※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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1.

「じゃ、触るぞ……」

「う、うん……」

 仰向けで寝ている由比ヶ浜の腹の上に乗り、胸へ手を伸ばす。まだパジャマは着ているが、そのほとんどははだけており、胸の突起が今にも見えそうな状態になっている。

 互いにあまりにも緊張していて、彼女の身体も、俺の手も震えていた。

 一番長い中指の指先が胸にぴたりと付くと、彼女がんんっと悩ましげな声を漏らす。

 がっつきたくなる気持ちを必死で抑えながら、人差し指と薬指、親指と小指の順番で指を付け、ゆっくりと沈めて行く。

「あうっ、ふあっ……」

 彼女の甘い声を聞いて、痛くは無いようだと安堵に胸を撫で下ろす。

 そして、ゆっくり、ゆっくり指を沈める。

 …………。

 ……んん?

 なんか、沈んでも沈んでも底に行き着かない。

 気付けば、10本全ての指がほとんど見えなくなる程に沈み込んでしまい、それに合わせてパジャマもはだけて、突起が完全に見えてしまっていた。

 ……わぁ……。

「ひんっ、あぅぅっ……」

 涙目で声を漏らして、俺のことを必死で見つめてくる彼女。

 ……んー。

 理性が、ぎりぎり。

「由比ヶ浜……大丈夫か? 痛くないか?」

 指が完全に沈んだところで、心配になって声を掛けた。

「大丈夫だよ……えへへ、ヒッキー、優しいね……」

 そう言って彼女はこちらの頬に手を添えて、優しく微笑んだ。

 沈み込んだ指をゆっくり、ゆっくりと動かし始めると、彼女の声はより甘味を帯びてきた。

「あっ、んんっ、ひぁっ、すごっ、ヒッキー、これ、気持ちいっ、ひんっ! ……気持ち……良いよぉ……」

 恥ずかしいのか手で顔を覆っているが、ちらりと覗いた目が色を帯びていることに気付く。

 彼女が最初自分で言ったように、確かに敏感なようだし、俺が与える刺激にも慣れてきた感じがする。

 それならば、と。

 試しに、下から掬い取るように荒々しく揉んで、2つの突起を摘まんだ。

 ――と。

「ひあぁぁぁあぁああぁあああぁっ!?」

「えっ……うおっ!?」

 突起を摘まんだ瞬間に、彼女は手で顔を更にしっかりと覆い、腰が俺を振り落さんばかりに跳ね上がった。

 一瞬、まるでロデオのような格好になったが、すぐにまた元の体勢になる。

「お、おい、大丈夫か……?」

 未だに顔を覆っている彼女に声を掛ける。

 すると、顔を隠したまま、震える声で、

「や……そこ、本当に弱いの……おかしくなっちゃうの……ヒッキーに変なとこ見せちゃう……変な顔見せちゃうから……優しく……して……」

 言って、手をほんの少しだけ動かし、涙に潤んだ目を覗かせた。

 ……うーわ。

 これは、もう、無理。

「すまん、由比ヶ浜」

「……え?」

 突然の俺からの謝罪に面食らって、素っ頓狂な声を上げる。

「……優しくって言うのは、もう無理そうだ」

「え……ひあぁぁぁぁぁっ!?」

 宣言した直後、左手で彼女の両手を掴み、彼女が顔を隠せないようにして、右手はまるで乳搾りでもするかのように乳房全体を激しく揉みしだき、突起を全力でしごき上げるように動かした。

「やぁぁぁぁぁっ!? ほんと、ほんとだめだから、ヒッキー、や、こんな顔見てほしくないよぉ……!」

 涙を流し、口を半開きにさせ、懇願しながら首をいやいやと横に振る。

「そんなことないぞ。全然変なんかじゃない」

 言って、左手による拘束をぱっと放す。それと同時に右手も放した。

「ほ、ほんとに……? えっ、あっ、ちょっと!?」

 油断して手を下ろした彼女の両手を掴み、腰の方に下ろさせ、彼女自身の腰と、俺の膝とで挟み込むと、気を付けの体勢で身動きが取れない状態にした。

 そしてまだ彼女の思考が事態に付いてこない内に、今度は両手で彼女の胸を揉みしだく。

「ひぎっ!? いぁぁぁぁぁぁ……っ! あっ、だめ、両手でなんてされたら、や、だめ、またすぐ……いぅぅぅぅっ……!」

 雁字搦めにされたまま、彼女は全身をぶるると震わせた。

 震えている最中も手は止めず、今度はこりこりに立った突起を集中的にしごき上げる。

「ひぁっ!? ちょ、ちょっと、そんな風にひたら、やらっ、いっ、イっ、イっ……~~~っ……!」

 呂律が回らなくなってきたのか、舌ったらずの甘ったるい声を上げる。

 こちらの体重など意に介さないかのように、何度も何度も繰り返し背筋を弓なりに仰け反らせる。

「あ~……っ、あ~……っ、あ~……っ」

 焦点の合わない目でぼーっと天井を見つめ、口から涎を垂らしながら、一定の感覚で呻き声を上げている。

 事の最中の甘い声も、繰り返し絶頂に達して限界を迎えた後のこの低い唸り声も、どこまでも可愛く思えて仕方なかった。

 その身体からは、風邪の熱と快楽により大量に汗が噴き出していて、もはやパジャマを着ている意味がまるで無くなっていた。

「……ちょっと、飲み物持ってくるわ」

 言って、彼女の頬をさすると、冷蔵庫に入れておいた飲み物を取りに部屋を出た。

 

2.

 飲み物を持って来ると、由比ヶ浜は力なく起き上がり受け取った。

 こくっ、こくっと飲む音がした後、ベッドのライトの所にコップをことりと置く。

「……ふぅ。ありがと。……でもヒッキー、あぅっ、あんなに激しく責めて、ひんっ、くるなんて……って、ちょっと、話聞いてんの!?」

「ああ、ちゃんと聞いてるぞ」

 休憩する為、ベッド横の壁に背を付けて、股座に彼女が座った状態でくつろいでいた。

 ちなみに彼女は既に上着は脱いでいて、上半身裸で座っている。

 そんな状況の為我慢が出来ず、話の腰を折るのも厭わずに胸を揉んでしまった。

 んー。

 まずい。

 許可さえもらえれば、一週間でも揉んでいたいぞ、この乳。

 大きいし柔らかいし、エロいのに包容力もあるって……何なんだこれ。天の恵み?

 話は本当に聞いているんだが、胸は揉むわ顔は明らかににやけているわでひどいものだ。

 おかげで彼女はぷりぷりと怒っている。その顔がまた可愛いもんで更に胸を揉んでしまい、また更に怒られるというデフレスパイラル。

「……まったく、んっ、しょうがないんだかっ、らぁっ……ってこらー!」

「お、おう、すまん……」

 ノリツッコミなどという高度な技術まで使わせてしまった。俺のおかげで彼女のお笑いスキルが上がったと言っても過言ではないのでなかろうか。ごめん、うそ。

 彼女ははーっと深くため息を吐くと、少し顔を赤らめた。

「だから、い、言ったじゃん……弱いって。あんな恥ずかしい顔、ヒッキーに見せたくなかったんだよ……?」

 言って、ちらりと流し目を送ってくる。

 ……わー、何この子。抱きしめ……る。うん。

 後ろからそっと腕を回すと、彼女の身体を包み込んだ。

「ん、や、さっきも言ったけど、全然変じゃないぞ? むしろその可愛いっていうか……うん、アレだ。エロい。超エロかった」

「……うわぁ……」

 …………。

 照れ隠しで言い直したら失敗した。

 由比ヶ浜さん、超引いた目で見てるよぉ……。

「うーん……それは嬉しいんだけど、やっぱり釈然としないや……あ、そうだ」

 言って、彼女はぽんと手を叩いた。

 すっと腰を上げたかと思うと、正面からこちらを見つめて四つん這いの姿勢になった。

 距離がやたらと近い。鼻と鼻が触れ合いそうな距離だ。

 ……なんでそんなに目がキラキラしてるのん?

 一度目を逸らし、少しもじもじしたかと思うと、意を決したようにこちらへ向き直った。

「今度はあたしがするよ。……どうしてほし」

「胸。ぜひ挟んで頂きたいです。よろしくお願いします」

「……ヒッキー、どんだけあたしの胸に興味あんのさ……」

 食い気味で答えたのも相俟って、すんごい引かれた。

「でも……どうやるかいまいち分かんないよ?」

「大丈夫。俺もあんま分かんないから、じっくりやろう。何事もじっくり取り組むことが大切だから」

「ヒッキー……。目が腐ってるのにキラキラ輝いてると、なんかもうすごい不気味だよ……」

 …………。

 どうやら、俺は。

 目を輝かせてはいけない男らしい。

 情熱を持つことを今後極力控えたいと思います。あ、情熱を持ってても表に出さなければ良いのか。情熱を胸に秘めて、最後まで秘めたままにしておこう。それ普通の人じゃないのん?

「ヒッキー。んっ……」

 内心凹んでいると、不意に彼女が唇を重ねてきた。

 ほんの数秒触れ合うだけの、優しい口付け。

 ぱっと離すと、えへへっと笑い、

「んー……惚れた弱みってやつかなぁ……。しょうがない、やったげる。まずどうすると良い?」 

 照れながら頬を赤らめ、小首を傾げる彼女が、どうしようもなく可愛く思えた。

 

 

 

 続く。




胸特集でした。と言いたいところですが、まだまだ続きそうです。どれくらい続くかは僕の腕次第なんで全く見当もつきません。どうなるんだろう。
ここからは本当に成り行き任せになります。

ここと並行して書いてみていた短編のオリジナル小説を書き終えました。初めての出来事なのちょっと感動しています。
本当に短いのですが、それでも書き切るという行為が大事だなと実感しています。
そっちでも経験を積んで、ここの作品に良い影響を与えられたら良いなと思ってます。うおぉぉ。

よく感想で他のヒロインの希望を頂くんですが、今のところは
①はるのん
②めぐりん
③(ルミルミ)
と言った感じです。
ルミルミはどこまで書いてしまって良いものかと悩んでおります。あ、そうか、読んで気分がアレな感じになる方が居たら、読む前に引き返すよう前書きに書いておけば良いんですね。
しかしまあ、本番(言っちゃった)の有無に関しては、その前の段階で止めた方がエロく可愛くなる場合も十分に考え得るので、書き始めてから判断するのも悪くないなって思ってます。
気付いたらルミルミの検討だらけになっていました。なんだこれ。

ちなみに昨日は仕事中、上司に質問しようと順番待ちしてたら、後ろを向いて僕を見た瞬間「殺気を感じた……!」って言われました。何の気なしに立ってて殺気が出てるとかもう人間社会に馴染めなさすぎますやん。むしろ野生でも獲物獲れなくて野垂れ死にますやん。
超雑記でした。


それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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