広々とした駐車場に着く。なるべく周りに車のない場所に停めてエンジンを切った。しん、と耳に染み込むような静寂。数十メートル先の煌々とした店の灯りが、まるで対岸の祭りのように見えた。
「静さん、ここなら……んむっ」
シートベルトを外した瞬間に唇を奪われた。唇の合わせ目を舌でなぞられ、股間を握られる。唇の合わせ目を開くのと静さんがジーンズのベルトを外すのは同時だった。たっぷりと唾液の乗った舌が口内で蠢き、細指が手際よく肉茎を外に引きずり出す。腰を上げるとジーンズを足首まで引き下ろされた。
「んっ、はぁっ、んふぅぅ……っ」
静さんが口を離し、俺の唇を咥え、泣きそうな顔で見つめてくる。親指で鈴口をこすられてカウパー液が噴きこぼれた。
「はぁぁ……こんなに……かたく……っ」
唇を耳にぴったりと押しつけ、熱のこもった声で囁く。それだけで肉幹の硬度が増し、静さんの息遣いに喜悦が混じった。
「ここなら……大丈夫だな? 大丈夫だな?」
子どものようにきょろきょろと周りを見回しながらも竿をゆっくりとしごく。静さんがちろりと舌なめずりをした。何をしてもらえるかと期待するだけで脳が焼けるような興奮が溢れる。腰が震える。
「大丈夫ですよ、近くに車もないんでっ」
肉竿の先端を口に含まれ、語尾が間抜けに弾んでしまった。
「んん……ふっ、ぢゅる……っ」
もっと貪るように舐めるかと思いきや、静さんの舌遣いは緩慢だった。数秒に一回亀頭を舌でぬらりと撫で、両手は竿の根本と陰嚢を優しく労わるようにもみほぐす。ドライブの疲れを不意に自覚して、心地よい眠気と快感に包み込まれる。
「疲れているだろう? シートを倒して楽になるといい」
「さすがに悪いですって……」
「私もじっくり舐めたいんだから気にするな」
「静さんはほんとエロいですね」
カリ首を唇で締めつけられ、「おふっ」と変な声が漏れた。咥えたまま笑いをこらえてらっしゃる……。
静さんの厚意に甘えて2段階ほどシートを倒す。静さんがしなだれかかってゆったりと竿を舐る光景を見入りながら、艶やかな黒髪をくしくしと撫でる。静さんは目をぱちくりとさせ、それからふにゃりと目を細めた。
「んー? んふぅー……」
普段の凛とした表情からは想像もつかない、リラックスした可愛らしい仕草。しかしその口には肉竿が収まっている。可愛らしさと卑猥さのギャップに背すじがちりつく。
「はぁぁ……君のは本当に……何時間でも舐めていられるな……」
「静さんの場合、本当に閉店まで舐めそうですね……」
営業時間はまだ数時間はあるはずだが、静さんのエロにかける熱量は尋常ではない。迂闊に「どうぞ」などと言おうものなら、映画1本が終わるくらいの時間は平気で咥えてしまう。大歓迎ではあるんだが、腰が抜けかけるまで搾りとるのはやめてほしいんです……。
「君は私を何だと思っているんだね、まったく」
「いや……そんな、うぐっ、エロい顔して……ぐっ、説得力、ぜん、ぜ、ん……ぉあ……っ」
竿の根本をしごきながら、舌がぐるりと亀頭を一周する。温かな口の中で舐めまわされるのも格別だが、こうやって目に見えるところで舐められるのもたまらない。
「ふふ……比企谷は本当に感じやすいな」
「そうですかね? ……静さんも人のこと言えないと思いますけど」
柔らかくひしゃげた乳房の谷間に手を入れる。しっとりと汗ばんだ乳肉に指を這わせ、頂を軽くつまんだ。
「あ……んん……っ。あっ、はぁっ、んっ、んん……っ」
静さんが色っぽく眉をひそめて身体をくねらせる。息遣いに余裕がなくなり、竿をしごく手つきがせわしなくなる。
「ちょっ、静さんっ、そんなにされると出ちゃいますって……っ」
静さんが「おー?」と口を縦に広げて可愛らしく、いたずらっぽく笑う。
「たしかに、さっきからずいぶんと張り詰めているなぁ? もうぎりぎりなのか」
静さんが見せつけるように舌で亀頭を磨き、ふたたびぱくりと咥える。深くまで呑み込み、唇でカリ首を弾き、鈴口に吸いついてふたたび奥まで。唇と頬がきゅっとすぼまっていて、動き自体はゆっくりなのにじりじりと快感が高まっていく。
「んー……んっ、んっ、んっ、ん……っ」
くぼんだ頬、伸びた鼻の下、唾液で濡れた肉茎。
街灯でぼんやりと見える淫らな光景に、思わずごくりと喉を鳴らした。
「んふぅ……ちゅっ、れるっ、ちゅっ、んっ、れるっ、んっ、んっ、んっ、ん……っ」
きゅっとせり上がった玉袋を撫でながら、徐々に小刻みな動きに変えていく。規則的な動きが安定した快感を生み、確実に絶頂へと追い立てていく。
「静さん……もう……ぉ、あ……っ」
一瞬口を離し、楽しそうにカリ首を左右に揺らした舌で舐め、ふたたび咥え込む。ちゅっぽ、ちゅっぽ、くっぽ、くっぽ。唾液が弾ける音が耳朶を浸す。抗いようのない射精欲求が込み上げてくる。
「んふぅぅ……っ」
静さんの手がTシャツの下から忍び込んできた。細指が腹を撫でる感触にぞくぞくする。乳首を指できゅっとつままれ、口内で竿がびくりと跳ねた。限界寸前でこの刺激は強すぎる。身体の震えが止まらない。静さんは乳首を指の腹で優しくさすりながら竿を唇でしごき上げる。
「で、出る……出ますっ、出る、出る……っ」
静さんの頭を掴み、限界を迎える。喉奥目がけて白濁が噴き出した。
「んふぅぅっ? んっ、んっく、んぐっ、んっ、ふっ、んふぅぅ……っ」
えずいてもおかしくない量と勢いにも関わらず、静さんはうっとりと穏やかな顔で精液を嚥下する。
静さんは射精のさなかも、射精が終わっても、玉袋を労わるように手のひらで撫で、乳首をまさぐり続ける。
くすぐったくなりすぎない絶妙な力加減でゆっくりと舐り、カリ首を唇で挟んで名残惜しむように引っ張り上げると、
「んんん……ぷはっ」
ようやく口を離し、薄い笑みを浮かべた。ごちそうさまでした、とでも言わんばかりの顔。
「静さん、毎回呑んでくれてますけど……大丈夫なんですか?」
「ん? 気にすることはないぞ、好きで呑んでいるんだからな。……ちょっと跳ねたな」
「そんなこと言われたらこうなりますって……」
手の中でぴくりと跳ねた竿を楽しげにさすられる。猛烈に恥ずかしい。
静さんはドリンクホルダーのお茶を勢いよく飲み、「ぷはーっ」とビールを一気呑みしたときのような声を上げて手の甲で口をぬぐった。
「これだけ元気ならすぐ行けるな?」
「え? あ、はい、俺は大丈夫ですけど、静さんは……」
タイトスカートのホックを外し、レース地の艶めかしいショーツも脱ぐ。するりと俺に跨り、ひざ立ちになって肉槍と割れ目をこすり合わせる。
「もう充分だろう?」
ゆるゆると腰が前後に揺れる。花びらは愛液でたっぷりとぬめっていた。愛液が亀頭から竿を伝う。静さんの息遣いが甘い。
「すぐに出さないように……我慢するんだぞ?」
吐息混じりの声で囁き、俺の肩を掴む。鼻先がこすれるほどの距離で見つめ合ったまま、静さんがゆっくりと腰を沈める。肉杭が温かな膣洞に埋まっていく。
「あはぁぁ……っ」
あっさりと肉茎を根本まで呑み込んだ静さんが、M字に脚を開いて快感に浸る。へなへなと女の子座りになり、俺の腰を太ももでぴったりと挟み込んだ。
「ん……ふぅぅ……比企谷ぁ……きもち、いいぞ……っ」
「……俺もですよ」
静さんがしなりと首をかしげ、黒髪が艶やかに流れる。すぐに出さないようにと言われているが、膣ヒダの甘い締めつけと、限定的な密室で耳朶を撫でる静さんの艶っぽい声はあまりにも刺激が強い。少しでも油断すれば出してしまいそうだ。
「比企谷ぁ……んむ……っ」
甘えるように口づけをして、俺の頭を抱きしめる。俺も静さんを抱きしめ返す。イメージよりもずっと華奢な身体は抱きしめただけで庇護欲が湧きあがる。
「んっ、んっ、ちゅるっ、ちゅっ、ぢゅる……っ」
腰をゆるゆると前後に振りながら、静さんが唾液を啜り上げる。肉槍が前に後ろにと倒れ、ぴっちりと吸いついてくる蜜ヒダに絞り上げられる。
「ふふ……比企谷、どうした? さっきから切なそうな顔をしているが」
「気持ちいいんですよ……わかっ、てる、ぉあっ、でしょ……っ」
「さて、どうだろうな……?」
鼻先をこすり合わせ、伸ばした舌先を絡め合う。ノースリーブのカットソーをずり下げる。フロントホックの透けたレース地のブラ。
「やらしすぎますって」
「君といるときは四六時中こういうことを考えてしまうものでな。つい気合が入ってしまうんだ」
「その言い方はずるいですね」
「だろうな。君は本当にわかりやすい反応をする」
ぴくりぴくりと跳ねる竿の感触に、静さんが笑いながら眉をひそめた。艶めいた反応にますますたぎる。
フロントホックを外し、ぷっくりと膨らんだ乳頭に吸いついた。
「うんん……っ」
静さんが喉を突き出して震える。けれど腰のグラインドは止まらない。乳頭を舌で転がしながら肉尻を掴み、前後の揺れに合わせて引き寄せては離す。
「あっ、はぁっ、比企谷ぁ……すご、く、いい……あっ、あっ、あっ……んふぁぁっ!?」
引き寄せると同時に不意打ちで突き上げると、静さんが弓なりにのけ反った。膣洞全体がぎりと引き締まる。
「ほら、もっと動いてくださいよ」
乳頭を固めた舌で弾きながら何度も突きあげる。静さんは「あっ、あっ」と壊れたような嬌声を漏らしてしばらくなすがままになっていたが、やがて俺を抱きしめる腕にぐっと力を込めた。
「はぁぁ……ひきがや、ひきがやぁ……っ」
髪に指を挿し込みながらキスをして、鼻を甘噛みし、喉に吸いつき、ねちっこく腰を振る。俺の身体を隅から隅まで味わおうとするかのような仕草。肉槍がさらに張り詰める。静さんはだらしなく頬をゆるめ、もっと、もっとちょうだいとおねだりするように腰をグラインドさせる。
「んっく、ふっ、んはぁぁ……大きく、なってるぞぉ……っ? もう、出そうなんだな……っ?」
俺の耳に指を挿し込みで、くなりと首をかしげて囁く。言葉で返す余裕もなく、静さんを見つめながらこくこくと頷いた。
「はぁぁ……んっ、んっ、はぁうぅっ、はぁうぅぅぅ……っ」
ふたりの腰遣いで車がゆさゆさと揺れる。頬を伝った汗を静さんが舐めとる。俺も静さんの喉の汗を舐めとった。口づけをする。互いの汗を唾液で流す。ぐちゅぐちゅぐちゅと卑猥な肉ずれ音が耳朶を焼く。静さんが眉をひそめた。俺も眉間を寄せた。
「出る、出る、出る……っ」
歯を食いしばり、最後に一突き。静さんが折れんばかりに弓なりに反りかえった。
膣奥にこすりつけた亀頭から、尿道を伝う感触がはっきりわかるほど濃密な白濁が噴き出す。尻の筋肉が脈動とともに痙攣した。一斉に鳥肌が立ち、盛りのついた牡のごとく、腰が勝手に振幅運動を繰り返す。
「あぉぉぉ……ぉっ、あぐっ、はぁっ、はぁうぅぅぅ……っ」
射精が終わっても静さんのねちっこい腰遣いは止まらない。根本から先端にかけてのなめらかな収縮により、尿道に一滴とて残すことなく搾りとられた。
絶頂の余韻が収まった瞬間、夜の静けさが戻ってきた。肌に染み込むような静寂。車の外は何もかも死に絶えたのではと思うほど。
「静さん……動けますか?」
後頭部をくしくしと撫でられる。静さんは気だるげに首を振り、
「……もうしばらくこのままでいさせてくれ」
ぽそりと囁いてキスをしてきた。
「わかりました」
「冷静な顔をしているわりに中で大きくなったんだが?」
「そりゃそうでしょう……」
静さんがくすくすと笑い、「とう」と可愛らしい掛け声と同時に膣肉を締めつけてくる。お返しに突き上げるときゅっと唇を引き結んだ。
「できることなら、今すぐ帰って一晩中抱いてもらいたいんだがな」
「……静さんってマジでエロいですよね」
「君のせいだよ。いや、おかげと言えばいいのかな?」
鼻先をこすり合わせて見つめ合ったまま、静さんがゆっくりと腰を回す。ぬち、にゅち……と結合部で卑猥な音が鳴り、遠くの街灯でぼんやりと見える静さんの顔が色っぽく歪む。
「……比企谷。目がギラついているぞ」
「後ろから突きたいなーなんて思ってませんよ」
静さんの唇が耳にぴったりと貼りつく。
「それは家に帰ってからのお楽しみだ。腰が抜けるまで犯してくれ。……あんっ」
下腹部に急激に血液が集まり、静さんが甘い声を漏らした。
「……すぐに帰りましょう」
「安全運転で頼むぞ?」
くすくすと笑う声に顔が熱くなる。せっせと後片付けをして、なるべく早く、けれど安全運転で帰宅した。
部屋につくなりキスをしながら服を脱ぎ、そのままベッドに向かった。
何時間も交わり、もう無理だ……と思った頃にシャワーに行った。浴室で静さんが「ん……っ」と甘い声とともに膣口から精液を漏らした瞬間に復活してしまい、呆れ笑いを浮かべながらもたっぷりと舐めてもらった。
シーツを替えて添い寝をすると、静さんが楽しげに甘えてきた。
エロいわ可愛いわで無敵かよこの人は……と思いながら、無事にドライブを終えた達成感と、一日中走り回った上にたっぷり交わった疲労感で、それはもう泥のように眠った。
続く。
次回、「え、ここでこの人が出るの?」という人に登場してもらいます。閑話的な感じでのんびりと(^^)
夏コミのない夏はなんとも淡々としたものだなぁ……と感じています。
夏が終わる寂しさもあまりないというか、イベントもなくただただ暑いだけの季節なんてただただ地獄だなーと(白目)
<余談>
ここ数年この作品でJDEを登場させていませんが、もはや最後に登場してもらったのはいつだったかな……と思っています。めぐりん編辺りでしょうか……?
もはや捜索願みたいなご質問ですがwもしわかる方がいらっしゃったらコメントいただけると嬉しいです(^^)!
それでは、今回もお読みいただきありがとうございました(^^)!!