エロバコ 作:ryou
澄司とのセックスを終えたあおいはシャワーを浴びるために席を立った。身体についた汗と精液をシャワーで流して、愛欲に火照って身体をリフレッシュする。さっぱりしたあおいは、新品のタオルで身体の水気を取り、髪を乾かし、シャツとショートパンツのラフな格好で脱衣所を出た。
あおいはキッチンに行って、冷蔵庫を開けて中を物色する。冷凍食品と酒とチョコレートと調味料。いちおう、自炊をすることもあるようだが、概ね外食かコンビニ弁当がメインだ。ゴミ箱の中身がそれを物語っている。
「わたしも人のことは言えないけど」
あおいは冷蔵庫から麦茶を取り出して、グラスに注ぎ、一気に煽った。風呂上がりの一杯が身体に染み込んでいくようで、美味しい。目が覚めるような思いだ。
冷蔵庫で見つけたチョコレートの箱と戸棚の中にあるポテチの袋を掴んで、あおいは寝室に向かう。
寝室では澄司と絵麻が交わっていた。
背面騎乗位交わる絵麻は、腰を前後にグラインドさせている。大人しく引っ込み思案なところのある絵麻だが、その腰使いは交わるごとに上手くなっていく。本人の生真面目な性格が、技術の吸収能力を向上させているのだ。絵麻は澄司と結んだ関係の中で、すでに快感の虜になっているし、自分の創作の種にもなるので積極的に勉強していて、それを実践しているのである。
「ん……は……ふう……んあ……あん……あ、あ、あ、ん、ふうう……あッ、あッ、んんッ、ああん」
澄司と絵麻のセックスはゆったりと腰を動かすスローセックスだ。絵麻は自分の膣内の感じるところを探りながら肉棒を誘導し、腰を動かして感じ入っている。じわりとした快感の熱が膣から広がって背筋を震わせている。
寝室に戻ってきたあおいは、そんな絵麻の顔を真正面から見ることになった。
絵麻は腰を動かしながら快感に顔を歪ませ、愛らしい唇から卑猥な嬌声を漏らしていて、その様は普段の彼女とはまったく異なる姿である。あおい自身、絵麻がこれほどセックスにはまり込むとは思ってもいなかった。
「おい、ちゃん……ん……上がったんだね……ふ、う……あん、ん」
「うん、絵麻もそれ終わったら入ってきたら。シャワーだけにしたんだけど、何ならお風呂入れてこようか?」
「ううん、だいじょうぶ……ふあ、あ……んふう……ん、わたしも、今日はシャワーで、いい……ん……あう……ん……んあう!? ふあッ、あ、ああ!」
絵麻を澄司が突き上げたので、絵麻は思わず大きな嬌声を上げてしまった。澄司の不意打ち染みた突き上げで、絵麻は一瞬で絶頂させられた。蓄えられた快感が一気に解放されたようだった。
「容赦ないなぁ、澄司先輩」
「宮森、勝手に菓子持ってきたな」
「いいじゃないですか、お菓子くらい」
「俺が宮森の家でドーナツ漁ってたらどうするよ」
「そんなの絶対に許さないに決まってるじゃないですか」
そう言いながらあおいはスマホを手に取って、画面を弄り始める。目の前で親友がセックスに耽っていることには、今更動じることはない。お互い様だ。絵麻が喘ぎ声があおいの欲望を増幅することはあっても、嫌悪に繋がることはない。あおいと絵麻は親友であり、同じ男に抱かれ、快楽を貪る同類だ。むしろ、人に言えない共通の趣味・秘密を持つことで親近感を深めているくらいだ。
「はあ、はあ、はあ……ん、ふう、ふう……はあ……ぁ……」
絵麻は、肩で息をしながら絶頂の余韻に浸っている。落ち着いてから絵麻は肉棒を膣から抜いた。まだまだ肉棒は固く、元気なままだ。
「澄司先輩、次はバックからお願いします……」
頬を染めて、期待に目を輝かせ、絵麻は四つん這いになった。
絵麻は、頻繁に体位を変える癖がある。今日だけでも、正常位に対面座位、背面騎乗位をしている。様々な体位を経験し、貪欲に知識を吸収しようとしているのだ。
「安原、自分で広げて見せて」
「じ、自分で?」
「そうそう、見えるように」
「あ……ぅ……はい」
絵麻は恥ずかしげに顔を赤らめながらも、突き出した尻を両手で広げた。とろとろの膣口は、真っ赤に熟したザクロのようで、大人しく透明感のある絵麻の肉体には不釣り合いな卑猥さをアピールしている。
今日だけでも何十回と挿入し、解してきた膣肉を今更焦らす意味もない。澄司は勃起した肉棒を、絵麻の望んだとおりに挿入する。
「あ、ああぁぁぁぁ……♡」
挿入の圧迫感と快感に、絵麻はいやらしく呻く。シーツを鷲掴みにして、淫蕩な表情のまま涎を垂らして、枕に顔を埋める。
そこから、一方的に澄司が絵麻を責め立てた。
「あッ、あッ、あッ、あッ、んあッ、あ、んッ、んッ、んッんんッ! あ、う、んあッ、あ、ふうぅ……んあッ、あ、あ、ああ!」
ベッドを激しく軋ませながら、澄司のペースで絵麻を犯す。柔らかく絡みついてくる膣肉は、引き抜こうとすると吸い付いてきて密着感を増してくる。何度も抽挿しているのに、キツさは変わりなく、時折軽く痙攣したようにきゅっと絞めてくる感じが堪らない。
白い尻肉を掴んで、腰を落とす。奥深くに肉棒を押し込んでいき、最奥に亀頭をぐりぐりと押しつける。
「あ――――う、んお、ぉおおおおおおおおおおお!?」
絵麻の愛らしい声で、野太く呻く。ポルチオという最大の弱点を肥大化した快楽を蓄積した状態で扱かれたことで、絵麻は身体の芯から燃えるようなオーガズムを味わった。
「あ、う、んふあ♡ あ、ああ、今の、す、すごい……!」
「安原はこういうの、好きだもんな」
「あッ……んふ……う……あ、あああ♡ 深いぃ、ぃぃ♡」
絵麻の膣奥を連続で突く。肉棒の動きは最小限にして、子宮口をノックするのだ。
「く、くは……! あ、ああ! これ、すご……ひぃ♡ あ、あ、またイク! あ、ん、んんんんんんんんん!? ……ふはッ、あ、あはぁ♡ あ、ひッ、あ、まだ、そんなに突いたら、あ、ああ、イクのが、止まらないッ、はひッ、あ、んあ、先輩の、奥、届いてる♡ き、気持ちイイ、です♡ あ、あ、あ、あ、あ、ん、ふはッ、あ、んひ、ひう、あはぁん♡ イイ、イイです、あッ、もっと、もっとください♡ チンポ、突いてぇ♡」
絵麻はふやけた表情を浮かべて自らも腰を揺らし、澄司に懇願する。膣肉が耐えず引き締まって、肉棒にむしゃぶりついてくる。膣の締まりだけでなく、絵麻のそうした姿や言葉が澄司を興奮させる。
普段の絵麻ならば、絶対に言わないような卑猥な台詞を躊躇なく口にしている。
肉棒の抽挿は絵麻の良識と羞恥心を壊し、快感で理性を埋め尽くしてしまう。セックスができる今、この時が幸福なのだと思えてしまう。その気持ちは、傍で見ているあおいもよく理解しているし、あおいのほうが長く澄司と関係を持っている分だけ骨身に染みるほどに思い知っている。
あおいは学生時代、姉とともにやんちゃをしていた澄司と肉体関係を持ち、身体を堕とされた。一度、離れたものの、数年のブランクがあったとは思えないほど明瞭にかつて快感の沼に嵌まっていた頃を思い出せてしまう。
(絵麻、気持ちよさそう)
絵麻を見ていると、自分の状況が客観的に見て取れる。
自分が澄司をセックスに耽っているときは、今の絵麻のような顔をしているのだろう。見れば分かる。ああなってしまったら、もうだめだ。気持ちよくて、他のことは何も考えられなくなる。他ならぬ自分がそうだった。
せっかくシャワーを浴びて綺麗になった身体なのに、絵麻と入れ替わりで澄司と交わることを想像している。
「あ……ん……ひう……あひぁあん♡」
絵麻が甲高い嬌声を上げて痙攣している。
(今、イッた。あんなふうに奥を執拗に迫られたら、当然だよね)
スマホでネットニュースを眺めながら、画面越しにイキ顔をさらし幸せそうにしている親友を見る。
「う……あ、ひ……今、イッたばかり……ああ、また深いのッ、あ、あ、気持ちイイです! ん、あ、そこ、また、んんん♡ あ、んあ、んあ、あ、ああん♡」
抽挿を再会する澄司に絵麻は堪らず甘えたような声を出す。キツキツの膣に打ち込まれる肉棒は、萎えず強靱なままで、絵麻を後ろから貫き続けている。
ぶるぶると絵麻のスマホが震える。画面には、メッセージアプリの着信が表示されている。
「絵麻ー、安藤さんから何かライム来てるよ」
あおいは絵麻にスマホを手渡す。
「ん、ん……ふう……ふう……んん……ふう……ん……ん……ん……」
「例の娘?」
「はぃ……ふう……今、ここの下まで来たって、いう……ん、あん……んあ……ふあん♡」
メッセージを受け取ったものの、今の絵麻はそれどころではない。セックスのほうが優先度が高くなっている。
「安藤さんが下にいるなら、わたしが迎えに行くよ」
と、あおいは席を立つ。
部屋番号を伝えているので、ここにそのまま来てもらってもよかったが、夜風に当たりたかったので都合がいい。
澄司の家を出ると、空には青白い月が浮かんでいた。ほどよい風が吹いていて、火照った身体を冷やしてくれる。
一度深呼吸をして、あおいは、エレベーターに乗り込んで、エントランスまで下りていった。
安藤つばきにとって、あおいは尊敬する職場の先輩だ。テキパキとした仕事ぶりや、後輩の面倒見がよくて気立てがいいところや、何よりもアニメ制作への情熱には、いつでも感心させられる。同じ職場の絵麻とは、職種の違いもあってあまり会話をする機会がなかったが、話をしてみると穏やかで優しく、引っ込み思案なところもあるが、仕事に対しては妥協せずしっかりと向き合う職人気質も併せ持っているといた印象だった。この二人は高校時代からの親友なのだそうで、そのときには一緒にアニメを作ろうと誓い合っていたのだとか。
そういう話を聞くと、熱量の違いに驚かされる。つばきもアニメが好きだし、この世界で生きていくことを夢見てきたが、特にあおいに比べるとまだまだひよっこだと痛感してばかりだ。
つばきがあおいや絵麻のプライベートを知ったのは、たまたまだ。きっかけは絵麻は発行した同人誌である。
絵麻は同人作家としての一面を持ち、男性向けの十八禁同人誌を制作している。アニメーターやイラストレーターが同人活動をするのは、珍しいことではない。売れれば、それだけ収入になる。売れている同人作家ならば、収入の柱になっている人もいるくらいだ。
その絵麻の同人誌は、同じく同人活動を経験しているつばきの目からしてもかなりエロかった。特に男の身体がかなり拘って描き込まれていて、徹底した研究が背後にあるのが見て取れた。
となりと気になるのは、男の影がまったくない絵麻が、これほどの生々しい男の裸体を描ける理由だ。彼氏がいるとは聞いたことがないし、AVや別の作家の同人誌を参考にするという手もあるだろうが、果たしてどのような取材をしているのか気になっていたのだ。
もちろん、あおいと絵麻が一人の男に入れ込んでいるという衝撃的な話が出てくるとは、まったく思ってもいなかった。人は見かけによらないとはよく言うが、これほどの衝撃は後にも先にも経験することはないだろう。
「でも、やっぱり意外でした、宮森さんと安原さんが、そういうことをしてるっていうのは」
「あー、まあ、そうだよね……」
当然の反応だ。普通であれば、ドン引きである。それでも、つばきは興味が先に立った。あのあおいと絵麻を攻略した男が何者か、気になるのはむしろ自然ではないか。
昔に比べて頻度が減ったが、ほそぼそと同人活動もしているのだ。
絵麻の絵が、この経験を参考にしてできあがっているのなら、自分にも参考になるものがありそうだ。
エントランスで迎えに来たあおいに案内されて、つばきはエレベーターに乗り込んだ。収入の安定しないつばきが暮らす低額家賃のアパートよりも、ずっとレベルの高いマンションだ。お相手の男は、大手出版社勤めだというから、アニメの制作会社の新入社員のつばきより高収入なのは間違いない。
「ていうか、安藤さん、本当に大丈夫?」
と、あおいが尋ねる。
「大丈夫ですよ。きっと。ええと、悪い人ではないんですよね?」
「え? 悪い人だよ?」
「え゛?」
あおいと絵麻が揃って入れ込む相手だ。悪人ではないだろうと勝手に思っていたのだが、そうではないのか。もしかしたら、DV的な方法で二人を支配しているのではないか。そうだとすれば、この話はナシだ。あおいと絵麻を助け出すために、警察に通報する準備をしておくのが適切か。
「あ、悪い人って、別に犯罪とか、そういうのじゃないからね」
「そ、そうですか。DVとかも?」
「ないない。暴力的なのは、全然ないから」
つばきが悪い方に受け取ったと思ったのか、あおいは慌てて否定する。
「どんな人なんですか、その人。確か、澄司さんって言うんでしたっけ?」
「どんな人って言われてもなあ。わたしの高校の先輩。あと、姉のモトカレ?」
「姉のモトカレって、その時点で不埒の匂いが……。ちなみに顔は?」
「まあ、悪くはないと思う。普通」
「性格は?」
「悪くはないかな。普通」
「収入も悪くないみたいですし、じゃあ、何が悪い人なんですか?」
「女癖」
「ああ」
納得。
あおいと絵麻だけでなく、他にも多数の愛人を囲っているハーレム漫画の主人公みたいない男だ。女癖が悪いと言われれば、まったくもってその通りだ。
「宮森さんは、わたしがここに来るのアリなんですか?」
「あー、まあ、そういう流れだったし。まあ、来る者拒まず去る者追わずって感じで」
あおいにしては半端な受け答えだったが、こればかりはどうしようもないことだ。
(宮森さんと安原さんが揃ってセフレって、やっぱり意外だな。それを受け入れてるのは、もともと大親友だから? でも別の人も囲ってるみたいだし、まさか、快楽墜ちってヤツ?)
あおいの前にある黒いドアが異界の門のようにも見える。
あおいがドアを開けて、つばきを中に促した。
「おじゃましまーす」
澄司なる人物の家の中は明るく整理整頓が行き届いていた。リビングにはほどよく生活感があり、あおいと絵麻の荷物がソファの上に置いてある。ソファの前のテーブルには、三人分の飲みかけグラスが置いてあって、あおいと絵麻がここで普通に過ごしていたことが分かって、むしろ生々しい。
「あのー、ところで安原さんは?」
「絵麻? あ、ええと、絵麻はね……ちょっと待ってて」
あおいはその場を離れてあるドアに向かい、ノックする。
「絵麻、澄司先輩、安藤さん来たよ」
「はい、いいよ」
「……開けますね」
あおいはそっと中を覗いてから、ドアを開けた。それから、つばきを手招きする。つばきは早足であおいの手招きに応じ、寝室に入った。
「おじゃまします」
リビングと違い、寝室の中はぱっと見で雑多な感じがはっきり分かる。床に漫画が積んであるし、食べかけのお菓子が座卓の上に放置されている。消臭剤の匂いの中に妙な生臭さを感じる。部屋の雰囲気そのものが奇妙な湿り気を帯びているようだった。
「安藤さん、いらっしゃい」
「安原さん、あの、どう、も」
プライベートで絵麻と会うのは初めてだ。
しかし、ムサニの職場は公私で外見を大きく変える必要はなく、絵麻もつばきもよほどのことがない限りは私服で過ごしている。
だから、絵麻の私服は見慣れているはずだったし、今、絵麻が着ている服も、職場で見るものよりもお洒落ではあるが、奇抜なものではなく普通だ。白いブラウスと黒のカーディガンの組み合わせはとても落ち着いた印象があり、絵麻に似合うシンプルなコーデだ。
つばきが絵麻を見た瞬間に抱いた違和感の正体は、絵麻が漂わせている雰囲気にある。
(どことなく、安原さんがエロい)
絵麻を見て、可愛い人だと思ったことはあるがエロい人だという感想を抱いたのはこれが初めてだ。
潤んだ瞳、熱を帯びて火照った頬、しっとりと汗に濡れた肌、若干、荒い吐息、そして慌てて着たことが分かる着崩れたブラウス。よく見れば絵麻はブラジャーを着けていない。裸を取り繕うためだけのブラウスだ。
(慌ててエッチを切り上げて取り繕うシチュ。初めて見た……!)
見ず知らずの男の部屋に上がった上に、漫画やアニメでしかお目にかかれない貴重なシチュエーションを目の当たりにして、つばきはドキドキしてしまった。
そして、絵麻の奥のほうにいるのが、この家の主である澄司だ。なるほど、確かにとびきりのイケメンというわけではないにしても、顔は悪くない。
「いらっしゃい、安藤さんでいいのかな?」
「はい、初めまして、安藤つばきです。今日はよろしくお願いします」
「え、あ、うん、よろしく」
と、気圧されたように澄司は頷く。
「安藤さん、そんなに肩肘張らなくて大丈夫だよ。仕事じゃないんだから」
と、あおいが苦笑しながら言う。
「あ、はい、そうですね。いえ、でも、これからお仕事でお世話になるかもしれませんから」
澄司の勤務する出版社とムサニは、企画を共同で進める等、業務上のパートナーでもある。つい先日も、つばきは関わらなかったが一緒にプロジェクトを進めていた。
「よろしく、亜爛澄司です。宮森と安原の後輩って聞いてるけど」
「はい、ムサニで制作進行を担当してます」
「今日、うちに来たのって……」
「それは、ですね。ぶっちゃけ興味本位と言いますか、宮森さんと安原さんのあれこれに混ぜてもらいたいなと思いまして。そう、ええと、体験です」
「体験って」
顔を真っ赤にして勢いで口走ったつばきは、後には引けないと腹をくくった。
言葉のとおり、つばきがここに来たのは興味本位だ。セックスは学生時代に多少の経験があるが、その相手とは長くは続かず、特別な思い入れはない。性欲が人より強いという自覚もない。ただ、年相応に気持ちのいいセックスには興味があった。あおいと絵麻の二人が不健全で淫らな行為に耽っているというのは、想像の埒外で、どれほどのものなのか一度、味わってみたいと思った。信頼しているあおいと絵麻が揃っているというのは、安心材料だ。
「じゃ、わたしたちはあっちに行ってますから」
「澄司先輩、シャワー借ります」
あおいと絵麻が澄司とつばきを残して部屋を出て行く。
「え、宮森さん、席外すんですか?」
「安藤さん、初めてだしギャラリーはいないほうがいいんじゃないかと思っただけど」
「あ、はい、それは、確かにそうでした。ありがとうございます」
「じゃあ、澄司先輩、安藤さんをよろしくお願いします」
あおいと絵麻は、今度こそつばきを残して部屋を出て行った。つばきがこれから澄司とすることになるので、気を遣ったということもあるが、いきなり初対面の男と二人きりにされたつばきは、直前までの勢いを失い、不安げだ。
「安藤さん、とりあえず座って」
「は、はい!」
いつまでも突っ立っていても仕方がないので、澄司はつばきを座布団に座らせた。カチコチに固まって緊張しているのが伝わってくる。あまり経験豊富というわけではないのだろう。黒いロングヘアに黄色いメッシュが入っているのが特徴的で、写真で見るよりもずっと可愛い。
「安藤さんは、本当にいいのか? こういっちゃ、なんだけど、ろくなもんじゃないぞ。ていうか、初対面だし」
「わ、分かってます。でも、ここまで来て引き返せません。一夜の過ち、どんとこいです!」
胸を叩き、つばきは言った。
自棄になっている部分もあるようだが、可愛い女子がこうまで言っているのだから、その要望には全力で応えるだけだ。
「そこまで言うなら、俺は断らないよ」
「よ、よろしくお願いします」
当然ながらつばきを抱くのはこれが初めてだ。
つばきを抱き寄せた澄司は強引に事を運ばず、少しずつつばきの緊張を解していくことにする。まずは、軽い口付けだ。つばきから誘ったようなものなので、拒否はしなかった。
唇を軽く触れるだけのキスを二度、三度と行う。
「安藤さん、経験は?」
「あ、あんまり。学生の時に、少しだけです。最近、全然」
「そうなんだろうなとは思った」
「そうですか?」
「相手がいたら、こんなことはしないだろうしな」
「そりゃ、確かにそうですね」
キスと雑談を織り交ぜて、つばきの緊張を解いていく。
「ちゅ……ちゅ……ちゅ……ん……澄司さんは、宮森さんの先輩だって聞きました、ちゅ」
「高校の時のな」
「宮森さんのお姉さんのモトカレだって……ちゅ……」
「そんなことまでしゃべったのか、宮森……」
「宮森さんとも、その時からこういうことしてたんですか?」
「そう」
「お姉さんは知ってたんですか?」
「あっちから誘ってきたんだよ。宮森は巻き込まれた感じではあったけどな」
「マジですか。すごいですね、それ」
「田舎の娯楽なんて全然なかったからな」
話をしてキスをして、それを繰り返している間につばきのほうも落ち着いてきたようだ。話題をつばきから振ってくるようになったし、唇を触れている時間も徐々に長くなってきた。
「安藤さん、舌、出せる?」
「あ……はい」
つばきは大人しく舌を出した。可愛らしい紅い舌に澄司は自分の舌を絡める。粘膜を擦り合わせながら、澄司はつばきの舌を吸う。
「ふ……ん、ふあ……ちゅ……ちゅ……れろ……」
驚いたように目を見開くつばきだったが、ディープキスも覚悟の上で臨んでいる。澄司に心を開いていて、この状況を受け入れているので、ディープキスにもきちんと応じた。
「はう……ん……ちゅ……ちゅ……ちゅ……ん、んん……はあ……はあ、はあ、はあ……澄司さん、舌、熱い、火傷しそうです」
「大分、キスに慣れてきたな」
「ふう……ん……ちゅ……はあ……こんなにしたら、それは……ん! ふうぅ♡ う、ふむ……ちゅ♡」
(何これ、エッチなキス、こんなに気持ちよかったっけ?)
つばきは瞳を潤ませて、自分から舌を絡めた。深く繋がる口付けに、身体の芯から熱くなる。
(この人、キス上手い、ヤバい、熱い)
「ふう、ん……ちゅ……れる……れる……れる……ちゅ……ん、ん、んん」
つばきの舌を澄司は吸う。そして、唇を離して表情を伺う。頬を紅潮させ、茫洋とした顔。キスだけで、それなりに昂揚している。そこで、さらに踏み込んだ愛撫をすることにした。澄司はつばきの首下に顔を埋めて、喉にキスをして、強く抱きしめる。柔軟剤の香りに混じり、つばきの匂いが鼻腔をくすぐる。
「あ……う……んあ、澄司さん」
口付けとは違うところにキスをされて、つばきは身じろぎする。首と頬にキスをしてから、ディープキスに戻る。唇をベトベトに涎で汚しながら、澄司とつばきはキスに没頭する。
「ん、ん、んひゃ……!」
「敏感だね」
キスをしながら澄司はつばきの胸に手を伸ばしたのだ。キスに耽っていたつばきは、触れられるまで気づかなかった。
「も、もう、いきなりおっぱいなんて」
「十分キスしただろ」
「そ、それは、そうかもしれませんけど……ふ、服くらい自分で脱ぎますから」
さらにボタンに手を伸ばした澄司の手を払い、つばきは慌ててブラウスのボタンを外して、服を脱いでいく。澄司もそれに習って、服を脱いだ。
つばきは健康的な色白で、染み一つない綺麗な身体だった。
「安藤さん、綺麗だね」
「恥ずかしいこと、言わないでください」
「本当のことを言っただけ」
「ひゃ……!」
澄司は、つばきの手を取って、ベッドの上に押し倒した。
「あ、あのわたし、まだ……!」
「大丈夫、いきなりはしないから」
緊張感を湛えたつばきに澄司は優しく話しかける。まだつばきの膣は準備が整っていない。身体の受け入れ準備ができるまで、入念に愛撫していく。
つばきはキスについては、受け入れている。まずはそこから彼女の身体と接点を作っていく。
「ん……ん……ちゅく……は、あ……ん……れる……ん!」
つばきの口の中を舌で弄る。そうしているうちにつばきの身体から力が抜けていくので、乳首に触れる。撫でるように柔らかい手つきで、乳房の形を確かめる。
つばきの胸は大きすぎず小さすぎない理想的な大きさで、形も柔らかさも申し分ない。ピンと立った乳首は思いのほか敏感なようで、触れるとつばきは腰や太ももをひくつかせる。
澄司の手は乳房から腹部、それから太ももに移動し、肌を擦り、くすぐる。
「はう……ん……澄司さん、手つきがやらしい」
「そうか。これくらい普通普通」
そう言いながらつばきの膣口に指を這わせる。
「あ……! う……そこ」
「安藤さん、もう湿ってる」
「言っちゃダメです、恥ずかしい……ん」
つばきのクリトリスを指の腹で捏ねる。膣口をさすり、切なそうに腰をひくつかせるつばきの様子を見て、もう十分だと判断した澄司は指を膣内に押し入れる。
「ん……ふああ♡」
感度を高め、澄司への警戒心を解いていたつばきは、指の挿入を快感として受け入れた。
澄司の指が膣内を弄る。ほとんど未使用に近いつばきの膣は、異物に対して敏感に反応した。肉襞が絡まってきて、しっとりと濡れた膣口からくちゅくちゅと音がする。
「ん……ん……あ……ふう……ふう……ふうぁ♡ あ……あん……んあう……ああ……♡」
膣内で円を描く指は次にかぎ爪のように折り曲げて肉を穿る。つばきの感じる場所を解明しようと、丹念に指を動かしていく。激しいのがいいのか、ゆったりとしたのがいいのか。触れ方にも注意をする。ある程度、解したら、今度はGスポットを刺激する。場所を特定し、それらしい部位を人差し指でひっかく。
「あ……ひゃんッ!?」
刺すような快感につばきは驚愕し、腰を跳ね上げる。
「反応、いいね」
「い、今のって」
「Gスポットってヤツ。初めて?」
「き、聞いたことは……わたしにもあるんですね……あはは……」
「じゃ、ここ中心に責めるから」
「へ……あ、んひゃあッ!?」
Gスポットを重点的に愛撫する。コリコリと弱点を責め立てていくと、快感に襲われるつばきは身を捻って指から逃れようとし始める。
「あ、あ、あ、あ、ああ! 何、これ、ひぃう……ぅぅ……あ、すご……あ、あ、あ、ほんとに、何、おかし、い! あ、あ、身体が、変、ヤバ、ヤバいです、それ!」
「そんなにヤバい?」
「ん、ん、んん! あはッ――――は、くぅ、ふああ♡」
自分で弄っていると、強すぎる快感を意識してシャットアウトしてしまうし、自分のほどよいところで止めてしまう。だから、つばきは今までGスポットを重点的に弄って飛ぶようなオーガズムを味わうことはなかった。
澄司が相手だとそうはいかない。つばきのペースで愛撫をしてくれるわけではなく、登り詰めさせるのに加減はない。
(ヤバい、ヤバい、ヤバい、これ、本当にヤバい、イク……初めて会った人に、こんなにあっさり!)
「はあ、はあ、ふぐぅぅ♡ あ、あ、ああ! く、来る、あ、大きいのが、あ、来るぅ♡」
「安藤さん、いいよ。好きなだけイッていいからな」
「あ――――あ、止め、ダメ……そんな、恥ずかし、お、ふあ……あ、ひはあ、あ、あ、ああ、あああ、ダメダメダメ、止まらない! あ、イク、あひはああああああ!?」
Gスポットを指で引っかかれたのが最後の一押しになった。つばきは腰を跳ね上げて、今まで経験したことのない強烈な快感で飛んだ。
「はあ……はあ……はあ……はあ……はあ……はあ……」
つばきは放心状態でベッドの上でぐったりしている。
「安藤さん、大丈夫?」
「はい……大丈夫、です。びっくりするぐらい、イッちゃいました……はあ、はあ、気持ちイイ……」
「もう、挿入していいかな」
「え……あ……!」
満足げなつばきだったが、これがまだ導入でしかないことを思い出して生唾を飲んだ。
澄司の肉棒は、勃起している。反り返った棹の先は臍に届きそうなくらいに膨張している。
(ひええ、あれって、あんなになるんだったっけ? ていうか、それわたしに入るの?)
これからセックスするというときになって、つばきは及び腰だ。昔、経験したときに見たものに比べても大きさの違いは明白だった。
コンドームを着けた澄司は、準備万端だ。そして、つばきの膣も迫る肉棒の気配を感じたのか、きゅんきゅんしてきた。
「はあ、はあ、それ、澄司さんの……」
「大丈夫大丈夫、優しくするから、最初は」
「最初はって、どういうことですか!? ひゃわ!?」
澄司はつばきを押し倒して、肉棒の先端を膣口に宛がう。
「あ、あう……」
「じゃあ、始めるから力抜いて」
「う、あッ!?」
ずぶり、と亀頭を膣内に押し込む。つばきの膣は絶頂の直後ということもあって、解れてはいたが経験不足が否めず、抵抗が強い。その分だけ、澄司の肉棒には圧がかかり気持ちイイが激しくするとつばきが痛みを感じてしまう。
「落ち着かないと、痛くなっちゃうから」
「えう……う、そんなこと、言われても……ん、ふ、ぐ……あ……あ、入ってくる、う、ぁ……ああ……大きい、これ、う、うう、ゴリゴリって、膣内が」
「深呼吸深呼吸」
「ふう……はあ……う、うう……ふうー……ふうー……はあ、ああぁ」
肉棒をゆっくりと押し込み、つばきの負担を減らしながら膣道を掘り進む。やがて、澄司の肉棒をつばきはすべて飲み込むことに成功した。
「よしよし、全部ちゃんと入った」
「はう……マジですか……う、わ、わたしって、けっこう、キャパあるんですね……あはは……ふぐ♡」
根元まで肉棒を押し込んだ状態で、澄司はさらに奥深くを圧迫する。子宮口を目がけて、ずんずんと小刻みに腰を動かす。つばきの膣に澄司の肉棒の形を覚え込ませるように、腰を振る。
「んく……んく……ふう……ふう……あう……あう……んあ……大きい……これ、ふう、苦し、ぃ、ん、ううう……あぐ……はう……あ、あ、んん!」
つばきの膣肉が強く締まって、肉棒を圧迫している。肉棒を抜こうとすると、全力でしがみついてくる。吸着力が強く、しかし押し込むときには抵抗してくる。
小刻みな動きで膣内を慣らし、それからストロークを大きくしていく。抜ける手前まで腰を引き、それから体重を掛けて膣奥まで押し込む。
「ん……ふううう、あッ……ん、くう、ふう、はう……はあ、う……ん……あん……あ、ああ……ん……ん……んん……ふうあ……あう……ひあ……あ、あ、んく……うう……あう……ん、あ、あ、あ、ああ、ふうあ……あん……あ、あ、あ、んあ……あ、あ、あ、んあ」
「大分、慣れてきたね、安藤さん」
「そう、ですか? ん、ん……あう……ん……声、勝手に出ちゃう……う……ぅぅ」
「もうちょっと、強めにいくよ」
「へ……あ、あひゃん♡」
つばきの腰を掴んだ澄司が、力強く挿入する。肉と肉を打ち付けるぱちんという音がして、膣奥が広がり肉棒の先端が行き止まりまで到達した。さらに澄司は息つく間もなく律動を始める。
「あ……か……ふは……ああ、んあ、んあ、ああ、あん、ふあ……あ、あ、ああ、くあ……ああ、ああ、あああ!」
(さっきまでと全然違う! 激しい! 下から上まで突き上げてくるような快感!)
「あ、あ、ああ……! ふああ! あ、あ、ああ、んんんんん! ふぐ……ぐ……んあ……あ、あ、ああ!」
澄司はつばきに覆い被さる。身体を密着させて、腰を打ち込んでいく。キツキツの膣の中で肉棒を動かすのは、辛い。射精欲があっという間に湧いてきてしまう。それを堪えて、つばきの未熟な膣肉と子宮に徹底的に快感をたたき込んでいく算段だ。
つばきのような可愛い娘と接点を持ったのだから、一夜の過ちで終わらせたくはない。もしも、これが一夜の過ちで終わるのならば、全力で楽しむ。いずれにしても、澄司はこのセックスを簡単に終わらせるつもりはまったくない。
「ふう……ぐふう、あ、あ、あ、んああ♡ あ、あ、ああ、ひは、あ、強ぃ、強ぃ、強ぃぃ♡ あ、ああ、そんな、そんな風に奥ばかり、ぃぃ、あ、ああ!」
ひたすら腰を動かし、つばきの膣肉を抉り続ける。絶えず、休まず快感を覚えさせる。
「あ、んあ、んああ♡ あ、あ、ひああ♡ あん、あん、んああ、すごい、これ、すごい♡ あ、ああ、き、気持ちイイ♡ あ、お、おかしくなりそうで、あひ……あ、あ~~~~♡」
膣肉が痙攣している。
澄司の肉棒に力強くしがみついてくる。
「あ……あ……ああ、イッた。はあ、はあ……あ……んむ」
つばきにキスをして、舌を絡みつかせる。がっしりと彼女を抑え込み、オーガズムの余韻に浸る膣奥を猛烈な勢いで突く。
ベッドの軋みが大きくなり、つばきの呻きが口を介して澄司にも直接伝わってくる。
「ふうむ……んんん……んーー♡ んんーー♡ んちゅ……ふうあ……れろ……ん、んふう♡」
(今、イッたばかりなのに、こんなに力強く動かれたらほんとにヤバい。キスで息もできないのに)
「ん……ん……んん……ちゅぷ……ん、んんん!! ぷあ……はあ、あむ……ん! んふぅ、ふぁ、あ、ひぐ……ん、ん、んん♡」
(これ、逃げられない♡ 息、できなくて頭真っ白になったところに気持ちイイを叩き込まれてる♡ イク、イク、イク、イク、イクイクイクイク♡)
「ふ、ふ、ふむ……んふううぅ♡ ちゅぱ、んはッ……は、あー♡ ふは、あ、ああ、ふは、あ、あーーーー♡ き、気持ちイイ♡ あ、あ、イク、あ、あああああ♡」
つばきが高みに達すると同時に澄司にも限界が訪れる。あおいと絵麻とセックスし続けてきたので、いつもよりも堪えられなくなっていた。
「ひゃ、あ、あああああああああああああ♡」
射精の熱がつばきをさらに絶頂させた。
身体が芯から狂ってしまったような感覚。あまりの熱量に頭がふやけて、身体の自由が利かなくなる。
「あッ、あッ、あッ……あ……ふは、あ」
ずるり、と澄司は肉棒を引き抜く。コンドームは堪った精液でずっしりと重たそうになっている。
「すご……それ、わたしの膣内に」
コンドームを見て、つばきは生唾を飲んだ。コンドームを着けていなければ、あの精液が自分の胎内に注ぎ込まれていたのだ。
(あれを、宮森さんたちは生でしてるんだ。すごいな……すごかったな……)
ぼうっとしているうちに澄司は次のコンドームを着用していた。
「あ、え……澄司さん、それは、どういう……?」
「一回で終わらないだろ」
「普通、男の人って一回すれば十分なんじゃ……? ていうか、これまでも宮森さんとか安原さんとか、やってたんじゃ?」
「まあ、それだけ安藤さんが魅力的だってことじゃないか」
「そ、そんなこと言っても騙されませんけども!」
「せっかくの一夜限りなんだし、一回だけってのももったいなくないか?」
「ええと、それは……」
つばきは澄司の肉棒に思わず視線を向ける。射精した直後なのに、雄々しく反り返っている。その力強くグロテスクな物体から、視線が離せなくなる。
(射精したっていうのに、あんなにギンギン……こんなのあるの?)
「安藤さんが気持ちよくないっていうなら、別に無理強いしないけど、どうする?」
「き、気持ちよくなかったわけじゃ、ないです……」
(これ、お腹の奥が切ない。あの二人が抜け出せない理由が分かっちゃった。頭じゃない、身体の芯からダメにされるんだ)
「あ、の……あと、一回だけなら、してもいいですよ」
つばきは期待感を込めて、澄司の提案を受け入れた。
「お……んおお!?」
次につばきが体験したのはバックだった。背後から膣奥まで極太の肉棒に刺し貫かれる。自慰では経験できない体位は新鮮で、当たったことのない角度から性感帯を刺激されて瞬く間に腰砕けにされてしまった。
「ふぐ……んぐ……ふあ……はあ、はあ、ああん♡ ふああ♡ あ、ああん♡ 深いとこ、当たる、当たる、ああん♡ これ、これ、すごい……はう……んあ……動物みたいな格好……あ、あ、しゅご、おふお!? お、おおん♡」
まさに動物のように呻き、悶絶し、尻を振る。枕に押しつけた顔がどんどんふやけていく。膣の中に感じる肉棒の存在感が増していく。
「ああん♡ ふお、おお、んおおおお♡ お、お、お゛お゛、これ、好きです♡ やば、あひッ、一番、気持ちイイ♡ あ、あ、ああ♡」
「さっきよりも、感じてるね」
「分かりません、分かりませんけど! 気持ちイイです! あ、あ、ふあん♡」
「安藤さんの膣内も、気持ちイイよ。何度でもしたいくらいだ」
「何度でもなんて、そんな……こ、壊れちゃいます、こんなの、続いたら、あ、あ、んんあ!」
「続けちゃダメか? 今日だけだっけ?」
「今日だけ、そうです、今日だけ、ああ、でも……でも……んあ、あ、奥、抉れて、あう……うう……ああ♡」
トントントンとつばきの膣奥を叩く。
強すぎず弱すぎず、焦らすような腰使いだ。完全に澄司がつばきの性感を握っている。
(澄司さん、言わせようとしてる。わたしにもっとしたいって言わせようとしてる。ああ、でも、こんなの無理!)
「あ、あああ、イキたいぃ。もっと、ガンガンしてください♡ 今日だけとか、無理です♡ こんなの、忘れられるわけない♡ 気持ちイイの、いっぱいしたい♡」
熱い視線を澄司に送るつばき。すっかり蕩けきった顔は、完全に澄司の肉棒に堕落していた。澄司は満足のいく答えを得たので、つばきの要望を叶えてあげることにした。思い切り腰を振り、激しく肉棒を抽挿する。
「お、おおお♡ ふはあああああああ♡ これ、これこれこれぇ♡ あ、あああ、イク! はふ、ああ、あああ、イクぅぅぅうう♡」
つばきを絶頂させた後も、澄司はつばきに快感を与え続ける。あおいと絵麻が休憩を終えるまでの二時間で、つばきの心身を完全に快楽で塗りつぶしていった。