喫茶魔窟ではまた変わった催し物が開かれていた。
お立ち台の上では全身ピンクのスーツに身を包んだ真子がいて、真子が逃げないようにマサさんハナさんが睨みを聞かせている。
真子は顔を真っ赤にしながら嫌そうにハナを見つめていた。
「いいからやんなさい。やると言ったのはアンタでしょ」
「だからって、お客さんの前では恥ずかしいわよ」
「そんなことを言うと追い出すからね」
客と言っても来ているのは沙耶たち恭介のクラスメイト数人と大人しいモードの獅土景一くらいであり少ない。
それでも真子にはこれからやることは恥ずかしかった。
「それでは美好真子、あんこう踊りをやります」
ハナがテープのスイッチを入れて流れてくる音楽に合わせて真子が躍り出した。
茨城県は大洗のご当地ダンスと言われるこの踊りだが、女子が前身ラバースーツで踊るのがお約束と少し……いや、だいぶ恥ずかしいのが特徴である。
真子は勢いで踊ると約束してしまったことを後悔した。
そんな赤面顔で踊る真子の姿を恭介は眼を輝かせてみていた。
催しが終わり解散になると真子は着替えないまま事務所に戻る。
当然恭介も一緒だったのだが恥をかいた真子以上に彼の顔は赤かった。
当然だろう。真子が躍るあんこう踊りのおっぱいがプルプル揺れて乱れるその様を目に焼き付けたのだから。あの場で健全な男子は恭介と景一しかいなかったこともあり、女性陣はそこまで気にしていなかったその二つの丘に恭介は酔っていた。
「真子さん、今日はその格好でお願いできませんか?」
「急にお願いって……まさか、こんな格好に興奮しちゃったの?」
「しょうがないですよ。獅土さんだって鼻の下を伸ばしていたくらいですから。真子さんのおっぱいが大きいから悪いんです」
「そんな……美しさも罪なのね」
真子は冗談めかして床に腰をつけた。
くねっと捻った腰のラインは艶めかしく、ラバースーツで強調されたカラダのラインのせいでさっきから我慢しっぱなしの恭介には目に毒である。
「そうですよ!」
恭介は鼻息荒くしながら真子に抱き付いた。
ラバースーツの下にはブラジャーをつけていないので、寄せていないぶん見た目よりもおっぱいは柔らかい。
その柔らかさに恭介は鼻の下を伸ばしながら涎を垂らした。
「もう……この調子じゃ他の子が同じことをしたら大問題じゃない」
「らいじょうふれふよ。ふぉくはまふぉさんのしかみまへんふぁら」
大丈夫ですよ
僕は真子さんのしか見ませんから
恭介はそう言っているが、真子にはとてもそうは思えない。
でもこのやり取りもいつものことなので、さっさと恭介を喜ばして言葉の通り「自分しか見られない」ように教育しようと真子は思った。
それにスーツ越しに恭介が押し当ててくる体の熱さ、漂うイカ臭さに真子も興奮していた。
「それじゃあお風呂でしましょうか」
「はい」
真子はそのまま、恭介は裸になって風呂場に向かった。真子の姿はあんこうなので、水辺の方が似合う。
恭介はドキドキと心臓を鳴らしながら勃起して、真子もスーツの下では乳首と陰核を勃起させていた。擦れば気持ちがいいのは既にスーツに擦れているので真子には重々承知である。
「折角だからその前に、恭介君にもあんこう踊りを教えてあげようかしら」
そういって真子は恭介の後ろに回り背中に体を押し当てる。恭介の手をとり二人羽織のように真子はあんこう踊りを踊り始める。
体を捻るたび、腕を動かすたびに真子のおっぱいが押し当てられて恭介は気が気でない。真子が教えると言っている振り付けなど全く頭に入っていない。そんな状態で真子は鼻歌交じりに一曲踊り切った。
「これでおしまい。ねえ、おぼえた?」
「全然だめです。真子さんがおっぱいを押し付けてくるから全然頭に入りませんよ。でも……真子さん、意外とこの踊りを気に入ってたんですか? やけにノリノリですけれど」
「まあね。人前でやるのは恥ずかしいけれど」
恭介には経緯など知らないが真子はこの踊りを気に入っているようで、無理やりやらされたようにしか見えなかった恭介は少し気が楽になる。もし真子が躍りのことそのものが嫌いならば、そんな踊りをする姿に興奮したのが悪いように感じられたからだ。
恭介は真子の正面に振り向くとそのまま顔をおっぱいに埋めながら押し倒す。そろそろ恭介は前戯に耐えられず次の段階に進みたがっている。なのでもう猪のように真子の肢体に飛びついた。
「ちょっと恭介君、落ち着いてよ」
「ごめんなさい。そろそろ我慢できないですよ」
真子の柔らかい胸だけでも気持ちがいいのに擦りつけるおちんちんが感じるザラザラとしたスーツの肌触りも恭介には気持ちが良かった。カリの鈴口が擦れて我慢汁が溢れ、それを真子の体に塗ることでヌルヌルがおちんちんを包んだ。ザラザラぬるぬると亀頭を襲う快感に恭介は呼吸が荒くなる。
「ごめんなさい真子さん」
「待って……乳首ばかり苛めて……あん!」
体を擦り続ける恭介は両手で真子の乳首をつまんでいた。
おちんちんが擦れる位置はちょうど真子のおまんこの位置でありカリ首は何度も真子の陰核を苛める。
性感帯を同時に責められた真子はなし崩しに恭介にイカされる。
そして恭介も真子の体で果てた。
「でる!」
我慢の限界に到達した恭介はそのまま真子の体に射精した。
真子の体がスーツ越しとはいえ股からおなかに至るまでべっとりと恭介のいのちの精で白く染まる。
真子の恭介の攻めで絶頂したため乳首はふやけておまんこの位置は恭介の我慢汁や精液だけでなく愛液まで染みてぐちゅぐちゅに濡れていた。
二人の体の間はいろんな体液で汚れ、一言で言うならばイカ臭い。
恭介はそのまま脱力して真子の上にのしかかる。
「もう……こういうふうに暴れたらダメって、いつも言ってるじゃない」
「ごめんなさい」
「でも気持ちよかったから今日の所は許してあげる。そのかわり……まだイケるわよね?」
真子は恭介を押しのけて体制を入れ替えた。
射精してヘタレた恭介のおちんちんを真子はスーツ越しの手で握り再び硬くしようと苛め始める。
「ちょっと……待ってください!」
「お互いさまよ」
真子がやや乱暴にごしごし擦ると恭介の肉棒はすぐに回復した。
最近の射精回数から逆算すればこの程度雑作もないことはお見通しである。
「今度はわたしが動くわね」
恭介を寝かせたまま真子は上に跨ると、そのままスーツ越しのおまんこを恭介の肉棒に押し当てた。
真子は熱くてゴリゴリとする感覚に悶えながら腰を動かし、それに連動しておっぱいも大きく揺れる。
恭介からすればおっぱいの揺れも大迫力ながらおまんこの擦りつけが気持ちよくて快感である。
前にもこのように真子が上になってスマタで激しく擦ったことがあるので、この姿勢は真子には気持ちが良いのだろうと恭介も学習している。だからこそ真子がイクまで恭介は自分もイカないようにこらえる。
「スーツ越しだといつもと違って……ザラザラしてそれが気持ちいいわね」
「僕もですよ」
二人はざらついたスーツの感触を味わう。
気持ちよさに真子の心は次第に浮かんでいき、恭介の心は発射台に昇っていく。
熱くて蕩けてまるで癒着しているように感じられてくると今度はスーツの違和感など感じられない。そうなるほどに二人は股を濡らす。
果てるまであと少しの所で真子はかがんで恭介に唇を合わせる。
「ひく!」
真子は恭介に軽くキスをしてから果てておっぱいを彼の胸に押し当てた。
恭介もその刺激で果てて、我慢の結果濃さの増したいのちの精を真子の体に放つ。
二度の射精で真子の体はすっかり精液まみれの真っ白でベトベトの様相になり、またその光景は目に焼き付けておきたいほどに淫らである。
でも真子が抱き付いているので焼き付けるほどに見つめるのはお預けである。
それでも恭介には気持ちがいいのでそれはそれでいい。
「あんまりやり過ぎて、こういう格好にすぐ勃起しちゃう変態さんになっちゃったらダメなんだからね」
「わかっていますよ」
この日は夕食を抜いても構わないか。
二人はそう思いながらそのまま風呂場で抱き合って絶頂の余韻に浸った。
後日ラバースーツをハナに返す際にほんのり香る磯の香りを気にされることとなるが、二人は鼻歌交じりにシラを切った。