やはり、私の青春ラブコメがまちがっているはずがない。 作:夏ノ雪
それから俺は、なんとなく結衣を意識するようになった。
彼女の笑顔、彼女の髪、彼女の太もも、そして豊満な胸。
どれもが新鮮に映った。
スカートとハイソックスの間の太ももは、弾けるような弾力が見て取れる。
ももに食い込む靴下。
それが弾力と柔らかさを証明している。
俺はその太ももに挟まれたいと強く願った。
挟まれて太ももと同化したい。
ひらひらと揺れるスカート。
揺れるたびに、見える太ももの部位が変わる。
常に露出されている部分と、動くことによって露わになる部分。
僅かな日焼けの差が見て取れる。
その差がなんとも魅力的である。
白い肌が、見せてはいけない肌という点を強調し、俺の心をくすぐる。
頬ずりをしたくなるような白い肌。
触ると溶けてしまうのではないかと思うほど瑞々しい。
その瑞々しさからあふれ出るであろう体液に、俺は興奮する。
そして彼女の胸。
歩くたびにわずかに揺れる。
他の女子生徒と比べ、胸の位置が僅かだが高い。
又、横への膨らみが大きい。
そのため他の巨乳の生徒と比べ、揺れが少ない。
胸の形もあるだろうが、常に歩き方に注意しているように思える。
胸が揺れることを気にしているのだろう。
彼女らしい気遣いに俺は親しみを感じる。
あの胸に頭を挟まれたらどんな夢心地だろうか。
乳首にしゃぶりつき、マシュマロのような肌に溶け合いたい。
彼女の幼さが残る顔。
それに似合わない大人びたぷっくりとした唇。
彼女が話すたびに俺はその口に注目していた。
愁いを帯びたその唇は、極上の柔らかさを秘めているであろう。
あの口で指をしゃぶられることをつい想像してしまう。
彼女なら丁寧に、一本一本一生懸命に舐めてくれるはずだ。
そして彼女の髪。
つややかなであり、どこか力強さを見せるその髪は、彼女の象徴だ。
彼女は髪を結んでいるが、その髪の潜在能力は隠しきれない。
あの髪の臭いを嗅ぎたい、その髪でペニスを包まれたい。
俺は結衣の部分部分に見惚れて行った。
結衣ってこんな姿だっけ?
俺は単純な疑問を抱いた。
こんな女を感じさせる奴ではなかったはずだ。
何故見え方が変わったのだろうか?
俺が変わったのか?
結衣が変わったのか?
多分両方変わったのであろう。
俺は結衣を女として意識し始めていた。
きっかけは分からない。
だが変わった。
それは事実だ。
変わったことは否定できない。
◆◇◆◇◆◇◆◇
ある日、俺は結衣の家にスペアリブを届けにいった。
うちの母さんが作りすぎたらしい。
うちの母は無駄に料理に凝る性格だ。
そのせいか、よくこうして由比ヶ浜の家に料理を運んでいる。
俺はインターホンをならす。
ピンポーン
ガチャ
「もしもし」
「はじめです。いつもの母からの料理のおすそわけです」
「うん、分かった」
外向けのちょっと低い声と、俺だと気づいてちょっと嬉しがる結衣の声。
俺はその落差に心が充たされた。
玄関のドアが開けられる。
そこには結衣の姿。
ぶかぶかのトレーナーに、ラフなジャージのようなズボン。
学校でみる印象とずいぶん違う。
着古しているであろうその服は、包み込みむような弾力を感じさせる。
だが同時に、結衣の臭いが染み込んであるだろうことが容易に想像できた。
トレーナーは、前方がチャックで開け閉めできるもので、大きく胸元が開いていた。
肩にピンクのブラジャーの紐が見える。
あのブラジャーがどこに繋がり、どんな機能を果たしているのか。
何をどのように覆っているのか。
俺は意識しないように視線をを外す。
「これ、スペアリブ。味は保障する。結構旨いから」
「ありがと。毎回なんか悪いね」
笑顔で受け取る結衣。
その時、結衣の後ろから母親が現れる。
「あらはじめちゃんじゃない、上がっていけば。ほらほら」
「いや、俺は料理を届けに・・・」
「スペアリブじゃない。これもってきてくれたんだから、ただじゃ返せないわよ。ほら結衣もぼけっとしてないで」
「ちょっとお母さん」
俺は結衣と目を合わせる。
申し訳なそうな顔をする結衣。
そうして俺は、久しぶりに結衣の家に上がることになった。
◆◇◆◇◆◇◆◇
俺は今、由比ヶ浜家のダイニングにいる。
椅子に座って机の上の物を眺めている。
目の前には俺が持ってきたスペアリブと、結衣の母が作ったであろうカレー。
何故か俺は結衣の母と結衣と夕食を食べることになった。
何故だか分からんが断れなかった。
昔からの事だ。
結衣の母親に俺は逆らえない。
まるで俺を自分の子供のように扱うのだ。
そんな関係が少し嬉しかったりするのだが。
「家で母が待っている」などと、この場を逃れる言い訳をしてみたが、結衣の母は俺の母に電話をして話をつけた。
さすが結衣の母。
結衣のコミュ力の上位互換である。
料理が続々と運ばれる、
俺はあることを思い出した。
「すいません。手を洗うのを忘れていたので洗面所借ります」
「いいわよ」
俺はその声を背に洗面所に向かう。
◆◇◆◇◆◇◆◇
懐かしい場所。
昔はよくここに来た思い出がある。
庭で土遊びをした際に、よくここで手を洗った。
中々爪の中に入った泥がとれなかったのは、今となってはいい思い出だ。
そんな懐かしさを感じていると、鏡越しにあるものが目に入った。
洗濯籠に入っているピンクと白の縞模様のショーツ。
俺は目が引き付けられた。
コットン生地の下着。
結衣の母の物にしては子供っぽすぎる。
つまり、結論は一つ。
それは結衣の物。
俺は思わず手に取って触る。
そしてショーツを鼻の前に持ってきて臭いを嗅ぐ。
汗の臭いだろうか、薄く酸味の聞いた味がする。
だがそれ以上に、甘く因美な匂いがする。
結衣の臭いだ。
結衣に近づくたびにする、仄かに香るあの匂い。
あれの臭いがする。
おもむろにショーツの中を凝視する。
そこにはわずかだが、黄色のシミのようなもの。
俺は歓喜に震えた。
手は震え、頭は真っ白になる。
俺は気づくと、鼻をショーツに擦り付けるように匂いを嗅いでいた。
これだ!
ガツンと頭にくるような、なんともいいようのない匂い。
結衣の臭いを凝縮したそれ。
俺は白いもやに脳みそがつつまれた。
躊躇なくズボンとパンツを脱ぐ。
その反動で、血管を浮き立て、牡牛の様にいきりたつペニスが上下に揺れる。
そんなこと気にしている場合ではない。
ショーツに両足を通す。
ゆっくリ慎重にショーツをあげようとしたが、我慢できなかった。
一気に一番上までショーツをひっぱりあげる。
包まれた。
結衣に包まれた。
ショーツが肌に食い込む。
その食い込みの圧力が俺を刺激する。
ペニスを包んでいる部位はその形を卑猥に自己主張する。
ショーツが小さいためか、亀頭部分は露出している。
結衣が数時間前まで穿いていたであろうショーツが俺の股間を包む。
そう考えた瞬間、俺の一物がぴくぴくと震える。
まるで俺の心を表現しているようだ。
俺はショーツを引っ張り上げ、この振動に答えるように密接に結衣と接触する。
結衣のマンコが触れていたであろう場所に俺のペニスをすりつける。
それだけでは我慢できない。
ショーツの上から一物をにぎり、さらにこすり続ける。
ショーツにペニスを刷り込ませていくように。
あまりの気持ちよさに俺はつい気を緩めてしまった。
ドビュシュ
俺の頭を電撃が走り去ると同時に白い液体が洗面所にまった。
同時に、興奮が一気に覚める。
何をしてるんだ俺は。
結衣のショーツを穿いている自分の姿が鏡に映っている。
俺は直ぐにショーツを脱ぐ。
こんなことしちゃだめだ。
結衣は幼馴染だ。
あいつは良い奴で、こんなことの対象にしちゃいけない。
それはあいつを貶める行為だ。
俺は罪悪感に襲われながらも、洗面所を掃除した。
そして結衣がいるダイニングに戻った。
◆◇◆◇◆◇◆◇
それから俺は意識しないようにしたが、妙に結衣の事を意識してしまった。
結衣を見ると、あのピンクと白の縞模様のショーツを穿いている結衣の姿が頭に浮かぶ。
頭の中の俺は、ショーツ越しにペニスを結衣のマンコに押し当てる。
そしてぐいぐいとマンコめがけてペニスを押し込む。
卑猥にへこむ結衣のショーツ。
俺はその妄想を必死で振り払った。
動揺がばれなかったかどうかは分からない。
あの洗面所を出てからの記憶は曖昧である。
俺は、夕食を食べて結衣の家を後にした。
スペアアリブは旨かった。
カレーは・・・・・由比ヶ浜家らしい味だった。
2015/4/30/4:00 誤字脱字修正