※オリ主はアホの子
※ハンジは女の子
※執筆者は進撃の巨人のアニメも原作もきちんと見ていません
あやふーや知識で頑張ります
※まだエレンたちは訓練兵です
此処は調査兵団本部。
馬やら物資やらが休む間もなく行き来を繰り返し、何やら兵士たちの顔に緊張感がある。
そんな張りつめた空気の中、女のひっくり返ったような声が響く。
「うわああああロッソ!血まみれだよ!?」
「心配ないハンジ?すべて返り血」
「いや心配事増えるだけなんだけどね!?早くシャワー浴びて着替えてきて!」
「まだ着れる」
「なんで!?」
調査兵団本部玄関にて成立しない会話を繰り広げるのは、分隊長ハンジと同じく分隊長ロッソ。
特にロッソ・スカルラットは周囲のことに全く興味がなく、自分の服さえも他人からの指摘があるまでずっと着続ける。今のように、ハンジが血まみれだ着替えろと言わないと永遠に着続ける女だからだ。
今は血によって固まった真っ赤な髪も、ハンジが手入れをするから健在であって、訓練兵団にてハンジと会えなければもじゃもじゃなんて良いところ、うざったいと髪全て剃っている可能性も考えられる。
このように本人は全く無頓着だが、彼女の髪は悪い意味でも良い意味でも人を寄せ付けるため、悪い意味で釣られた人間を千切っては投げ千切っては投げするのが彼女の日課で、彼女が毎日のように返り血を浴びて帰って来るのが調査兵団の常識、日常であった。
「きったねえなクソ女」
声を聞きつけ、眉間の皺の貫禄がある小柄な男が手に持つ掃除道具で、女の血に濡れていない部分を突く。
「ごきげんようリバイ」
「リ、ヴァ、イ、な」
「リヴァイ」
呼ばれた男はリヴァイ兵士長、人類最強の名を欲しいままにする男。だがしかし、リヴァイの身長は160cm。いま問答を繰り広げていた20cmの身長差の女二人の間へ入るとまあそれは。
150cm160cm170cmが順に並んだ姿はとても可愛らしい光景だが、如何せん血濡れ、人類最強、巨人狂という調査兵団の中でもトップの戦闘能力を持つ異色の3人。周りは遠巻きに見守るだけだ。少し興味があるが。
「どうせてめえの血じゃねえんだろ、さっさと洗ってこい」
「そうだね?」
にこりと歪に笑った女は微かに首を傾げるだけ。
「…ハンジ!こいつ丸洗いしてこい!」
「どうしてそうだね?で動かないのロッソ、行くよー」
ロッソの血濡れの腕を躊躇なく掴み、ずるずると引きずって行くハンジ。
玄関から風呂場までの廊下に、血がぽつぽつと跡をつけていくのを、モップで追いかけるリヴァイ。モップ代請求してやるクソ女、と低い声で愚痴を言いながら。
「もー、服の消費率ならロッソがトップだよ、経費で落ちるからってシャツ毎日着替えてたら果てがないよ」
「だって」
「逃げるっていう選択肢はないの」
「うん」
「無いの!?」
頭から念入りにわしゃわしゃと洗われるロッソに、猫がなつかれたような気分を味わうハンジ。
「本当に綺麗な髪」
「そんな変なこというのハンジだけ」
「みんな思ってるよー」
「うそ」
「嘘じゃないよ」
普通に日常的なサイクルを繰り返す幹部達だが、一晩寝たあとに壁外調査だと、誰が信じるだろうか。
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私はミカエレとリヴァハン信者です。
エレミカではなく、ミカエレです。
※個人サイトで夢小説という形で連載していました物を少しばかり弄っただけです。本元の個人サイトは焼失しました。