さして広くはない公園をゆっくりと歩く。
「うぅ……っ」
静さんがすがるように俺の二の腕をつまんでいる。裸のうえに、排泄器にはふさふさのしっぽがついたプラグを埋め込んでいる。誰かに見られたらいったいどんな顔をするのか、想像しただけでぞくぞくしてしまう。
「ど、どれくらい、歩くんだ……?」
「とりあえずぐるりと一周するくらいでいいんじゃないですかね」
普通に歩けば数分で一周できるが、かすかに吹いた風にさえ敏感に反応してしまう静さんの足取りは極めて緩慢だ。10分、あるいはそれ以上かかるだろう。
「わ、わかった……ひぁっ」
背中を撫でる。静さんは俺の胸に顔をうずめ、身を任せてきた。
「いつになく従順ですね」
「だ、だって……もとから君のことを信頼しているのに……こんな場所で、裸になって、尻にいやらしいものを埋め込まれたら……もう、君にすがるしか、ないだろう……っ?」
上目遣いの、涙目。庇護欲と嗜虐心に同時に火を点けるような矛盾した魅力を持った仕草。
「それもそうですね」
首筋に吸いつき、両手で肉尻をわしづかみにする。
「あっ、あぐっ、はっ、はぁっ、はぁぁぁ……っ」
耳元で荒らいだ吐息が漏れる。もみくちゃにする尻肉の割れ目がくちくちと卑猥な水音を鳴らした。剥き出しの勃起肉を細指がすがるように掴む。
「歩きますか」
「……握ったままでいいか?」
「いいですよ」
答えてからちょっと後悔するくらいには、静さんの手つきはいやらしい。すがるようににぎにぎとしたかと思えば、ゆるゆるとしごき、噴き出したカウパー液をもう片方の手ですくって嬉しそうに舐める。野外露出に興奮して足取りは遅いままなのに、手首から先は別の生き物であるかのように自在に蠢いている。
「どんだけエロいんですか」
静さんの肩をつかんで街路樹の陰に連れていき、乳頭とアナルプラグを同時に引っ張った。
「んくぅぅぅ……っ」
背すじを弓なりに反らせ、豊満な乳房と肉尻を同時に突き出す卑猥な姿勢。それでも肉茎から手を離そうとしない。
こよりを作るように乳頭をこねくり回し、アナルプラグが抜ける寸前まで引っ張る。限界まで膨らんだ穴。静さんがひざとひざをこすり合わせ、壊れたように身体を震わせる。その肌にはうっすらと汗が浮いていた。
「はぁっ、あぐっ、だめ、だっ、ひきが、やぁ……っ。こんなっ、こんなことされたら……はぁうぅぅっ!?」
膣口に中指を根元までねじ込むと、静さんが両手でとっさに口を押さえた。蜜肉の中でもことさら柔らかい部分を押しながら、アナルプラグの抜き挿しを繰り返す。
「ぅぐっ、うっ、イっ、く、イク、イク、イク……うぅぅぅぅ」
蜜肉が中指をにぢりと食い締めた。むっちりした太ももに力強く手を挟み込まれる。
「はっ、はぁぁっ、はぁぁぁ……っ」
静さんがへなへなと座り込む。まるで立場をわきまえるかのような犬座り。ゆらりと顔を上げる。血管の浮いた勃起肉が顔を縦断していた。
「おおきい……すごく、太い……っ」
すんすんと鼻を鳴らして蕩けた笑みを浮かべる。
カリ首の裏側に朱い舌が添えられた。
「おぁ……っ」
淡い快感に腰が跳ねる。静さんはうっとりとしていた。犬のしっぽが芝生に垂れている。
カリ首から竿の根元にかけて、尖らせた舌がつつっ、つつっと丹念に、執拗なまでに這う。張り詰めた亀頭の割れ目から我慢汁がこぼれでた。
「あんっ……もったいない……っ」
静さんが鈴口に愛おしげに口づけをして、透明な粘液の珠をちゅるりと吸い込む。そのまま流れるように亀頭を咥え込んだ。
「お……おぉ……っ」
唇がカリ首をぴっちりと締め、なめらかな舌が別の生き物であるかのように自在に蠢く。亀頭の表も裏も割れ目もくまなくねちっこく愛でられる。たまらず腰を引こうとすると、逃げてはダメだと訴えかけるように太ももを掴まれた。
「んんん……っ。んっ、んふぅっ、んっ、んっ、ん……っ」
鼻の下をいやらしく伸ばし、すぼめた頬の内側を竿に貼りつけ、頭を何度も前後に振る。
「静さん……っ、気持ち良すぎてっ、やばい、です……っ」
「んぢゅっ、ぢゅっ、ぢゅるるる……っ。はぁぁ……いつもよりかたくなってるぞ……?」
無防備に口を開き、舌に亀頭を乗せ、たばこを持つように人差し指と中指で竿をしごく。見ているだけで射精してしまいそうだ。
「普段とは違う静さんのエロいとこを見て、俺だって興奮してるんですよ……っ。……あ、やば、ほんとに出そうです」
静さんの艶姿に、触られていないあいだもずっと興奮して張り詰めていた。静さんはかぎ状に曲げた二本指で竿をこすこすとしごきながら、楽しげに目を細める。
「それじゃあこのまま出そうか」
「へ? 顔にかかりますよ?」
「大丈夫だ、しっかり口で受け止めるとも。まあ、君になら髪まで汚されても構わんのだがな」
さらりとたまらないことをつぶやき、肉茎の先端を舌に乗せる。五本指でせりあがった玉袋を包み込んで螺旋を描き、まるで葡萄の実のなりをたしかめるかのように撫でさする。
「いつでも出してくれ……」
人差し指と中指に力がこもる。普通にしごかれるよりも加えられる力は少ないが、それでも暴力的なまでにいやらしい光景と非日常にいるという興奮で、抗いようのない射精欲求が込み上げてくる。
「静さん……出る、出る、出ます……っ」
舌に乗った亀頭の割れ目から勢いよく白濁が噴き出す。
「んふーっ! んっ、んはぁっ、はっ、はぁっ、はぁぁぁ……っ」
静さんは舌と口内に勢いよく噴き出した精液をしっかり受け止め、脈動が止まったところでこくりと呑み込んだ。ふだんは口と膣の中で出すことがほとんどなので新鮮な光景だ。
「ん~~~……とても濃いな……うん、呑んだだけでイキそうになった」
ぬるりと竿を根元まで呑み込まれ、残り汁が噴き出す。
「おっ、ぁっ、ちょ、静さん……お、おぉぉぉ……っ」
あくまでお掃除だぞ、と意思表示するようなゆっくりとした前後動。それでも舌の蠢きと頬の締め付けは凄まじい。
呑んだだけでイキそう、という言葉を証明するように乳頭はぷっくりと膨らんでいた。
「んふーっ! んっ、んんっ、んんんん……っ!」
左右の膨らみをつまんで指の腹でこする。静さんは顔を前後にすべらせながら穏やかに果てた。
「……比企谷」
「ん、どうしました?」
犬座りをしたままで、静さんが亀頭に何度もキスをする。
「散歩がまだ途中なのにすまないが……君のものがたまらなく欲しくなった」
「俺もです」
「よかった」
静さんが立ち上がる。流れるように肉茎に指を巻きつけ、ゆるゆるとしごく。
「どこでする? このまま外でしてもいいが……声を抑えられないかもしれない」
「たしかにそうですね、とはいえ帰るのも我慢できそうにないし……あ」
ふと目に入ったのは、小綺麗な公衆トイレだった。
「折衷案ってことで、あそこでするのはどうですか?」
「ああ……とてもいいな。よし、行こう。すぐに行こう」
静さんが実に楽しそうに笑う。お尻の谷間に埋め込んだふさふさのしっぽが、静さんの気持ちに合わせて揺れているように見えた。
続く。
それでは、今回もお読みいただきありがとうございました(^^)!!