「相変わらず、夜は早いな」
事務室に布団を並べた恭介と開斗であったが、早々に眠ってしまった恭介の姿を脇目に開斗はつぶやく。折角親友が巨乳で脇が甘い年上女性と同居しているということで、男同士の恋バナだのオナニー事情などを聴きたいと思っていたのだがそれは叶わない。まさか開斗も二人の関係など思いもしないのだが、やることが無いため開斗もそのまま不貞寝した。
事務所の明かりは消されているが、バスルームにはまだ真子がいるのか光が漏れている。開斗は年上の女性が一つ屋根の下で風呂に入っているという事実に緊張し、思わず股間を大きくしてしまう。だが他人の家でオナニーをするわけにもいかないため、仕方なくその水音を霊子デバイスを使って録音するまでに留めていた。
シャワーの水音は眠りについていた恭介にも届く。
「あれ? なんでお風呂に居るんだっけ」
恭介は気が付いたら湯船にいた自分の状況に驚くが、すぐにうたたねをして寝ぼけているのだと思いなおす。いつものように風呂場での秘め事の為に、真子が来るのを待っている最中であると。ものの一呼吸の間で真子も姿を現す。
「恭介君、今日は××だから時間があるし、どれからいこうか」
恭介は真子の言葉を一部聞きのがすが、頭の中で明日が休みであることを指していると補完する。いつもなら手コキ、パイズリ、フェラチオの三択なのだが妙に気分がいいこの日の恭介は欲望を押し出す。
「だったら……そろそろ真子さんと……」
湯船から揚がった恭介は真子に後ろから抱き付いた。一糸まみれない白い柔肌を全身で受け止めて怒張した肉棒を腰に押し当てる。挿入したいという欲求を行動で示しているのは明白であり、いつもの真子ならサカリを抑えようと許可しない行為である。だがこの日は違っていた。
「いいよ。ただし、お掃除中もお行儀よくできたらね」
「やった」
恭介は真子の言葉に喜びのあまり心臓が飛び出しそうになり、張り詰めた股間はお汁で溢れる。真子は先制のジャブとしてそれを口にくわえて尿道を吸い出す。
「ふあ」
「わたしの体が温まるまで、キミのおちんちんを温めてあげるね」
バキュームにより書き出される快感に恭介は腰の中にある気持ちよく感じる神経を引っ張られるような錯覚に襲われる。射精の感覚に似ているがどこか違う、もっとスケールの大きな快感が恭介を襲った。思わず可愛い声をあげてしまうのも仕方がない。
真子は恭介のペニスに吸い付きながら右手で秘部を愛撫する。左手は竿に添えられているためまさに全身で肉棒を感じていると言えばいいのであろうか。愛撫によって充分に蜜で満たされるのを待って真子は動く。
「あっ! やめ……」
「そろそろいいよ」
フェラチオを中断した真子は恭介を誘う。その言葉にサカリのついた恭介は衝動に支配される。唾液でぬれた肉棒を再び真子の腰に押し当てて、後ろから抱き付いた。
「後ろからなの?」
「このまま……たったまま……」
恭介は本能的に立ったまま出来る体位として後背位、すなわち立ちバックを選択する。真子も恭介が入れやすいように腰を下げて自然と壁に手を着く。何度か穴の位置も見たりいじったりしている恭介ではあるが焦りのせいで思うように挿入ができない。その結果つるんとこすりながら秘部を刺激する恭介のじらしに真子も我慢できなくなる。
「んあっ! 入れるより擦るほうがっ……その方がいいの?」
「違うんです。うまく入らなくて」
なんども擦られたことでついに限界を迎えた真子はそのまま絶頂を迎えて潮を吹いた。腰の力が抜けて四つん這いになり、肉棒によってめくりあげられた大陰唇はぱっくりと開いて膣穴をあわらにする。その光景を見た恭介の脳裏には『挿入したい』という欲求しかなかった。
「まって、イったばかりで……」
「ごめんなさい。僕も我慢が……」
「きょ……キョウスケクン」
遂に肉棒は膣穴を貫き中に入った。熱くてトロトロの肉壺が肉棒を包む。隙間なくぴっちりと竿に吸い付く肉のうねりは入れただけで肉棒からいのちの精を絞り取ろうとする。
「うごきます」
恭介はそのまま恐る恐る、ゆっくりと腰を動かした。激しく前後に動こうものなら三擦り半で射精する自身があるほどの快楽にゆっくりとしか動けないと言うほうが正しい。真子の方は気持ちが良すぎるのか腰が抜けてマグロ状態になっている。今彼女の肉壺を動かすのは恭介ただ一人である。
必死に射精を我慢しながらのピストン運動に真子もすぐ果てる。
「ダメっ! 激しいよぉ」
「そう言っても……僕も気持ちが良すぎて……」
真子は少し動くだけで何度も絶頂して腰を振るわせる。激しいと口で言っても本当に激しいのは真子の方である。否応なしに膣内を前後に動く恭介のペニスも我慢虚しく一分しか耐えられない。挿入から射精までの時間はジャスト一分である。
「出ます! このまま中に」
「いいよ、いっぱい出して」
「うっ!」
この日初めての射精は勢いよく真子の膣内に放たれた。真子の膣内は射精しても衰えない肉棒と大量の精液に満たされて子宮にまで届く。危険日なら妊娠は確実と思われるほどの濃厚な精液は真子のおなかをいっぱいにする。
「このまま……このままもう一回……」
「今日はキミのおちんぽみるくが枯れるまで、このまま何度でも出してね」
「真子さん!」
真子の許可に勢い着いた恭介はさらに腰を動かす。一度目の射精を終えて余裕が出来たことから肉棒を締め付ける膣の感覚を確かめながら様々な角度で真子を貫く。リズミカルな腰の動きで中を掻き乱し、その快感に真子も言葉少なくなる。
「あっ! あん!」
「そろそろ二回目、いきますよ」
精液と愛液が混ざりあった潤滑液はその滑りで快感を与え、いよいよ二度目の射精が近づく。膣内の亀頭がピクピクと脈動してカリ首が太くなる。大きさの変化と膨らんだカリ首による返しの刺激に深い快感を得た真子は一足先にオーガスムスを迎えた。
「イクっ!」
「んああ!」
恭介は仕上げとなる真子の震えに二度目の射精を迎えた。先ほど同様の多量の精液はついに逆流を始める。二回目の射精により収縮し膣穴から出てくるペニスと共に、逆流した精液があふれて太ももに垂れる。漫画や写真では見たことがあっても体験するまで気が付かなかった事後の光景に含まれるエロスに三度目の勃起を始めるのもさもありなん事である。
「もう一回……」
「―――起きろ!」
さてこれから三回目だと意気込んでいたところで、脇から開斗の声を恭介は聞いた。まさか二人の秘密を見られたのかと驚き、思わず股間も小さくなる。
「起きろよ。ヤバいって」
「ん?」
気が付くとそこは風呂場ではなく事務所であった。寝ぼけて意識がはっきりしない恭介は未だに夢うつつの状態である。
「お前なあ……シコるのもなかなか出来ないのはわかるけれど、これは出しすぎだろ」
開斗が指摘したのは恭介の股間部分である。パンツどころかパジャマのズボンまで恥ずかしい染みがべっとりと広がっているからだ。慣れない布団や環境で寝付けないでいた開斗は、ふと匂いに気が付いて灯りをつけたところ気が付いたのが恭介の現状である。
「あれ……今のは夢?」
「何の夢かは聞かないけれど、夢精にしてはいくらなんでも出し過ぎだろう」
恭介は開斗に言われて自分の状態に気が付いた。以前なら夢精をしてもこれほどの射精はない。しかも一晩開けただけで夢精するなんて自体がまず未体験の事であった。
「これ、早く洗わないと」
「このことは黙っておくから、早く洗ってこいよ。俺は匂い消しを探してくるから」
恭介は下半身まるだしの状態で風呂場に向かった。この日は二人が寝るのが早かったことと長湯したことから真子がまだ脱衣所にて裸で髪を乾かす最中であり、夢精の事はすぐさま真子も知ることとなるのだが、開斗はそんなことなど考えず親友に恩を一つ返したとだけ誇らしく思っていた。