この日の司は運動で気を紛らわせていた。誘われていたコンパを楽しみにしていたのだが直前になってキャンセルされたからだ。
普段は自分の方から用が出来ていけないのだが、この日は相手から逆に断られた形である。
初めての合コンはまたもや出来ないかと落ち込む司は余った時間で汗を流していた。
薄手のスポーツウェアに着替えるとルームランナーに乗って駆け出す。
教会ビルにはトレーニングジムとしての施設が充実しており協会員の利用者も普段は多いがこの日は人は少ない。トレーニングに付き合ってくれる小清水の他には誰もいなかった。
後ろに髪を束ねて見えるうなじは艶めかしく、ノースリーブのシャツから突き出す二つの丘は豊満な胸元を強調する。臍も見せていて短いパンツはいわゆるブルマとアスリート寄りの格好である。目つきの鋭さから普段トレーニングをするときでも彼女のよく見れば肌を多く見せている姿に鼻の下を伸ばすものは局長くらいしかいない。
そのため彼女は数少ない異性からの好意には気付いていないしそれゆえに隠し通さない。自信満々と言った鍛えた体は訓練の汗で濡れる。
「付き合ってもらって悪いわね」
「別にいいっすよ。俺もたまには体を動かさなきゃダメですし」
「あら、小清水君は結構動いているんじゃないの? 私と違って前線に出ているんだし」
「最近では皇みたいな年下連中にいい恰好されっぱなしなんでね。こんなんじゃダメだなって俺も自分で思うんですよ」
「そうかしら。キミだって結構やるときはやるじゃない」
「褒めてくれると嬉しいっすね」
小清水は惚れた女に褒められて喜んでいた。
本音に身を任せればこのまま告白して抱き付きたいがヘタレの彼にはそんな度胸は無い。
隣にいる汗で濡れた艶やかな司の姿をチラチラと横目に見るが直視できない。恥ずかしいし、下手に勃起してそれを見られて嫌われたらと思うと腰が引けてしまう。
そんな彼はいい人なのだが、それゆえに奥手で彼女に思いは通じない。
そんな司も彼女自身の内である問題に直面する。
普段より長い時間を走ったせいか汗で蒸れた衣服は摩擦が強くなっていた。
「あ!」
司はつい喘いで顔を赤くするが、運動で血が巡って元から赤いこともあり隣の小清水は気付かない。
えもいえぬ快感が降り注いだのは何だろう。
恐る恐る歩みを緩めると次第にそれがブルマの摩擦であることに気付く。
どうやら汗が染みてザラザラと股を擦り、それが気持ちがいいとことに当たったようである。
そうなるとつい秘めた司のスケベ心に火がついてしまう。小清水と一緒でなければ人目がないこの状況なら少しくらいとオナニーしていたかもしれない。
「はぁ……はぁ……これくらいにしましょうか」
「一時間くらい……距離にしたら二十キロ弱は走ったですしね」
足を止めて息を整えた司はここでトレーニングを切り上げることにした。
小清水も足を止めて頭を下げながら息を整える。そのままチラチラと司の肢体を舐めるように見つめる。
「(近衛さん、素でこんなエロい運動着で訓練してるんだから凄いよなあ)」
眼福と微かに漂う汗の香りに小清水もムラムラしてしまう。その少しの興奮が彼に勇気をもたらす。
「あの……よかったら揉みましょうか? 放っておくと体に毒っすよ」
「それじゃあ……」
司はお言葉に甘えようかなと思って返事を仕掛けるが思いとどまる。
なにも小清水に体を揉まれたくないというわけではない。彼は医療タイプの式神つかいなので医の心得があるだけだと逆に司の方が小清水に完全に下心などないと信用している。
ではなぜか、答えは一つである。
「……やっぱりごめんなさい。ちょっと時間がなくて」
「何か用事ですか?」
「ちょっとね……今日は走る方に熱中しすぎたわ。マッサージはまた今度お願いするわ」
「そうっすか」
小清水は司の体を揉めなくて残念な気持ちになっていた。
内心ビクビクしながら言ったのにフラれたのだからさもありなん。
仕方なしに肩を落として家に帰った彼のこの日のおかずは言うまでもない。
小清水の誘いを断った司は軽く汗を流すと急いで家に戻る。
レディーススーツの下は先ほどまで来ていたブルマのままでぱんつは汗を流した際に脱いでいるため直ばきである。戻るまでの移動中もはしたない格好にドキドキしっぱなしだった司はもう我慢ができない。そのままブルマ以外を脱ぐと上着も先ほどのトレーニングシャツに着替えて念の為風呂場に向かった。
ここならどれだけおもらししても問題ない。先日の真子との一件ではベットでやったら片付けが大変なことになったのでやはりここが便利でいいと司は思っていた。
興奮そのままに司はブルマの上からおまたをなでる。
直接触ったことで体中に刺激が伝播して敏感な部分が反応し始める。じわじわとおまたが汗ばんで濡れているのがわかる。
「は! はぁ!」
息が荒くなり司の吐く息は喘ぎ声になる。これまで気付かなかったのだがブルマの上からクリちゃんをなでるだけでこんなに気持ちがいいとは司もたまげる。病みつきになり弄る手の動きは激しさを増す。
擦れば擦るほど膣は濡れて愛液は漏れる。喘ぎ声も大きくなりあんあんと叫びながらまたその手は動きを速める。すべすべしたブルマの生地はその動きでしゅるしゅると音を立てるようになでやかに司の指を滑らしていく。
「あん! ああ! ん! んは! んあ!」
この日の司は特にオカズなど準備していなかった。ただ手淫の快楽に身を任せるだけである。それでも病みつきになるほど気持ちがいい。オナニーを憶えたての少年がおちんちんを激しくしごくように司の右手は執拗に陰核を苛めた。
左手はシャツ越しに立った乳首をつまんだりしていて箸休め的な快楽を彼女にもたらす。だがメインはあくまでブルマを穿いたまま弄るおまんこの方である。
司は股間をわしづかみにするとぐにぐにと手の中で揉む。中指の腹がクリトリスに当たってそれがまた気持ちいい。そのまま指の腹でクリを弄りながら中指を膣に突き立てると巻き込まれたブルマの一部に愛液が染みてじわっと色が変わる。水分が染みて色が変わった様子はいやらしく、小清水が見たらズリネタにするのも当然である。
「ん、んん~!」
ぐりぐりとそのまま中指を突き立ててブルマの布ごと指を膣に差し込む。布で増えた太さはおちんちんを入れているかのように太く感じる。ずっぽりと咥えこんだ布は疑似的なおちんちんのようでどことなく肥後芋茎に近い。
「んふ! んあ!」
その感触に興が乗った司はそのままズポズポと布を纏った指を出し入れした。
普段指でするときは一本だけなのだがこの日は二本といつもより多い。力強く激しく指は司を犯す。
気持ちが良くて他の事が考えられない。こんなに没頭したのはいつ以来か。
「あああ!」
そのまま指の動きが止まり司は小さな死を迎えた。
脱力し膣から指は抜かれる。愛液でブルマはベトベトになり恥ずかしい染みが付く。
汗の染みと恥ずかしい染みで司はまるで犯された事後のようにべとべとになっていた。