※この作品はR-18です。

エロバコ   作:ryou

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二十四話

 澄司が新天地に引っ越しをして、早二ヶ月が経った。鬼のようなハードスケジュールだったプロジェクトが一定の成果を上げて終了し、次に向けた小休止のまっただ中である。喉元過ぎれば熱さを忘れる性格なので、辛い日々もすでに過去の話になっていて、通常の業務時間に戻ってきたことでむしろ物足りなさすら感じてしまっていた。

 自分の身体が常時仕事モードになってしまっている。ワークライフバランスを考える上で、問題のある状態だ。所謂、ワーカホリックというヤツだ。休日を大事にする澄司が、追い込み期間中、完全に仕事ばかりになっていた。仕事と職場の往復が、延々と続き、夕飯を職場で取り、家に着いたら寝るだけという生活だ。セックスはおろか自慰すらろくにできないくらいには疲弊していた。

 正直に言って、澄司は滅茶苦茶性欲が溜まっていた。仕事に追われている間は、驚くくらいに性欲が湧いてこなかったのに、解放された途端に、身体の調子がヤバいことになっていた。

「ん……ん……ん……んじゅ……じゅる……んじゅる……じゅる……じゅる」

「れる……れる……れる……れる……れる……ちゅ……ちゅ……れろぉ……」

 ベッドの上で、澄司の股間に二人の女子が顔を埋めて、一定のリズムで水音を立てている。あおいと絵麻だ。共に学生時代からの知り合いであり、セフレの関係にあった。そして、今回の澄司を追い込んでいたプロジェクトにアニメ制作会社の担当者として参加していたので、戦友とも言えるだろう。

 二人とも、可愛い顔をしている。アイドルや女優とはまた違う気取らない可愛らしさだ。その二人が整った顔を蕩けさせて、澄司の肉棒を舐め、しゃぶっている。

 澄司の太い肉棒は絵麻の口の中に半分まで納まっている。絵麻は頬を窄めながら、肉棒を吸い、唇で扱いている。そして、あおいは睾丸にキスをして、舌で皺を伸ばし、絵麻の涎で滑る棹の根元付近に舌を這い回らせている。

「んふう……ふう……ふう……ん……じゅる……じゅる……じゅる……じゅる……じゅる……じゅる……ふ、ん、ふう……はふ……じゅるる……じゅるる……!」

 絵麻が一心不乱に肉棒をしゃぶる。まるで淫魔に取憑かれているかのように、それ以外の行為を知らないとばかりに激しく啜ってくる。

 その下、あおいは澄司をじっとりとした視線で見上げてくる。肉棒にキスをしながらも、澄司の性欲には呆れて物が言えないといった様子だ。

「めっちゃ、宮森に睨まれてる」

「そりゃ、女子二人にこんなことさせる人、睨まれて当然じゃないですか」

「正直、男冥利に尽きる」

「まったく、本当にこういうとこは昔から変わらないんですから。何が仕事ばかりで溜まりまくってるですか。こんなに、大きくして。れろ、れろ、れろ」

「そうは言っても抜いてくれるんだもんな、宮森」

「変なこと言ったら噛みますよ……ほんと、こんなに男の匂いプンプンさせて……最低ですよ……ちゅ……れろ……れろ」

 あおいは文句を言いながらも肉棒への奉仕は続けている。

 そもそも、澄司の家をあおいと絵麻が訪れたのは、初めからこうなることを期待してのことだ。あおいに声を掛けたのは澄司だが、絵麻を誘って二人で来たのは、この二人の間でのやり取りで澄司は関わっていない。

「ふう……ふう……んむ……じゅる……じゅる……じゅる……じゅる……じゅる……じゅる……じゅる……じゅぶる……じゅるる……じゅるる……ん、ん、んちゅぷ……ふうぅ……ん……じゅる」

「そもそも、れろ……今日、わたひたちが来れなかったら、どうするつもり、だったんですか? れる……れる……エッチなお店使ったりしたんじゃないですか?」

「あー、自分でするよりは、女の子にしてもらいたいし……う、ちょ、強……」

「じゅるるるるるるるるるるッ!」

 絵麻が思い切り肉棒を啜る。派手に音を立てて、強烈なバキュームで先走り液を強引に吸い出している。

 会うたびにフェラが上達していく絵麻の口技は、澄司の股間を熱く蕩けさせるのに十分な技術に達している。大人しく、口数少なく、飾り気のない絵麻が積極的にフェラチオに耽っているというだけで、精液が大量生産されてしまう。

「じゅぷ……じゅぷ……じゅぷ……じゅぷ……じゅぷ……じゅぷ……じゅぷ……じゅぷ……じゅぷ」

「れろれろれろれろれろれろれろれろ、ちゅちゅ……ん……ぴくぴくしてきた。もうそろそろ射精しそうですか?」

 言わずもがなだ。絵麻が与える激しい刺激とあおいが与える柔らかな刺激が休むことを許さない。舌のざらつきが、裏筋と睾丸を同時に舐めている。一カ所だけでも気持ちがよくて腰が浮き上がりそうなのを二カ所同時だ。我慢する方が難しい。

「めっちゃ、気持ちイイ。悪い、もう射精する」

 ずっと溜め込んでいた精を、絵麻の口内に解き放つ。ストレスで狂った性欲が、超高速で精を精製し、ぬるぬるとした絵麻の口内に次々と流し込まれていく。

「ん……んく……んく……じゅる……ん……ん……んふぅ♡」

 絵麻はうっとりとしながら精液を飲んだ。口を離さず、暴発する肉棒を唇で押さえつけて、じゅるじゅると啜る。

「ん……ん……ん……ふぁあ♡ 濃いの、いっぱい、出しちゃいましたね、澄司先輩」

 絵麻は自分の唇をぺろりと舐めて、艶然と微笑んだ。初めてセックスしたときは、肉棒を見るだけで顔を真っ赤にして慌てふためいていた彼女が、今では澄司の精を飲んで微笑むようになっていた。

「おいちゃん」

「ん……あむ……」

 絵麻はまだ勃起したままの肉棒をあおいに向ける。あおいは絵麻が直前まで咥えていた肉棒を咥え込み、尿道に残っていた精液を吸い出しながら、頭を揺らす。

「ん……ん……ん……んん……じゅる……んん……ちゅぱ、ふはぁ……れろれろ……全然萎えないじゃないですか。どんだけ溜めてるんですか、もう……んむ……ちゅぱ……ちゅぱ……れろ……」

 あおいは髪を耳に掛けて、フェラを続けた。亀頭を咥えて、裏筋を舌で擦る。涎をしっかりと絡めて、ゆっくりと肉棒を吸いながら頭を引き、抜ける寸前で根元まで飲み込む。ゆったりとしたディープスロートは、射精したばかりで敏感の肉棒が長くこの快感を楽しむにはぴったりだった。

「澄司先輩、まだまだ全然イケそうですね」

 あおいのフェラを見ていた絵麻がそう言った。

「そうみたい。我ながら、性欲がすごいわ」

「じゃあ、朝までできそうですね」

「……?」

 もともと、澄司の性欲は人一倍強い。調子がよければ、一晩中交わり続けることもできる。特に今は、行き場のない性欲を持て余していて、それがあおいと絵麻に刺激されて大いに猛っている。朝までセックスくらいどうということはない。

「あの、澄司先輩に一つ、頼みがあるんですけど」

「頼み?」

「提案というか」

 絵麻は言いにくそうにしている。フェラをしていたあおいが、口を離して絵麻を見上げた。

「絵麻、もしかしてさっきの話?」

「うん、今ならちょうどいいかなって」

「ん……どうかな」

 あおいは澄司を見た。肉棒を右手で握り、上下に扱く。

「エネルギーは有り余ってそう」

「さっきから二人何こそこそ話してるんだよ。宮森は人の握ったままだし」

 とりあえず、人に頼み事をするような状況ではないのだ。裸の男女が三人。ピロートークというのならばまだしも、始めたばかりだし、あおいは現在進行形で肉棒を弄っている。

「何の話か、気になるだろ」

 中途半端に話が途切れているので、先が気になる。澄司は絵麻に話の続きを促した。

「……何というか、そうですね。ええと、端的に言うと、もう一人呼んでもいいですかってことなんですけど」

「もう一人? ここに?」

「はい」

 絵麻は頷いた。

「坂木とか?」

 あおいたちアニメ同好会の仲良し五人組は、全身が澄司と肉体関係を持ち、継続している。絵麻が敢えて呼ぶのであれば、その中の誰かではないかと思ったが、絵麻は首を横に振った。

「いえ、多分、先輩の知らない娘だと思います」

「知らない娘を、いきなりここに呼ぶって? 俺らの関係知ってるの?」

「ええと、すみません、多少は……」

「話したのかよ」

 セックスフレンドというのは、大々的に話をするようなことではないので、話をしたとするとそれなりに近しい関係にある相手なのは間違いない。少なくとも秘密を共有して差し障りのない相手であろう。そうであることを祈る。

 絵麻の話の続きをあおいが引き継ぐ。

「この前のお昼休みにたまたま、そういう人がいるってちらっと口が滑ったんですよね……そしたら、興味を持っちゃったみたいで。わたしの後輩になるんですけど」

「趣味で創作活動することがあるみたいで、男の人の身体を参考に……なんて言ってるんです。動画とかだと物足りないって。わたし、その気持ち分かるなって思って」

 絵麻が澄司と身体を交えるのも、初めはアニメーターとしての研究活動を兼ねていた。今は男女の交わりを楽しんでいるが、そこに絵描きとしての視点をきちんと持ち込んで、自分の作風に活かしているらしいのだ。

「その娘、宮森の後輩って学校の後輩なのか?」

「いえ、職場のです。制作の娘で、アニメーター志望だったこともあるらしいんですけど、そこは割り切ったみたいです」

「ああ、そういうことな。時々いるよな、そういうの」

 澄司のいる世界でも、作家を目指して挫折し、編集者に転向した同僚がいる。夢は叶わなかったが、別の形でその世界に関わっていきたいという熱意のある人材だ。

 その娘も、アニメが好きで業界に入ったのだろう。頑張る人には好感が持てる。とはいえ、あおいや絵麻の爛れた性活を知って、むしろ興味を持ってここに混ざりたいと言うような奇特な人間は、かなりレアだ。

「ちなみにどんな娘」

 混ざりたいというのなら、混ざってもらって全然構わない。ただ一番重要なのは、その娘がどんな娘なのかということだ。具体的には、可愛いかどうかである。

「写真見ますか?」

「見る」

 絵麻がテーブルの上からスマホを持ってきて、澄司に画面を見せた。職場の昼休憩の時間を移した日常の写真だ。あおいが中央にいて、その背後の澄司の知らない人が何人か映り込んでいる。

「どれ?」

「この娘です」

 絵麻が画像を拡大する。

 その娘は長い黒髪の一部に黄色いメッシュを入れたお洒落な女の子だった。

 何より、

「可愛い。合格」

「がぶ」

 あおいが肉棒の敏感な部位に歯を立てた。

 

 

 澄司があおいを気持ちよくする番だ。

 勃起は依然として治まらず、はち切れそうなくらいにいきり勃っている。それをあおいの膣内に挿入する。片足を上げ、横向きのあおいの膣を突き穿つ。燕返しの体位に近い姿勢で、腰を振る。

「ん……くあう♡ あ、あ――――♡ あ、深い、イイ♡」

「宮森、きつい。待ちわびたって感じか?」

「ふう……あ、あ、んあッ、あッ、ん、あんッ、ん、んん……ふあッ、あ、これ、久しぶり、ん……ふあう♡」

 あおいと身体を交えるのは、久しぶりと言えばそうだ。澄司が忙しかったように、あおいも忙しかった。溜まっていたのは、澄司だけではなかったのだ。

「んひゃああ♡ あ、ああ! い、イイです、ん、もっと、突いてください♡ あ、あ、んはぁ♡」

「宮森」

「あふあぁ♡ あ、大きい、深いぃ! 先輩のが、奥まで、来てッ、あ、あ、あ!」

「気持ちイイか? ここ、好きだもんな?」

「ひ、ひぃあ♡ あ、あ、あ、そこ、突き過ぎ! あ、ゴリゴリって、膣内、先輩のチンポ、当たってる、気持ちイイところ、はあ、はあ、ふぎぃ♡」

 あおいは一突きごとに身悶えし、身体を捩り、背中を反らして喘いでいる。キツキツの膣肉が肉棒を圧迫して、悦んでいるのが手に取るように分かった。あおいの感じるところは把握済みだ。イカせるのは、簡単にできる。

 肩に担いで片足を押して、股間を広げる。腰を落とし込み、側面から膣肉を圧迫しつつ、奥に肉棒をスライドする。

「ん、あはぁ♡ それ、すごい、です♡ 頭が、真っ白になる♡」

 あおいは悦び、顔を恍惚に歪める。

 絵麻が近くで見ているが、もうそれを恥ずかしいとは思わない。同じ穴の狢だからだ。お互い、澄司に抱かれている時に自分がどういう顔をしているのかも、友人がどういう風に喘ぐのかも全部知っている。だから、絵麻も喘ぐあおいを見て「今日のおいちゃんは、いつもよりも激しいな」とか「気持ちよさそうでいいな。交代までまだかかるかな」とか、そういう感想しか持っていない。

 ベッドの上で快感にむせび泣く親友をから目を離し、スマホの画面を見る絵麻。マナーモードにしていたスマホに着信があった。

「ちょっと、電話してくるね」

 絵麻は、スマホを片手に寝室を出て行く。

 絵麻が出て行って二人きりになった寝室内で、なおを澄司はあおいの膣奥を貫く。

「ひ……んひゃう♡ あ、澄司先輩、今は、ダメ、絵麻が電話してるから、あ、ん、んん♡」

「声、我慢すればいいだろ」

「そ、そんなぁ……あ、ひゃう!? また、こんな時に、深いの反則……ん、あ、い、イク、ヤバい……♡」

 ぞくぞくぞく、と快感の嵐が登ってくる。あおいは声を我慢しようとするば、蕩けた理性に我慢は困難だ。身体の内側から快感という快感が爆発する。

「ひ……ああむ!?」

 嬌声を上げようとした時に、澄司があおいの唇を奪った。正常位になって、覆い被さってきたのだ。唐突のキスは、あおいを驚かせ、理性のブレーキを踏む機会を逸した。

「ふむ! んんんむ♡ ふむぅぅう♡」

 がくん、がくん、とあおいの腰が跳ねて暴れる。膣肉がぎゅっと引き締まって猛烈な圧迫感を肉棒に与えてくる。深いキスをしながらあおいはオーガズムに達したのだ。

「ん……ん……ふはぁ♡」

 あおいの舌と澄司の舌が銀の糸を繋ぐ。

 一度、口を離してから、もう一度キスをし直した。

 

 

 電話を終えた絵麻が寝室に戻ってきた。電気もテレビも付けたまま、澄司とあおいはセックスを続けている。絵麻が席を外している間に変わったことがあるとすると体位が騎乗位になったことくらいか。あおいが腰をいやらしくくねらせて、澄司の腰の上で踊っているようだ。大きな肉棒をあおいの膣口が根元まで咥え込み、扱いているのが見て取れた。

「ふ……は……んあ……んあ……あ、ん……はあ、気持ちイイ、んん、あん、澄司先輩は、気持ちイイですか?」

「ああ、すごくいい」

「ふふ……ん、ん、じゃあ、もっと動きますからね、んん……ん、あん♡」

 ずっちゅ、ずっちゅ、と音がしてベッドが軋む。

 懸命に腰を振るあおいを見つつ、絵麻はスマホをテーブルの上に戻した。

「絵麻、今のって、ん……ん……」

「うん、安藤さん。ここ、来るって。場所は大丈夫だけど、来るまでにはもうちょっとかかるって」

「そっか、そうだよね。ん……あ……前のマンションより、遠く……ん……なったから、ひゃう♡」

 あおいの膣が軽く痙攣している。軽くイッたようだった。

「おいちゃん、今の何回目?」

「ごめん、数えてなかった。多分、四、五? それくらい」

「じゃあ、あと一回イッたら、交代してね」

「え? ああ、うん、分かった。ん、ふう……はあ……んん」

 あおいは休憩を終えて、腰を振り始める。

「澄司先輩。さっきの娘、あと一時間くらいで来るそうです」

「そうか。思ってたより、早いな、展開が」

 一時間後に初対面の女の子がこの部屋に来るというのは、さすがに想像していなかったし、数多くの女性経験がある澄司であっても、未経験の展開だ。

「大丈夫、ですよ。いい娘ですし……あん……ん、ほんとに大きい、あふん♡」

 あおいは腰をグラインドさせて、気持ちイイ場所を擦り上げる。澄司の肉棒に奉仕しつつ、自分が気持ちよくなれる場所をとにかく擦っていた。

「宮森と安原の紹介だから、そこは疑ってない」

「おいちゃんが次イッたら、交代ですから、早くおいちゃんをイカせてください」

 絵麻は澄司の首筋にキスをした。それから口付けし、耳に舌を這わせる。絵麻の柔らかい舌のざらつきの感触と舐める音が耳に直接送り込まれて、頭がどうにかなりそうだった。

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