「どうやってする?」
向かい合って座った状態で尋ねると、優美子はどういうわけかこちらに背を向ける形でころんと寝ころんだ。え、ここにきてボイコット?
「……色々、やってみたい」
どうやらボイコットではないらしい。
「ん、りょーかい」
横向きで寝ころんだ優美子を後ろから抱きしめる。左手を優美子の左ひざの裏に滑り込ませ、そっと持ち上げた。
「このやり方はあんま慣れないから、ちょっと押さえてくれてると助かる」
「……ん」
ぽしょりと返事をした優美子がそろりと指を伸ばし、亀頭をちょんとつまむ。そのままふにふにと揉まれてちょっと和んだ。
いつもと勝手が違う、いわゆる側位と呼ばれる体位。突き入れる角度も違うので、優美子の指の動きに従いつつ、ゆっくりと肉槍を挿入する。
「あっ……はぁぁぁ……っ」
優美子が背を反らし、たっぷりと吐息の混じった声を吐き出す。膣内はぐっしょりと濡れていて、熱くて柔らかい。徐々に肉茎を挿れながら、途中で何度か軽く腰を振る。ぬぷぬぷといやらしい音が鳴って、優美子の腰がひくひくと揺れた。
「優美子、痛くないか?」
「ん……だいじょうぶ。てか、気持ち良い……あっ、んっ、あぁぁぁ……っ」
くつろいだ体勢だからなのか、優美子はとてもリラックスしているようだ。
「女性は緊張と緩和で興奮するらしいな」
「ん、なに急に……あっ、んっく、んふぅぅ……っ」
肉幹が根本まで埋まる。優美子の艶めかしい肢体は絶えず小刻みに震えている。汗ばんだ背中をちろりと舐めると、ひざ裏を掴んでいる俺の手をすがるように撫でてきた。
「今日みたいに旅に出たりすると、慣れない土地に少なからず緊張するだろ。それでこうして部屋に来ると安心して濡れやすくなって……なんていう仕組みがあるらしい」
「……言われてみれば、そうかも」
と言っても、移動中のバスで舐めてもらったりもしてるわけだが……とは言えなかった。それでもやはり、旅館に到着してからのほうがやはり安心して互いの身体を味わうことができている。
「だから優美子もいつも以上に濡れやすいのかもな」
「……余計なこと言うなし」
膣肉がぎゅっと締め付けられた。変な声を出してしまうと、優美子の金髪がぷるぷると揺れた。どうやらウケたらしい。
優美子がなんとはなしに左腕を上げると、綺麗な腋が露わになった。滑らかな肌に吸い寄せられるように口付けると、優美子がびくりと反応した。構わずちろちろと舌を這わせる。かすかなしょっぱさが口内に広がり、慣れない行為による背徳感がちりちりと背すじを炙る。
「やぁ……どこ舐めてんの、ヘンタイ……っ」
優美子が可愛らしく罵りながらも身をよじる。けれどそれだけで、目立った抵抗も文句を言ってくることもない。
「んっ、んぁっ、あっ、はぁぁぁ……っ」
ちろ、ちろと腋に舌を這わせていくと、優美子の身体から徐々に力が抜けていく。代わりに膣肉が切なそうに引くつき、根本まで埋まったまま止まっている肉茎をにゅちにゅちと締めつけてくる。
「ね、ヒキオ……そろそろ、動いて?」
首だけ振り返って、まるで内緒のお願いをするかのように囁かれる。普段の彼女から想像もつかないほど可憐で甘ったるい声。この声を自分しか知らないという事実が、たまらなく嬉しい。
わかった、とかすれる声で返事をして、ゆっくり腰を振り始める。
「あっ、んっ、はぁうっ、んっく、んふぅぅ……っ」
体位が体位なので、あまり速く腰を振ることはできない。そのため、まるで愛液の粘り気や溢れ具合を確かめるかのようなねちっこい腰遣いになる。
「あっ、やっ、んっ、ねっ、ねぇっ、ヒキオぉ……これっ、すごっ、だめっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」
首だけ振り向いた優美子の顔は泣きそうに歪んでいる。たまらなく色っぽい表情に嗜虐心がくすぐられた。より感じる場所を探ろうと抽送の角度を探っていると、ちょうどお腹の裏側を突いたところでひときわ大きく反応した。
「ぅあっ!? あっ、そっ、そこっ、んっく、あっ、はぁぁ……っ」
「気持ち良いか?」
尋ねながら同じ場所を責める。少し角度や突く強さが変わればそれだけで優美子の感じ方が変わる。慎重に探って、優美子の反応が一番大きいやり方を見つける。
「うぁっ、う、うん……あっ、そこっ、いっ、すごく……あっ、あっ、あっ、だめ、これ……イク、イク……うんんっ!」
優美子の身体がぎゅっと丸まり、それから弾けるように反り返った。優美子の後頭部がぐっと近付き、危うく頭突きをくらいそうになる。
「ここが特に良いみたいだな。それじゃこっちも責めてみるか」
左ひざ裏を掴んでいた手を離し、挿入したままで今度は優美子の下腹部に手を伸ばす。クリトリスにそっと触れると、優美子の身体が通電したかのように跳ねた。
「あっ、だめっ、今そこいじっちゃ、やぁ……んくぅぅっ!?」
肉芽を指でぐりりと押し込むと同時に、肉槍をお腹の内側にぐりりと押し込んだ。引き締まった身体ががくがくと波打ち、結合部にどろりと熱い液体の感触がする。肉槍は食いちぎられそうなくらいに締め付けられていた。
「まだまだいくぞ」
「やっ、今イったばっかだって……あっ、ぅあっ、はっ、はぁぁぁ……っ」
抽送の速度を少しだけ上げる。優美子はクリトリスを愛撫されることでさらに反応が大きくなり、金の長い髪が布団の上でうねうねと揺らめく。まるで美しい蛇のような光景に見惚れながら、ぬちゅ、ぬちっといやらしい感触のする膣内に何度も何度も肉幹をねじ込む。
「イっ、イクっ、またっ、あっ、あっ、あっ、ぅあっ、んくぅっ!」
優美子がぎゅっと背を丸めて果てる。まるで過度の快感から自分を守るような行為。嗜虐心がちりちりと炙られる光景にごくりと喉を鳴らし、クリトリスへ加える圧を強める。
「ひぐぅぅ……やっ、やぁぁ……イっ、イクっ、また、イク……っ」
「もうイクのか? さっきイってから1分も経ってないぞ」
「だって、やっ、気持ちよすぎっ、あっ、やだっ、ヒキオ、そこだめっ、トントンってしないでっ、だめっ、イク、イク、イク、イク」
本当に1分としないうちに優美子が果てる。じっとりと汗ばんだ肢体は、まるで平常時の感覚を忘れているかのように震えっぱなしだ。
優美子の膣から肉槍を引き抜く。カリ首が膣口から抜ける際にびくんと震えたが、言葉を発することはなかった。
「今度は後ろからさせてくれ」
優美子の腰を掴んで持ち上げ、その後ろに立つ。行燈型の照明の控えめな光を、優美子は頭から受ける形になっている。うつむいて表情はわからないが、陰影のできた彼女の背中と尻はぞっとするほどの艶を孕んでいた。
何も言わずによつんばいになる彼女を見て少し心配になったが、肉槍を花びらに押し付けるとねだるように腰をくねらせた。静かに荒らげた呼吸が、一刻も早い挿入を期待しているかのように見える。
ぐっと腰を突き出すと、肉槍はあっさりと膣内に入り込んだ。
「ぅあぅぅぅぅ」
理性がちぎられて捨てられたかのような、獣性混じりの喘ぎ声。両手で布団をぎちりと握りしめ、優美子の両手に吸い寄せられるようにしわが生じる。
「優美子、だいじょうぶか」
聞きながらゆっくりと挿入していく。側位に比べればずっと慣れている体位なので、一気に挿れてしまおうと思えば簡単に挿れることができる。けれど、今はこの焦れったい時間をもっと楽しみたかった。
「んっ、んっく、だい、じょう、ぶ……あっ、はぁぁぁ……ぜんぶ、入ったぁぁ……っ」
肉槍が根本まで埋まり、優美子の最奥をぐりぐりとこする。優美子は力の抜けた、それでいてどこか嬉しそうな声を漏らし、両ひじを布団につけた。くったりと脱力した背中と、根本までつながった結合部に影が差す光景に目を奪われる。
「……いつも楽しいとは思ってるんだけど、今日は本当に楽しいかもしれん」
ぽそりと囁くと、優美子がのろのろと振り返った。
「……やっぱテンション上がってんじゃん」
弱弱しい声でいたずらっぽく囁くと、膣ヒダがからかうように肉幹を締め付けてくる。蠱惑的な反撃にびくりびくりと腰がわなないて、膣内に先走り汁があふれる。
「んぅぅ……っ、ヒキオ、中、ぬるぬるしてる……っ」
「わかるもんなんだな」
「ん……っ。いつもより感じやすくなってるから、余計にそうなのかも」
少しだけ恥ずかしそうに呟き、大きくも引き締まった尻をふりふりと揺らす。遠慮なくがしりと掴んで、ゆっくりと腰を振り始めた。
「あっ、んっ、んっく、はぁっ、ぅあっ、はっ、はっ、はぁぁ……っ」
規則正しく嬌声が漏れる。自分が一突きするたびに細かく痙攣して感じてくれていることが嬉しくてしかたがない。尻肉を割り開き、ひくついた肛門を見つめる。
「やぁっ、そこ、見んなし……っ、あっ、んっ、あっ、あっ、あっ、あっ」
右手親指でアナルをふにふにと押しながら、左手で背中をつつっと撫でる。膣ヒダが柔らかく食い締め、足の指が丸まり、尻肉がぎゅっと寄った。
「あーし、ほんと今日どうしたんだろ……。感じすぎだし……ぅあぁうっ!?」
ふたたび尻肉を掴み、抽送の速度を一気に上げた。完全な不意打ちに優美子の声が可愛らしく上ずる。
「だっ、めっ、ヒキオっ、そんなっ、はげしくっ、すんなぁっ……イっ、イク、またイクからっ、イっ、く……んくぅぅぅぅ」
顔を枕に突っ伏し、汗ばんだ背中に痙攣のさざ波が走る。力尽きたのか、そのままずるずると上体を前に滑らせ、うつ伏せに寝ころんでしまった。俺は繋がったまま、腕立てのような体勢でゆっくりと腰を振る。
「ひぐっ、あっ、んくっ、ぅあぅぅぅ……バカっ、ヘンタイぃ……あっ、ぅあっ、んくぅぅぅ……っ」
斜め下に打ち下ろすようにどすどすと突く。優美子の中はもうぐずぐずに蕩けていて、何をしても感じ、どう責めてもたやすく達してしまうのではと思えた。
「すまん、ちょっと優美子がエロすぎるから止められん。もう少しで出そうだから、このまましていいか」
優美子が枕に顔を突っ伏したままでこくこくと頷く。行燈型の照明に照らされた背中にはぷつぷつと珠の汗が浮いていた。無性に触れたくなり、優美子に上から覆いかぶさる。優美子の背中は熱く、たっぷりとかいた汗に触れると不思議と心地が良い。
「……重いんだけど」
咎めるような口調で囁きながらも、俺と両手をつなぎ、指を絡めてくれる。ゆっくりとねちっこく腰を振ると、優美子は枕から顔を上げて気だるげに喘いだ。
「ヒキオ、そろそろ出そう? おっきくなってきた」
「ああ、もうちょいで……うぐっ?」
この速度でこの角度ならあと少しで出るな……などと冷静に考えていると、肉槍が根本から締め付けられた。
「あの、優美子さん? ちょっといたずらがエロすぎると思うんですが……」
不意打ちで計算が簡単に吹き飛ぶ。もういつ出してもおかしくないくらいだ。
「ヒキオのがよっぽどエロいし鬼畜だから。あーし、もう何回イったか数えらんないし」
「優美子が感じやすすぎるからだと思うけどな」
つないでいた手をほどき、優美子の乳頭を左右同時ににちりとつまむ。
「ぅあっ」
優美子がくんと背を反らして震える。離れた背中にすかさず密着して、ぎちりと抱きしめた。蜜肉が柔らかに痙攣する中で何度か抽送をすると、濃密な白濁が尿道をせりあがってきた。
「優美子、出る、出る、出る……っ」
達したままの優美子の熱い膣内に大量の精液を注ぐ。どぐっ、どぐんっと強烈な脈動に意識が明滅する中、優美子の膨らんだ乳頭を指の腹でにちにちとこすった。優美子は声を発することもないまま、脚をバタつかせてはびんと伸ばすのを繰り返した。
息を荒らげながら肉槍を引き抜く。たっぷり射精したはずなのに、愛液と精液で濡れ光る性器はまるで硬度が衰えていない。本当にどうしたんだろうな、今日は……と思う。
「……優美子。してもらっていいか?」
うつ伏せでぐったりとしている優美子を横向きにして、顔の横にひざ立ちになって肉槍を差し出す。優美子は虚ろな目をしながらもすんすんと鼻を鳴らし、整った眉をちょっとしかめた。金の髪を耳にかけ、亀頭にチュッと口づけをしてくれる。
「ん……っ、ちゅぴっ、んっ、んふぅぅ……っ」
ふたりの性液がまとわりついた亀頭をぱくりと咥え込み、口内でねろねろと舐めまわす。気だるげながら確実に快感を与えてくる口淫に腰がぶるぶると震え、内ももがこわばる。
優美子は玉袋にそっと手のひらを添え、愛おしそうにふにふにと揉みながらたっぷりと舐めてくれた。瑞々しい唇が離れると、肉竿は優美子の唾液で濡れ光り、硬度はさらに増していた。
「ヒキオ、元気すぎだから……。……まだまだ、するんでしょ?」
「いやか?」
「……その聞き方、ずるいんだけど」
肉竿を人差し指で左右に弾かれる。ぴこーんぴこーんという感じ。
「すまんすまん。……俺はまだまだしたいんだけど、優美子は?」
「ん……したい、ってか、する」
小声で囁いて、もういちど亀頭をぱくりと咥える。照れ隠しにしてはエロすぎないか……と思いつつも、今にも眠りそうな顔で肉槍を舐る表情に見惚れ、鈴口を舌先でぐりぐりとほじくられて悶絶した。
続く。
次に書く平塚先生編のためにゲーガイル続を久しぶりにプレイしたんですが、やっぱりこのゲームが好きだなーと改めて思いました。各ヒロインに八幡が惹かれる描写をしっかりとしているので、ほんと参考になります……!
<6月5日追記>
現在書籍化作業を3作同時進行しておりまして、抜群に死んでます!
なので、次回の更新は7月7日(日)にずらします……!
隔週更新は極力続けたいと思っていたのですが、物理的にムリなのでやめておきます。
楽しみに読んでいただいている皆さんには申し訳ないですが、よろしくお願いします!
<6月29日追記>
書籍化作業&コミケ作業が7月前半にみっちみちに詰まっているため、更新のタイミングを
7月21日(日)
7月28日(日)
の2回にします! 後ろにスライドさせた感じです。
よろしくお願いします!
それでは、今回もお読みいただきありがとうございました(^^)!!