軌跡ヲナゾル猥手 作:四十八手
余裕があれば卑語ありverとなしverで投稿するかもです。
んほったりまではしません。
試験期間を終えた俺は解放感に包まれながらⅦ組の皆と共に下校中だった。
緊張した四日間だったが授業が試験しかないっていうのは楽でもあるのでそんなに嫌いじゃない。
試験内容に自信がなかったらそんな余裕もなかったんだろうけど、これも復習を手伝ってくれた皆のお陰だ。
軍事学や政治経済など前世慣れしていない厄介な科目も多数あったが、優秀なクラスメイト達から教わる機会に恵まれ手応えはなかなかだった。
「それでリィンは試験どうだった?」
「空欄は埋めれたし、悪くはないと思うな」
「うわぁ、リィンまで自信ありそうだなんて、僕も委員長に勉強見てもらえば良かったかな」
内容は別として、試験前に勉強を教えてもらったことを知ったエリオットは首席をエマと競っているマキアスをはじめⅦ組の余裕ありそうな面々に気後れして一人嘆いている。
その発言であの時のことを思い出してしまったのか、密かにエマが顔を赤らめながら縮こまり、アリサの方からは何か訴えるような視線が飛んでくる。
あの性教育授業後は後になって自分の乱れぶりを思い出して恥ずかしさの余りシーツに引きこもってしまった彼女を宥めたりとしていたのでフィーにまで手は出せなかったが。
『ちょっと怖かったけど――エマ、すごく気持ち良さそうだった』
もじもじとしながらフィーが口にし、エマを更に赤面させた感想からすると行為自体に悪い印象は持たれていないだろう。
たっぷり魅了を刷り込んでいたこともあるが、今後の仕込みとしては十分だ。
それはそれとして俺は試験前、梅雨時のある日のことを思い出す。
より詳しく言えば校舎入口で特徴的なメイド服に身を包んだ女性と遭遇し挨拶を交わした記憶。
学院関係者に挨拶か手続きかに来ていたのだろう彼女の姿は予定通りにこの日、第三学生寮の前で俺達を待っており。
「お帰りなさいませ、お嬢様」
第三学生寮の管理人としてやってきたその女性、シャロン・クルーガーは淑やかな笑みと共に仕えるラインフォルトの人間であるアリサをそんな言葉で迎えた。
*
恒例の「シャ、シャ(中略)シャロン!?」と驚いて見せたアリサは母イリーナの指示でやってきたという彼女の就任をすぐに認められず一旦引きこもってしまった。
アリサがラインフォルトの令嬢であることを知った、察していた面々もそんな彼女と関わりを持つ新管理人にどう接したら良いか迷いながらも試験疲れもあって早めに自室へと戻っている。
帰りのSHRで今日は外泊すると伝えてきたサラが不在のこの日、夜中の一階エントランスにある共用リビングで待っているとすぐに彼女は食堂から姿を見せた。
「あら、リィン様。夜食でもお求めでしょうか?」
明日の朝食の仕込みをしていたシャロンはそんなことを聞いてくれる。
メイドとして完璧すぎる彼女なら頼めば嫌な顔一つせずに用意してくれるだろうが用件はそんなことじゃない。
「いや、考えたらちゃんとした挨拶がまだでしたから。シャロンさん、これからよろしくお願いします」
就任初日の支度ついでに済ませようかとも思ったがとにかくそつのない仕事ぶりの彼女には気安く手伝いに入ることも躊躇われる。
部屋の支度なんてとっくに終わっているし、朝の仕込みもプロ級の人間の作業は素人が割り込むと下手をすればかえって邪魔になるほど効率がいい。
後ろめたさでこっちが気を散らしてしまいそうだったし、彼女の邪魔はしたくなかったのでこうして仕事が一通り終るのを待っていたのだ。
「ふふ――まさかそのようにご挨拶頂けるなんて、ありがとうございます。
そして申し訳ありません、お嬢様を驚かせたかったのもありますが、このような事前連絡なしの参上になってしまいまして」
上品に微笑みながら押し掛け方に問題があったとは認識しているのか少し申し訳なさそうにしてみせるシャロン。
まあ暮らしている寮生や教官に何の連絡もなしにある日ふらっと管理人がやってくるというのは確かにおかしな話ではある。
学院理事の一人があのイリーナ会長だとしても運営のガバっぷりが窺い知れてしまう。
まあメイドで美人な管理人が来てくれるなんて健全な男子としては嬉しさしかないのでそこは何の問題も無い。
「リィン様はお嬢様とも仲良くして下さっているようですし、ラインフォルトに仕える身としても誠心誠意ご奉仕させて頂きますので、どうかよろしくお願い致しますね」
「ええ俺もシャロンさんにはよろしくお願いしたいと思ってます。――個人的に特に」
願っても無い申し出だが俺が彼女に求めるのはもちろん寮生と管理人としての交友ではなく男と女としての関係だ。
魅了能力をフルに開放し彼女との距離を一歩一歩詰めていく。
「あ――リ、リィン様?」
平静を装いながらも俺に対する好意を植え付けられ、その違和感に気づくこともできないシャロンはまっすぐ目を見るこちらの視線に耐えきれず薄く頬を染めながら後退る。
そんな彼女を壁際まで追い詰めると、両手を頭の脇に壁ドン(偽)しそれ以上逃げられないようにする。
「……いけません、このようなこと、わたくしは――むっ!?」
暗殺者だった過去のしがらみ、執行者の身分やらラインフォルトとの契約、彼女は実に様々な事情を抱えているがこの際まとめて強引に突破させてもらおう。
こちらを言い留めようとした唇を唇で塞ぎ、そこまでされると流石にシャロンも目を剥いていたが魅了能力を垂れ流しにしているおかげで抵抗は無い。
隙を見せるとSっ気を覗かせる彼女だが俺としては受けるより攻める方が好きなのでここはどんどん押して行くべきだろう。
片手で細い腰を、もう一方の手で頭を後ろから引き寄せより唇を密着させるとシャロンの口内へ舌を潜り込ませていく。
「む……んん……はぁ……ぢゅ、む……んっ」
息が苦しくなりすぎないように時折唇をずらして息継ぎを挟ませながらも随分と器用になった俺の舌は一瞬離れようがすぐにシャロンの舌を絡め取り、舐めほぐしていく。
魅了を織り交ぜた口内の絡み合いにはシャロンのような女性であっても耐えかねるらしく、腕の中で緊張し硬くなっていたシャロンの体から徐々に力が抜けて行った。
夜のエントランスに息遣いと舌の絡む濡れ音が響くことしばらく。
メイドを手籠めにしようとするようなシチュエーションも相まって熱中してしまうあまり長い時間唇を貪ってしまった。
だがその甲斐あってキスから解放したシャロンのこちらを見上げる瞳は媚熱に揺れ、頬に紅色の浮いた表情は妖艶な雰囲気を醸し出し俺の情欲を掻き立てる。
「いけないお方ですねリィン様は……アリサ様にならともかく、わたくしなどにこのような事をされては――困ってしまいます」
「すみません、我慢できない
本来なら鋼糸やダガーの洗礼が待ち受けていそうなものだが、しっかり魅了のかかったシャロンの様子は満更でもないものにまでなっている。
そんな様を見せられては我慢などできるはずもなく――はじめからするつもりも無かったが、更なる奉仕の申し立てを囁いてしまう。
その内容に恥じらい逡巡するような間を挟みながらも、やがて彼女は応じてくれた。
抱擁から解放するとシャロンはその両手でメイド服のスカート端を掴み、ゆっくりと持ち上げたくしあげて行く。
白く滑らかなふくらはぎ、瑞々しい
「これで……よろしいでしょうか?」
胸の辺りまでスカートを持ち上げ見せつけてくれたシャロンに、そんな真似をさせた背徳感がゾクリと股間に響く。
細いウエストから足先までのラインは鑑賞していたくなるほどの脚線美で、普段隠されているせいかそれが晒されると実に艶めかしい。
床に膝をつくとシャロンの息を呑む気配を感じたがここで止まれるほどの理性はもう残っていない。
目の前の太腿に触れ、撫でさすると掌から伝わるその柔らかくすべすべとした感触にたまらない幸福感が押し寄せる。
女性の肌というものは見た目から感触まで、どうしてこうも魅力に満ちているのか。
みっともなく鼻息が荒くなってしまわないように気を付けながら蠱惑的な手触りを堪能していき、やがてその触れる位置は上へ。
「んっ……」
ショーツ越しに尻を撫でさすられたシャロンはピクリと体を震わせながらもスカートをたくし上げたままにしていてくれた。
献身的な彼女に感謝しつつ、更に手を脚の谷間へと伸ばし、ショーツのブリッジ部分を指先でなぞり始めるともう一方の太腿に添えた手から緊張が震えとして伝わってくる。
はじめは軽くなぞるだけにとどめていた指先に徐々に力を込めていき、黒い布地の奥に秘められたワレメを押し開くように擦っていくと、やがてじわりと内から濡れだした愛液が葉のカタチに染みをつくっていく。
「ん……は……ぁ……」
現実には出会って間もないが、いつも落ち着いている女性が頬を紅潮させ息を震わせている姿は見ているだけで下半身を疼かせる。
そんな俺の視線に気づいたのか、シャロンは恥ずかし気にこちらから視線を外してしまった。
「も、申し訳ありません……メイドとしてのお仕事でしたら自信があるのですが……こういったことはわたくしも、初めてで……」
メイドどころか秘書業まで完璧以上にこなしてみせる彼女も流石にこちらまでは網羅していなかったらしい。
それはむしろ歓迎するところなので気にすることはないと伝わるように、ただのにやけ面にならないよう注意しながら微笑んでみせる。
「大丈夫ですよシャロンさん」
初めての交わりならできれば相手の肢体を全て見たいところだが、コルセットまで巻かれたメイド服の厚い守りをスムーズに剥がすにはまだ俺にも経験値が足りない。
勢いに乗じて手をショーツの両サイドに下から潜り込ませ、親指の脇に布地を挟みゆっくりと、引き下ろしていく。
下着という最後の砦を失ったシャロンが声にならない声を漏らしているようだったが、構わず最後まで下ろしきる。
目の前にはしっとりと濡れたピンクの秘め口が覗いていた。
もっと丹念に解きほぐそうかとも思ったが、シャロンにスカートをたくし上げさせたときから俺の劣情は昂ぶり続け、我慢するのも苦しくなりつつある。
気付けば煩悩が初めての相手に対する気遣いを上回ってしまった。
立ち上がり、おもむろにベルトを緩め股間を膨らませていたズボンを下着ごとまとめて脱ぎ下ろすと、押さえられていたモノが跳ねるように反り勃つ。
この世界の平均がどの程度のものなのかは知らないが、勃起した俺の一物は女性からするとそれなりの迫力があるらしく、シャロンも思わずといった様子でこちらの下半身へ目を向け握っていたスカートを落としてしまっていた。
「あっ……申し訳ありま――」
シャロンが謝ろうとしたときには既にスカートの下へ潜り込んでいた俺の手が細い足首をそっと掴んでいた。
「上げるよ」
一言告げてから片足を持ち上げていくとシャロンは抵抗せず背後の壁に手を添えてバランスを取り、されるがままとなってくれた。
そうして片足を上げさせたことで再びスカートがめくれ上がり、脚を閉じて隠すこともできない股座も露わとなる。
「リィン様……本当に……なさるの、ですね」
恥じらうように目を伏せがちにしながらシャロンが聞いてくる。
あられもない体勢の彼女を前にした俺の欲求は何よりも股間で隆々と膨らみ勃った肉竿が雄弁に語っている。
何を、とはこの期に及んで聞くまでもないだろう。
一足飛びに事を進めたことは申し訳なく思うが、止めてしまおうなんて微塵も考えられない。
持ち上げた片足を担ぐように支えながら腰をぐっと押し出し、肉鉾の先端を目の前の淫裂へとあてがっていく。
覚悟を決めたようにシャロンが静かに瞳を閉じるのを見取ると、更に腰を突き出し――
「あぁ……」
淫唇へと突き込んだ亀頭が柔らかな感触に包まれ、自分の中へと異性の侵入を許してしまったシャロンが情感の込もった吐息をもらす。
耳朶から脳髄へ官能が侵食していくような錯覚を覚えてしまいそうな甘い声にゾクリと背筋に疼きが走った。
声だけでなく、目と鼻の先にあるシャロンの白い頬を紅潮させ瞳を潤ませた表情はえも言われない色香を放ち、否応なく雄の衝動をくすぐられてしまう。
目の前の女を求める本能に突き動かされるようにして、俺は加減も忘れ腰を一気に押し進めてしまっていた。
「は、あ――んっ!」
半ばで僅かに生じた抵抗を押し破り、根元まで突き挿れた肉竿の先が膣奥を叩き止まる。
初めての行為でほとんど一息に貫かれてしまったシャロンは破瓜の痛みを堪えるようにして瞳をきつくつむっていた。
「――っ、ごめん。つい……」
「は、ぁ……ふふ、どうかお気になさらず、それだけ求めて下さったというのは、女として悪い気はしませんから」
額に汗を浮かべながらもシャロンはこちらを上目遣いに見上げながらそんなことを言ってくれる。
自分の魅力を理解しているのかいないのか、つい惹かれてしまうような仕草を見せる彼女にたまらず、顔を寄せ唇を求めた。
二度目の口づけではシャロンも驚くことなく、早くも順応し始めたのかこちらが挿し入れた舌を迎えるように舌を絡めてきた。
「んん……ぢゅ、ちゅ……れろ……ちゅぱ」
舌の平同士を押し付け合い、巻きつけ合い、ともすれば下品にすら見えそうなほどの激しい交わりにもシャロンは従順に応じてくれた。
やがて唇を離した頃には二人して息を乱しながら見つめ合い――俺の腰が動き出す。
きつく咥え込んでくる淫孔からずるりと肉杭を引きずり出し、再び奥へと埋没させていく。
「はぁ……これが、リィン様の……なんて……あぁ」
往復する竿のカリ首が膣壁を擦る度に、シャロンの声はどんどんと艶を増していった。
反応から次第に苦痛が抜けていき、蜜壺へ肉竿を抜き挿しする毎にビクリと肩を震わせ恍惚とした様子すら見せている。
一方で俺の方も余裕があるわけではなく、むしろこちらの方が追い詰められてしまいそうなほどの快感の波が一突き一突き押し寄せてきていた。
俺の分身が呑み込まれ、溶かされてしまいそうな感覚になるほどシャロンの内は魔性の心地良さに満ちていた。
程よい締まり具合に加えて竿の敏感な部位に絡みついてくるような繊細な肉襞が抽挿の度に性感を激しく揺さぶり、我を忘れてしまいそうになる。
丹田に力を込めて気を抜くとあっという間に理性を蕩かされてしまいそうな名器の具合を堪能しながら責め立てていく。
「んぅ……は、あぁ……リィン様……わたくしの……何か、おかしかったでしょうか……?」
「……おかしくなんてないさ、ただ――良過ぎてこのままじゃまずいから、ね」
すぐに達してしまわないように堪えていたのが苦しそうに見えたのか、気遣われてしまった。
ただこのままではこちらの方が先に持たなくなるかもしれない、なら下手に耐えようとするよりは――
「シャロンさん、首に手を回していいから、俺に掴まってくれるかな」
「掴まる……ですか? あっ――」
地についていたもう一方のシャロンの足の膝裏に手を回し込み、抱き上げてしまう。
咄嗟に言われた通りにしてくれたので落ちることはなかったが、脚を大きく開かされた体勢で抱き上げられてしまったのが恥ずかしいのか絶句してしまうシャロンだったが。
「あぅ――んっ!?」
俺の肉竿に今までよりもより深く犯し貫かれ、控え目だったそれまでのものより大きな喘ぎが上がる。
腰を突き込むのに合わせて抱いた体を引き寄せ、膣奥を穿つように深々と俺のモノはシャロンの中を抉り、挿れた瞬間にぐっと強まった締めつけが反応の強さを教えてくれる。
蜜壺に包まれた肉幹の全体から伝わる快感も増し、俺にとっても諸刃の剣だったが構わず再度、腰同士を打ち合わせるようにピストンさせていく。
「あ――あぁ……いけません、リィン様……こんな……あっ、あぁ……んぅ!」
性感が高まっているのはシャロンも同様であるらしく、彼女が保っていた貞淑な表情も次第に蕩け、淫らな牝のものに移ろいかけていた。
その変化に湧き起こる目の前の女性を自分の手で堕としたい欲求が俺を滾らせ、暴発の瀬戸際だったが最後の一押しに剛直の抽挿を加速させる。
抜き挿しの度に卑猥な濡れ音を漏らすまで濡れそぼっていた蜜口へ、肉の楔をひたすらに打ち込んでいく。
いつしか自制の利かなくなっていたシャロンの喘ぎ声も階上まで届いてしまいそうなほどに大きくなってしまっていたが、構わず俺は彼女を貫き続けた。
とめどなく押し寄せる快感に思考能力を削ぎ落とされ、腰を振ることしか考えられなくなってしまいそうな時間にもやがて限界が訪れる。
「あっ、ああっ……何か、が、来て――んっ!あ――」
数え切れない何度目かの挿入の瞬間、首に回された手に力が込もり、陰嚢から溢れ出そうとする滾りをこれ以上は押さえ込んではおけないと確信すると同時にうずまった肉竿を逃すまいとするように膣壁の締めつけが強く増した。
ビクリと背筋が震え、絶頂を押しとどめていた理性の堰が決壊する。
頭の中が白く染め上げられ、何も考えられなくその間際。
「は、ぁ――んっ――あぁっ~~~~~!」
同時に絶頂を迎えたシャロンが無意識にか、足と手ですがりつくようにして俺を抱きしめる。
触れ合う汗の浮いたうなじから漂う女性の芳香が鼻腔をくすぐり、思わず抱えたシャロンごと崩れ落ちてしまいそうな脱力感を必死で堪えなければならなかった。
そうしている間にも根元まで咥え込まれたままの肉竿は押さえ込まれていた分だけ勢い良く、鈴口から精を迸らせていた。
何度経験してもこれ以上はないと思えてしまう幸福感に包まれ、そのまま俺はしばらくシャロンを抱きかかえたまま立ちつくしていた。
*
夜もすっかり更けきっていたが、第三学生寮のリビングで未だ俺はソファーに座ったままだった。
それも何も身に着けていない全裸なのだから、皆の生活する空間でもある場所でこんな格好をしている姿は他のⅦ組メンバーにはとても見せられない。
同じく裸姿の女性、シャロンと対面する形で抱き合いながら唇を合わせている今の状況は尚更に。
「んん……ちゅ、はぁ……」
先程までの行為中に繰り広げたような舌を交え合わせるディープキスではなく、鳥のついばみのように唇を押し付け合っているのだったがそれでも十分人目には晒せない。
脚を開いて跨ぐように俺の腰の上に座ったシャロンの股座、淫口には俺のモノが収まったままで、昂まり過ぎたことで未だ残っている余韻に繋がったまま浸っている。
改めて体を見せてもらうついでに特徴的なメイド服の脱がせ方は教えてもらったがヘッドドレスはつけたままにしてもらっていた。
執行者スタイルの黒いレザースーツもエロティックで悪くはないが、俺としてはやはり彼女はメイドとしての姿が一番輝いているように思う。
やがてお互いに熱も収まってきたことでどちらからともなく唇が離れ、しばらく間近で見つめ合う。
一瞬逡巡するように視線を落とすシャロンだったが、がっちりと掌を合わせ繋いだ手を握り直すと観念したように微笑んだ。
「まさか初日からお手付きにされてしまうとは思いませんでしたわ。……それもわたくしの事情を、ご存知の上でなんて」
シャロンの過去について承知していることは服を脱がせがてらそれとなく伝えてあった。
流石に会ったこともない俺に来歴を把握されていることは寝耳に水の様子だったが、継承した八葉一刀流のネームバリューあってそんなこともあるかと納得はされたようだった。
もちろん俺は最初から彼女を手籠めにするつもりだったので、魅了能力をフル活用してでも逃がすつもりはなかったが。
「はじめにも言いましたけど、こういった欲求に関しては我慢弱いんですよ。シャロンさんみたいに魅力的な女性を見たらたまりませんでした」
「ふふ、そのご様子ですともうⅦ組の皆さんにも手をつけていらっしゃるのではありませんか?ひょっとするとアリサお嬢様も既に――」
瞳を細めながら問い掛けられた内容は正にその通りで、何の申し開きもできないのだったが今更無かったことになんてできるわけがないし、するつもりもない。
俺が開き直っていることを悟ったのか、シャロンはわざとらしく眉根を寄せて困ったようにして見せるが間近で見るとそんな仕草も蠱惑的で、萎えていた肉幹にゆっくりと芯が通っていく。
挿れたままのモノが再び体積を増していくのは当然シャロンにも伝わってしまう。
「お元気なのですね、あんなに出されたのに――仕方ありません」
彼女はすこし目を見開かせると頬を染め、こんな淫らな状況でも淑やかに微笑んで見せた。
「リィン様のお手付きメイドとして、こちらのご奉仕もこれから学ばせて下さいませ――あ、ンっ」
どこまでも献身的なその姿に、居てもたってもいられず俺は再びシャロンを抱きかかえ立ち上がる。
そのまま部屋へと連れ込んだ彼女とその夜、気の済むまで交わりを繰り返すのだった。