カガミガミではなくPSYRENですが
これは西暦2018年、俗にいうPSYREN世界のお話。
すべての戦いが終わり、もしもの世界として歴史から分断された後。
きっかけはマリーがシャオのプロポーズを受けて二人が結婚したことだった。
「シャオくん♥️」
昼間は夫婦になったといっもこれまでと変わらない様子なマリーだが、夜になると一変していた。
理由はわからない。
押さえつけられた本能がつがいを得て解放されたのか。
あるいはアゲハ相手の失恋の反動なのか。
夜な夜なマリーはシャオを求め、大きな声で夜通し喘いでいた。
毎晩遅くまで子作り生えっちを繰り返してよく体力が続くものだと言いたいのは隣室に眠るフレデリカの談。
彼女の部屋が一番その声の影響を受けていた。
「まったく……あん♥️」
フレデリカはマリーの喘ぎ声を聞き続けたことで劣情が押さえられなくなり、ついに彼女らのそれが終わるまでオナニーで付き合うようになっていた。
オナニー中は気持ちよくてフレデリカも手が止まらない。
声は出来るだけ押さえているが、それでも微かに他の部屋にも漏れてしまう。
そしてフレデリカがオカズにしているのはマリーの喘ぎ声だけではない。
正確には声を呼び水にしてカイルのことを思っていた。
「イク! カイル!」
ある日の晩についフレデリカはカイルの名を呼んでしまっていた。
そのせいだろうか、フレデリカの運命もまた動き始めた。
「ん♥️」
「こんこん」
いつものようにマリーたちの声に誘われてオナニーに耽っている最中である。
誰かが彼女の部屋をノックした。
「起きているか? フー」
相手は向かいの部屋で寝ていたはずのカイルだった。
彼の声が妄想ではなく現実と気づいたフレデリカは、はだけさせていたパジャマをただして彼を迎えた。
「まだ起きているかわよ。こんな夜中にどうしたの」
「大事な話があるんだ。入るぜ」
何事だろうと思いつつもフレデリカはカイルを部屋に通すと、自分はベッドの端にちょこんと座った。
正面ではカイルが地べたに胡座をかいて座る。
「話って?」
「あのなフー……俺……お前の事が好きだ」
「知っているわよ。家族だもん」
「そうじゃない。俺は女としてもフーが好きだ。フーとセックスしたい」
「はあ?!」
正面切っての告白にフレデリカは悪態をついてしまった。
それが例え毎晩脳内で繰り返していた事であっても、直接言われるとやはり複雑な心境になるものだからだ。
自分だって本音を言えばカイルとえっちしたいが、この男にはデリカシーやムードなんてものはないのかと。
「セックスしたいって。そりゃマリーが毎晩お盛んだから当てられたのはわかるけれど、女の子なら誰でもいいんじゃないの?」
「そんなわけないだろうバカ。俺はフーだからしたいんだ。今までの好きは家族としてのモノなのは否定しない。だけどシャオたちを見ていて気づいたんだ。兄妹だって家族だが、夫婦も家族なんだって」
カイルの熱い剣幕にフレデリカは息を飲んだ。
そして───
「俺と結婚してくれないか」
カイルからのプロポーズ。
力押しで結婚してとまで言われるとムードもへったくれもなくなってしまう。
真っ赤な顔になったフレデリカはそれを隠すように後ろを向けると、しゅるしゅるとパジャマを脱ぎ捨てた。
綺麗な白い肌が明かりに照らされて艶やかで、太ももには先程までのオナニーで溢れたラブジュースが滴っている。
カイルは思わず生唾を飲み込む。
「フー?」
「そこまでハッキリ言われたら受けるしかないじゃない、バカ」
そして振り向いたフレデリカは嬉し涙で頬を濡らしていた。
「泣いているのか?」
「これは嬉し涙よ」
「フー!!!」
恥ずかしくて口に出せないが、あからさまなOKにカイルも気づき、そしてフレデリカを押し倒した。
誓いのキスは舌を絡ませるフレンチで、くちゅくちゅと絡み合う唾液に二人は酔う。
キスだけでとろけたフレデリカはしおらしく、パジャマ越しに擦ってくるカイルのおちんちんの熱で興奮を加速させていく。
カイルも思いが通じてのキスということでこれだけで興奮してしまったようだ。
パジャマの中でおちんちんが破裂してしまう。
「何よそれ。アタシを抱いてくれるんじゃなかったんの? 旦那様」
「待ってくれ。この程度じゃ俺の気持ちは収まらないぜ」
精液でベトベトになったパジャマを脱ぎ捨てたカイルの股間は彼が言うように収まる気配もない。
びんびんずるむけのおちんちんはフレデリカが想像していたよりもずっと大きくて、そしてずっと熱を帯びていた。
先端は誤射精の汁で汚れており、迎え入れるよりも先にフレデリカはそれを清める。
「そのようね。じゃあ先ずは綺麗にしてあげるわ」
「フー……それヤバイ」
「このくらい我慢しなさい」
フレデリカのお掃除フェラは尿道を吸って中の汚れを取り除くもの。循環のために唾液を注ぎ込むのと交互に行っているそれにカイルはまた射精しそうになる。
だがフレデリカはそれを許さない。
カイルは必死に我慢し、お掃除が終わるまで耐え続けた。
「ちゅぽん」
そしてフレデリカの可愛いお口から解放されたカイルのおちんちんは涙を流していた。
涙の正体はフレデリカの唾液と先走りが混じった透明なお汁。
こんなものをだらだらと流して部屋の中と口の中を生臭くされたフレデリカもカイルと同じく我慢できない。
「そろそろ本番いくわよ。始めてなんだから優しくしなさいね」
「俺だって始めてだから自信ないけど頑張るぜ」
フレデリカはベッドに横たわると、股を開いてカイルを誘った。
それはいつもオナニーの際に思い浮かべる正常位の姿勢。妄想の中で慣れた体位をフレデリカは自然と取っていた。
カイルは誘われるがままに向かい合うと、緊張しながらおちんちんをフレデリカの性器に宛がう。どの穴か困惑して擦るカイルを指で捕まえたフレデリカは、ここがそうだと言わんばかりに先端を膣に差し込んだ。
「そのままゆっくり」
「ごくり」
ここでいいのかとわかったカイルはゆっくりと腰を落とした。
妄想ではない本物のフレデリカの膣内。
暖かくてにゅるにゅると締め付ける彼女の華奢な肉の感触。
差し込みを深めるのにあわせて絡み付くひだも心地がよくて、カイルはすっかりセクシーローズに魅了されていた。
初めては痛いと聞いていたフレデリカだが、血こそ出ているものの快感の方が勝るのでお腹の中を暴れるカイルに没頭していた。
「フー……そろそろ射精そうだ」
「か、カイル♥️」
気持ちよすぎてフレデリカもカイルに命令する余裕などなく。
ひだと膣壁に搾り取られるようにカイルはいのちの精を注ぎ込んだ。
「びゅる、びゅるる」
「もっと♥️」
「俺も収まらない」
思いが通じた二人が一回で収まるはずがあろうか。
最初はオカズにしていたマリーたちも手を止めて聞き耳をたてていることにも気がつかないまま、二人は肉欲に溺れて盛りあった。
最初から異性として意識していたシャオとは異なり、カイルとフレデリカはもとは兄妹として意識していた関係だったのも影響したのか。
夫婦になった二人は結婚式すらあげていない初夜に、早速子を成すほど体を重ねあった。
「フーちゃん、朝ですよ」
翌朝フレデリカを起こしに来たマリーもこれにはにんまりである。
結局夜通し求めあった二人が寝たのはマリーが来る少し前で、気絶して重なりあいながら眠る二人は精液まみれのイヤらしさを醸し出しつつ幸せそうな笑みを浮かべていた。