エロバコ 作:ryou
アニメーターというのは過酷な仕事だ。休みは一定ではないし、長時間の労働を強いられる。待遇のいい会社に入社できたとしても、一般企業に比べればやはり金銭面での不安は大きく、夢と現実の違いは志を持ってこの業界に入った者ほど衝撃を受けるだろう。
この仕事でやっていけるかどうかは技術だけでなく気持ちの問題も大きい、と最近の絵麻は感じ始めていた。
そんな風に俯瞰的に見えるようになったのも、多少成長したからだろか。もしかしたら、業界に毒されているだけなのかもしれないが。
絵を描くのは、昔から好きだった。
アニメーターになりたいという思いは高校生の頃に強く、大きく育まれ、父を説得して上京してきた。
金銭的にも労働条件的にも誉められたものではない世界だというのは知っていたが、それでもやりたかった。やっていけるという自信も、学生の頃にはあった。それは、最初の一年ほどで大きな不安に変わり、著しく自信を喪失してしまった時期もあったが、友人と先輩に励まされ、なんとか手応えをつかみ始めた。今は、そんな時期だろう。新人がそれなりに仕事に慣れ始めた時期。恐らくは、ここでアニメーターとして生活していくのか業界を去るのか別れるのだろう。
少し前の絵麻だったら、失意の中で退職を選んだかもしれない。だが、今の彼女はアニメーターという仕事に真正面から向き合えている。大変で辛いけれども仕事として、打ち込めている。だから、多分大丈夫だろうと思う。絵を描く仕事で生活していきたいという思いに変わりはなく、より一層強くなっている。
とはいえ、現実的に新人アニメーターの収入というのは驚くほど低い。絵麻はそこそこのアニメ制作会社に正式に採用されている立場なので、何とか食べていけるが、それでもギリギリの生活に変わりはない。節約できるところは徹底的に節約する。そうでもしなければ、顔を青くする羽目になる。
絵麻が高校時代の後輩にして親友でもあるみどりと自宅で話をしたのは、そんな折だった。
「同人誌?」
「そうっす。こんど、出してみようかと思ってるんです」
「へえ、すごいね」
絵麻は座卓を囲み、テレビを見ながら返事をした。話半分に聞いている。
「りーちゃんの同人誌って小説?」
「そうっす。自分、漫画は描けませんから。一応、プロットは出来てるんで、後は文章に起こすだけっすね」
この今井みどりという少女。絵麻の仲間内では、最年少であり唯一の大学生だ。将来的にはアニメの脚本家になるのが夢だと語り、夜を徹して小説を読み漁る本の虫でもあった。
「それでですね。ぜひ、絵麻先輩に挿絵をお願いしたいと思いまして」
「え? 挿絵?」
「はい。わたしの知り合いの中では、絵麻先輩が一番絵が上手だと思うんです」
「上手なんて、そんな」
絵麻は恥ずかしげに目を伏せた。
みどりの純粋な視線をまともに見れない。こんな風に正面から誉められるのには慣れていない。絵麻はただ絵が好きで今までやってきただけなのだ。自分よりも仕事のできる人たちに囲まれて仕事をしているためか、とても絵が上手いなどとは言えなかった。
けれど、同人誌としてではあっても、世の中に自分の絵が出るのは悪い事ではないと感じた。人気のあるアニメーターの中には同人誌を出して収入にしている人もいるし、挿絵の仕事をしている人もいる。今後の絵を仕事にしていくに当たって、参考にもなるだろう。
「うん、でも、やらせてもらいたいな」
「本当っすか。よかったー」
みどりは肩の力を抜いて笑った。
「りーちゃん、わたしはどんな絵を掻いたらいいの?」
「あ、そうっすね。今、お渡しします」
そう言って、みどりは傍らに置いていたショルダーバッグからファイルを取り出し、中から数枚のA4サイズの紙を取り出した。
「大まかな話の流れと設定っす。細かいのは家にあるんで、また」
「うん。ちょっと見させてもらうね」
挿絵を描くにしてもキャラクターや話の流れを知らなければ、うまくは描けない。たまに挿絵と文章の内容が異なるラノベなども見かけるが、あれは作者とイラストレーターで意思疎通ができていなかったのだろうか。
絵麻としては初めての同人誌なので、仕事の合間にではあるがきちんとしたものを仕上げたい。
そうして、軽く一読してから絵麻は顔を紅くした。
「あの、これ」
「うん? どうかしたっすか?」
「どうかしたっていうか。えーと、もしかして18禁、だったりする?」
「そうっす。あれ? 言ってませんでしたっけ?」
「聞いてないよ!」
絵麻は慌てて答えた。
「どうして、そもそも18禁の小説なんて書こうと思ったの?」
「同人誌界隈って、エロイ方が売れるって聞いたんで」
てへ、とみどりは舌を出した。
「どうせ出すなら、費用は回収したいじゃないっすか。それに、できるだけたくさんの人に見てもらうには手に取ってもらわないとダメですし」
「で、でも、わたし、その、そういうのよく知らないし」
「まあ、経験がなくても想像で描いちゃっていいと思うっす」
「想像って言っても……」
興味がないわけではないにしても、卑猥な話は苦手な部類だ。そもそも、こうして後輩と18禁に該当する話をしているというだけで絵麻にとっては異常事態なのだ。
「というか、りーちゃんはどうなの?」
「どうって?」
「その、経験とか」
「ありますよ」
「え?」
思わず、みどりの顔を見つめてしまう。
何という事もないように、みどりは平然としている。みどりの様子は、てっきり聞き間違いかと思ってしまうくらいに普通だった。
「あるの?」
「はい」
「か、彼氏?」
「いやー、それが何というか。セフレみたいな」
「え゛」
今度こそ、信じられないとばかりに絵麻はみどりを見つめた。
「つきあってないの?」
「そうっすね。いやぁ、ついつい嵌ってしまって」
恥ずかしそうにみどりは笑う。恥ずかしがるところはそこじゃないだろうと絵麻は内心でつっこみを入れる。
「あ、どうっすか。絵麻先輩」
「どうって」
「どうせ描くなら、参考にでも」
「参考って、えと、まさか」
みどりの言わんとする事を理解して、絵麻は顔を紅くしたり蒼くしたりした。
詳しく話を聞くと、なんと高校時代の先輩で仕事の打ち上げで何度かあった編集者さんが相手だというではないか。おまけに、みどりだけでなく美紗まで毒牙にかかっているという。
みどりの言葉は絵麻にとっては刺激の強いものばかりで、真偽の程は明らかではない。本来ならば忌避して当たり前ではあったが、一度引き受けた仕事のために仕方なく澄司と会うことにしたのである。
みどりと共に都内某所のラブホテルに入った絵麻。それだけでも、相当な勇気が必要だったのは言うまでもない。
気分がおかしくなるような桃色の空間で、久方ぶりの再会となった澄司とみどりが談笑している。
何というかもう、訳が分からない。
「そんなとこに突っ立てて、どうするんすか、絵麻先輩」
「どうするって、でも……」
絵麻は困ったように視線を彷徨わせる。
彼女は今出入り口の近くに佇んでいて、所在無さそうにしていた。
そんな絵麻のところにみどりはやってきて、手を引いてベッドの傍まで無理矢理連れてきてしまう。
「ほら、据え膳食わぬは女の恥っすよ」
「逆、それ逆だから」
「じゃあ、もう大人しく食べれちゃってくださいっす。いい作品のための実地調査っす」
「いや、まって、心の準備が……」
絵麻はそれでも踏ん切りがつかず、助けを求めるようにあちらこちらを見る。無論、そんなものは存在しないし、絵麻も分かっていてここまでやってきたのだ。
「もう、絵麻先輩煮え切らないっすね。じゃあ、わたしが先にいただいちゃいますか」
そう言って、みどりは服を脱ぎ始めた。
下着姿になったみどりは固まる絵麻をその場に残し、女同士の話し合いの決着をベッドに座って見守っていた澄司の隣に座った。
「ふふ、先輩。絵麻先輩はあの調子なので、わたしから先にお願いするっす」
「今井、本当に物好きなヤツだな……いいのか、安原がいるのは」
「むしろ見てもらったほうが興奮したりするかもしれないっす。この前みたいに」
妖艶に微笑みながら、みどりは澄司の頬にキスをした。
「先輩からも……」
みどりはものほしそうに澄司の唇に自分の唇を寄せる。
もちろん、ここまで誘われておいて手を出さない澄司ではない。結局、澄司もまた好色なのだ。みどりが嵌っているように澄司もまた嵌っている。それだけ、彼女の肉体は肉欲をそそるのだ。
澄司はみどりの誘いに乗って、彼女に口付けをする。彼女の望みが何なのか、手に取るように分かった。唇を押し付けたまま舌を伸ばすと、みどりはあっさりとそれを受け入れた。
「ん、んぅ……あえ、ん、ちゅぅ……れろ……ぴちゃ、ん、ちゅ」
みどりはディープキスをうっとりとした表情で受け入れる。口内に侵入してきた澄司の舌を愛おしそうに舐めて、流れ込んでくるだ液を自分から啜った。
「んく、れろ、ん、じゅるる、れろ……ちゅ、んあふ、あ、あ」
みどりは口を開けて舌を出し、澄司の舌に絡ませる。淫らな水音が室内に響き渡り、みどりの体に熱を纏わせる。
「んんー、ちゅ。れろ、あぁ、ん、キス、気持ちいいっす。ん、じゅる、もっろ、ひてぇ。ん、ちゅ」
みどりは積極的な舌遣いで澄司の口内を舐め回した。彼の頬を押さえつけて、ベッドの上に押し倒し、馬乗りになって貪るようにキスをし始めたのだ。
「ん、んん、ちゅ、れろ、んんー。ちゅ、れろ、ん……ちゅ……えへへ、すごいキス、しちゃってるっす」
「キス、好きすぎだろ」
「はい。大好きっす。でも、こんなわたしにしたのは先輩なので、ちゃんと責任は取ってもらわないと困るっすよー。ちゅ、ちゅ」
啄ばむようにキスを繰り返すみどりは、そのまま唇が触れる場所をスライドさせていく。頬にキスを落とし、耳たぶを唇で挟み、首筋をチロチロと舌先で舐った。
口での愛撫を愉しみながら、徐々に頭を下のほうに移動させていく。
「澄司先輩も服脱いでくださいっす」
「はいよ」
みどりに促されて澄司も衣服を脱いだ。シャツを脱ぎ捨て、ズボンを下ろす。残されたボクサーパンツには明確なふくらみが合った。
「ふふふ、すっかり出来上がってるじゃないっすか」
「そりゃ、そうだ。こんなにされて、勃たないヤツがいるか」
「そうっすか。ちょっと、嬉しいっす」
みどりはパンツの上からふくらみに頬を擦り付けた。
「熱い。それに、すごい臭い。ん、すごく、エッチっす」
「エッチなのは、そっちだろ」
「そうっすか。うん、そうかもしれないっす」
まるで猫が甘えるように、みどりは男の股座に顔を埋めてゆっくりと臭いを嗅いでいる。
「ちょっと、あの、みどり……」
「絵麻先輩。ちゃんと参考になるように見ててくださいっす。こんな、恥ずかしい事するからには結果を出さないと……」
みどりはついに澄司のパンツに手をかけた。
「それじゃあ、まずは……フェラ、から」
ずり降ろしたパンツからは、準備万端な状態のペニスが現れた。
「先輩の、ガッチガチのズル剥けチンポ。ん、お久しぶりっす」
みどりは棹を優しく握り、先端を唇に押し付ける。
「あむ……ん、ぐ……」
そして、そのままペニスを飲み込むように頬張ってしまった。
絵麻が目を見開いてその痴態を見る。
「ん……んぅ、じゅる。ん、ちゅ、れろ、じゅるるる。ん、れろ、じゅるるん」
みどりは、ペニスを頬張ったまま頭を前後に動かした。
口からペニスが抜き差しされるたびに卑猥な音がして、棹を涎が汚していく。
「んく、ん、ちゅぷ。はあ、んく……じゃあ、今日は、おっぱいで挟んであげます」
みどりはブラジャーを外し、豊満な胸の間にペニスを挟みこんだ。
両側からぐりぐりと乳房を圧迫すると、挟まれたペニスが悦びに震えるのが伝わってくる。
「んふふ、可愛い。おちんちん、ぴくぴくしてるっす。さきっぽから、お汁が出てきましたよー、れろ」
みどりは上目遣いで澄司の顔を見上げ、舌先でペニスの先端を愛撫する。
先走り液を舌で掬い取り、その代わりにだ液を零してペニスを濡らす。
「んあ、ちろ、ちゅろ、れろ……ん、ちゅぷ……ちゅぷ、ん、じゅる……苦い。ん、れろぉ……気持ちよくなってる証拠、どんどん出てくるっす。じゅるるる、どうしようもないチンポっすね。あむ、ん、はむ、じゅる」
みどりは亀頭を咥え込み、口の中でたっぷりのだ液を絡ませた舌で激しく舐め回した。ざらざらの舌が裏柄を擦ったかと思えば、尖らせた舌先が尿道口を押し広げるように突いてくる。
男の急所を知り尽くしているのではないかとさえ思えるフェラチオに堪らず澄司の腰が跳ねる。
「ん、あ、……もう、出そうなんすね。ん、あふ、ん、いいっす。らしてくらはい! ん、口に、いっぱい、ん、らして! はむ!」
首を曲げ、顔を自分の胸に埋めるようにしてみどりはペニスを頬張った。生暖かいみどりの口の中で、生き物のように蠢く舌がペニスに絡みつき、射精を促進する。
我慢などできるはずもなく、澄司のペニスは瞬く間に暴発する。
「んんーーーーーー! ん、んあ、ん、くぅ! ん、んぐッ!」
澄司は咄嗟にみどりの頭を押さえつけ、ペニスを喉の奥まで押し込む。苦しげに呻くみどりの口の中に思い切り大量の精液を流し込んだ。
ビクビクと腰が跳ねて、その度に精液が射出される。
舌の上に出された精液はペニスで口が塞がっているために吐き出す事ができず、みどりはごくごくと喉を鳴らして飲み干すしかない。
「ん、ぅ、ん、んく……じゅる……ん、ちゅぷ、じゅる……んじゅるるるる」
みどりは射精を終えたペニスをさらに吸った。残った精液も全部吸いだして、口の中でだ液に混ぜ込み、咀嚼するようにして味わった。
「んく、ちゅぷ……んはあ、ふう……相変わらずのすごい量。飲み応えありすぎっす。ん、絡みつく」
ペニスから口を離したみどりは、もごもごと口を動かして口内の精液の残りを飲みながら、言った。
「ん、まだ勃起してる……えへ、やっぱり絶倫。これ、好きっす。ちゅ」
先端にキスをしてから、みどりは自分の体を隠す最後の砦を脱いだ。寝そべる澄司のペニスを見て、みどりは舌なめずりをする。コンドームをつけて、あっけなく床に放り出されたパンツに目もくれず、みどりは澄司に背を向けて彼の股に跨った。
「澄司先輩。今日は後ろから、お願いしますっす」
はあはあと興奮したように吐息を漏らしながら、みどりは熱に浮かされた表情で言う。
「絵麻先輩もちゃんと見ててくださいっす。わたしが、先輩のおちんちんに躾けられるところ……ん、くぅ、ん! んはあッ!」
自分の秘所を開き、ペニスの先端を導いたみどりはゆっくりと腰を下ろしていく。
「んく、ん、ふあぁ、ん。奥まで、ん、来るぅ。んあ、あ。あふぅあ」
興奮し、すっかり濡れていた膣内はペニスを拒むことなく、逆に悦び勇んで受け入れる始末だ。
ペニスに触れた媚肉は大量の快楽信号をみどりの脳みそに送り、彼女の口元が自然と笑みを形作る。
「はああぁ、ん気持ちイイ……これ、最高っす」
恍惚の表情を浮かべるみどりは、そのまま腰を上下に動かした。くちゅくちゅと愛液が滴り、泡立ち、瑞々しい淫肉が固いペニスにむしゃぶりつく。
「あ、あ、あ、ん、はあ、ん、くぅ、んああ、ん! ふぐぅ、んあ、あひ、ん、すご、すごひ! あ、んあ♡ これ、ヤバイ、ヤバイっす♡ ん、腰、溶けちゃう♡」
口の端から涎を垂らし、だらしない笑みを浮かべるみどりは激しく腰を上下に揺らすだけでなく、円を描くようにぐりぐりと腰を回したりもする。
快楽を求めるために、どこまでも貪欲に腰を使うのだ。
「ふひっ、んふう、あふ、ああー! ん、気持ちイイ! んあ、あ、んああん!」
獣のような声を上げるみどりを澄司は後ろから抱いた。大きな乳房を両手で包みこみ、乳首を抓ってやると、まるでそれがスイッチだったかのようにみどりは喉から嬌声を放つ。
「おまえも、相当な変態だな」
「んあ、んあ、あふ、ん、しょんな、こと、んあひ! それ、イイっす。あ、ん、くひぃ!」
脳天が揺さぶられるような快楽にみどりは叫んだ。
「安原に見られてんのに、淫乱な後輩だな」
「ふひぃ、ん、んああ。あへあ、しゅごい。ん、は、あ。絵麻先輩、んあ。ん。ひぃッ。あ、ちゃ、んとぉ、見て、あ、ください、あん、んああ。わたしが、ん、ん、イ、イク、とこぉ。んあ、あ、あ、あ、あ、ん――――ああ、ダメダメっす。き、きちゃうッ」
絶頂の予感にみどりの全身が緊張した。
身体中を犯す快楽の渦が秘所から背筋を電撃のように駆け抜けて、頭で炸裂する。
「んひ、あ――――が、ん。ん、ああああああああああッ」
背中を反らせてみどりは嬌声を上げた。凄まじい快楽がみどりの思考を焼くようだ。絵麻に見られているのに、それすらも気持ちよくなってしまう。
「はあ、はあ。ん、ああ」
ぐったりとしたみどりからペニスを引き抜いた澄司は、射精して膨らんだコンドームを外した。
荒く息を吐いているみどりは、白く汚れたペニスに誘われるようにしてお掃除フェラを始める。
「あむ、ん、じゅる……苦い。せーし。ん、じゅる、ひもひぃ……おいひいっす。れろぉ」
舌で、裏筋を舐め上げる。ちゅるちゅると亀頭に口をつけて啜り、玉袋を頬張る。
「まだ全然元気っすね」
一度や二度の射精で萎えるペニスではない。みどりもまたたった一回の絶頂で満足する体ではなくなった。
ちらりと絵麻を見る。
まるで熱病に浮かされたよな女の顔をしている。みどりの痴態に完全にノックアウトされたらしい。
「じゅる、じゃあ、次は絵麻先輩。その次はまたわたしでお願いしますっす。じゅるる、ん、じゅる……今日は、ここ、空っぽにして帰ってくださいね」
みどりは笑う。
絵麻を言い訳にして、朝まで楽しむ腹だったのだ。