初えっち
これはこれから遠くない未来に大事件に巻き込まれることとなる二人の馴れ初めの物語。
時間は二人が出会った翌日の朝。
美好探偵事務所に厄介になることが決まった式神つかい、嘉神恭介は昨夜から一睡も出来ていなかった。
このとき既に彼は美好探偵事務所の主、美好真子に惚れていた。
はっきり言って一目惚れに近い。
さらに腕利きの術者とはいえ恭介は若干十五歳の少年である。
世間的にはこの春に高校生になったばかりの若い彼が好きな女性とひとつ屋根の下。劣情を我慢できるはずがあろうか。
「はぁはぁ」
場所は台所。
朝食の準備を終えた恭介は寝不足で昂る神経によって苛立つおちんちんを軽く握った。
ズルリと剥けて先走りの汁で濡れた鬼頭は触っただけで掌をベトベトにして、こんなになっていたら下着の中もぐちゃぐちゃな程だ。
そんなそそりたつイチモツを軽く擦りながら恭介が思い浮かべたのは真子の姿。
昨夜は恥ずかしくて触れなかった彼女の肢体は瞼の奥に焼き付いていて、それを思い浮かべながら擦るだけでおちんちんの汁が止まらなくなっていた。
異性に免疫がないのはもちろんだろう。
だが恭介の感性が彼女を求めてやまない。
これは彼自身も知らぬ彼の出自も関係しているのであろう。
だがそんなものはきっかけにしか過ぎず、この時点で恭介は早くも真子の虜であろう。
「う……真子さん!」
妄想の中、瞼に映る真子の顔に特濃の白濁液をぶっかけた恭介の手は真白色に染まっていた。
両手で飛び散らないように抑えていたので、射精後はすぐにそれを流しで洗い流す。
自慰の開始から射精までの時間は八分の温度でグツグツ言っていた味噌汁が沸騰するまでの一分ほどなのだから、恭介の欲情具合はさすがのものか。
「浄化されとる!」
言い換えれば早漏すぎるとも言えるのだが、おかげで恭介はその姿を真子に見られずにすんだ。
手を洗いコンロの火を止めて鍋を鍋敷きにしいて休ませていると、真子はちょうど目を覚ましてリビングにやってきたからだ。
準備した手料理を美味しそうに食べる真子の姿で心を満たした恭介は「朝から掃除をしたので汗をかいた」と伝えて風呂に向かう。
本当は眠れないうちにシャワーを何度も借りていて、そのたびにシコシコと一発抜いていたので特別汗はかいていない。
強いて言うならば危惧したとおり、流石にもうぱんつの中は先走り汁でベトベトなので、匂いも気になると言う点。
脱いだ下着を真子の洗い物と分けて片付けた恭介はそのまま裸になってシャワーに入るのだが、その頃真子は自称名探偵としての力を遺憾なく発揮していた。
食事中、微かに匂った生臭い匂い。
臭いのもとを調べていると、たどり着いたのは流しに付着した白い何か。
クンクンと鼻を近づけてみた真子は流石に二十歳のお嬢さんといったところか。
初めて嗅ぐ匂いではあるが、それは恭介の射精した男汁だと気がついた。
「恭介くんも……」
ここで言う「も」はもちろん自分も同じだと言うこと。
頼れる相棒、しかもかわいい美少年と来れば、おぼこ娘の真子に恭介を見惚れない理由はない。
うにだのどんだのと寝言を言っている夢の中では童貞少年の初めてを頂いて腰をうにうにさせて、膣の奥でどんどん射精させていた真子のことだ。
両思いとわかればアタックしない理由もない。
「(今朝の笑顔もまた可愛かったなあ)」
そんな真子のことなどつゆ知らず。
風呂場に入ったことで気が緩んでいた恭介はまたもオナニーに耽っていた。
今朝の真子をオカズに早速のシコシコ。
おちんちんはイライラが止まらない。
そんな風呂場のドアが音もなくゆっくりと開いた。
「え?」
流石に空気の流れが変わるので遅れて気づくわけだが、振り向くとそこには真子の顔。
背中から顔を突き出してきた真子に不意打ちのキスをされた恭介は顔が真っ赤になってしまった。
「助手なのにイケないんだから」
「美好さん! これはいったい?」
恭介からすれば困惑しかない。
背中に抱きついてキスをしてきた真子は裸であり、大きくて柔らかい乳房の重さが背中にかかっているからだ。
しかも至近距離で見る真子の顔は可愛いし、直に触れた唇はとても柔らかい。
シコシコの最中だったのもあるが、そんなことなどお構いなしの勢いで、興奮のあまり恭介はぴゅるりと一筋の白い流星を放っていた。
「わたしをオカズにして、勝手にオナニーなんてしたらダメじゃない」
「す、すみません。許してください」
叱られた恭介はただただ平謝りだ。
「それはこれからのキミ次第かな」
「どういうことですか?」
「鈍いわね。こういうこと」
そんな恭介を見かねるように。
立ち上がった真子は恭介の体を百八十度回転させると、もう一度ちゃんとしたキスをお見舞いした。
身長差があるので腰を曲げて少し膝を折る真子。
その仕草がまた一段と可愛くて、恭介は思わず射精しそうになるほどだ。
「もしかして……美好さんが僕のことを……好きって事でいいんですか?」
「そういう嘉神くんはわたしのことは嫌い?」
「滅相もありません!」
「うふふ。それはわたしも同じってこと。所長と助手でこういう関係ってのは少しインモラルだけれど……嘉神くんもいいわよね?」
「はい。むしろ僕の方からお願いします」
「じゃあ早速ベッドに行こうね。エーの次はビーだもん」
「はい」
とりあえずお互いに好きあっていると確認が取れた二人は、初めてのキスをしたばかりだというのに初めてのえっちにむけてベッドに向かった。
お互いに若いので発情期と言うわけだ。
衣服は既に風呂場で脱いでいたので当然ながら二人は裸。
昨夜恭介が叩いておいたフカフカのベッドに横たわる真子は恭介を誘い、そして恭介は初めてのことで緊張しながらベッドに乗って膝歩きで近づいていく。
「ここがわたしの……そうそう……間違えないようによく見てね」
恭介が近づいたところで股を開いた真子は指先でビラビラと膣穴を広げて女性器のレクチャー。真子の方も初めてなのでおっかなびっくりなのを隠しながら、性知識のまるでない子供に性行為を教えるかのように語る真子の姿に恭介は生唾を飲み込む。
これでも真子は学校の勉強は得意だった。
特に保険体育は満点を取るほどなので、言い換えれば結構なむっつりスケベの女の子と言える。
なので初めてなのにちゃんとした説明はできた。
飲み込みの早い素直な恭介はしっかりと真子の説明を咀嚼して自分の知識照らし合わせると、もう我慢できないという結論のもとおちんちんの先をあてがった。
「美好さん……そろそろ挿入れてもいいですか?」
「うん。最初だから嘉神くんの好きなように」
うんのうの字を聞いた瞬間に先走って亀頭が少し挿入っていた。
それだけで射精しそうなほど真子のおまんこは濡れていて、そして焼けるように熱くなっている。
亀頭の裏がその熱でとろけてしまいそうで、それだけで恭介は射精しかけた。
だが我慢して真子を喜ばせなければと意気込む恭介はそのままゆっくりと腰を落として根本までズッポリとおちんちんを差し込む。膣壁がおちんちんにうねうねと絡みついて離そうとせず、特にさきほどは先端だけで溶けそうになっていた亀頭は完全にとろとろだ。
気持ち良すぎて感覚が麻痺し、射精してしまったのかすら恭介にはわからない。
「ほら……」
ひとつきで絶頂したのか動かない恭介を急かすように。
真子は足を恭介に絡ませると、両手を使って彼の上半身を引き寄せた。
空いていたおっぱいにポヨンとダイブする恭介の体は姿勢が変わり、抜けそうになったおちんちんは真子の足ががっちりガード。
背中と頭を撫でられながら、足をグイグイと動かす真子によって腰が強制的に動かされ、その快楽に童貞を卒業したばかりの少年が抗えるはずがあろうか。
「み、みよしひゃん」
「よしよし。たくさん射精たわね」
頭をナデナデされながらの足を使ったピストン強要。
ニヤケ顔の腰砕けになった恭介はこれだけで名人ばりの十六連射を真子の子宮に注ぎ込む。
排卵して日付がたった真子の卵子に届いた精子が無数に群がり、受精しているのを真子は本能で感じ取って艷い表情で恭介を見つめる。
今回の受精卵は着床しないので子供にはならないが、初めてのえっちでこんな満足を得た真子は恭介以上に彼の虜であろう。
この日は初めてということもあり休憩を挟んで二人は何度も互いを求め合う。
せっかく片付けて腐海から人の住む部屋になったはずのベッドルームは、爛れた匂いが充満して一日でエロ部屋へと変わり果てていた。