※この作品はR-18です。

やはり、私の青春ラブコメがまちがっているはずがない。   作:夏ノ雪

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4 炭酸グレープジュース ◆

数日後。

学校の廊下。

 

最近、由比ヶ浜さんがどこか元気がない。

笑顔で振舞っているが、無理をしているように見える。

僕は廊下で話しかける。

 

「由比ヶ浜さん」

 

彼女はいつもの笑顔だ。

その人懐っこい笑顔は彼女を表している。

 

「その、何かあったのかい?元気なさそうに見えるけど」

「え、別に何もないよ」

 

彼女は否定する。

でも、彼女の顔はどこかうかない。

何かひっかかるような顔をしている。

 

「そうか。てっきり奉仕部で何かあったかと。由比ヶ浜さんの原因は大体あそこだと思うから」

「ははは・・・・」

 

苦笑いする由比ヶ浜さん。

痛い所をつかれたという表情をしている。

 

「やっぱり何かあったんだ。もしかして比企谷君と雪ノ下さんのことかい?」

「え?何でわかったの」

 

びっくりした表情をする由比ヶ浜。

彼女はそして僕の方に顔を寄せる。

無意識だろう。

 

「最近あの二人の様子がおかしいからね」

「やっぱそうだよね。部室でもそうなの。なんか雰囲気が暗くて・・・・」

 

そういうと彼女は落ち込む。

表情豊かな彼女は雪乃と比べると幼く見える。

でも、女子高生というのは本来こうなのかもしれない。

 

「そうなんだ。それはよくないね。僕もそれとなく動いてみるよ。雪ノ下さんは幼馴染だし、比企谷君には借りがあるから」

「え、いいの?でも・・・」

「いいよ。奉仕部には世話になったからね」

 

そうして僕は由比ヶ浜さんと別れた。

彼女の姿が見えなくなると僕はふと頬が緩む。

僕の心が又満たされた。

雪乃と八幡。

彼らによって。

 

 

◆◇◆◇

 

 

放課後。

空き教室。

 

「雪乃ちゃん」

 

僕は二人きりの空き教室で雪乃と向かい合っている。

そんな僕を見る雪乃。

 

「比企谷君と上手くいっていないと聞いてね」

「どこでそんなことを・・・別にいつも通りよ」

 

彼女は僅かに唇を噛みながらも答える。

表情からは隠している思い。

それが唇に合わられているのだろう。

そんな彼女の姿は実に魅力的だ。

 

「そうなんだ。でも、僕は雪乃ちゃんを助けたいんだ。君は一人で問題を抱え込む癖があるから」

 

彼女は僕の顔を見る。

疑うように、何か不思議な物をみるように、そして決心するように。

 

「大丈夫よ」

 

そしていつも通り冷たい声でそういった。

そんな彼女。

僕は彼女の心を揺らしたくなった。

 

「比企谷君は一色さんが好きらしいよ」

 

その言葉で顔がこわばる雪乃。

僅かに口をあけ、表情が固まる。

 

やはりそうだ。

雪乃は八幡のことを思っている。

一般的な恋心とは違うだろうその思い。

そんな思い。

雪乃もそれが何かわかっていないだろう思い。

それを今の彼女の態度が証明している。

 

「君は小さい頃、陽乃さんに憧れた。その結果、僕と同様心に傷を負った。そして今君は比企谷君相手に同じような事をしようとしている。そんな君をただほっておくこはできない」

 

僕は言い切った。

雪乃は僕の言葉を聞いて表情を崩す。

めったに崩れることがないその表情が。

僕は、その表情で心が満たされていく。

だが、すぐに表情を戻す雪乃。

 

「私は・・・・そんなこと思ってないわ」

 

そう宣言するように呟く。

だがその声は弱弱しい。

その声では誰の心にも届かないだろう。

自分自身の心にも。

 

「いいや、君は思っている。いや、意識していないのかもしれない。でもそれは事実だ。何故君がここ数日落ち込み、今もそうなっているのか。それがその事を証明している」

 

僕は畳み掛けるように雪乃に言う。

だが雪乃はそれに反対しようとする。

 

「言ってるでしょ。私は何も思っていないわ」

 

拒絶するように言葉を発する雪乃。

それは聞きたくないことに、耳をふさぐ子供の用に。

 

「そうかい。なら僕と来てそれを証明してくれ」

 

そうして僕は雪乃の手を取って学校を出た。

雪乃はそれを拒絶することなくついてきた。

それは彼女の強さなのか。

弱さなのか。

それは分からない。

 

 

◆◇◆◇

 

 

街中。

ファーストフード店の2F。

 

街路がみえる席に着く僕と雪乃。

僕は通りを見渡している。

雪乃はずっと黙って僕の傍にいる。

その姿にいつもの自信はない。

 

「こんな所でどうするの?」

「ここにいればわかる」

 

僕は彼女にそう答える。

その答えを聞いても彼女は帰らない。

興味がないのならとっくに帰っているだろう。

だが、彼女はずっといる。

炭酸グレープジュースを飲みながら僕と同じように通りを見ている。

 

 

 

暫らくすると、そこに見知った男女が来る。

僕が待ち望んでいた時が来た。

その男はどこか暗さを感じさせる男。

男とは対照的に元気いっぱいな女。

比企谷君と一色さん。

彼らが僕らの視線の前に現れる。

彼らは僕らには気づかない。

それもそうだろう、

ここは2F。

気づくはずがない。

隣では雪乃がジュースのストローから口を話して目の前の光景に目が釘付けになっている。

 

比企谷君と一色さんはとある建物でとまる。

そしてキョロキョロしながらもその建物の中に入っていく。

そこはホテル。

人々が休憩をする場所。

そして同時に男女の営みが行われる場所。

 

僕は雪乃を見る。

その顔は蒼白になっていた。

それが僕の心に高揚感を与える。

そう、その顔だよ。

僕の口から自然と言葉が出た。

 

「雪乃ちゃん、ねぇ、今どんな気持ち?」

 

反応がない。

反応がない。

口をあけ、表情が固まったままの雪乃。

そしてふいに零れ落ちる涙。

その滴が彼女の顔を上から下に横断していく。

それが顎から机に落ちる。

 

ポタン

 

その音で我に返ったのか、彼女は僕を見る。

その顔には強い力が宿っていた。

そして、

 

パチン

 

頬を叩かれる僕。

彼女ははっとしている。

今自分がやったことが信じられないという表情だ。

その表情。

僕は抑えられなかった。

 

僕は驚き固まっている雪乃の唇にキスをした。

 

柔らかな彼女の唇。

脳を溶かすような甘い味。

涙が僅かにまざり悲しみの味がする。

それは僕の中に泡のようなものを巻き起こす。

僕はそれを味わうとする。

だが、すぐに唇を離される。

 

「なにするの?」

「君が寂しそうだから慰めた」

「私、帰るわ」

 

そうして彼女は去っていた。

一度も振り返ることなく。

まっすぐに。

僕はその彼女が視界から消えてもずっと見送っていた。

僕は満たされていた。

ずっとその先を見ていればその思いにずっと浸れると思っていた。

 

ふいに頭痛がする。

僕は頭を押さえる。

前よりひどい。

何故かここ最近頭痛がひどくなる。

なんでだろう?

 

 

◆◇◆◇

 

 

数日後。

 

あれから雪乃は僕を避けた。

彼女は僕を見ると目線を外してすぐにどこかに行く。

でも、それだけだった。

彼女はそれ以上のことを僕にしなかった。

誰にもあのことはいってないようだった。

だがどこか彼女は暗い。

元々内にこもりがちだった彼女。

それが深くなったように見えた。

 

 

◆◇◆◇

 

 

人気のない学校の廊下。

 

前方から雪乃が歩いてくるのが見えた。

彼女は目線を合わさない。

 

「雪乃ちゃん」

 

僕は彼女の名前を呼ぶ。

雪乃は反応しない。

僕の声を無視して横を通り過ぎようとする。

 

だが、僕は彼女の手を取る。

柔らかく、小さなその手を握る。

その瞬間、彼女の感触が僕の掌に広がる。

小さくも弾力があるその手の感触。

手が溶けあいそうになる。

 

「ちょっと、何するの?」

 

そんな僕の妄想を中断する声。

だが、僕はそんな抵抗する雪乃を無視する。

そして手を取って、空き教室に入る。

 

 

◆◇◆◇

 

 

空き教室。

 

「ちょっと離して」

 

雪乃は声を上げる。

僕は手を離す。

 

そして、

雪乃が力を抜いた瞬間。

僕は雪乃の唇にキスをする。

 

とっさの事に反応できない雪乃。

僕は雪乃の上唇を味わう。

唇で彼女の上唇を挟む。

彼女の柔らかい唇。

その感覚を唇で感じる。

彼女の味がする。

 

味わうようにその唇を吸う。

雪乃の感触、味、匂いが、僕の頭の中で急速に何かを沸き起こす。

ジュワジュワっと沸き起こる熱い何か。

それは僕をゆり動かす。

 

僕は続いて雪乃の下唇を唇で挟む。

上唇とは違った感触。

僅かだが弾力が上唇より強い。

その違いが僕を興奮させる。

 

もっと知りたい。

 

もっと知りたい。

 

僕は彼女の下唇をむさぼる。

さらに頭の中に炭酸が沸き起こる。

その泡は僕の気持ちを高めていく。

 

もっと。

 

もっと先へ。

 

舌をいれようとした瞬間。

体が離される。

 

 

「ちょっと」

 

雪乃は僕を両手で押しのけた。

離れる体。

 

僕と雪乃の唇からは透明な液体が垂れている。

先程までキスををしていた証。

その液体が淫靡に輝く。

 

「何するの?」

 

彼女は強い口調で僕を見る。

その顔は僅かに赤くなっている。

先程のキスで感じたのは僕だけではないようだ。

 

「何って、君を慰めたんだ」

 

そう。

僕は彼女を慰めたんだ。

彼女は落ち込んでいた。

だからそれを癒したかった。

 

「私はそんなこと望んでいないわ」

 

彼女は即座に反論する。

だがその言葉は僕に響かない。

彼女の口元に残っているキスの名残。

彼女が口を開くたびにその唾液に目を奪われる。

そして狼狽え、顔を硬直させている彼女。

それは彼女の言葉とは違うように見えた。

 

「そうなのかい。それにしては長い間僕のキスを受け入れていたようだけど」

 

僕は思ったことを告げる。

その言葉に彼女は即座に反応するも、

 

「それは・・・・・ただビックリしただけよ」

 

その言葉に力はない。

普段の雪ノ下雪乃はもうここにはいない。

 

「そうなのかい」

「そうよ」

 

僕は彼女を見る。

魅力的な彼女を。

今の彼女は魅力的だ。

いつもの無表情のつまらない彼女はいない。

抑えようとしながらも、感情を露わにしている彼女。

そんな彼女の姿が僕の心をくすぐる。

 

「君は比企谷君から離れたほうがいい。それが君のためだ。君が離れるまで僕はずっとこうする。僕は君を救いたい。前と同じように苦しめたくない」

 

そうして雪乃にキスをする。

唇をふさぐ。

彼女の唇は濡れている。

ふいに先程の刺激が頭の中に沸き起こる。

麻薬のような中毒症状を起こしそうだ。

とても心地よい。

 

気持ちいい。

 

気持ちいい。

 

僕は、彼女の唇をむさぼる。

上唇。

下唇。

交互に味わい尽くす。

僕の中で刺激が湧き上がってくる。

その刺激が頭から股間に移動する。

ペニスがむくむくと起き上がる。

血液がペニスに流れる。

その感覚が気持ちいい。

湧き上がる欲望。

それが形となってくる。

僕はその欲望に押される。

 

「んんうん、、、、ちょっと」

 

唇が僅かに離れた隙に、雪乃の声が放たれる。

気づくと僕は左手で雪乃の右胸を揉んでいた。

僕は構わず揉み続ける。

 

僕の指の形によって沈む彼女の制服。

指、掌に感じる彼女の感触。

見た目小ぶりな彼女の胸。

だが、予想に反してその感触は大きい。

着やせするタイプなのかもしれない。

僕は探るように彼女の胸を揉み続ける。

 

「んん、、、、い、、、、、、いや」

 

キスをしている彼女の唇から僅かに漏れる声。

普段の冷たい自制が聞いた声とは違う、媚びるような女性の声。

雪乃の女の声。

その声は僕を震わす。

心に電撃が流れ、その電流がペニスを勃起させる。

ペニスがプルプル震えているのを感じる。

 

僕は雪乃の左胸を揉む。

キスをしながら揉む。

口元では、僕と彼女の口からあふれ出た唾液が混ざり合い、僕と彼女の顎を濡らしている。

その一部が僕の顎型から地面へと落ちる。

僕は雪乃の耳元で呟く。

 

「比企谷君も一色さんと同じことをしてるさ」

 

その言葉を聞いた瞬間。

雪乃の体から一瞬力が抜ける。

それを逃さず僕は舌を入れる。

 

舌は雪乃の口内をなめまわす。

まるで生き物のように彼女の口内を蹂躙する。

彼女の歯茎をなめる。

健康的なその歯茎。

舌に感じるそのピンクの皮膚。

僕は雪乃の体内を舌で犯していた。

その事実がペニスをさらに勃起させる。

ズボンがきつい。

 

「んん、、、、、あん、、、、、、、ああん」

 

僕の舌づかいに感じたのか。

雪乃は声を上げる。

僕はさらに舌で彼女の歯茎を責める。

 

上段。

 

下段。

 

舌で犯しつくす。

口内の隅々まで僕の舌でマーキングしていく。

 

「ああぁん、、、、、うん」

 

感じる彼女。

僕はそのままさらに犯す。

 

だが、まだ足りない。

足りない。

もっと雪乃を味わいたい。

 

僕は舌で雪乃の口内を犯し、左手で左胸を揉んでいる。

だが足りない。

僕は空いていた右手で雪乃の太ももをスカートの上から触る。

 

ビクッ

 

震える雪乃の体。

その振動に構わず、僕の右手はスカートの上から太ももを上下にさする。

スカート越しでも感じる雪乃の体温。

掌に感じる温かさ。

 

「んん、、、、ん、、いやっ」

 

彼女は小さな声で呟く。

その際に彼女の唾液が僕の顔にかかる。

 

僕は構わず右手でスカートの上から太ももをさする。

上下に摩る。

手を徐々におろし、スカートの部分を超える。

 

温かい。

柔らかい。

生で触る雪乃の太ももの感触。

弾力と瑞々しさ。

僕の右手は、彼女の太ももに吸い込まれるように吸着する。

彼女の体温が僕の手に映る。

その暖かさが血流となって僕のペニスに流れる。

 

もっと先に。

もっと先に。

 

僕の手は徐々に足の付け根に向けて動き出す。

 

ギュッ

 

股を閉じて必死に抵抗しようとする雪乃。

その健気な姿が僕をさらに刺激する。

僕は右手で足の付け根に迫りながら雪乃に呟く。

 

「比企谷君に遅れていいのかい。見捨てられるよ」

 

その瞬間、僅かに力が弱まる。

僕は足の間に右足を割り込ませる。

 

「ちょっ、、、、いや、、、、いや」

 

そして僕はショーツの上から雪乃の股間を摩る。

指の腹に感じる感触。

コットン生地の柔らかさ。

その生地が僅かに濡れて柔らかくなっている。

僕は指でさぐる。

そして見つけた。

 

「あっ」

 

色っぽい声を上げる雪乃。

僕は見つけた。

雪乃のクリトリスを。

 

そして、右手の人差し指と中指で、ショーツ越しに雪乃のクリトリスを責める。

円を描くように優しく摩る。

そのたびにわずかに震える。

それに合わせて僕は雪乃の口内、左胸を責める。

 

「んんん、、、、うん、、、、あん」

 

雪乃の口から歓喜の声が漏れ出る。

僕はその唇を入念に塞ぐ。

舌を入れてかき回す。

 

彼女の腰がひける。

僕の指はそれに合わせて動く。

ショーツ越しにクリトリスを責める。

 

雪乃の右胸を触っている左手が制服の中に入ろうとした瞬間。

 

バタバタ

 

教室の外から足音が聞こえる。

僕はとっさに雪乃から体を話す。

 

廊下を見ると、空き教室の外を何人かの生徒が通っていく。

 

先程までとろんとしていた雪乃。

だが、足音で我に返ったのか、彼女はふらつきながらも僕から距離を取る。

そして、僕を睨みつける。

見つめあう僕と雪乃。

 

そこに言葉はなかった。

ただ、僕たちは見つめあっていた。

まるで何かを語るり合うように。

 

時間は分からない。

長いようにも短いようにも感じた。

 

お互い口元から唾液を垂れ流している僕たち。

 

そして雪乃は教室を出ていった。

去っていく彼女の後ろ姿は美しかった。




葉山というの名のオリキャラっぽい気配・・・・
それは気のせいだ。
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