一日のお仕置き休息を終えた翌日、この日の恭介はいきり立っていた。必死に我慢したことで精液の残量が回復し勃ちも感度も強化される。いつものようにバスルームに二人きりとなり秘め事の幕が開ける。恭介はそう思っていた。
「ちゃんと昨日は我慢できた?」
「はい。おかげで今日はもう我慢できないくらい大きくなっています」
「これも若さね」
真子は大きくなった恭介をまじまじと見つめる。鈴口がパクパクと広がり刺激を求めている。
「今日はどんなことを?」
「それはね……えいっ!」
期待に股間を膨らませる恭介に対して真子は不意打ち気味に肉棒を叩く。ビンタの痛みに一瞬ひるむがそれはすぐに快感に変わる。
「真子さん、急になにを」
「恭介君……もしかして、叩かれて気持ちよくなっちゃった?」
「それは……」
恭介が感じていたことは肉棒のリアクションを見れば一目でわかるのだが、変態だと思われたくない恭介は言葉を濁す。その反応にマゾっ気が刺激された真子はさらに責める。
「今日は一昨日のオイタへの罰を与えようと思ってね、少しキミを苛めてあげようと思うの」
「イジメ?」
「そう……キミのおちんちんが先走って婦女暴行をしないようにカラダで覚えてもらうのよ」
真子は時間が経っても未だ怒っていた。先日の先走った行動はまごうことなき婦女暴行であると認識している真子は、このままではチャンスがあったら女性に襲い掛かってしまうと心配しているのだ。それゆえに愛のある怒りを恭介にぶつけていた。
「これから合計十発おちんちんを叩くから、それを我慢出来たら許してあげる」
「……わかりました」
恭介は観念して真子の沙汰を待つ。
「それじゃあい~ち! に~い!」
「うぅ!」
ぺちんと優しいビンタは肉棒をぶるんぶるんと揺らす。その動きに根っこの部分が刺激され亀頭はグイッと上を目指す。さらに往復で放たれた二発目、これは鋭い痛みを与える。痛みと共にこみあげるきんたまの蠢きに恭介は悶える。
「あと八回もあるんだから、我慢しないともっとお仕置きしてあげるんだから」
「耐えられるように頑張ります。続きをお願いします」
恭介は刺激で果ててしまわないように尻穴に気合を入れて我慢の体勢を取る。このまま気持ちいいと感じてしまったら程なく僕は射精してしまうと考えた恭介は快感を反らすべく別の場所に力を込めていた。それは間違いではないが、その結果が後に響くことを恭介は気が付いていない。
「続けるよ……さ~ん! よん! ご~! ろく!」
指先で陰茎を這うように四発の連続ビンタが恭介を襲う。ミミズが這うような感覚は痛みなど無くえもいえぬ快感を与える。だが恭介はそれに負けないようにこらえる。自然とカウパー線液が溢れ出しているがこれはノーカンである。真子は指ですくって迸る液体が我慢汁までに留まっているのを確認した。
「よしよし、我慢汁だけだね。えらいえらい」
「あと四回、このまま一気にお願いします」
「それはダ~メ」
真子は不意打ち気味に七発目のビンタを御見舞した。この日一番のクリーンヒットに恭介は悶絶しきんたまが縮み上がるが、その不快な痛みが引くとすぐさま快感の波が押し寄せる。恭介は尻穴と亀頭と丹田に力を入れて必死に射精を我慢し、ぷるぷると身震いした。
「ふはぁ」
「そろそろお望み通りに行くよ」
真子は素早い往復ビンタで恭介の淫棒を打ち砕く。快感を我慢し続けたことで恭介の脳内はトリップ状態になる。最後に残った意地が射精を押しとどめるが、このまま刺激したら陥落するのもあと一歩と言うところか。真子は最後の仕上げとして用意していたアレを取り出す。
「恭介君、これな~んだ」
「はぁ……はぁ……たしか……ゴムでしたよね……避妊具の……」
「そう……これはね、こうやって使うのよ」
真子はコンドームの袋を開けると口を半開きにしてそれを咥える。そのまま亀頭を口の中のコンドームに押し当て、ずるずると肉棒を咥えながら口で肉棒にゴムを纏わせる。ゴムの微弱な締め付けと口内への侵入による挿入感は深い快感を与え、普通なら射精してもおかしくない程になっていた。だが最後に残った意地はそれすらも耐えた。
「最後の一回、いくよ!」
真子はゴムを纏った恭介の淫棒をビンタした。最後はまさかの乳ビンタ、その圧倒的な迫力についに恭介は我慢の限界を迎える。ビンタと言っても胸の谷間が肉棒を挟み込み、そのままぬるんと谷間の圧力を抜けていったのだから恭介が我慢できなくても不思議ではない。これまでのビンタで我慢の限界を迎え、さらにお口でゴムを付けた時に壁は超えていたのだ。関を越えた快感は濁流となって溢れ出す。
「ん゙ん゙ん゙」
恭介は声にもならないうめき声をあげながら勢いよく射精した。我慢の限界を大きく超えたことでアナルも丹田も既に立派な性感帯である。下半身すべてが触れるだけで射精しそうなほどに敏感になり、発射された精液はコンドームの先に溜まる。真子はそんなコンドームの状態などお構いなしに豊満な乳房で肉棒を挟み込む。
「十一回目はダメだったけど、十回にはちゃんと耐えられたね。だから今日はこのまま、思う存分だしてね」
真子の許しを聞いた恭介は心の悩みが消えて開放感を感じた。迷いが消えて快楽に向き合ったことでカラダは素直に真子の攻めを受け入れる。我慢の限界を超えていたのだから、単純に挟まれただけでももう我慢できない。
「ふぁ…我慢できない……このまま……このままイキます」
「我慢しないで、イって!」
恭介は真子の胸に抱かれて果てた。二度の射精を貯め込んだコンドームはパンパンに膨れ上がり、エロ漫画さながらになっている。幾度も恭介を絶頂に導いていた真子もコンドームを使うのは今回が初めてであり、膨れ上がったゴムなど見るのは当然初めての事である。真子は射精を終えて収縮する恭介からコンドームを外すと、思わず中に溜まった液体を指につけて舐める。
「うへぇ……にが~い」
苦いことなどとっくにご存知ではあるが、いつもと違うことをしたのだから舐めてみたいという好奇心は止まらない。やはりと言うべき精子の味を確認した真子はお掃除フェラで尿道を吸ってきれいにすると、今日のプレイは此処で終わりにした。二人で湯船に漬かる最中、真子は恭介に謝る。
「今日はゴメンね」
「いいんです。一昨日の事は確かに僕が悪かったんですし。それに今日は十回目に耐えられなくて……」
「アレなら恭介君を試しただけだし、それにおっぱいビンタは十一回目だからちゃんと十回は耐えていたんだよ。キミはえらい」
「でも確かにアレが……」
「最初に一回だけビシってやったでしょ? アレを数え忘れているよ」
「そうか……そういうことですか」
「ところで……明日からなんだけど、ゴムありとゴムなし、どっちがいい?」
恭介は急に切り出された話に驚くが、すぐさま即答する。
「やっぱり生がいいです。でもあのゴムを付けるときのヤツも捨てがたいですから、たまにはゴムもいいですね」
「そうだね。そうしよっか」
二人の中で新しいルールが産まれた。ゴムは気分次第で基本は生、妊娠しようがお構いなしのように見えて未だ挿入は許さない真子にはまだ避妊はいらないようである。