※この作品はR-18です。

キミの射精管理はお姉さんの役目だもん   作:どるき

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近衛司と九州狗星の民芸品

 式神協会の副局長、近衛司は困っていた。九州狗星一族のとある分家を訊ねた帰り、急な悪天で空港に足止めされたからだ。帰ることも出来ず着替えも用意していない。不幸中の幸いは空港近くのホテルに空き部屋が確保できたことであろうか。

 

「ん~疲れた」

 

 日帰りのハードスケジュールのためクタクタに疲れた足を浴室で揉みながら司は息をつく。湯船の中で体をほぐしていくと疲れが引いていくのが手に取るようにわかるため司はその感覚に悶えて気持ちよくなる。

 替えの下着も無事に売店で確保したので、後は疲れをいやすだけである。だがいつもならば用意しているものが無いことに司はふと気が付く。

 

「そうか……家じゃないから無いんだっけ」

 

 いつもなら就寝前に自慰に耽る頃合いだが、この日は愛用のローターを用意していなかった。ならば指だけで慰めるのもありとはいえ、それでは芸がないと寂しくなる。

 時間の都合でおいそれと外に買い物へ行くわけにもいかないためどうしようかと首をかしげていた司ではあったが、不意にあるものの存在を思い出す。

 

「そうだ、アレってもしかしたら……」

 

 司が思い出したのは今日の仕事先でもらった土産の工芸品だった。今では珍しい一品とは聞いていたが、受け取る際の老婆の意味深長な顔を思い出してピンときたのだ。包みを開けるとそこには思った通りのものが入っていた。司も噂に聞く程度で初めて目にするアレが、しかも十数本も。

 

「やっぱり……肥後ずいきじゃない」

 

 土産の包み紙に入っていたのは肥後ずいきだった。ずいきとは芋の茎の事であり、古来より非常食や縄の代わりに使われていたものである。工芸品としてのずいきはそれを編んである形に成型したものでここ肥後の国はその名産国である。

 司が性欲を持て余す熟れた二十代の乙女であることから余計な気を利かせた狗星につながる一族の老婆の差し入れは見事に司に届いた。

 

「思っていた以上にバイブみたいな形なのね」

 

 女性用のずいきのためその形はまるで肉棒のようである。ペニスの様な反り返りは製作者である老婆のアレンジであろうか。

 服を脱いだ司は自慰を開始する。ベッドの淵に腰かけるとずいきの先端を軽く咥えて唾液で濡らす。湿ったずいきは芋が持つ粘り気を取り戻すようでねっとりとした感触が口の中を刺激していく。

 処女の司にはこれがフェラチオの感覚かと感じさせるのには充分な官能的刺激である。滴り谷間に落ちた唾液を右手でぬぐいそれを己が乳房に練り込むとヌルンと言う感覚が胸の性感帯を刺激する。同じ感覚をもっと味わいたいと司ははしたなく唾液を垂らし、その蜜を左右の乳房と乳首に擦り付ける。乳首の先端が気化熱で冷やされてまた違った刺激を与えるころには股間の陰部も充分に蜜を含み始め、男を受け入れる準備を整え終えていた。

 司は臍、そして肉壺へとゆっくりと右手を這わせて刺激しそして軽く陰核をつまむ。右手の指に着いたずいきの成分のせいなのか単なるつねりでもその刺激は予想以上であり濡れたメスちんぽは勃起して赤く充血する。興奮して司はずいきを喉奥に深く突きさし、それは彼女ののどちんこを刺激していく。

 

「ん! んんん!」

 

 上下のちんこを弄られた司は予定よりも早く果てた。左手に持ったずいきを深く咥えながら右手でクリトリスを弄る。これだけで絶頂して潮を吹くのはいつ以来であろうか。

 クリスタルボーイを初めて買ったときの感覚よりも深い快感は司を魅了する。

 

「もっと……もっと……」

 

 充分に湿ったずいきを司はついに陰部に押し当てた。指で入り口を広げてから先端を滑り込ませると、ずいきはそのままするりと司の中に侵入していく。締め付ける肉壺だがずいきはそれに呼応してペニス状の形になり、司の体はそれをオスのものと捕えて形を覚える。

 図らずも司のおまんこはずいきの形になっている。密着によるフィット感は快感を深め、単調なストロークでも蜜はとめどなく溢れる。体中に電気が走り盛る司にはもうずいきを出し入れして気持ちよくなることしか頭にない。

 

「いい……いいよぉ……」

 

 誰も聞いていないながらも司はよがり声を漏らす。今日はホテルの部屋と言うことは近所の眼など気にすることは何もない。そういう開放感もまた性的刺激のスパイスとなる。どれだけ快感に溺れて大声をあげても問題にならないことの素晴らしさがどれほどのモノであろう。

 

「そこ! そこそこ!」

 

 自分で操っているのにも関わらずまるで眼前に男性がいてその攻めを受けているかのように司は振る舞う。妄想の中では筋肉質で龍のような男が優しくささやきかけながら弱弱しく慎重に腰をストロークしている。

 抜き嵌めハメぬきの前後運動はずいきの粘り成分が持つ淫乱作用も加わって司を骨抜きにした。だがいくら射精の無い植物ちんこが相手でも限界はいずれ訪れる。肉壺を蜜で濡らし続ける司もついに絶頂の限界を迎えたのだ。

 

「あ! ああん!」

 

 これ以上は限界と言う深い快感を伴ってついに司は気をやった。気絶して全身の力が抜けていき刺しっぱなしのずいきは溢れる蜜の流れに乗ってぬるんと抜け落ちる。

 絶頂して抜かれてもなお残るずいきの淫乱成分はこれがもし男女のまぐわいの前戯であればこの後の本番で活躍したであろう。だが司が行っていたのはあくまで自慰であり、催淫の残り香は夢の中に持ち越された。

 

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