マイ「タツミ・・・ちょっといい?」
タツ「なんだ?」
マイ「か、体の一部だけ大きくする帝具って、あんた知ってる?」
タツ「・・・なんで体の一部だけ?知らんぞ、そんな帝具」
マイ「あるんでしょ?あるに決まってるわ!早く出しなさいよ!」
タツ「いやだから知らんって、そんな帝具なんてある訳ないだろ!」
マイ「妙ちくりんな帝具ばっかあるのに、なんでそういうのは無いのよ!!」
タツ「・・・大体、なんでお前体の一部だけ、でかくしたいんだよ?」
マイ「察しなさいよ、ばぁかー!」
タツ「・・・・・・・・・」
マイ「察するんじゃないわよ!ばぁかー!」
タツ「どっちだよ!・・・一つだけ方法ならある・・・」
マイ「え?なに、教えなさいよ!・・・ま、まさか・・・『自分の好きな男が胸を揉んだら・・・というあの///』
タツ「・・・世界に散らばったという伝説の“ドラヤキ”という菓子があってな、それを7つ全て集めて願いを言うとどんな願いでも叶うというぞ」
マイ「・・・なにそれ?なんで菓子なの?」
タツ「いや言い伝えだから、俺に聞かれても・・・」
マイ「まぁ良いわ、それで今まで叶えた人居るの?」
タツ「・・・さぁな・・・見付けた人は、その菓子がもう既に腐ってたとか・・・腐った状態なら元に戻るまで1年待つとか・・・色々面倒な制約があるみたいだぞ」
マイ「駄目じゃないのよ、それ!」
タツ「誰かが、ふざけて面白おかしく、酒のネタに言ったんじゃないのか?あはは」
マイ「もう!真面目に答えなさいよ、何かあるんでしょ!」
タツ「・・・パーフェクターを使って、体の一部をその部分に移植するなら一応それに該当するかもしれん」
マイ『なーんだ・・・ちょっとがっかり・・・だけど♪』「ほ、本当!本当に本当!・・・って事はよ、最近お腹辺りについた無駄脂肪を・・・うひひひひひひ・・・」
タツ『不気味だ・・・』「けどなぁ・・・一つだけ不味い事が・・・」
マイ「・・・何よ、どんな試練でも乗り越えて見せるわ!」
タツ「・・・貧乳要員が居なくなると、この漫画の貧乳供給が失われる・・・」
マイ「はあああああああああ!!!!!ぶぅあかぁなこぉと言ってんじゃないわよ!あたしが巨乳になったら更に読んでくれる人が増えるに決まっているじゃない!」
タツ「漫画ならともかく、文字だと判らないぞ?」
マイ「良いのよ別に!文字でも妄想して萌えなさいよ!」
タツ「はいはい、判った女王閣下」
手術室
タツ「では今から麻酔をかける・・・準備は良いか?マイン」
マイ「い、いつでもいいわよ!」
タツ「ではアカメ・・・手伝ってくれ」
扉が開き
アカ「うむ・・・判った」
マイ「?なんであんたここに居るのよ」
タツ「言い忘れていたが、助手のアカメだ」
アカ「宜しく・・・」
マイ「いや、助手って、いつの間にそういう話つけたのよ?」
アカ「私とタツミはそういう仲だからだ///」
マイ「はっ?何言ってのよあんた!」
タツ「アカメ、私語は慎んでくれ」
アカ「・・・済まない、マインをからかうと楽しいからつい・・・」
マイ「え?なに?あんた本当にアカメ?」
アカ「そうだが・・・どうした?鳩がパンプキンを喰らったような顔をして・・・くすくす」
マイ「いやだってあんた・・・そんな・・・ねぇ・・・」
タツミに視線で助けを求める
タツ「ん?」
アカ「・・・私が恋愛事に関心の無い、只の人畜無害な腹ペコ女・・・と思っていたか?」
マイ「いや・・え、ああ・・・」
アカ「・・・暗殺者というの者は敵に気付かれずに人知れず遂行するもの・・・だから普段の私が本当の私だと思わぬ事だな・・・」
マイ「・・・へぇ・・・やるじゃない?・・・あんたをみくびってたわ(女として)・・・」
タツ「・・・話は済んだか?では始めるぞ・・・」
アカ「了解だよのさ、先生」
タツ「?」
タツミが怪訝そうに振り返る。そしてアカメは自分の顔を両手で両頬を強く押し変顔になっている。
アカ「・・・アッチョンブリケ!」
タツ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
マイ「・・・ぷっ・・・ああははははは、あんたなにやってのよ・・あははっは」
タツ「・・・アカメ、もし疲れているなら俺一人でするぞ?」
アカメは赤面した
アカ「・・・・・・済まない、今のは忘れてほしい・・・大丈夫だ、始めよう・・・」
タツ「ん?んーああ・・・」
そして、手術は無事済んだ。
タツ「マイン、起きろ」
マイ「ん・・・んんー・・・、あ!?あ、あたしの胸が・・・はああああああ」
感涙にむせぶマイン。
タツ「まだ麻酔がかかっているからな、体が動くようになるにはもう少しかかる・・・それじゃあな」
アカ「タツミ・・・」
タツ「ん?」
アカ「疲れていると思う・・・これ甘いものだが疲れている時には良いと思う。私の手作りなんだ・・・食べてみてくれ///」
タツ「おお?有難う、それじゃあ頂こう」
マイ「・・・・・・」(イラッ)
タツ「ああ・・・上手いなこれ・・・」
アカ「うふふ・・・良かった・・・」
タツ「んん?・・・どうしたんだ?急に眠気が、疲れたのか・・・、アカメ・・・俺ももう休む・・・」
タツミはその場で眠ってしまう。
アカ「・・・・・・うふふふふふふふ、くくくく・・・」
マイ「・・・ア、アカメ・・・あんた?」
アカ「あははははははは!」
マイ「は?なに?何が起こったの?・・・妹もなんか変だったけど、やっぱ姉妹って似るの?え?」
アカ「あー・・・そうかもしれないな・・・マイン・・・私は欲しいモノは必ず手に入れたいほうでな・・・」
マイ「ちょ・・・いくらなんでもあんたらしくないわよ!」
アカ「くくく・・・、マイン、お前の好きな男が私のモノになるのを、その場で血涙出しながら見ているんだな・・・」
マイ「え?あんた、まさか・・・!」
アカ「さぁ、タツミ・・・んー///」
マイ「え?止めなさいよ!・・・聞いてんの!このハラグロメ!」
アカ「・・・何をちょっと上手い事を・・・良いだろう・・・まずお前を黙らせる・・・葬る!」
アカメは村雨を持ってマインに迫る。
マイ「ちょ・・・、じょ、冗談はよし子にしときなさいよ!」
アカ「・・・待てよ・・・、マイン・・・お前が実は年齢詐称・・・実はアラフォーだという事をタツミにばらされたくなかったら、大人しくしていろ!」
マイ「え?は?そんな年な訳ないでしょ!な、なに馬鹿な事言ってんのよ!!・・・」
アカ「くくく・・・、敵を欺くにはまず味方から・・・マインも大したものだな・・・では、タツミ・・・///」
マイ「ちょ・・・、止めなさいよ、このブラックアカメ、このブラメ!・・・くぅ・・・うごけ、あたし・・・こんな麻酔!!!!」
マイ「よし、動いたぁぁあああああ!!!」
外からの日差しが眩しい。鳥のさえずりも聞こえてくる。
「覚悟しなさい・・・!・・・あれ・・・?」
「あら?あれ?・・・、夢・・・?」