにも可愛くて。

「ん、なんでもねぇよ」

 言って、柔らかな黒髪をくしゃりと撫でた。

 

 

 

 続く。




脱衣所のシーンも含めると約2ヶ月に及ぶお風呂編(話数も11話と結構なものに。あれ、これもはや全体のほぼ半分だ!)がやっと終わりました。今まで書いた事が無い描写をたくさん入れたので、中々体力が要りました。良い経験!
次回~次々回くらいは平和な回を書こうと思います。久しぶりにほんわかを書きたいですよよよ。自由すぎる小町と可愛すぎるゆきのんが早く書きたいです。

各ヒロインのエピソードを1000~1500字(1話の3分の1~2分の1程度)ずつ書くと割と気持ち良く進められる事に最近気付きました。ちょっと試してみます。

ただいまGJ部中等部2巻を読んでます。敢えてゆっくり。
紹介されて好きになるシリーズが高確率で既に最終巻まで出ていることが多く、読書を始めるのが遅かったなあとつくづく思います。まあそんなことを考えていてもしょうがないので、考え過ぎずに楽しもうと思います。新木先生のゆるくもきちんとしたキャラ作りはすごい参考になります。同じ描写の繰り返し・積み重ねによるキャラの個性付けが上手いなぁと。新木先生の他の作品も漁ってみます。楽しみつつ勉強。

明日は誰を書こうかなぁ。取り敢えずエロの誰かですね。

それでは、また明日ここでお会いしましょう(^^)!
今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!

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