※この作品はR-18です。

俺ガイル 日常の何気ないエロス。   作:高橋徹

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「ね、いいでしょ? ヒッキーのこと……気持ち良く……したいな」

 由比ヶ浜が俺の太腿に手を添えて、熱っぽい視線を向ける。

 昨日から既に何度か食らっているメロンパンナちゃん(主に胸が)のおねだり攻撃だけれど、今受けているこの攻撃は一際強烈だった。

「うっ、くぁっ……こ、こら……っ」

 鼻と鼻がくっつく程の距離で甘えた声を出されて、ズボン越しに俺の竿をこしこしと擦りあげてくる。

 うーん。

 内なる八幡「お・し・た・お・せ! お・し・た・お・せ!」

 って感じ。

 しかし小町がいくら気遣ってると言えど、初めての行為を時間が限られた中でしかもリビングでとかもう背徳の香りしかしないしなー。それに由比ヶ浜にしてもらう分には時間的にも難易度的にも程良さそうだしなー。由比ヶ浜もノリノリだしなー。

 よし、整理完了。

 目の前まで顔を寄せている由比ヶ浜を見つめると、くりっと大きな瞳が見つめ返してきた。

 これだけ淫猥な雰囲気を放っておきながら、その瞳は純粋そのものだ。

 言葉になんら偽りも誇張も無いということがありありと伝わり、急に恥ずかしくなる。

 それでもなんとか、由比ヶ浜の頬に手を添えて、僅かばかり口角を上げた。

「……よろしくお願いします」

「……ん。やった……」

 視界の隅で由比ヶ浜が小さくガッツポーズをしているのを見て、内心死ぬ程悶えたのは内緒。

 由比ヶ浜はにっこりと笑うと、俺の正面に回り込んでソファの上に膝立ちになり、そのまま俺にもう一度唇を重ねてきた。

 

「んっ……んふぅっ、んっ、んっ、んんん……っ」

 互いに相手の肩に手を添えての、先程のものと比べれば少しさらりとした、それでも十分に濃厚な口付け。

 互いの舌を味わうように舐り合い、交代で吸い合って、何度も互いの身体を味わう。

 由比ヶ浜の顔を見ると、そろそろ慣れてきたのか、うっすらと目を開けてうっとりとした目でこちらを見つめていた。

 ……ああもう、可愛すぎるだろ。なんなんだよお前は……。

「……んむっ……!?」

 そんなことを考えていると、由比ヶ浜が俺の股間に両手で触れてきた。

 ズボン越しに触るのかと思ったら、その時間はほんのわずかしかなく、程なくしてジーンズに巻いているベルトを外し、いきり立った一物が原因で苦戦しつつも、何とかチャックを開け、パンツ越しにさわさわと撫で始めた。

「んっ、くぅっ、あっ、うぐっ……」

 俺の手は由比ヶ浜の肩に添えているだけなので、この状況は圧倒的に俺の不利だ。不利ってなんだよ。

 しかし、どうにも負けているようにしか思えず口付けをしながらも呻いている俺の顔を見て、由比ヶ浜がとても幸せそうに目を細めるのが見えて、釣られて俺まで穏やかで幸せな気持ちになった。……パンツ越しにすげえまさぐられてるけど。

 やがて由比ヶ浜は俺のジーンズに手を掛けて脱がそうとしてきたのだけれど、座ったままだと脱ぎづらいので俺も手を添えて手伝って下ろすことにした。

 ジーンズを下ろし終えた後由比ヶ浜はすぐにパンツにも手を掛け、こちらは比較的あっさり下ろされた。

 どちらも足からすぽんと抜き取られると、下半身が完全に裸になった。

「……わぁっ……」

 初めて見るであろう実物にたいそう驚いたようで、由比ヶ浜は唇を離して口をぽかんと開けた。

「……ヒッキーのこれ、すごっ……おっきい。これが……あたしの中……わわわ……っ」

 由比ヶ浜は肉棒を凝視すると、この後のことを考えたのか、急に頬を赤らめた。

「なんか今の感じ、すげえむっつりっぽいな」

 からかうと、由比ヶ浜がむーっと頬を膨らませた。

「むっつりって言うなし! もう……」

「あっ、うぉっ、ちょっ、おい……っ!」

 俺にからかわれてムカッときたのか、由比ヶ浜は両手で俺の肉棒をまさぐり出した。

 興奮して既に先走っていたせいか、それが潤滑油となり由比ヶ浜の細く長い指が愛撫する手助けをしてしまう。

「こう? こうかな……こんな感じ? ね、ね、どう?」

「あ、うあ、待て、それ、やば……くぅっ……」

 一人遊びで慣れ親しんだ行為も、自分以外の人が、ましてこんなに可愛くて素敵な子がやってくれると、こうも快感が跳ね上がるものなのか。

 由比ヶ浜の手つきはぎこちないものの、頬を紅潮させて興奮しながら、熱心に俺の気持ち良い所を探るその健気さが、あまりにも幸せで心地良くて、あっと言う間に限界に追い込まれた。

「由比ヶ浜……」

 快感に耐え兼ねて、俺は由比ヶ浜のたわわな胸に両手を伸ばした。

「あっ……あん、ヒッキー、やぁっ……あっ、あんっ……」

 肉棒を責められている為俺の愛撫が甘くなっているのか、或いは俺を責めていることで自身に対する快感が紛れているのか、あるいはその両方なのかは分からないが、由比ヶ浜は俺の必死の抵抗も心地良いマッサージ程度にしか受け止めていないように見えた。

 しかしそれでも、俺とて気を紛らわしていないとあっと言う間に果ててしまうのは目に見えている。この時間はもっとたっぷり味わいたい。

 だから、揉み続ける。

 もみもみ。

「あっ、あんっ、もう、あっ、ふあっ……」

 もみもみ。

「ちょっと、ヒッキー……あんっ、いい加減、に……」

 もみもみ。

「あぅっ、んんんっ、も、もう……っ」

 もみもみ。

「こらーーーーっ!」

 怒られた。

「あたしがしてあげるって言ってるでしょ! ……もう……」

 ぷんすかと、怖くはないがそれとなく母親のような雰囲気の怒り方をしたかと思うと、由比ヶ浜が俺の手を見つめた。ちなみにまだ指は巨大なマシュマロの中にうずもれてます。

「ヒッキー、どっちかの手をあたしの前に出して」

「? こう……か?」

 由比ヶ浜からの突然の謎の指示に首を捻りつつも、彼女の口の前に手を差し出す。

 すると。

「……あむっ」

「……っ!?」

 突如として、由比ヶ浜が俺の右手中指をぱくっと咥え込んだ。

「んんっ、じゅるるる……んちゅるっ、れるっ、はむっ、んんっ、ちゅるっ、ぷちゅ、ぢゅるるる……」

「~~~~~~……っ!」

 きゃーっ! きゃーっ! ぎゃーっ!

 由比ヶ浜は俺の中指を、まるで舌を絡め合っている時、いや、その時以上に好き放題に舐り回している。

 指の腹を舌で何往復もなぞられて、その度に腰がびくんびくんと跳ねる。

 ……指って、こんなに気持ち良いの……!?

 まるで中指がどこかへ行ってしまったかのような感覚に陥って震える俺をよそに、由比ヶ浜は手による肉棒への愛撫を再開する。

 こんなの、耐えられる訳ねえだろ……っ!

 そう思い、左手で何とかこの事態を打開・もしくはもうちょっと刺激を柔らかく出来ないかと考えていると、由比ヶ浜が指から口を話し、更なる追い打ちをかけてきた。

「左手も出して。両手の指舐めたげる」

「……はい……」

 もう、抵抗しようがないじゃないですか。

 どうやると良いものかと考えて、最終的に手の甲を合わせる形で由比ヶ浜の前に差し出すと、両手中指を2本まとめて咥えられた。

「うぐぁ……っ!」

 快感が2倍、いや、それ以上にも思える。

 手の甲を合わせて、親指を下にした状態で由比ヶ浜に咥えられたことで、まるで拘束されているかのように見える。そのことに気付いて、余計に身体が熱くなった。

 咥える角度を自由に変え、両中指の腹を丹念に舐め回される。

 これに加えて、肉棒をしごく手の動きがより激しくなり、上から聞こえるくちゅくちゅという水音と、下から聞こえるぐちゅぐちゅという水音が同時に聞こえてきて、頭がおかしくなりそうだ。

「ゆ、由比ヶ浜、これ、もう……! ……へ?」

 限界を訴えると、由比ヶ浜が突然口と手の動きを止めた。

 不意の安息にきょとんとしていると、由比ヶ浜が立ち上がってソファから降りる。

「ど、どうしたんだ……?」

 不安げに聞くと、由比ヶ浜がにひっと笑った。やな予感がする……。

「…………」

 由比ヶ浜は再びソファに上がると、今度は俺と背もたれの間に身体を滑り込み、俺の背中に柔らかな胸を押し当てる体勢になった。

「え、な、なに? なにすんの?」

 更に増した不安により、上ずった声で背後の由比ヶ浜に声をかける。

「んー? ……えへへ、せっかくだから……胸をいじめられた時の、お返し」

「え……うぐぁぁぁぁぁ――――――っ!?」

 由比ヶ浜は悪戯っぽく耳元で囁いたかと思うと、勃起したままの肉棒を背後から両手で掴み、先程までに比べて一層強くしごき始めた。

 右手で竿から亀頭にかけてこすり上げ、左手は玉をくにくにと触っている。

「待て待て待て待て……待ってくれ……」

 止めようにも、あまりの快感に力が入らない。

「えへへ……さっきので、ヒッキーが気持ち良いって思うとことか、どれくらい強くすれば良いかとか、結構分かったと思うんだ。だから……いっぱい気持ち良くしたげる」

「……っ!」

 なんでそんな学習能力がやたら高いんだよ! 天然スケベメロンめぇ……!

 このままでは正面のフローリングにありったけぶちまけてしまう。

 なんとか抵抗しようと、必死で力を込めて由比ヶ浜の右手の手首を掴むと、手首から先だけでにちゃにちゃと音を立てながらしごかれる。

 かと言って手首から先を掴むと、今度は腕全体を動かすことでしごかれる。

 もはや、逃げ場が無かった。

「あっ……あがっ……」

 そうこうしている内に、もう、限界が近い。

 抵抗を止めて、ぶるぶると震えながら身体を海老のように屈めると、興奮で上ずった由比ヶ浜の声が耳元で聞こえた。

「ヒッキー、出る? 出る? 出ちゃう? いいよ、いっぱい出して? ね、ね、ね……っ」

 囁いた直後、由比ヶ浜のしごき上げる速度が更に増す。

 数秒と持たないうちに、身体の奥底から強烈な勢いで込み上げてくるものを感じる。

「うぐぁぁぁぁぁぁぁぁ……っ!」

 出る直前、長い唸り声を上げた。

 そして、次の瞬間。

「――――――――――っ」

 どびゅるっ、ごぶっ、ごぶごぶっ、どぶっ、びゅるるっ、びゅるるっ、びゅるっ、びゅるるっ……。

 今まで見たことが無い量の精液が、今まで見た事の無い距離を、猛然とした勢いで飛んだ。

 視界が白むのを感じながら、呆然と正面を見渡すと、自分が解き放ったものの軌道がはっきりと見てとれた。

 …………。

 ……疲れた……。

「わぁ……すごい飛んだね。よしよし、頑張った、頑張った……」

「恥ずかしいからやめてくれ……」

 由比ヶ浜は感心の声を上げると、頭を撫でようとしたものの手は使えないと判断したのか、俺の肩にあごを乗せ、頬と頬をくっつけてすりすりしてきた。あったか恥ずかしい……。

 そして、ほいっ、と小さく声を上げると、俺の背中から離れて、近くにあったティッシュで俺の竿を拭き取り始めた。

「…………」

 何やら、じーっと竿を凝視している。

「……どうした?」

 射精の余韻が残っているため、ぼけっとした口調で尋ねると、由比ヶ浜がむうと唸った。

「んー、最初は口とか胸でしようと思ってたんだけど、勢いでつい、手でやっちゃった……。今からもう1回する元気ある?」

「や、流石にすぐには……。なんか魂抜き取られた気分だし……」

 瀕死の状態で答えると、由比ヶ浜がゆっくりと頷いた。

「……そか、そうだよね」

 じゃあ、と言いながら、ソファに膝立ちになり、俺の首に手を回す。

「……また、後でしたげるね」

「……ぜひ」

 弱々しく答えると、由比ヶ浜はにこりと笑い、軽く唇を重ねてきた。

 ……早く、床拭かないとなんだけど……。

 うん、絶対匂いってか臭いで小町にバレるな。部屋から消臭スプレー持ってこよう……。

 

 

 続く。




ガハマさんHAPPY BIRTHDAY!!
という記念すべきタイミングで、まさかの手こき。
指フェラを書こうとしたら気付いたら手こきも加わって、当初予定していた行為からずれました。何と言う事でしょう。ずれた分は元々予定していた他のシーンに組み込みます。長くなるぜぇ……。
ガハマさんの次話はのほほんです。1話で終わるのか2話で終わるのかは成り行き任せで。

めぐりんとはるのんは、それぞれ3~5話分くらい書き溜めてから投稿して行こうと思います。慎重に。しばらくの間めぐりんは7~10日に1回更新くらいの頻度、はるのん編開始は当分先になります。

常連の方も、通りすがりの方も、ご感想お待ちしております!!


それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!
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