※この作品はR-18です。

軌跡ヲナゾル猥手   作:四十八手

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サラとの一夜

「とまあ、そういうことがありました」

 

 夜になって第三学生寮、依頼主は学院長だったが今日の旧校舎調査で判明した出来事をついでにサラ教官に報告しにきた。

 え?旧校舎の調査がどうなったのかだって?

 

 予想通りガラッと構造が変わっていたダンジョンでサッとモブ魔獣を片づけてチャチャッと奥に湧いたボスを仕留めて帰ってきました。

 特筆するようなことなんて無かったしな、今の俺には試練の進み具合まで干渉することは出来ないんだし当然だろう。

 

「ふーん、オリエンテーリングの時とは別物にねぇ、何かある遺跡だとは思ってたけどそこまで大した仕掛けがあるとは思わなかったわね」

 

 三階の自室で俺の報告を聞いたサラ教官は少し目を真剣そうに細めるとそんなことを言った、片手のビール缶とテーブルの上の大量の空き缶で雰囲気ぶち壊しだが。

 しかしコートを脱いだいつものワンピース姿だがこの服やたら体にフィットするデザインみたいでスタイルがくっきりしてなんだかこう……エロい。

 

 しかも普段は胸の下でコートのベルトを締めてるもんだから胸が更に強調されて破壊力マシマシ、絶対に男子生徒にとって目の毒だ。

縦縞セーターに似た属性のある服な気がして大好物ですデザイナーさんには感謝の言葉しかない。

 

「それにしても、引き続き調査を買って出るなんて、どういう風の吹き回しかしら?」

 

「乗りかかった舟ですから、体を鈍らせないのにもいい環境ですしね。大体生徒会の手伝いをこっちに振ったのはサラ教官じゃないですか、今更そんなこと言わないで下さいよ」

 

「鈍らせない、ね。ふーん……」

 

 む、口を滑らせたか。

 普段おどけてるし今日は大分酒も入っているようだがサラ教官は執行者クラスはあるだろう実力者だ、迂闊だったかな。

 

「なーんかアンタは隠してそうなのよね、オリエンテーリングの時も随分余裕そうだったし、≪Ⅶ組≫に関してもあっさり受け入れてたみたいだし」

 

 結構直球でのつっこみにギクリとする、確かに原作知識のある俺は周りから注意深く見れば不審なところの一つや二つ見つかるのかもしれない。

 その辺りの誤魔化し方ももう少し工夫した方がいいか、だけどこれは……いい機会かもしれないな。

 

「サラ教官、一つ俺と勝負をしませんか?」

 

「勝負?」

 

「ええ、俺が負けたら俺が考えてることは全部お話ししますよ、ただし、勝ったなら――」

 

 興味深そうにこちらを見ていたサラ教官と目が合った瞬間に魅了の能力をオンにし全集中を注ぎ込む。

 

「え?――あ」

 

 たちまちサラ教官はトロンと瞳を蕩かせ、熱に浮かされたような顔になる。

 この能力の素晴らしいところは相手に自分の感情の変化に対する違和感すら感じさせないところだ。

 

 おかげで彼女のような実力者でさえ一瞬で虜に出来る。

 

「教官を俺のモノにします、いいですね?」

 

 その無茶苦茶な要求にも籠絡されたサラはただ頷かされてしまう。

 

「わ……分かったわ」

 

 望み通りの展開に内心で満面の笑みを浮かべながら俺はその勝負について説明し始めた。

 

 

  *

 

 

「――――っ」

 

 いつもの余裕のある顔を真っ赤に染めてサラはベッドに仰向けになった俺の上に頭の向きを逆にした形で四つん這いになっている。

 彼女の顔の下は丁度こちらの腰の辺り、そして開いたジッパーから引き出された俺の陰茎が高まる興奮を芯に膨らみ勃ち上がっていた。

 

「教官の前でこんなにするなんて……とんだむっつりスケベだったわねアンタったら」

 

「俺としては結構オープンなつもりなんですけどね、それに今はサラ教官だってこんな格好なんですからおあいこですよ」

 

 勃起したベニスを直視できず、だがチラチラと覗き見てしまっているサラ、そんな彼女はこちらの頭の横に膝を立てた姿勢で俺同様股座を相手の顔の前に晒している体だ。

 ワンピースの短いスカートから伸びる瑞々しい太腿の谷間を覆っていた黒いレースのショーツは下ろされ今は片膝にかかっている。

 

 晒け出された恥丘には使われた気配のない桃色の花弁がヒクヒクと揺れていた。

 

「緊張してます?」

 

「だ……誰がよ!このぐらい何てことないんだから……」

 

 言葉が尻すぼみ気味だったのは強がりの証拠だろう。

 普段理想の男性像など語っているが明らかにサラは男性経験が無い。

 

 この魅力的な女性を男として女にすることが出来る悦びに胸が高まる。

 

「良かった、流石サラ教官です、じゃあ始めましょうか」

 

「――いいわ、見てなさい。アンタみたいな子供、すぐに終わらせてあげるわ」

 

 自分を奮い立たせるような強い声音でそう言い放つとサラは眼下の俺のモノを睨み、躊躇うような間を挟んだ後、腹を括ったように目をつむって口に咥え込んだ。

 

「んん――む、ぐ、ふー……んん――」

 

 先にイカされた方の負け――そんなふざけたルールの勝負を受けてしまったサラは未熟者の年下と侮る俺へのメンツを賭けてフェラチオによる愛撫を開始した。

 

「歯は立てないで下さいね」

 

「――っ。分かってるわよ!……ん、ちゅ、れろ」

 

 膨らんだペニスが暖かく湿る柔らかな感触に包まれゾクゾクと官能が背筋を這い上がる。

 

「はぁ……あむ、んん――ちゅ、ぺろ、れる、ちゅ……」

 

 サラは懸命に顔を揺すり、口輪で肉竿をしごきながら舐め回してくるがその動きは責め所を弁えてはいないようで、上達したアリサのフェラチオを経験した俺にとっては耐えられない程じゃない。

 あのサラ教官が自分のモノにしゃぶりついている、その光景だけでもしばらく堪能したかったがあまり油断しすぎてもいけない、こちらも始めるとしよう。

 

 頭上にあるサラ教官の臀部を覆っているタイトなスカートを腰までめくり上げる。

 こちらも手を出すことは承知の上なので制止されることもない、くびれたウエストから形のいいヒップ、整った女性らしいラインの造形美に感心しながら滑らかな手触りの太物、その付け根へ顔を寄せていく。

 

 俺を跨ぎ立つため広げられたそこで露わになっている淫唇へと口づけた。

 シャワーを済ませた後らしくボディソープの香りと女性特有の体から滲み出る甘い芳香が鼻腔をくすぐる。

 

 華やいだその香りに浸るのもそこそこにサラの大事な部分に密着させた唇から舌を伸ばし、蜜肉をかき分けて膣内へえと挿し入れた。

 

「はぁ……まだ――っ!?」

 

 一呼吸していたサラはビクリと身を震わせその刺激に明らかな反応を見せていた。

 腰が浮きそうになっていたが、がっしりと押さえ込んでから吸い付いたので逃げられない。

 

「ちょ……何これ……リィン待ちなさ――んっ!あっ!」

 

 予想以上に反応が大きい、あまり自分で弄ったりはしないんだろうか、それならそれで好都合だ。

 サラの制止は聞き流し、じわりと内から愛液を漏らし始めた蜜肉を舌で撫で蹂躙しながらぷっくりとした膨らみ、クリトリスを断続的に尖らせた舌先で弄ぶ。

 

「あ――っ!……ぅん……は……あ……ああっ!」

 

 サラは必死に声を押し殺そうとしていたが、抑えきれていない喘ぎ声が切れ切れに口から漏れている。

 

「こ……の……んっ!」

 

 このままではイクのは時間の問題と理解したのか目の前の肉竿を咥え直してサラは再びフェラチオにかかる。

 だがクンニにより感じてしまっているせいかさっきまでより責めが勢い任せで精彩を欠いている、竿に絡みつく舌の感触を楽しむ余裕さえこちらにはあった。

 

「ふ――んっ!ちゅ、ちゅる――んん――ちゅる、れろ……んっ、む――んんっ!」

 

 そんな状態ではどうなるか結果など明らかでほどなく、散々に秘肉をこねくり回し、膨らんだクリトリスを甘噛みした瞬間サラはビクビクと体を震わせ達してしまったその感覚に悶えていた。

 唇が触れている蜜口もキュウと収縮している、イったと判断して間違いないだろう。

 

「サラ教官?今イキましたよね」

 

「――っ、ま……まだよ、別にイッてなんか……」

 

 男と違い体の反応が分かりづらいとはいえ、震えながらそんな強がりを言うサラの姿につい嗜虐心が湧いてしまうのを自覚してしまった。

 

「分かりました、じゃあもっと激しく行きますね」

 

「え……激しくって、リィン、ちょっと待――――っ!!」

 

 すべすべとしているのに手に吸い付いてくるような柔らかな手触りが心地良い美脚に両手を添え、固定しながらサラの蜜口へ再度舌を突き挿れ先程よりも荒々しく、かつ掴みつつある感じやすいポイントを重点的に責め立てていく。

 

「あっ――あっ――あ~~っ!や……ああっ!ダメ……止め……く、んっ!」

 

 イッた後で敏感になっているのかそれまで以上の反応でサラは喘ぎ悶えていた。

 段々と腰から力が抜け、逃がさないようにしていた手がいつの間にか支えるような形になってしまっている。

 

「~~~~っ!」

 

 再びの絶頂、だが今度は確認を取るような真似はせずにヒクヒクと痙攣したように震える膣口を黙々と舌で弄り、溢れてくる愛液ごと吸い立てていく。

 

「リ……ぃ……ン、もういいから、認めてあげるからもう……やっ!ああっ!」

 

 何事か言おうとするのも構わず口戯を続ける、サラからの責めはいつの間にかなりを潜めていた。

 とめどなく溢れてくる蜜液の味に酔いしれながら……一時間後。

 

「ぁ……はぁ……はぁ」

 

 だらしなく脚を開き、唾液と愛液にまみれた秘部を晒したサラがベッドの上に裸の肢体を投げ出していた。

 瞳はうつろに蕩け、両手の指でも数え切れないほどの絶頂を経てすっかり弛緩した表情、姿は何とも言えない色気を放っていた。

 

「止めろって……言ったでしょ……この、バカ」

 

「サラ教官がすぐに認めてくれなかったからですよ」

 

 息も絶え絶えに毒づくサラに意地悪く笑ってみせる。

 

「勝負は俺の勝ち、でいいですね?」

 

「――ええ、ええ、いいわよアタシの負けで。……もうアンタだってその気なんでしょ」

 

 侮っていた年下の相手に散々イカされたせいかやけくそみたいな口調になっているサラは準備万端なこちらを見る。

 力の抜けたサラのワンピースと下着を脱がせた際に俺もさっさと服を脱いで裸になっていた。

 

 股間ではこの先に向けて臨戦態勢に入っている肉の槍が穂先を膨らませていた。

 

「それじゃあちょっと失礼します」

 

「?……えっ、ちょっ……」

 

 抵抗する気力も無いサラの膝下に手を掛けるとそのままぐいっと頭の方まで押し上げてやる。

 流石に体は柔らかく力が抜けていたこともあってあっさり腰が折り曲がる。

 

「ちょっと……何よこれ」

 

「知りません?まんぐり返しって体勢らしいですよ」

 

「そんなこと聞いてるんじゃ無いわよ!」

 

 顔を真っ赤にしてサラがわめく、やっぱりというか何というか恥ずかしい体勢らしい。

 イカされまくったせいで体に上手く力が入らないのか抵抗が無いのが幸いだ。

 

「何だってこんな格好させるのよ……もう」

 

「ははは、すみません。やってみたかったっていうのもありますけど、もう一つ――」

 

 押し上げた脚の付け根、尻を浮かせるような形になっているサラの女陰に股間の屹立をあてがう。

 

「あ――」

 

 体勢のせいでサラからも自分の性器とそこに突き付けられた男根が、そしてこれから先のこともよく見える。

 

「こっちの方がサラにも実感してもらえるんじゃないかと思ってさ」

 

 ぐっと腰を落とし込むと濡れた淫唇はすんなりと肉笠を内に迎え、膣内へと俺のモノが侵入を果たす。

 グチュリという卑猥な音と共に、自分が男に犯される様に見入るサラの表情には緊張が滲んでいた。

 

 年上として、教官として普段保っている余裕を失くしている初心な女性の姿に劣情を煽られ、つい一息に根元まで腰を突き込んでしまった。

 

「あっ!~~っ……ん、くぅ……」

 

 一瞬目を見開き甲高い声を上げるサラ、初めて男に貫かれたことによる痛みを堪えているかのようだったが、破瓜の苦悶に変化が訪れるのは意外なほど早かった。

 

「はぁ……ん……あ……え?――」

 

 その変化にはサラの方が戸惑っているようだった。

 これはひょっとして……そんな思いから腰を揺すりうずめたままの肉杭の先で膣奥をノックするようにつつくと。

 

「んっ!ぅ――」

 

 独特の熱の籠った喘ぎがサラの口から漏れた。

 その声に確信した俺は腰をゆっくり上げモノを引き抜いていく、膣壁のキツい締めつけに絡みついてくる柔襞で竿の敏感な部位が擦れひりつくような官能が脊髄を侵食してくるのを感じながらカリ首の辺りまで抜いた肉竿をまた奥深くまで沈み込ませていく。

 

「~~っ、んっうぅ……く……」

 

 見下ろすサラは唇を固く閉じ声を漏らすまいとしているようだった。

 どうやら丹念に解きほぐしたせいか、既にサラは膣内への抽挿で感じ始めているらしい。

 

 その事実が俺の情欲に火をつけた。

 

「あっんっ!――んんっ!?待って……リィン……んああっ!」

 

 真上からサラの蜜壺へ肉杭を打ち込み、引き戻してはまた奥まで穿つ、不安定な姿勢で身動きもままならないサラを昂ぶりのままに犯していく。

 腰を叩き込む度にサラの声はどんどん艶を増していった。

 

「んっ!はぁ……あっ……何これ……あっ!んぅ……頭が……ヘンになる――んんっ!」

 

 少し腰を捻ってモノを突き挿れ膣奥の辺りを亀頭で擦った瞬間、ビクリとサラが強い反応を見せた。

 狙い目を見つけた俺はぐっとサラに覆い被さるように体を密着させていく。

 

 上げさせた脚を体全体で押さえ込むようにして、目の前には押し寄せる快楽に表情を蕩かされつつあるサラの顔。

 

「はぁ……あ――んっ、む――んん――ちゅ」

 

 口を合わせ、無抵抗なサラの唇と舌をねっとりと吸い舐めていく。

 そうして美女の唇を貪る悦楽に浸るのもそこそこに、ベッドについた手を支えに密着した腰をピストンし始めた。

 

 ストロークを短く、その分抽挿の回転数を上げサラの奥をグリグリと激しく突き責めていく。

 

「んんんっ!んっ!むーっ!ぢゅ、ちゅ――ふ、んん――む、ふー……」

 

 塞いだ唇の奥からそれまで以上の喘ぎが溢れてくる。

 弱点を亀頭で擦る度に膣壁がキュウキュウと収縮し竿を締めつけてきていた。

 

 そろそろラストスパートをかけるとしようか、時が経つほどサラの具合は良くなっている、射精感を抑えるのにも限界が近づいてきていた。

 更に腰の動きを加速させながらサラの胸に手を伸ばし、ピンと張った桜色の頭頂を摘まむ。

 

 指の腹で転がすように弄ると組み敷いたサラの肢体がビクビクと振るえ、同時に腰を突き込んだ瞬間。

 

「~~~~~~っ!」

 

 ギュッと瞳を閉じたサラの声にならない喘ぎが押し付けた唇の奥からせり上がる。

 その絶頂により肉竿を包み込んだ膣壁も、俺のモノを逃がすまいとするように収縮し締めつけてきた。

 

 それが止めとなり、既に官能の波を堰き止めるのを止めていた俺もまた押し寄せる快感に身を任せ、溜めこんだ情欲の結晶をサラの膣内へ解き放った。

 理性の弁を外されたペニスから性の奔流が行き場を求め鈴口から飛び出し、ビュクビュクと肉竿を脈動させながらサラの奥深くへ、とめどなく大量の精液が注がれていく。

 

「あ……あ……熱……中に……んっ」

 

 唇を離し、見下ろしたサラの顔はいつしか快感を受け入れた女の顔になっていた。

 急速に思考から熱が失われていく中俺は、焦がれた女の膣内を自分の精で満たしていく感覚に男としての情欲も満たされていくようないいようのない満足感を得ていた。

 

 

  *

 

 

 ベッドに寝転がる俺の前には背中を向けたサラの裸身があった。

 まだ眠ってはおらず、ただいいように抱かれたことに拗ねているらしく先程からずっとこの有り様だった。

 

 魅了は効いているので嫌悪されているわけではない、彼女の腰に回した手が払われないことからもそれは分かる、本当にただ拗ねているだけだ。

 

「体調、落ち着きました?」

 

「……あんなことしといてなんでアンタは平気な顔してるのよ、もう」

 

 顔を合わせずに不満を口にするサラ、イキまくった余韻は抜けたようでいつもの調子が少しは戻ったようだ。

 

「アタシだって女なんだから、理想のシチュエーションぐらいあったのよ。それがこんな……初体験になるなんて、思ってもみなかったわ」

 

「……それはすみません」

 

 流石に勢い任せに襲ってしまったのは軽はずみ過ぎただろうか。

 しかし魅了にかかっている以上、それほど問題にはならないはずだ。

 

「気持ち良くなかったですか?」

 

「……それは、良かったわよ、すごく、おかしくなりそうなぐらい」

 

 見なくても顔を赤くしているのが分かる、恥じらいが乗った声でサラは素直に感想を言ってくれた。

 男冥利に尽きる、その言葉にまた下半身が滾り始めるのを感じながらもサラにとって初めての今日のところは控えておく。

 

「まさか、こんな年下にあそこまで――その、好きにされるなんて思わなかったわ。……これも経験の差ってやつかしら?」

 

「ははは、大したことないですよ、経験なんて俺だってついこの間まで――」

 

 ――しまった、今日二度目の失言である。

 口に掛ける滑り止めがあるなら迷わず俺は用意しておくべきだろう。

 

「ふぅん、この間まで、ね」

 

「……」

 

 くるりと体をこちらに向けじっとりとした目で俺を見てくるサラの視線が冷たい。

 

「そういえばアンタ朝からアリサとよく一緒に居るわね」

 

 流石元A級遊撃士、鋭い。

 ……だ、大丈夫だろうか、なにしろ二人に手を出すのは初めてだがこういう時には例のご都合働いてくれるんだろうか。

 

 夜中に散々ギシアンしても周りの部屋に気づかれないほどの効能があるんだから、このぐらい何とかしてくださいよお願いします。

 

「あのですねー、サラ教官、それは――っ!?」

 

 言い訳の口上は次の瞬間、迫ってきたサラの唇に阻害され途切れた。

 予想外の事態に頭が真っ白になる中、寄りかかってきたサラに押し倒される形で仰向けにされてしまう。

 

 俺の体の上に乗ったサラはそのまま瞳を閉じて混乱する俺の口の中へ舌を挿し入れてきた。

 サラの舌は口内をくすぐるとこちらの舌まで伸び舌先を絡めるようにうねる。

 

 体は正直なもので、その感触に弱い俺はほぼ無意識に自分からも求めて舌同士を絡めていく。

 

「ん――ちゅ、ぢゅ、は――む、ん、ちゅ」

 

 のしかかるサラの体、胸で押しつぶされている豊かな乳房とその先にある突起の感触がくすぐったくも心地良い。

 

「――はぁ」

 

 数分の間続いた口での交わりの後、唇を離したサラは真剣な面持ちでこちらを見下ろしてきた。

 

「遊びじゃ、ないのよね?」

 

「――はい」

 

「アリサも?」

 

「はい――あ」

 

 しまった、今のはまずかったか。

 堂々と二股宣言した俺にサラは大きなため息を吐いていた。

 

 終わったか?でもなら今のキスは――そう焦る俺の目の前で、サラは手をすっと俺の下腹部にやると、半勃ちのモノを優しく撫でた。

 ビクりとそのすべすべとした感触に硬度を増しながら分身が跳ねる。

 

「サラ、教官?」

 

「普段はいいけど、こういう時は呼び捨て、許してあげる。だから……」

 

 サラはまだ恥じらいの残る顔色でウインクをすると、その肢体を見せつけるように俺の上に跨った。

 

「アリサとした分に追いつくぐらい、アタシとシなさい、いいわね?」

 

 精一杯のお姉さんぶりがそれなのだろうか、間違いなく俺の望んだ能力が期待通りの結果を生み出しているらしいことに胸を弾ませながら、サラとの夜に臨むのだった。

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