エロバコ 作:ryou
ほんのりと香るシャンプーの匂いが鼻腔をくすぐる。艶のある黒髪が澄司の顎の下にあって、さらさらとした感触が胸元を撫でている。
温かく柔らかい素肌は、すべすべしていて、張りがあり、そして敏感だ。
澄司と美沙は裸のまま、テレビを見ている。美沙が澄司の両足の間に座り込み、澄司はそんな美沙を後ろから抱いて、気ままに愛撫している。
美沙の黒髪の匂いを嗅ぎ、手の平に納まらない乳房を揉み、乳首を抓り、太ももを撫でて、クリトリスを弄り、秘所をかき回す。
美沙は澄司の愛撫のすべてを受け入れる。身体の感覚はあっという間に鋭敏になってしまって、膣口はしっとりと濡れている。
「先輩、触り方がいやらしい」
「しょうがないだろ。藤堂がこんなところに座り込むから、触るじゃん、そりゃ」
「触るじゃんって、ほんとに変態なんですから」
「じゃあ、触って欲しくないの?」
「う……それは、別に……ん、ひゃッ、う……んッ」
美沙の乳首を軽くつま弾くと、美沙は身体をびくつかせる。反応が分かりやすい。澄司を肉体関係を持ってから、美沙の身体はあっという間に快感に弱くなってしまった。美沙が感じるところは澄司はすべて把握しているし、新しい性感帯の開発にも余念がない。
「ふ、んふ……く……ふう……ふう……は……あ、う……んふッ……はう……う、そこ……ぉ、ふう♡」
澄司の左手が乳首を摘まみ、右手がクリトリスを撫でる。甘く鋭い刺激が下半身と上半身から同時に襲ってきて、美沙は身体を強ばらせた。
「気持ちよくない?」
「ん……ふ、ふう……はう……あ、あ、き、気持ちイイ、です……ん、んぅ、ふう、はあッ、あッ」
美沙の腰が浮き上がる。
「はあ、はあ、はあ……あ、う、うう」
「触られただけでイった」
「あ……んふ……これは、だって……ん、あん♡ あ、ダメですよ、こんな……ん、あ、今、イッたばかり、ああん♡」
美沙の口から可愛らしい嬌声が漏れ出る。
膣を指でぐちゅぐちゅに解していくと、美沙の身体は嬉しそうに反応する。膣肉がみっちりと指に絡みついてくるのだ。膣の中は愛液でぬるぬるしていて、柔らかく温かい。
「あ、あ、ああッ、そんなにされたら、また、イっちゃう! ん、ふ、むふぁあ……」
美沙が身を捻り、絶頂の感覚に溺れているところに、澄司は彼女の口を指で塞いだ。人差し指と中指を美沙の口内に押し込むと、美沙はくぐもった声を漏らしながらも、舌を絡めてきた。
「はむ、ぅ……れろ……ちゅ……んん、はあ、はあ、はあ、ふあぁ♡」
美沙の舌を指で弄びながら、澄司は彼女の首筋にキスをして、舌を這わせる。美沙はうっとりとした表情を浮かべて、蕩けた声で喘いだ。
美沙の口から指を抜く。そして、彼女を振り向かせて強引に口付けをした。様子見はせず、一気にディープキスをする。美沙の舌を捕まえて、舐めて、口内を蹂躙する。
「ふ……む……あふ……れろ……ん、んん、ちゅ……ふは……あ、ん、先輩、強い……あ、ん、ちゅ♡ れろ……れろ……れろ……んく……ふぁ……あ……ふぅん♡」
初めは驚いた美沙だったが、キスはもう何度もしている。自分からも積極的に舌を絡ませて、唇に吸い付いた。
「ちゅぱ……ふう、ふう、ふう……先輩のも、もう固くなってますね」
「美沙が可愛いからだよ」
「皆に言ってますよね、それ」
美沙は呆れたように苦笑する。自分の尻のあたりに当たっている肉棒の熱と固さは、もう十分にセックスできるところまで澄司が興奮していることを表している。
美沙はその場で反転して、澄司のほうを向いた。そして、肉棒を掴むと、徐に頬張った。
「……ん……ちゅ……ふむ……じゅぷ……じゅぷ……じゅぷ……じゅぷ……ちゅぷ……ちゅ……ん、固い。れろれろれろ……ちゅ」
美沙の口の中で涎をまぶされた亀頭が蛍光灯の光を反射する。美沙の舌が裏筋を何度も行ったり来たりを繰り返す。それから鈴口をねっとりと舐って、カリ首をぐるりと一周する。
「藤堂、上手になったよな」
「先輩に散々仕込まれましたからね。女子にこんなところ舐めさせて興奮するなんて、とても変態だと思います」
「自分から咥えておいてよく言うよ。むしろ、藤堂のほうがフェラ好きなんじゃないのか」
「そんなわけ、ないです。変なこと言うと、噛みますよ」
美沙はそう警告してから、亀頭を咥える。頬を窄めて滲む粘液を啜る。喉の奥まで勃起した肉棒を導いて、激しく吸いながら頭を前後に揺する。
「ん……ん……んじゅる……じゅる……じゅる……ん、はぅ、む……じゅる……」
「藤堂、それヤバい」
「ん……? ん、ん、ん、ん、んん……じゅるる! ちゅぱ……はあ、はあ、いいですよ。好きに射精してください。はむ……じゅるる……」
「う……射精するぞ」
肉棒が蕩けそうなくらいに熱い。粘つく涎とざらつく舌が肉棒に絡みつき、喉の奥まで吸い込まれていくようなバキューム感が最高だ。美沙の頭を掴んだ澄司は、美沙に根元まで肉棒を咥えさせた。そして、そこで思う存分に欲望を解放した。
「ふむ……! ん、んく……ん……じゅるる、れる……ちゅぱ……ふあう……む、ん……!」
口を塞がれた美沙はそのまま流し込まれる精液をすべて飲んだ。射精が止まった後も、しばらく肉棒を咥えたまま吸い続ける。尿道に残った精液も一滴残らず吸い出して、美沙は恍惚の表情を浮かべた。
「あ、ふう……先輩、射精しすぎ」
「藤堂のフェラが上手いのが悪い」
「褒めてるんですか、それ……」
一度の射精で満足する男ではないと美沙はすでに承知していたし、澄司の精液を飲んだことで完全に美沙にもスイッチが入った。
テレビを消す時間すら惜しんで、二人はベッドになだれ込む。澄司の腰の上で美沙は汗の雫を滲ませて腰を振った。
「ん……あ……大きい……あ、ふう、あん♡」
美沙の膣内に肉棒が入り込む。
痺れるような甘い感覚が伝わってきて、腰が抜けてしまいそうだった。
澄司の肉棒の形に自分の膣内が整っているような気がした。みっちりと隙間なく膣が肉棒に密着している。腰を動かせば、肉襞が強く擦れて、美沙の意に反して身体が跳ねてしまう。
「ふう……ああん♡ んあ……あん……あん……ん……ふぅ、ああ♡ あ、あ、イイ♡ ふ……ぅ……あ……んふぁ♡ ひう……い、イイ、あ、あ、ああ!」
ずっちゅ、ずっちゅ、と淫らな音が響く。ベッドが軋み、美沙の腰が大きく激しく打ち付けられる。カリ首が肉襞に引っかかって、気持ちがいい。肉棒の快感に澄司は思わず腰を跳ね上げてしまう。
「あ……んふう! はあ、はあ、あ、うう……奥、深い♡」
美沙の膣肉を抉りながら、澄司も美沙に合わせる。
美沙は結合したまま腰をグラインドさせた。
挿入角度を変えて、自分なりに気持ちのいい場所を探る。太く固い肉棒はその変則的な動きに悦んだようで、美沙の膣内でますます存在感を増している。
「は――――く……ん……あ、先輩の、また、固い……ふう……ふう……はうッ」
「藤堂、いいよ。もっと、動いて」
「ん……はい……あ、あ、あ、あ、あ、ん、あ、んふあ、イイ、大きい……ふうあ、固いぃ♡」
喘ぎながら腰を動かす美沙。
狂ったように一心不乱に肉棒を求めて交わり続ける。
美沙の尻を鷲掴みにした澄司は、彼女の求めに応じて突き上げた。逃がさないようにしっかりと腰を固定して、肉棒に力を込めて膣奥を打つ。
「ああ、それ、いやぁ♡ ふ、深い、ぃ!」
「深いの好きなんだろ?」
「そ、れは……はう……んあ、ああん♡」
「藤堂、可愛いな。腰、ちゃんと動かして」
「は、い……ん、あん、ふうあ、あ、ん、あ、気持ちイイです。それ、あ、ん、ふぁん♡」
踊るようにして騎乗位を愉しむ美沙。膣のきつい締まりで肉棒が圧迫され、精液を絞り出されてしまいそうだ。
「あッ、ダメ、ん……わたし、イク……!」
澄司の突き上げのせいで、自分のペースを維持できない。イキそうになれば、腰の動きを緩めてきたが、澄司が動き始めたことでそれができない。おまけに強い快感が腰を勝手に動かしている。美沙の意に反して、膣肉はぎゅうぎゅうと肉棒を圧迫し、余計に快感を発生させている。
「藤堂、俺も」
「は――――ん、くひあああああああ♡」
澄司は突き上げと共に射精する。
膣を満たす雄の力が美沙を蹂躙する。一気に駆け抜けていく快感で頭が真っ白になり、容赦なく全身が痙攣させられる。
身体を反らして天を仰ぎ、快感に震える。
「あ……ふあ……き、気持ちイイ……あ、あぁ……」
呼吸すら忘れるオーガズムに、美沙は溺れる。澄司に覆い被さるように倒れ込む美沙を優しく受け止めて、美沙と深い口付けを交わした。
「ふむ……むちゅ……れる……先輩……れろ……」
「藤堂、まだできる?」
「……はい」
美沙は頬を赤らめて頷く。
澄司の肉棒は美沙の膣内で果てながら、まだまだ精力を持て余していた。
四つん這いなった美沙の膣を後ろから突く。
後背位は、騎乗位とは挿入角度が違うので、快感の種類も異なる。美沙の自由度の高い騎乗位に対して、こちらは完全に男性優位の姿勢だ。一方的に女性を責めることができるという感覚が、澄司を興奮させる。
形のよい美沙の尻肉を揉みながら、膣を犯す。ボーイッシュな美沙の顔が肉棒の一突きであられもない雌の顔になるのが嗜虐心をそそる。
「ん……ふぅ……ふッ、あ、んあ……深い、ぃ♡ あ……う、あはッ♡」
しっかりと肉棒を押し込み、膣奥を穿つ。上から下に圧をかけて、たっぷりと時間を掛けて解した膣肉の感覚を味わう。
「あぐ……んふあ……あ、んんあ♪ んあ……んふ……ふう、ふう、んあ、すご……お……いぃ♡」
美沙は枕に顔を押しつけてくぐもった嬌声を上げている。
リズミカルに肉棒を打ち付けると、それに合わせて膣肉が悦び、それが美沙の声になって溢れている。
「あ、う……んお……ふぅ……あ……ぉ……ん……ん……んん……ふぅ……あぁん……んあ……んあ……んぐ……ぅ……ぅ……んふう……ああん……んふぁ♡ あ、ぃ、ィィ、もっと、ください♡」
快感でふやけた思考。美沙は媚びるように舌足らずな言葉で澄司の抽挿を促した。
より強く、強引に膣奥まで肉棒を届けて欲しい。
その願いを受けて、澄司はさらに強く腰を沈み込ませる。膣の奥を亀頭で圧迫する。ただ前後に腰を振るだけでなく、美沙の反応を見ながら、彼女が感じるポイントを的確に撃ち抜いていく。
「ふう……あ……んあ……あ、あ、ああ! い、イイ、強い、激しい♡ あん、あ、あ、あ~~~~それ、そこ、お、お、イク♡ あん、あ、あ、気持ちイイ、です♡ ん、ふあ……あ、あ、あ、んんんんんんん♡」
枕で嬌声を抑え込む美沙。身体が激しく波打って、快感にのたうつ。
美沙の膣から肉棒を抜き取る。膣口からは、納まりきらない精液がどろりとあふれ出している。
「はー♡ んはぁ……ああ♡ また、すごい、精液」
寝返りを打った美沙は自分の膣口から零れる精液をティッシュで拭った。澄司の精液が自分の胎内にあるのを感じた。ぼんやりとした熱が下腹部でじんじんとしている。
何度も繰り返したオーガズムが、疲労感と満足感を美沙に与えていた。澄司との関係がろくなものではないと承知しているが、身体のほうが澄司との繋がりを求めてしまう。セックスの気持ちよさを覚えた心身は、理性とは別の判断基準で澄司を見ている。そして、美沙自身も澄司を嫌いにはなれない。こうして身体を交えて、自分では感じられないほどの快感を与えてくれるし、暴力を振るってくるわけでもない。女関係にだらしないことは褒められたものではないが、それは身体を開いている自分にも言えることだ。肉体関係を持つことについて、美沙は澄司を完全に受け入れているのだ。
とにかく、今は澄司とセックスができればそれでいい。それ以外のことは、すべてが些事に思えた。
「んむ……ちゅぷ……ちゅぷ……れろ……れろ……れろ……れろぉ♡」
美沙は澄司の股に顔を埋める。半勃ちの肉棒を咥えて、口を使って快感を与える。舐め方も吸い方もすべて澄司から教わったことを実践する。
「ちゅ……ちゅ……んむ……んんぅ……ちゅぱ……はあ、はあ……んく……ぺろ……れろ……ちゅ♡」
勃起した肉棒の裏筋にキスをして、美沙は淫蕩に微笑む。
「先輩、また大きくなりましたね」
「大きくしたんだろ、藤堂が」
「ひゃん……!」
澄司は美沙を押し倒した。
「それじゃあ、続きするぞ」
「あ……ん……!」
美沙の片足を抱えて、側位で責める。美沙の膣は今日だけですでに二度の膣内射精を受けていながらも、貪欲に肉棒に食いついてくる。
「はぁ、ああん♡ あ、う、先輩……元気、すぎぃ♡ ん、はあう……これ、気持ちイイ♡」
「俺も気持ちイイ。今度から、この体位ももっとするか」
「く……あ、ん、そう、ですね……ん、あ、んぉ♡ これ、イイ……あ、ん……感じます♡ 先輩のちんぽ、あ、ふあん♡」
パンパンパンと激しく腰を打ち付けて、美沙を喘がせる。
只管ベッドの上で交わり続ける。体力の続く限り交わって、疲れたら小休止を挟んで、また繋がった。それを、時間の許す限り何度も繰り返したのだった。