昼下がりの午後、事務所にいた真子と恭介はハナさんに連れ出された。
この日は下の魔窟は休業日なのだが、着替えさせられた二人はカウンターの前に並ぶ。
「アンタらにも手伝ってもらうよ」
この日は魔窟の大掃除、ハナは事務所を借りている二人にも応援を頼んだのだ。
二人の服装は恭介は半袖短パン、真子が半袖にブルマといわゆる体操着である。ハナがいうに昔のフェアで使ったあまりもので、今回のバイト料代わりに二人にあげたものだった。
「似合っているじゃないか。好きなだけ汚して良いからね」
「だからって……無理矢理連れてきて、人使いが荒いわよ」
「今日中に終わらせないと明日の営業が出来ないんだよ。家賃の足しにしてやるから、手伝っておくれよ」
真子も家賃の事を言われたら逆らいにくい。今でこそ協会の仕事で家賃の払いも安定したとはいえ過去を掘り返されると何を言われるか怖いのだ。
「僕も手伝いますから頑張りましょう。細かいところはコダマを使えば楽ですし」
「ほんっと……恭介君は頼りになるわ」
真子は自信満々に励ます恭介の声に嬉しくなり彼に抱き付いた。
むにゅんとおおきなおっぱいが恭介の顔に当たって顔が赤くなる。
ハナもそれをみて「ハイハイ、ごちそうさま」と呟き、少し間を見て咳ばらいをした。
「うぉほん! そろそろ始めるよ」
「任せてください。コダマ三十体召喚、掃除屋モード!」
恭介は得意のコダマを呼び出して床や棚の掃除を始めた。
自動操作だがロボット掃除機よりもきめ細かくゴミを片付けていくコダマの様は流石に熟練の式神つかい様様である。嘉神の神髄はコダマに有りの言葉の通り恭介一人で掃除の多くは片付く。
「便利ねそれ」
「あまり重いものは任せられませんけれどね」
コダマのおかげで恭介達人間は大荷物だけに専念でき、予定の半分ほどで大掃除は終了した。
時刻は四時を回り、三時間ほど体を動かしただけのこともあり二人の体操着は汗と埃で汚れていた。
「お疲れさん。お夕飯をご馳走するから、後できなさい。とりあえずアンタらも上で着替えてきなさいな」
「はい、わかりました」
二人は一度ハナと別れて魔窟の上にある事務所に戻った。
戻るやいなや、真子は疲れが出会たのか椅子の上に座ってぐったりと力を抜いた。
「あー……疲れたわね」
「これくらいなら僕は平気ですよ」
「そりゃあ、恭介君は鍛えているからね」
一先ず恭介も真子の前に座って彼女を見つめた。
汚れた体操服に身を包む真子は汗で上着が好けてうっすらと下着が見えていた。下に穿いているブルマはまるで厚手のぱんつのようで見ているだけで目元がにやける。
恭介はドキドキと高鳴る自分の心臓を自覚していた。
そんな彼の目線に真子も気付く。
「―――恭介君? 顔が赤いわよ」
「そ、そうですか?」
「ははーん……もしかしてわたしの体操着姿に見惚れちゃったのかな。わたしもブルマは初めて穿いたけれど、確かにちょっと下着に似ているわよねこれ」
真子は上着の裾を少したくし上げて自分のブルマを見た。
汗で濡れているのもあってか股間に張り付いたブルマは真子の股間に食いついている。熱も籠っていて食い込みを治そうと指で少し持ち上げると、隙間からもわっとした熱気が漂った。自分でも少し淫らと思うほどなのだから恭介には余程だろうと真子も察する。
「少し時間があるわね……お風呂で汗を流す前に、今日はこの格好でしましょうか?」
真子は立ち上がると恭介の目の前に歩み寄り抱き付いた。
再び胸が押し当てられて恭介のドキドキは加速していく。
「はい」
恭介は頷く。
真子はそのまま恭介に体を預けるとブルマ越しに股間を擦りつけた。
恭介のおちんちんは張り詰めて短パンにテントを作っており、その先端が食い込んだ真子のブルマの割れ目を攻める。二人は互いに相手の性器を押し当て合い気持ちよくなる。
「真子さんがこすれて気持ちがいいれす」
「わらひも!」
真子は気持ちよさの虜になって股間を擦り続けた。
硬く張り詰めた恭介のペニスの先がおまんこの入り口やお豆をコリコリと擦っており挿入しそうになってもブルマが遮ってさきっちょすら入らない。
恭介もおちんちんがとろけるような錯覚に酔いしれる。
「真子さん……そろそろ射精そうです……」
「もう少し我慢……いや、ちょっと待って!」
射精しそうと言われて思い出した真子は腰を止めて体を離す。二人が重なった隙間は熱が籠っておりそれが離れたことで部屋の中に飛び散る。
二人の胸元は開始前よりも更に濡れていた。
「射精すのなら脱がないと」
「わかりました。でも、真子さんはどうするんです?」
「わたしはこのままでいいわ。これならうっかりで恭介君が挿入れちゃうことも無いだろうし。それに、恭介君も着たままの方がすきでしょ? 今日はずっとにやけっぱなしだもん、そんなに気にいたんだブルマ」
「いつもいっていますけれど、真子さんが着ているからこそですよ。ブルマが良い具合なのは否定しませんが」
「そこはわかっているわよ。わたしだって同じ……お相子だもん」
真子は再び椅子に座る恭介に抱き付いた。
短パンがなくなって生の恭介が真子の体に当たって熱い。熱に悶えるたびに真子は抱き付く両手を強く絞めて、それがおっぱいの押し付けを強めて恭介の心臓をドクンと動かす。
そろそろフィニッシュというところで真子は向きを変えて背中を恭介に預ける。真子のふとももの隙間からブルマに挨拶するように硬く大きくなった恭介のおちんちんが顔を出し、張り付いてくっきり浮かんで勃起までしている真子のクリトリスの先とキスをする。
いわゆるスマタに恭介は気持ちよさに悶え、それはお豆を弄られる真子も同じであった。
「そろそろわたしもイきそう」
「僕も射精ます」
「恭介君がピクピクするたびに太ももが熱くて……クリが擦れて……ひ、ひく!」
「う!」
先に真子が恭介の熱に当てられて果て、おしっこと潮でブルマを濡らした。
それに合わせて恭介も噴水のように射精して、反りかえったおちんちんから放たれた白濁液は真子の体を白く染める。べっとりとついた白濁液とおもらしで真子は汚れた。
この姿を汚いと言う人も世の中に入るが、少なくとも二人にとってはいやらしい姿である。
時間もまだ一時間あると、恭介は真子を抱きかかえて床に寝かせる。
脱力した真子のだらしない姿に恭介は欲情し、そのまま硬さを取り戻したおちんちんを濡れたブルマに押し当てた。
「真子さん……もう一回……」
「時間もあるし、いいわ。でも、わかっているわよね?」
「お約束は破りませんよ」
挿入禁止の約束を違わぬように注意しながら恭介はおちんちんを真子のブルマに押し当てた。
濡れたブルマは肌触りのよさとざらつきを併せ持ちおちんちんを擦りつけると気持ちが良い。恭介は真子の脚を持ち上げながら、まるで本当に挿入しているかのように激しく腰を打ち付けた。
実際は挿入していないが遠目にはそう見えるほどに恭介は体を重ねる。四十八手の真似事ながら、しかも入れていないにも関わらず雰囲気に酔う二人はそれだけで快感だった。
擦り合うだけで二人は気持ちが良いのだから当然だろう。
「ごめんなさい、もう射精ちゃいそうです」
「我慢しなくてもいいわ。好きな時に射精して」
「真子さん……真子さん……」
「恭介君……」
二人は互いに名を呼び合うたびに高ぶっていた。
心臓の鼓動がそろそろ張り裂けそうに感じるほどに。
「真子さん! 射精る!」
恭介は最高潮に達し二度目の射精に至った。
濃くて熱くてドロドロした白濁液が真子の体を包み、そのイカ臭い匂いに真子も果てる。
真子もまた先ほど同様に潮を漏らしてちょろちょろと床を汚す。
二人は恭介が上になって脱力し、抱き合いながら三十分ほどの小さな死を迎えて余韻に浸る。
脱力し抱き合うこの瞬間こそが最も気持ちがいいと言わんばかりに満面の笑みを浮かべながら。
気が付くと二人は大掃除が必要なほどに部屋中に体液をまき散らしていた。
時刻はそろそろハナとの約束の時間、もう軽くシャワーを浴びて着替えるほどの間しかない。
「掃除屋モード、後は頼んだよ」
恭介と真子は一緒にシャワーに入って簡単に体の汚れを落とすと、慌てて普段着に着替えて魔窟に向かう。
掃除はコダマに任せたが誰かが見たらマズい有様に二人は気が気でない。
「後でまた、あの格好でしようか?」
「今度はお風呂でした方がいいかもしれませんけれどね」
とりあえず今日の所は洗濯して封印するが、この体操着が紐解かれた日、再び二人は激しく体を重ねることになるだろう。
真子と恭介がハナの手料理で英気を養うその裏で、コダマたちに手もみ洗いにされながら体操着はその時を待つ。