クリスマスデート中のあーしさん編をしばしお休みしまして、今週から夏コミにかけて、当日出す予定のサキサキ編&由比ヶ浜母娘編の一部(+α)をお届けしようと思います! 今まではすべてpixivで出していたんですが、ちょっとこちらでやってみることにします。
夏コミC94「川崎沙希はなんだかんだで身内に激甘である。」(1)
朝のまどろみが気持ちいい。
「……ん……っ」
ゆっくりと目を開け、のらりくらりと意識を覚醒させてゆく。カーテンの隙間から差し込む光が朝であることを穏やかに告げている。夏用の薄い掛け布団の柔らかな感触。エアコンの心地よい冷気がもぞもぞと布団から這い出た素肌を撫でていく。いつからそうなっていたのかは分からないが、横向きになって寝ていたようだ。
(……んん……?)
ぼんやりと視界を巡らせても、ここにいるはずの人がいない……と思っていると、胸や腹になにやらくすぐったさを感じた。
ちらりと視線を下に滑らせると、青みがかった黒髪がもぞもぞと動いている。甘くて柔らかな匂いが鼻腔をくすぐるのが心地良い。一糸纏わぬ姿で俺の胸板に顔をうずめ、張りのある豊満な乳房が腹に当たって艶めかしく形を変えている。
「……ん……ふぅ……っ」
耳朶を包む色っぽい声音。熱い吐息が胸板を撫でると、数時間前までたっぷりと交わっていたにも関わらず下半身に血液が集まってきてしまう。
「きゃ……っ? ……また、大きくなってる……」
俺が起きていないと思ったのか、むくむくと大きくなった肉幹を興味深げにそっと撫でてくる。今まで数え切れないほど細指でまさぐり、口で咥え、乳房で挟み、膣に挿れてきたのに、まるで子供のような好奇心を覗かせて、さわさわ、さわさわとまさぐってくる。声が漏れてしまいそうになったが、もう少し泳がせてみようと思う。
「ん……はっ、すご……硬くなってる……はっ、んん……っ、ちゅっ、ちゅぴっ、れるっ……」
「……っ、……ぅ……っ」
細指をうねうねと波打たせながら肉幹をしゅるしゅるとしごき、乳首にちろちろと舌を這わせてくる。固めた舌先で何度も小突かれて、思わず吐息が漏れた。慌てて目を閉じる。あごの辺りに視線を感じる。起きたのかどうかを確かめているのだろう。静かに呼吸をして寝たフリを続けていると、ふたたび手と舌が動き始めた。
「んっ、ちゅっ、れる……っ、はぷっ、ちゅぴっ、あむっ、んふぅぅ……っ」
愛撫の動きにだんだん容赦がなくなっていく。初めは乾いた感触がしていた手のしごきも、先走り汁がこぷこぷと溢れることで滑りを増していき、にちにちと卑猥な音を立て始めた。人差指と親指で作った輪でカリ首を締めつけてにゅるにゅると回されると、腰がかくかくと前後に動いてしまう。瑞々しい唇が乳首に吸い付き、入念に、執拗なまでに舌を這わせてくる。発情のスイッチが入ったのか、俺が全身をがくがくと震わせていてもまるで意に介さない。
「あむっ、ちゅっ、ちゅぴっ、ちゅるる……はぁっ、んっ、れるっ、ちゅっ、ちゅりゅ……っ」
肉幹をしごく手の動きが速まる。にゅちにゅるくちゅにゅぐ……と卑猥な音と感触が聴覚と触覚を淫靡に焼き焦がす。むくむくと湧いてくる射精衝動に思わず腰を引いても、肉感的な身体をぴったりとくっつけて決して逃がそうとしない。俺が寝ている前提でこの行為に及んでいることを忘れているのだろうか。それとも俺が起きていても構わないと開き直っているのか?
さすがにこのままなされるがままに射精するのも悔しいので、青みがかった黒髪をぽんぽんと撫でた。
「おはよう」
「……………………っ」
俺の乳首を舐め、肉竿を劣情のままにしごいていた彼女――川崎沙希が顔を上げ、目を見開き、綺麗な顔立ちが一瞬で茹だった。この反応を見るに、どうやら俺が寝ている前提であることを忘れていたようだ。
さて、このあとはどうする?
たしなめるでもなく、笑いかけるでもなく、特になんの表情も浮かべずにじっと見つめてみる。
じー。
じー。
じーーー…………。
「……………………」
沙希は、何も言うことなく俺の肉幹から手を離し、まるで初めから何も起きていなかったかのようにくるりと背を向けた。
や。
なんでだよ。
一方的に興奮していたことがよほど恥ずかしかったのか、新雪のように白い背中がふるふると震えている。小動物感がすごい。ちらりと覗く耳は真っ赤になっていた。むずむずと湧き上がる嗜虐心に口元が緩む。
「きゃ……っ」
すべすべの背中に抱きつくと、可愛らしい悲鳴が聞こえた。
「しばらく泳がせてみたんだが……いいものを見れた。ありがとな」
「あ、あんたねぇ……っ」
「ん? 俺はただ寝たフリをしてただけだぞ? まさかあんなにエロいものが見れるとは思わなかった」
「…………っ」
ぐうの音も出ないのか、ぴたりとくっついた肌が震える。よほど恥ずかしいのか、沙希の身体がほんのりと熱くなってきた。
さらさらの髪が流れているうなじにそっと顔をうずめると、沙希がぴくりと揺れた。心地良いくすぐったさと安心する匂いに包まれて目を細める。左手で沙希の頭をそっと撫で、首の下にまわしていた右手は豊満な乳房を羽根が触れるようにそっと撫でていく。
「ん……んん……っ」
先ほど俺を愛撫していた時とはまた違う、甘く蕩けた声。腕のなかで柔らかな肢体の強張りが徐々にほぐれていき、すべすべした背中をそっと押しつけてくる。ゆっくりと、けれど確実に身も心も委ねてくる仕草にぞくぞくしてしまう。肉幹が硬度を増し、ふくよかな尻の谷間に埋まる。
「や……っ」
張りつめた牡性器の感触に気付き、色っぽい声を漏らして腰をくねらせる。逃げようとしているのかもしれないが、肉槍を優しく愛撫しているようにしか見えない。
「その動き、めちゃくちゃエロいぞ」
「…………っ」
耳元で囁くとぴたりと動きを止める。しかし十秒と経たないうちに、恐る恐るといった様子でふたたび腰がねっとりと揺れはじめ、剛直を肉尻の谷間でしゅりしゅりと撫でてくる。ぞわぞわと下腹部を包み込む興奮でカウパー液が溢れ、透明な発情汁が綺麗な双丘を汚していく。
「……はっ、はぁっ、んっ……っ」
沙希の柔肌がじっとりと汗ばみ、下腹部からは甘酸っぱい牝の匂いが込み上げてくる。徐々に濃くなってゆく恋人の匂いに鼻腔が犯される。
うなじに顔をうずめ、乳房を撫でる手を止めてゆっくりと腰を振る。ずり、ずり、ずり……と豊満な尻肉の谷間に勃起肉を這わせ、我慢汁を塗り込んでいく。
「はぁぁ……あっ、うっ、あぁぁぁ……っ」
腕のなかで沙希が艶めかしく喘ぎ、揺れる。冷房が効いていても、徐々に体温が上がっているのがわかる。
「ん……?」
沙希が俺の頭をくしくしと撫で、くいくいと押してくる。顔を離すと、自分の髪をそっとかき分けてじっとりと汗ばんだうなじを晒した。自ら急所を晒すような行為が、さらに興奮を高めていく。
「んふぁぁぁ……はっ、あっ、あっ、あ……っ」
汗粒が見えるうなじの毛穴をひとつひとつ丁寧に、執拗なまでに舐る。乳房に触れていた手は五本指をざわざわと波打たせ、不意打ちで乳頭に触れた。
「はぁうぅぅっ! あっ、あっ、あっ、あぁぁぁ……っ」
触れたか触れないか一瞬分からないくらいのタッチであっても、沙希はまるで通電したかのように跳ねた。吐息を荒げ、うねうねと腰をくねらせて肉槍に尻をこすりつけてくる。先走り汁が遠慮なくぴゅるっ、ぷぴゅっと溢れ出てきて、互いの汗も混じり合う。
「……向き、変えるぞ」
「え……あ……っ」
沙希の肩を押さえてうつ伏せにする。脚を開いてうつ伏せになった沙希の身体には発情の気配が色濃く刷かれていて、豊満な尻肉の下にかすかに見える黒い茂みにぞくりとする。
すらりと伸びた脚を閉じ、太ももの上に跨る。沙希はぴくりと震えたが、枕を掴んで顔をうずめたままでなにも抵抗はしてこない。
「ん……うぅぅ……っ」
腰にそっと指を這わせる。じっとりと汗ばんだ背中は、春を間近に控えた雪原を思わせた。楕円を描くように恥骨の周りを撫で、そのまま楕円をすべらせるようにして徐々に首に向かっていく。
「あっ、あぁっ、あっ、あっ、あっ……っ」
触れているのは五本の指の腹だけ。それも羽根が触れるほどのかすかなタッチ。沙希はまるで俺の指先の感触に全神経を集中させているかのように、腰から背中にかけてゆっくりと撫でられるたびにぶるぶると震え、びくりびくりと腰を跳ねさせる。
くすぐったくなってもおかしくない触りかた。しかしすらりと伸びた脚の付け根から漂う発情臭は濃くなっていくばかりで、沙希が確かな快感を得ているのは明らかだ。艶っぽい反応にぞくぞくすると、天を衝くかのように勃起した肉槍の先端からカウパー液が溢れ、むっちりとした太ももにぽたりと垂れ落ちた。
汗ばむ極上の肢体が、背中に指を這わせるたびにがくがくと揺れる。びくりと上下に跳ねることもあれば、悩ましく、誘惑するように左右に腰をくねらせることもある。
穏やかな朝に過ごす、怠惰で情欲にまみれた時間がたまらない。
「ひぅ……っ」
首筋に舌を這わせると、沙希の声が一段と上ずった。舌先だけつけるのではなく、舌全体をぺたりと這わせていく。首筋、肩甲骨、腹の裏側と舐めていき、尻の谷間の少し上――恥骨にたどりつくと、発情汁を溢れさせていた下腹部が激しく揺れた。
「んくぅぅぅ……っ! だ、だめ、そこ、だめ……っ!」
「だめって、なんでだ?」
意地悪く問いかけて、恥骨をもう一度ねろりと舐める。沙希が豊満な尻を突き出すように跳ねて、腰の下のシーツに広がる染みが見えた。
「んはぁぁ……っ、だ、だめ、だめなんだって、そこ、くすぐったいから……っ」
「くすぐったいならもう少し違う反応だと思うんだけどな……」
言いながら、腰骨をがしりと掴んでねろり、ねろりと丹念に恥骨を舐める。ちらりと覗く薄紅色の小陰唇がひくつき、とろりとろりと濃厚な愛液が溢れ出してくる。
「ぅ……あっ、ちっ、ちがう、ちがうから……っ」
もはやなにを言っているのか、自分でも分かっていないのかもしれない。沙希は枕に顔をうずめ、こすりつけるようにして顔をぶるぶると左右に振っている。子どもが泣きじゃくるような仕草は可愛らしく、それと同時に燃え盛る嗜虐心に薪をくべていく。
「きゃ……っ!?」
沙希の両脚をぱっくりと開いて身体をかがめ、太ももの下に腕を通してがっちりと固定した上でふたたび恥骨を撫でる。脚が開いたことで肉花びらが外気にさらされ、なかにたまっていた濃厚な愛蜜の匂いが漂ってくる。
「やっ、やだっ、これ、恥ずかし……ひあぁっ!?」
恥骨に吸い付き、ねろり、何度も何度も舐める。
「あぁぁぁ……あぁぁぁ……っ」
アナルを舐められているわけでもなければ、一番敏感な秘部を舐められているわけでもない。
それなのに、沙希はおとがいを上げてぶるぶると震え、淫部からは際限なく愛液が溢れ出してくる。
「だ……め、イ、ク、イクから……それ以上だめ……だめ、だめだって、あっ、あっ、あっ、あっ、あぁぁぁあぁぁぁぁぁ……っ」
獣性の混じった嬌声を遠吠えのように上げて、魅惑的な身体を弓なりに反らして絶頂に至った。ぷしゅっ、ぶしゅっ、と膣口から発情汁が噴き出し、シーツを汚していく。
「……すげぇな。尻を舐めただけでイったのか」
「はぁっ、はっ、はぁぁ……ばか、だめだって言ったのに……」
沙希が顔だけ振り向いて恨みがましい目を向けてくる。咎めるように眉をひそめているが、じっとりと汗ばんで口を半開きにした顔は色っぽいばかりで、さらに興奮させようとしているとしか思えない。
「わるいわるい、あんまりエロいもんでついな」
「…………っ」
本音を言うと、沙希は耳まで真っ赤にして枕に顔をうずめた。膝から下をパタパタと揺らすのが可愛らしい。
愛撫の仕方を勉強して日々試しているためか、沙希の感度は着実に上がっていた。そのうち、もっとささいな行為でも絶頂に至るようになるかもしれない。考えただけでワクワクする。
「……次、どうしたい?」
恥骨をそっと撫でながら聞くと、沙希は豊満な肉尻を悩ましく揺らし、うつ伏せのまま淫部にそっと両手を伸ばした。むっちりとした尻肉をかき分け、薄桜色の小陰唇を割り開く。むわっと漂う濃厚で甘酸っぱい匂いに肉槍がびくりと反応した。匂いを嗅いだだけで鈴口からこぷりと我慢汁が溢れ、シーツにぽとりと落ちる。
「…………っ」
沙希は何も言うことなく、おびただしいほどの興奮で静かに震える淫裂を晒している。こちらから何も言うことなく自発的に行なったおねだり。恥じらいがたっぷりと混じった淫靡な仕草にぞくぞくする。
「……挿れるぞ」
むっちりとした太ももにまたがり、割り開かれた花びらに肉槍をあてがった。
来週はこの続きをお送りします(^^)!
それでは、今回もお読みいただきありがとうございました(^^)!!