軌跡ヲナゾル猥手 作:四十八手
3P回やろうかと思ってたけど予想以上の難しさに後回し。
相変わらずこまけえことはいいんだよスタイルで進めます。
待ちに待った週末特別実習、車窓から眺める田園風景の実に美しいケルディックの地にアリサ、ラウラ、エリオット、そして俺のA班はやってきていた。
実技テスト後、サラによって頬を張られるアクシデントに見舞われたものの班分けの方は変更無かったようで幸いだ。
回避したアリサからのビンタをこんな形でサラから受けることになるとは、これぞ歴史の修正力――などではなく完全な自業自得である。
列車を使った一泊二日の旅とはいえ士官学院カリキュラムの一環、お遊び気分というわけにはいかないが子供時代の遠足のような高揚感を感じずにはいられない。
他のⅦ組メンバーと違ってどんなことをやらされるか知っているから精神的に余裕があるお陰でもあるんだろうけどな。
本日のお宿、風見亭で女将マゴットから特別実習のお題を受け取りその街のお手伝いさんな内容に面食らう皆を適当に説得して実習を開始する。
宿に到着するなりサラが美味そうに呷り始めたライ麦の地ビールには興味をそそられたが今は学生身分であるためご相伴に預かることはできなかった。
すごく……残念です。
そんなこんなでザ・軌跡シリーズ伝統の導力灯交換ミッションやら薬の材料調達という名のお使いをこなし手配魔獣、スケイリーダイナの討伐にやってきた。
トカゲ型というが人の倍近いビッグサイズで二足歩行なダイナさんはプチ恐竜とでも表現したらいいだろうか。
「うう……手強そうだね」
「エリオット、大丈夫かしら?」
「大丈夫大丈夫、エリオットもアリサもその内慣れるって」
まだまだ場慣れしておらずびくついているエリオットやアリサをなだめながら魔獣の元へと向かう。
俺も小さい頃はちょっとでかい魔獣に出くわしただけで漏らしそうになったもんだ。
ユン老師による武者修行の荒療治の成果とはいえそれが今では全く平気になれたんだから人間やっぱ慣れる生き物なんだろう。
精神的に図太い彼らならきっとすぐそうなれるよきっと。
「いざって時は助けに入るから、背中は任せるよ」
「――うむ」
同じ前衛であるラウラの何か言いたげな視線だけは気になったが。
*
「リィン……何故そなたは本気を出さないのだ?」
夕食後の風見亭、やってきましたラウラさん。
実技テストで大分やらかしてたからこのタイミングじゃ来てくれないんじゃないかと思ってたが。
大市で商人さん方が場所を取り合ったりそれを仲裁して元締めさんにお茶をご馳走になったりと色々あった気もするがこのイベントに比べたら些細なことだ。
違うのは全力でやったらすぐに片付いてしまいそうな今日の手配魔獣戦なんかで実際に俺が手を抜いていることだろうか。
その辺り武士道娘なラウラさんからしたら許容できないところなのかもしれない、さてどう返したらいいやら。
「本気か……そうだな」
熟考の末――俺は考えるのを止めた。
「ラウラ、この後少し付き合ってくれないか? 剣も用意しておいて欲しい」
「む――承知した」
唐突な誘いにも神妙な顔つきでラウラは頷いてくれた。
――そして人気の無い場所を探しやってきた夜の街道外れ、風車の脇で刀を手にしてラウラと向き合う。
「リィン、そなたの剣だが……」
「ああ、ラウラは察してるだろうけど八葉一刀流だよ」
俺が太刀じゃなく打刀を使ってるせいで迷わせたかもしれないラウラの疑問に答えておく。
確か帝国界最強の剣士ことヴィクター・アルゼイドな親父さんから八葉の使い手にいつか会うだろうとか仄めかされてたんだったっけか。
「色々聞きたいことはあるんだろうけどさ、とりあえず――」
生憎と無自覚フラグメイカーな原作リィンのように器用に立ち回ることはできない俺は手っ取り早くこの方法を取らせてもらう。
この体の内に眠る暴力性を秘めた力へ意識を集中させ掌握し――解放する。
「っ!」
一変した俺の雰囲気にラウラが目を見開きながら息を呑む。
彼女の視界に移る俺は髪の色を銀に変じさせ、瞳孔を赤く染めていることだろう。
驚愕しているラウラと向き合い刀を抜く。
反応を遅れさせながらもこちらの意思を汲み取ってくれたらしいラウラはその両手剣を構えた。
「これが本気の俺だ。来い、ラウラ」
「――感謝するぞ、リィン。参るっ!」
武者震いか身を震わせ、威勢よく叫び気迫を滾らせながら向かってくるラウラを全力を以て迎えるのだった。
*
予想出来たことではあるが勝負は一瞬で決まった。
この状態ならば俺はラウラの反応速度を遥かに凌駕する速度を発揮できる。
そんな状況であえて正面から彼女を迎え撃ち、振り下ろされた一刀を捌いて落とし、目にも止まらない速さの返す刀で首元へ刃を突き付けて見せるとあまりの疾さにしばらくの間ラウラは言葉を失っていた。
「ここまで、とはな」
敗北を認めたらしい言葉に刀を引き鞘へと納める。
ラウラの方はと言えば手に剣を提げたままではあるが完全に肩から力を抜いているようだった。
「八葉では皆伝に至ったものは”理”に通ずる達人として剣聖、と呼ばれるそうだが、もしやリィンは既に……?」
「まあ皆伝は授かってるよ、正直”理”だとかいうものにはあまり実感が無いんだけど」
一般的にはラウラの言った通りだが残念なことに俺はそんな悟りが開けたような心境に至った覚えがない。
……もしや邪念が多すぎるせいだろうか、主に下な方向性で。
「よもや同じ年頃でここまでの達人が居ようとはな……それと、その変化だが……」
「どうしてこんな力があるのかについては実は俺もよく分からないんだ。小さい頃あるきっかけで気づいたんだけど、あまりに得体が知れない力だからさ、普段は頼らないようにしてるんだ」
神気合一、この力については実際不明な所が多いのでそんな風に誤魔化しておく。
変に知ったかぶりすると後で怖いからな。
「ふふっ、いい稽古相手が見つかったかと思ったが、ここまで相手にならないのではそなたにとって迷惑だろうな」
自嘲気味にラウラはそんなことを言ってしまう。
やはり向上意欲旺盛な彼女だけに俺に期待していたのはそれだったんだろう。
「そんなことはないさ」
「しかし――?」
だが俺は首を振ってラウラの言葉を否定して見せる。
「ラウラが望むなら俺はいつだって相手になるよ、今回みたいなやり方じゃなく、傲慢な言い方だけど勝負になるよう力を抑えて」
「よいのか?そなたにとってはあまりに益がないように思えるのだが」
「いや、理だとかに実感が無いって言ったよな?どうやら俺も精神的には相当未熟らしいから、ラウラみたいに学院で皆と切磋琢磨したいって気持ちはあるんだよ。それに――」
ラウラの間近まで歩み寄りその顔を真っ直ぐに見つめる。
目を合わされたラウラが微かに目を瞠ると急に落ち着きを失くし、動揺したように瞳を揺らしていた。
「益が無いってわけじゃないからさ」
魅了能力を発動させたことによるその反応に内心ほくそ笑みながら俺は更にラウラとの距離を詰めるのだった。
*
「リ……リィン」
剣を落とし、頬に朱の色を浮かべながら後退ろうとしたラウラの腰に手を回し引きとめる。
彼女には寮生活で顔を合わせる度に浅く魅了効果を擦り込んでいたので実に
「稽古相手としてだけじゃなく、俺はラウラとは個人的に仲良くしたいって思ってたよ」
「仲良く、とは……その」
「もちろん、こういうことだよ」
ここまで接近されて意識せずにはいられないだろう俺の意図に視線を伏せがちにしてしまっていたラウラ。
そのおとがいに手をかけ、上向かせた唇に瞳を閉じるとこちらの唇を触れ合わせた。
「ん――!」
閉じた瞼越しにラウラの凛々しい瞳が見開かれている気配を感じる。
唇を奪われた形だが、魅了を受けてしまった彼女は抵抗するような動きを見せることも出来なかった。
腰に回していた手を引き寄せ、身の丈程もある大剣を振り回せているとは信じられないようなラウラの細い体を抱き寄せる。
そうして体同士を密着させるといつしか目を閉じていたラウラの唇を唇で何度もついばむように貪った。
「ん……ふ……んん……」
その間にも魅了の深度は深まり、ゆっくりと挿し入れた舌は拒まれることなく少女の口内へ侵入を果たし、求められるままにラウラはこちらと舌を絡め交えてくれた。
「ちゅ、む……ん……ぢゅ、はぁ……んっ!」
触れ合わせた唇の隙間から唾液の奏でる卑猥な濡れ音を響かせながら俺達はそのまま暫くの間唇と舌とを貪り合う。
ようやくキスを終えた時には互いの唇の間で一瞬唾液の糸が引かれてしまうほどで、その様にラウラはただでさえ赤くなっていた顔を耳まで赤く染めていた。
「あ――」
そこで体を密着させられていたことでラウラが気づく。
下腹部に押し付けられた俺の股間の辺り、ズボンを内から膨らませているモノの存在に。
「リ、リィン! これは、まさか……」
「ああ、キスもあるけど、久しぶりに全力を出したせいか思ったより興奮してるみたいだ」
彼女の性知識がどの程度かは知らないが、こちらが欲情していることは十分に伝わっているらしく戸惑いを露わにしている。
当然ながらそんな姿を見せられても構えた矛を収める気はさらさら無い。
「相手をして欲しい、ラウラ」
「~~~~っ!ま、待ってくれリィン。こんなことには順序というものが……あってだな……」
崩れつつある自制心をふるってこちらをとどめようとするラウラだったが、その言葉は尻すぼみになってしまっていた。
普段毅然としている彼女らしからぬ慌てふためいた姿に嗜虐心がくすぐられるのを感じながら、顔を吐息の届きそうなぐらいまで近づけて囁く。
「俺はラウラの事が好きだ」
「――っ!?」
「ラウラは俺の事が嫌いか?」
魅了による力づくで手籠めにしようとしておいて我儘な物言いだが、彼女の口から最低限の承諾は取っておきたい。
「嫌いでは、無い……むしろ……」
やはり剣の道という色恋沙汰には縁が無い人生を送って来たせいか、視線を泳がせながら言い淀む不器用なその様に無理強いし過ぎる気が失せてしまった。
今日のところはそれで十分としよう。
「なら問題は無いな。ラウラ、こっちへ」
「えっ?そちらは……リィン?」
ラウラの手を引き、白い建材で建てられた風車の下まで誘導する。
まだ事態を理解していないらしいラウラには申し訳ないが、混乱してただ言われたままに従ってくれている内に体勢を整えてもらおう。
「そこに両手をついてくれ、ちょっと前屈みになってくれると助かる」
「こ、こうか?一体何が――っ!」
風車の外壁に手をついたラウラの後ろに回った俺は手早く彼女のスカートに手をかけ、たくしあげてしまう。
形の良いヒップを覆う、スカートの下に履かれていたのは彼女らしいスポーティーな綿の青いショーツだった。
躊躇いなく下着を晒された衝撃にラウラは口をパクパクとさせていたが、早速準備にかからせてもらおう。
女性の最も秘めたる部位を覆い隠しているショーツのクロッチ部へと手を伸ばし、すっとなぞるように指を滑らせる。
「あっ……リ、ィン――そこは……っ!」
お次は指先に少し力を込め上から下へ、下から上へとショーツの布地越しに、ラウラの秘所を撫で摩っていく。
指が往復する度にラウラはその体をビクリ、ビクリと小刻みに震わせ、くぐもった声を漏らす。
「あ、あぁ……んっ、は、あ……何だ……この感覚は……リィン、そなた、何を……っ!」
自慰行為の経験は無いのだろうか、まるで未知の感覚に怯えているかのような素振りだ。
しかし不意を突いて指先に感じる蜜肉の谷間へと押し込んでやった瞬間ラウラの口から漏れた声音には明らかに艶が乗っていた。
じわりと奥から染み出した蜜液がショーツの布地を濡らし始めたことが何よりの証左だろう。
「ああっ!――っ、あ、あ、あ……リィン、こんな……私は……」
「大丈夫だ、ラウラ」
快楽を受け入れてしまうことを拒むようにポニーテールを振り乱しながら首を振っていたラウラに、努めて平坦に落ち着けた声で呼びかけながら俺は一旦指を止め――ショーツのクロッチをめくりずらし、彼女の恥丘を露わにさせた。
よけられた布地の下から濡れ始めた薄紅色のワレメを覗かせる。
「~~っ!?」
「ちゃんと気持ち良くさせるから」
ラウラが目を剥く中、俺はゆっくりとワレメの内へと中指を埋没させていく。
蜜口の奥へと俺の指が侵入していくとラウラは声なき声を漏らしながらこれまで以上に体を震わせているようだった。
「ふ、あ、あ……リィンの指が……入って……あ、あっ……んっ!」
暖かな蜜肉の感触に包まれた指を蠢かせ、膣内を掻き回していくとラウラの吐息が次第に乱れ、熱を孕んだものに変わっていく。
必死に声を押し殺そうとしているようだったが、時折陰核をつまんでやるとビクリと背を跳ねさせ口から喘ぎを零してしまっていた。
魅了の作用によるものか、未開発にも関わらずしっかりと感じた様子を見せてくれているラウラに一安心した俺は、蜜口が潤いに満たされたのを見取ったところで指を引き抜いた。
息も絶え絶えなラウラだったが、頬は上気し、口から漏れだす吐息には確かに淫らな熱が混ざり始めていた。
こちらとしてもそろそろ我慢の限界だ、ベルトを外し下着ごとズボンを脱ぎ下ろすと解放された男の象徴が股間から垂直に勃ち起きる。
前戯の間も劣情は高まり続けていた分見下したモノはパンパンに肉幹を膨らませ張り詰めていた。
そんなこちらの様子に気づく余裕すら無くしているラウラの腰を掴むと、腰の位置を調整して十分に濡らした淫唇へ膨れた肉笠をあてがい呼吸を整える。
「それじゃあ、行くぞラウラ」
「はぁ、はぁ……リィ、ン……また……?――っ!」
淫唇を割って埋没した肉笠がもたらしたそれまで以上の挿入感にラウラがビクリと背筋を震わせ首だけでこちらを振り返った。
俺の股間から生えた一物がゆっくりと自らの膣内へと突き込まれていくのを目の当たりにしたラウラは声を震わせながら悶えていく。
「あ、あぁ……これは……これが……リィンの……あ、ああ、私の中に……はぁ、んっ……く……あぁ」
モノを包み込みながらきつく締め付けてくる膣壁と肉襞の感触に竿から甘い痺れが這い上がってくるのを感じながら俺はラウラの膣内へ更に肉幹を沈めていく。
鍛え込んでいるせいかなかなかに締め付けのきついラウラの蜜壺の具合は悪くなかった。
しかし当然初めて男を受け入れる女性器特有の障害により半ばで侵入が阻まれる。
だが俺の経験則が正しければおそらく――
息を詰めてぐっと腰を押し込んだ瞬間、貫いた抵抗が消失し俺の分身が完全にラウラの内へと収まった。
「あ――っ!っ……は、ぁ……っ」
処女を失った痛みをラウラが目を固くつむって堪えている。
痛みには個人差があるらしいが、流石にこの時だけは微かな罪悪感を感じずにはいられない。
ラウラの膣内へ根元まで肉竿をうずめたまま、もう少しの間は動かずにいようかと思いもしたが、前々から気になっていたことを確かめる為、躊躇いを振り切って俺はゆっくりと腰を引いていく。
「んっ……あ……?」
膣壁を擦りながらモノが引き抜かれていく感触にラウラの口から漏れた小さな吐息。
破瓜の余韻を微かに感じさせながらもそこには彼女自身自覚していないだろう昂ぶりが滲み始めていた。
その変化に予想が確信に近づいたことで、俺はカリ首近くまで引き抜いた股間の屹立を一気に、とまではいかないまでも、少し勢いを強めて蜜口へ再び突き挿れた。
「あ――ああっ!待てリィ……ン、は……んっ!」
蜜襞を掻き分けながら再度ラウラを貫いた肉杭の先端が最奥へ達するとラウラはびくりと背を仰け反らせ、その感覚に打ち震える。
「これ、は……何、なのだ……あ、ああ……」
ラウラはその未知の感覚――女としての快感に呑まれてしまうことを恐れているようだったが、その様は俺の中に背徳的な衝動が湧き起こしてしまった。
この初心な少女を淫らに喘がせてみたいと。
「っ!ああっ!」
俺の腰がラウラの尻たぶを叩き、肌のぶつかり合う乾いた音を打ち鳴らす。
腰を大きくグラインドさせ、打ち込むように肉杭を突き挿れるとラウラの口からは一際高い声が漏れだした。
これもご都合展開力の成せる技か、初めてのセックスでしっかりと感じ始めている快感をその肢体へ刻み込むように荒々しく腰を振りラウラを犯し貫いていく。
逃れられないよう掴んだ腰はがっしり押さえ込んで何度も何度も、時に角度を変えながら俺はラウラの蜜壺へ肉杭を打ち込んだ。
「あっ、んっ!――っ、ああっ!止めて、くれ、リィン……こんな、ことを……っ!そんなに、激しくされたら、私は――ああっ!」
ラウラは必死に自制しようとしているようだったが彼女の体の方は既に出来上がりつつあった。
絶え間なく漏れる喘ぎ声には艶が乗り、肉竿を咥え込んだ彼女の蜜口は内から愛液を溢れさせ、淫唇と肉幹の隙間から漏れだした透明の雫が足を伝い落ちている。
普通の初体験にしては顕著に過ぎるぐらいの反応だ、ひょっとすると無理矢理気味に犯されているシチュエーションに興奮でもしているのだろうか。
「もう少し声は落とした方がいいぞラウラ、こんな夜中でも誰も通りかからないなんて限らないからな」
「なっ!?――あっ……」
悪戯心のままにそんなことを囁くと、街道沿いからは少し外れているとはいえここが屋外だということを今の今まで忘れていたのかラウラが目を見開いていた。
「――っ、んっ!?あ、ああっ!リ、リィン……待……んぅ!」
腰のペースを切り替え短いストロークで抽挿の回転率を上げてやると互いの肌がぶつかり合う音が余計に際立ち、ラウラの羞恥を加速させる。
「あ――あぁ!ダメだ、こんな姿を……誰かに見られたら……私は……」
かぶりを振って悶えるラウラの姿は微笑ましかったが、同時に締め付けが強まった膣内はモノを抜き挿しする度にゾクゾクと快感の波が押し寄せる具合の良さで、こちらの余裕まで一気に削り取っていく。
「くっ……そうだな……それじゃあそろそろ終わりにしようか」
「はぁ、はぁ……本当、だな……やっと――あ、んぅ!あっ、あっ、や、ああっ!」
ラストスパートとばかりに探り当てていたラウラの敏感なポイントをえぐるように深く肉杭を打ち込んでいく。
たちまちラウラは余計な言葉を発する余裕を無くしてしまい、瞳を蕩かせながら喘ぐ一方になってしまう。
「んっ!あっ!こん、な……あっ、はぁ……や……体が……おかしく……ああっ!」
ラウラはあられもない声を上げてしまいながら急速に高まる官能の波に翻弄されていき、やがて――
「――――っ!は――あ、あああっ!」
ビクリ、ビクリと大きく肩を震わせ達してしまったラウラの蜜壺がぐっと収縮し、同時に突き込んでいた肉竿から這い上がる快感の波が俺の許容量に達する。
堰切った精液が鈴口から解き放たれ膣内へとめどなく溢れ出し、俺の頭の中は絶頂により弾けた快感によって真っ白に染め上げられた。
*
――やり過ぎた。
賢者タイムに突入し冷めた頭で振り返ると今回は強引に行き過ぎたかもしれないと今更になって後悔してしまう。
日頃キリッとして格好良いラウラのよがる姿は大変興奮を掻き立てるものでついつい相手が初体験だということも忘れて腰を振らされてしまった。
風車の壁に背中を預けて座り込んだ俺の足の間で身を縮こめているラウラはこちらの胸に頭を預けながら未だ行為の余韻に小さく肩を震わせていた。
「――リィン」
こちらを見上げて来た顔の頬には夜の暗がりでも見て取れる程度には赤みが残り、まだ完全に落ち着いたようには見えなかったが、少し拗ねたような目つきがこちらを見上げていた。
「よくも、こんな……責任は取ってくれるのだろうな」
「ああ勿論、男としてそこは約束する」
既に二人の女性にも手を出してしまっているわけだが、一応リィン・シュヴァルツァーは貴族だし、エレボニア帝国はお妾さんありのルールだし、何とかなるだろう――ならなくても何とかしてみせる。
今の俺はハーレムの為なら何だってやってやりますよ、という不純な熱意が伝わってしまったのかラウラはじと目になって俺を見つめていたが。
「ふぅ――ならば良い、としておく。まったく……英雄色を好むというが、そなたがこんなにも節操の無い男だとは思わなかったぞ」
呆れた声の苦言にはまったく否定できず愛想笑いで誤魔化すことしかできなかった。
アリサとサラのことが知れたらどうなるだろうかと思うと背筋を冷たい感覚が走るのを感じてしまう。
「稽古相手になってくれる約束、忘れるでないぞ。それと……」
それまでこちらへ向けていた視線を急に外し、少しの間口元をまごつかせるとラウラはそれまでのものから随分とボリュームを落とした声で呟く。
「今度から……こういう事は……ちゃんとした場所で頼む」
「こういう事?」
「だから……ええい!そなたが私に散々にしてくれた事だ!みなまで言わせるな!」
一瞬素で分からなかった俺はそうわめかれたことでやっと彼女の言葉を理解することができた。
つまり、まあ、時と場合さえ弁えればお誘いOKということですかラウラさん。
「ラウラ」
「……なんだ?」
「気持ち良かったか?」
一瞬きょとんとしていたが鳩が豆鉄砲喰らった顔とでも言うんだろうか、そんな顔をしてパッと顔を赤面させたラウラはそれを隠すようにまたこちらの胸に頭をつっこませてきた。
まんざら外れてもいなかったらしいその反応につい笑ってしまいながら、また彼女が落ち着くまでの間肩を抱いて、夜の静かな時を過ごしたのだった。