※この作品はR-18です。

エロバコ   作:ryou

14 / 26
十四話

 アニメ製作は過酷だと、一般に知られて何年も経つ。状況は大きく変わることなく、それでも何とか仕事を回している。

 その要となるのが、制作進行だ。

 全体のスケジュールを管理し、原画を回収して回り、アニメーターの作業の進捗状況の確認をする。いわばかじ取り役であり、水先案内人だ。

 しかし、やはり上手く行かないことが多い。 

 予定を組んでも、その通りに仕事が終わらない人もいる。この世界では珍しくない。作業遅延すら予定に組み込んでスケジュールを管理する、あるいは発生したアクシデントに即座に対応する。そうした、柔軟な対応ができるようになるには、相当の修羅場をくぐりぬける必要がある。

 エリカは、先般発生した突発的なアクシデント――――外注アニメーターの仕事放棄事件に対処し終えて、安堵とも呆れともつかないため息を漏らした。

 ギリギリの綱渡りを終えて、残ったのは疲労だけだ。この仕事ではよくある、とまではいかないが時折起こる事態だ。件の外注アニメーターは、ムサニの仕事は初めての相手で、どの程度できるのかエリカも把握しきれていなかった。だが、できないならできないと事前に言って欲しかった。締め切り間際になってから、何の連絡もなく仕事を放棄するというのは、さすがに社会人として問題があると言えるだろう。

 あのアニメーターはブラックリスト入りだ。次回から仕事を依頼することはないだろう。

 修羅場を乗り越えて、自分の仕事は一段落した。

 達成感は、あまりない。

 問題への対処を事務的にこなしただけだ。

 冷や汗をかきながら、伝手を頼って、代わりを務めてくれるアニメーターを探して、仕事を引き継いだ。丸一日、休みなく働いて、どっと疲れてしまった。

「お先に失礼しまーす」

 と、エリカは一言挨拶をして退勤した。

 監督からは労いの言葉を貰ったが、あまり響かない。これも、いつものことだった。もう何度も、繰り返してきた仕事である。

 もともと高い事務処理能力があり、物怖じせず、しっかりと仕事をこなせるエリカはムサニの宝だ。困ったときにはエリカに頼るという風潮もできつつある。

 知らず知らずのうちに疲れが溜まってきて、不意に全部を投げ出してしまいたくなる。

 かといって、エリカは性格的に人に弱みを見せることができなかった。つい、しっかり者を演じてしまう。責任感から、こなせる仕事はすべて引き受けて、こなしてしまうのだ。

「……本当、どうしようもないヤツだと思わない?」

 仕事帰りにエリカが訪れたのは、澄司の家だった。

 帰宅間際に、思わず澄司に連絡を取ってしまった。衝動的な行動だった。

「宮森から聞いてはいましたけど、やっぱアニメの世界は大変ですね」

 と、エリカの愚痴を聞く澄司。

 澄司にとっては不意打ちにも等しい連絡だった。数週間前に身体を重ねてからは一度も連絡を取っていなかったからだ。

「ホウレンソウがなってないんだよね。どうしてか、そういう人がときどきいるの。澄司君は、そんなことないでしょ?」

「まあ、仕事始めた頃の最初の研修でみっちり仕込まれますからね」

「大企業はさすがだね」

 チューハイの缶を開けながら、エリカが言う。

 頬がほんのりと紅くなっていて、ほろ酔い状態だ。

 人の家で、こんな風に愚痴を零すのは初めてのことだ。エリカ自身が、自分の行動に驚いている。

 澄司とは、一度セックスをした仲ではあるが、恋人というわけでもなく、日頃からやり取りをしているわけでもない。ビジネスライクな付き合いだ。仕事上の連絡は取ってもプライベートの関わりはない。

「……なんか、ごめんね、澄司君」

「何がです?」

「こんな時間に急に押しかけて、愚痴なんて聞いてもらってさ」

「別にいいですよ。どうせ、暇ですし。愚痴くらいいくらでも」

「……優しいね。それとも、甘いのかな」

「どうでしょう。あまり、人に厳しくするのは苦手です」

「みたいだね」

 エリカは小さく笑みを漏らした。

 澄司はエリカからの唐突な訪問の申し出をあっさりと了承し、こうして宅飲みに付き合ってくれている。夜も遅いというのに、自身に関係のない愚痴を長々と聞いて相槌を打ってくれる。

 澄司からは、あまり発言はない。

 それでいい。エリカは同情が欲しいわけではなく、アドバイスを求めているわけでもない。ただ、発散したかっただけだった。その都合のいい対象が澄司だったのだ。友人で仕事上の関わりがあるが、業界の外にいる他人というのは、仕事上の愚痴を漏らしやすかった。彼なら吹聴しないだろうという信頼もあった。

 

 

 どちらから誘ったのか、どうでもよかった。そういう雰囲気になったから、肌を曝け出している。 

 ベッドの上で胡坐をかく澄司に肩を寄せて、エリカは肉棒を右手で扱いている。

「んふふ、大きくなってきた」

「そりゃあ、エリカさんがしてくれるってだけでこうもなります」

「嬉しいこと言ってくれるじゃん」

 エリカはアルコールの匂いを漂わせる吐息を漏らし、軽く澄司にキスをした。

 それから、互いに貪るようなディープキスを交わす。

「んちゅ、ちゅ……ん、ちゅぷ……れる……れる……んはっ、あ……ちゅ、んちゅぅ♡」

 唇に吸い付いて、舌を相手の口の中に押し込む。

 まるで戦っているかのように激しく舌と唇をぶつけ合う。

「ふう、んふう……あぁぁ……れるれる、じゅる、んちゅぶ、ちゅ、ちゅくちゅくちゅく、ちゅぶ、んちゅるる」

 エリカは澄司の舌を唇で捕まえると、フェラチオをするかのように口内に吸い込んで、音を立てて吸った。

 澄司はそれを甘んじて受け入れつつ、エリカの頭を押さえて、逃げられないようにして逆にエリカの口内を舐め回す。

 涎が溢れて、二人の口の周りを汚した。

「ん――――はぁッ。んん、ふう……激しい。それにやらしい、れろ」

 エリカはうっとりとしながら、澄司の唇を舐めた。

「キス、好きですからね。エリカさんもでしょ」

「さて、どうかな」

 嘯きながらエリカは澄司の胸に顔を埋める。

「れろ……」

 エリカの小さな舌が澄司の乳首を舐めた。

 肉棒を手淫しながら、澄司の胸をエリカは責め始めた。

「ああ、それいいです」

「ふふ、そう? なら、もっとしたげる」

 気をよくしたエリカは、ぺろぺろと澄司の肌に舌を這わせ始める。

 自分の奉仕で男が感じているのが、気分をよくしている。

 胸から臍までを舐めてキスをする。

「けっこう、鍛えてるよね」

 とエリカは言う。

 澄司のほどほどに割れた腹筋にキスをしたところだった。

「ときどき、ジムに行くようになりました。運動不足気味なんで」

「社会人になるとそうだよね。れおぉ」

 ちゅ、ちゅ、と音を立てながら、奉仕を続けるエリカ。

 やがて、エリカの頭は上半身から下半身まで下っていった。

 右手の中で我慢汁を垂れ流している肉棒を、数センチ先に見る。

(すごい臭い。いや、分かってたけど。手とかぬるぬるだし)

 エリカの右手は澄司が出す分泌液で汚れている。

 雄の生臭い臭いがプンプンとして、顔を背けたくなる。

「れろぉ……」

 エリカは舌を伸ばして、裏筋から鈴口までを舐めた。

「相変わらず、不味い」

「なら、無理しなくても」

「でも、澄司君、好きでしょ」

 男は、大抵フェラチオが好きだ。女性を征服しているような感覚を味わえるからだとか。まあ、分からなくもない。

 エリカは髪を耳にかけて、口内に肉棒を迎え入れる。

「ん……んぶぅ……じゅく……」

(凄い熱い。苦いのが、どんどん出てるのが分かる。大きくて固いし……これ、嫌いじゃないかな)

 先走り汁を啜りながら、エリカはそんなことを思っていた。

 舌の腹で棹の裏側を擦り、頬を窄めて頭を前後させる。

「ん……ん……ん……ん……ちゅぷ、じゅぷ……んふぅ、ん……れちゅ、じゅる、んちゅぅ♡ ちゅぶ、ん、はあ……れろれろれろ」

 エリカの口奉仕は的確に澄司の感じる場所を舐ってくる。

 舌先がチロチロと裏筋を弄ってくるし、鈴口に入り込もうとするかのように責めてくることもある。

 亀頭を咥えて舐りつつ、睾丸をマッサージしてくるのは悪辣と言えるだろう。

「れろぉぉ……ちゅぷ、ちゅぷ、じゅるるるるッ」

 棹の根元から先端にかけてゆっくりと舌を這わせたかと思えば、喉奥まで咥えて思い切りしゃぶりついてくる。

 緩急をつけたフェラチオの所為で、澄司は腰から砕けてしまいそうだった。

「はあ、はあ、はあ……れろぉ、れろぉ……ちゅ……ん、ふう、はあ……んじゅる、じゅぷ、ちゅ……んぐぷ……れろ、れろ……はあ、ふう、ぐぷ、じゅぷ」

 エリカは息継ぎをしながら、フェラチオを繰り返した。時折、上目遣いで澄司の様子を窺ってくる。年上ながら、可愛らしいと思ってしまう。

 澄司の肉棒は恥ずかしいくらいあっさりとエリカの魅力に屈していた。舌も唇も口内粘膜もすべてが気持ちよかった。

「ちゅぷ……れろれろれろ。ちゅ……どうかな、澄司君、ちゅ」

「エリカさん、上手いですね」

「お世辞? れろれろ……ちゅ……んふう」

「お世辞じゃないですよ。ほんとです。あまり強くされると、射精しちゃいそうです」

「ふぅん、ふふ、なら、いいよ。いつでも、射精して」

 そう言いながら、エリカはまた肉棒を咥えた。

 射精を促すように睾丸をコロコロと手の内で転がしながら、鈴口を執拗に舌先で愛撫する。

「エリカさん、マジでやばいって」

「んじゅるる、れるれるれるれる……んぐぷ、じゅるる、じゅる、れる、れる、れる……んふう、んふぅう、れる、んぐぐッ」

 だ液塗れになった肉棒が、エリカの口の中でのた打ち回る。鼻息を荒くしたエリカは、肉棒を射精させることしか考えていないとばかりに激しく吸い立ててくる。

「うあ」

 と、澄司は呻いた。

 その直後、射精感を我慢できなくなり、ビクビクと肉棒を震えた。

「ん!? んぶ、ん……んんぅ、じゅるる……」

 エリカの口の中で肉棒がだらしなく精を吐き出した。舌の上に広がる苦くどろどろとした粘液にエリカは眉を潜めたが、そのまま何食わぬ顔でそれを飲んだ。

「じゅぶ、ん――――んちゅう♡ んはッ、はあぁ」

 エリカはエリカで感じていたようだ。精液を飲んで、すっかり惚けた顔になっていた。

「いっぱい、射精しすぎでしょ。そんなに良かった?」

「そりゃもう、最高です」

「ヘンタイ」

 毒づきながらもエリカは悪く感じていないようだった。

「まだ、できるよね」

「もちろんです」

「ほんと、元気。澄司君ってば、絶倫すぎ」

 一度射精しても衰えない精力は、さすがと言えるだろう。澄司の肉棒はまだまだ固さを失っていない。稀有な体質だった。

 エリカは仰向けにベッドに横たわった。

 そして、自ら股を開いて、秘所を広げてみせる。

「澄司君、お願い」

「はい」

 コンドームをつけて、肉棒の先端をエリカの膣口に押し当てる。

 そして、要望のとおりに一気に小さな彼女の身体を貫いた。

「ん――――あ、はああああ♡」

 びくんと、エリカが震える。

 以前と変わらないキツさでエリカの膣内は澄司を迎えた。最初からぎゅうぎゅうに締め付けてくるのだ。少し動かせば、それだけで搾り取られてしまいそうだった。

「じゃあ、動かしますよ」

「ん……」

 澄司はゆっくりと慣らすように腰を引く。エリカの肉襞が絡みついてきて、カリにしっかりと引っかかる。その度に、また腰砕けになりそうになる。

 それでも、澄司は射精感を堪えて腰をエリカに打ちつける。エリカが感じる場所は前回把握した。この手のことは得意分野だ。角度をつけて、抉るように肉棒を奥深くに押し付ける。

「ふぐ――――あ、はあ♡」

 エリカは喉奥から嬌声を搾り出すように呻いた。

「あ、あ――――あ、ん、ふう……ぁ……ぁ……ぅ、あッ! ん、ふう、ふあッ、あぐ、ん、んぁ、んあ、あ、ふわぁ♡」

 肉棒が抜き差しされると、エリカはそれに合わせて呻く。嬌声を上げる。媚びるように腰をくねらせて、快楽に染まった表情を浮かべる。

「あぅ、んあ、ふう、あ、んん……あ、イイ、ん、ふう、ぁ、ん、やっぱり、上手、だね。ん、ふう、ああッ、う、んん、ふう、あ、あ、ふぐぅ……」

 唇を噛んで、悶えるエリカ。

 目尻には涙が浮かんでいて、懸命に快感を堪えているようだった。

 澄司は、そんなエリカをじっくりと責める。

 腰の動きはゆっくりと、しかし肉棒をしっかりと肉壁に押し付けるようにしてゴリゴリとエリカの膣内を刺激する。

「ふ……ああ……んああ……ああ、んあ、やらしい、これ、ふぐ! ん、ふあ、あ、……ぐ、う、んあ、やだ、感じ、ちゃう……はふ、ん、ぁ……イイ……ぃあ、あ、ふ、ぁ……ぐ、ん、ふう、はあ、あ、んああぁ」

 エリカの声が蕩けてきた。

 汗の雫を垂らしながら、エリカは桜色の唇からいやらしい喘ぎ声を零す。身を捩って、快楽を堪能している。

「ふう、んあ、ああ、澄司君の、大きい♡ ん、指で届かないとこ、しっかり当たってるよ……んふうあぁ、ああ、気持ちイイ、これ、ヤバイくらい、感じる♡ ん、ああ!」

 ぐり、と肉棒に角度をつけて捻じ込む。

 膣口を広げられながら、じゅぼりと蜜壷が抉られる。快感の質が変わり、エリカはまた呻く。そうして、肉棒を馴染ませられながら、攻め続けられたエリカは澄司の腰に足を絡ませて、自ら腰を跳ねさせた。

「あう、ん、ふう、あ……んん、ああ、ああ、あ、あ、あ、んん、ふう、ああ、あ、ああ」

「エリカさん、可愛いです」

「馬鹿、こんなときに、そんなこと言っちゃ、ああッ!?」

「嘘じゃないです。本当ですよ」

「う、うぅ、恥ずかしいことを……ん、きゃあ、あ、ふあぁ」

 じゅぼじゅぼとエリカの膣内を虐める。

 締め付けが一段と強くなったのは、エリカが羞恥心を刺激されたからだろうか。

 澄司は腰を打ちつけるペースを徐々に速めていくことにした。

「うあ、うあ、んあ、やぁ、ん、何か、速く、んん、うあ、強いって、んぁ、あ、やめ、そんあ、強くしたらぁ」

「う、ふう、エリカさん、締め付け強くなってますよ。イキそうなんですね?」

「く……まだ、わたしは、ん、ふうあ、あ、あ、あ、う゛あ、んああ、ちょっと、休ませ、あ、やめ、い、ぁ」

 ガクガクとエリカの身体が震えている。

 澄司の身体に抱き付いて、ぎゅっと両足を締めてくる。無意識の行動だろう。

「うぁ、あ、あああああああああ♡」

 気持ち良さそうにエリカは絶叫した。

 同時にぎゅっとエリカの全身が緊張して、膣内が引き締まる。危うく、射精してしまうところだった。

「はう、んあ、あ……ぁぁ」

(また、イカされた……これ、気持ちイイ)

 エリカはだらしなく舌を突き出して快感の余韻に浸る。

 いつものキリリとした表情はそこにはなく、彼女の顔はすっかり快感に溺れてしまっていた。

「う――――ぅあッ!?」

 エリカが目を見開いて、驚愕する。

 澄司のピストンがすぐに再開したからだ。

 そもそも、澄司はまだ果てていない。まだまだ肉棒の戦意は高い。

「ふぐッ、ひぐッ、んぐぅ、あああッ! ふあ、んああ、まっへ、やめ、んへぇ♡ 休、ませ、んんん! ふぐ、ああ、い、今、イッたばかり、なのぉ♡」

 そう言いながら、エリカは澄司から離れようとせず、瞳を熱に曇らせて抱きついている。

「自分からこんなにくっ付いてきて止めてもないですよ」

「違ッ、違う、これ、はぁ! ん、ひぅ♡ ああぅ、んあ、んあ、んあ、ふぐあ、ああ、待って、無理ッ、んあ、ふぐ、うぅ、い、イク、イク、また来るぅ♡」

 ガクガクガクとエリカは腰をひくつかせる。

 言葉とは裏腹に笑みを浮かべて、襲い掛かってくる絶頂を味わっている。

「ふぎぃ、ん――――おおぉ♡ い、イギ、すぎぃ♡ ひぃ、んひぃぃ♡ これ、らめぇ、ああ、す、好きすぎて、んんんッ」

 澄司はエリカの唇を奪う。

 無理矢理キスをして、舌を押し込んだ。

「んむぅ、じゅる、れうぅ、んん、ちゅぷ♡ んはぁ、ああ、れろれろれろぉ、じゅる、んんん♡ ん、ちゅ、あふ、ん、んふぅ、れろぉ♡」

(キスしながら、セックスとか、やばすぎ♡ これ、ほんとおかしくなる♡)

 理性が焼けて、秘所が蕩け落ちてしまいそうだった。何もかもがどうでもよくなって、ただセックスに耽っていたくなる。

「んむぅ、ちゅる、れろぉ、んん、気持ちイイ……れろ、ん、ちゅ、もっと、澄司君、ひぐっ、んあ、あああぁぁーーーー♡」

 ガンガンと打ち込まれる肉棒の感覚にエリカは頭が真っ白に染まった。

 同時に、澄司も射精する。

「うあ……ゴム越しにも感じる、すごい、ぁひ」

 びくんびくんとエリカは絶頂の余韻に浸る。膣内で澄司の肉棒が爆ぜていて、精液の熱をしっかりと感じていた。

 エリカの膣内はまだまだ足りないとばかりに、搾り取りにかかってくる。貪欲な蜜壷は、射精したばかりの肉棒を逃がさない。

 そこから、澄司はずるりと肉棒を引き抜いた。

「うあ……すごい射精したね、澄司君」

 コンドームに溜まった精液を見て、エリカが言った。

「エリカさんが気持ちイイからですよ」

「ん……また、そう言う」

 澄司にそう言われると、悪い気はしなかった。

 エリカは体勢を変えて、座り込んだ澄司の股に顔を埋める。

「ん……れろぉ、れろぉ、んむ……」

 舌で棹を舐めてから、ドロドロに汚れた肉棒を咥え込んだ。精液を味わいながら、じゅぶじゅぶと音を立ててお掃除フェラをする。

「ぐぷ、じゅぶ……ん、れるぉ、ちゅぷ……じゅる、じゅる、じゅる、ぐぷ、んちゅぷ」

 肉棒から伝わる甘い感覚に、澄司は酔い痴れる。

 エリカが美しい顔を歪ませて夢中で肉棒にしゃぶりついているのだ。またすぐに元気を取り戻してしまう。

「う、また」

「あ……ん!?」

 ちょうど、エリカが口を離したところだった。飛び出した精液が、エリカの顔に飛び散った。

「あ、すみません、エリカさん」

「いや、いいよ。むしろ……いや、何でも」

 エリカは顔を紅くして、精液を拭った。

(何か、顔にかけられてドキドキした。何でだろ……ますます、これが魅力的に見える。あー、これが堕ちるってヤツなのかな) 

 澄司に何をされても受け入れられる気がした。

 エリカは、また汚れた肉棒を咥え直す。

 澄司とのセックスは気持ちが良かった。しかし、それだけではない。不思議な満足感があって、もっと続けたいと思ってしまうのだ。

 舌を棹に絡みつかせ、鈴口を吸って、次の射精を促す。

 そうして、エリカは何度も射精をさせては精液を貪ったのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。