千枝×雪×花
※雪子がついに本格的に川を渡る!
雪子は上機嫌だった。
毎朝の排便、その瞬間が今の雪子にとっては至福の時であったのだ。
と言っても、排出された物体そのものに偏愛を感じているわけではなく、排便時の肛門通過感覚が堪らないのであった。
それも快適な便ではなく、どちらかと言えば硬く排出が困難な時や、逆に重度の下痢時など、いわゆる肛門に傷を生じるような時ほど興奮度は高まるのであった。
今朝は少々便秘気味の硬い便だ。
これはかなりヘビーな排出作業となりそう。
そう考えただけで、雪子の胸は高波のように躍った。
* * * * *
夜。
雪子の部屋には千枝がやって来ていた。
目的はもちろん、二人の夜の営みである。
りせとの間ではノーマルなプレイに終始している雪子だったが、千枝との時はペニスバンドを互いに駆使する一歩踏み込んだまぐわいを楽しむようになっていた。
そしてこの日も、雪子と千枝は互いの穴を疑似ペニでつつき合う。
そんな折、ふいに雪子が千枝に提案した。
「ねぇ千枝……」
「え……、何?」
「ちょっとそこの……、ナスビを入れてくれない?」
「……え!?」
雪子の言葉にギョッとした千枝だったが、部屋に突然ナスビが転がっているというのも、よく考えれば不自然極まりない。
「あの……、雪子ってば、こーいうこと、よくやってるの?」
「ううん。コレ以外は使ってない」
そう言って雪子は、愛用のペニスバンドを静かにベッドの下に置く。
「……ただね、最近後ろの穴が妙に気持ち良くって……、実は毎朝トイレに行くのがすっごく楽しみになってたり……」
少し頬を赤らめながら告白する雪子。
「あ、ああそう……。雪子って、最近ストレートに言うようになってきたわね」
「え!? ……やめてよ千枝! 恥ずかしい……」
「……ちょ、ちょっと待って? じゃ、入れるのは、前じゃなくって、後ろ!?」
「そう……」
コクリと頷く雪子。
一瞬固まった千枝は、首をブンブンと振って捲し立てる。
「ダ……、ダメだって! それはダメよ! 後ろに食べ物入れるのは断固反対!!」
「え? どうして?」
「だって……、食べ物だよ? お尻の中には、その……、いっぱい……」
「……そっか。ん……、じゃあ……」
しばらく考えた雪子は、裸体を翻して箪笥の引き出しから何やら小さな物体を取り出す。
「じゃ、まずこれをお願い」
雪子が差し出したのは、市販のイチジク浣腸だった。
「あ……なるほど。全部出しちゃえばいいってことね。ああでも、一個じゃ不安だな」
「え? まさか二個も入れるの?」
雪子がちょっとドキドキした表情で千枝に問う。
「そうそう。あたしってさ、昔からちょっと便秘気味じゃない? バーッと出したい時って、いっぺんに二個入れると効果あるんだよ?」
「そうなの……」
千枝の言葉を受け、雪子は浣腸容器をもう一つ準備し、再びベッドへと移った。
「じゃ、いくよ~? ……ん、人にやんのって逆に難しいな。えっと……、こう、かな」
千枝が雪子の菊門に浣腸容器の先を差し込む。
「あうっ……!」
必要以上に感じる雪子。
やはり今の雪子の肛門は、雪ボディの中で最も高感度な部分となっていたのだ。
チューチューと液体を雪子内へと注入する千枝。
そして、間髪入れずに二本目も注入完了した。
「……はあ」
既に恍惚の表情でうつ伏せに倒れ込む雪子。
「結構早くクるから、油断しちゃダメだよ? 雪子」
空になった容器を始末しながら、千枝が雪子に促す。
「うん……。千枝……」
トロンとした瞼で、雪子が千枝を求める。
二人抱き合い、艶めかしく唇を重ね合わせる……。
数分後、雪子は激しい便意をもよおし、一目散にトイレへと駆け込んだ。
雪崩のように押し寄せる柔便の波。
それが次第に液状へと変わり、果てしなく雪子の体外へと排出される。
その間の肛門感覚と言ったら、それはまさに雪子には堪えられないものであった。
「あう……、ぐぐぐ……、あっふん!」
全てを排出させた雪子が、フラフラとした足取りでベッドへと戻る。
と、そこでは、既に千枝が臨戦態勢を整えていた。
「は~い、お待ちしておりましたよ、雪子姫」
千枝は、雪子をベッドの上にうつぶせに寝かせると、膝を立たせてその股間を大きく広げた。
「あ……、いやん」
そして、消毒液を染み込ませた脱脂綿を雪子のアヌスへとあてがいながら、使い慣れたローションを準備し始める。
「(へへ~ん。雪子とじゃあ、いっつもあたしが攻められっぱなしだからな~。たまにはやっちゃうのだ!)」
張り切ってローションを塗りたくる千枝。
そして雪子は、その感覚を素直に楽しむ。
「ううう……、ああ、ん……」
「では、いきます!」
そう言いながら、千枝がナスビを雪子のアヌスへと突き刺していく。
ズズズーー。
「あ、ああああ、ああん!」
ズズズズズズーーーーー。
「あん! あん! あっは~~~~~!!」
長めのナスビが、雪子の中にスッポリと収まりかける。
と、ギリギリのところで、千枝がまたゆっくりと抜いていく。
ズズズーー。
「あ、ああああ、ああん!」
ズズズズズズーーーーー。
「あん! あん! あっは~~~~~!!」
スポンと抜けたナスビ。
それは、ローションとともに天然の雪子汁にまみれてキラキラと輝いていた。
「どう……? 雪子」
「ああ、いい……、いいわ、千枝……。次は……アレを……」
そう言って雪子は、本棚の横に立てかけてあるテニスラケットを指差す。
「……え、ええっ!?」
さすがに驚き、雪子を二度見する千枝。
「お願い……、千枝……」
「いや……、コレは、さすがに……」
そう言いながら、千枝はベッドから降りてラケットを手に取る。
「洗ってあるから……、大丈夫……」
「いや、そーいう問題じゃなく……」
しかめっ面でラケットの柄の部分を見つめながら、それを雪子のアヌスにあてがう千枝。
しかし、やはり先端が太すぎて入れることが出来ない。
「んん~、無理だよやっぱ……」
「……そっかあ、もっと、もっと穴を拡げないとダメなのかなあ……」
と、千枝が思い出したかのように呟く。
「そういやあ、花村の後ろってば、すっごい拡がってたなあ」
「え? 花村君?」
「うん。……雪子も、あの時思ったっしょ?」
「あの時……、ああ!」
あの時とは、雪子と悠、千枝と陽介の心と身体が入れ替わった時のことだ。
その際、互いに入れ替わっていることを隠しつつまぐわいを果たしたのだが、悠肉体の雪子が陽介肉体の千枝にアナルセックスを試み、その挿入のスムーズさに二人して驚いたものだった。
「……あの二人、結構長いんだよね?」
「そうみたい。花村の話によれば、結構鳴上君に鍛えられて穴が拡がってったみたいよ~?」
「どうやって!?」
思わず身を乗り出した雪子。
「い、いやあ。その……、そーいう専用の器具? とか、医療用の何とか、だとか……」
「医療用!?」
鼻息荒く、千枝の方へと顔を突き出す雪子。
「でさ……、最後には信じらんないんだけど、鳴上君の拳まで入っちゃったとか……」
ズキューーーーン!!
雪子の心臓が何かに撃ち抜かれた。
「呼んで!! 花村君を……! 今すぐ!!」
「……ええっ!?」
「いや、違う……。行こう! 今すぐ、花村君チへ!!」
鬼気迫る雪子の表情に圧倒された千枝は、すぐさま携帯で陽介のナンバーを押すしかなかった……。
* * * * *
「……ったく里中のヤツ、こんな時間にどーいうつもりだよ」
仕事から戻って、食事と風呂も済ませてもうあとは寝るだけ!とくつろいでいた陽介のもとへ、突如として舞い込んだ千枝の電話。
まあ、千枝だけなら一応付き合っている仲だけに良しとしても、何故雪子まで?
陽介の頭の中は、今ハテナマークが充満している状態であった。
と、玄関のチャイムが鳴り、千枝と雪子がやってきた。
玄関まで二人を出迎える陽介。
「ゴメンね~、こんな時間に!」
舌を出しながら、千枝がそそくさと入ってくる。
その後ろには、俯いたままの雪子が。
「全くだ。……んまあ、でも今夜は親父もお袋もいないんで、気ィ遣わなくて済むのはいいんだけどさ」
「え!? ご両親お留守なの!?」
「え? う、うん……」
陽介の言葉に、パチンと指を鳴らす千枝。
「そいつは好都合! ねぇ花村、今晩泊めてよ!」
「バ……、な、何言ってんだよ!?」
焦る陽介。
「いーじゃん! ちょっとさあ、花村に頼みがあるんだよね。ねぇ、雪子!」
いたずらな目線を雪子に送る千枝。
途端、頬を赤らめる雪子。
怪訝な表情で二人の様子を見る陽介。
どうも、妙だ……。
* * * * *
「な、何だって~~~っ!? ……ゴ、ゴホッ」
思わずオレンジジュースを吹き出しそうになる陽介。
「あんもう! ……いやその、驚くのは当然だと思うんだけどさあ、ちょっと色々教えてもらえると嬉しいかなあって、雪子がね……」
千枝の言葉に、それまでうつむいていた雪子が顔を上げる。
「は……花村君! その……、は、恥ずかしいんだけど、私もその……、後ろの気持ち良さが……分かってきて……」
「あ……、あま……ぎ?」
さすがにまだ戸惑っている陽介。
それを見て、千枝が実力行使に出る。
「……とりあえずさ! 花村のを見せたげてよ!」
ササッと陽介に近付いた千枝は、慣れた手つきで陽介のシャツのボタンを外していく。
「さ、里中! ……おい!!」
「いーからいーから!」
千枝の為すがままに衣服を剥ぎ取られた陽介は、瞬く間にビキニパンツ一丁の姿となる。
「ちょ……、何で俺だけ!」
「そっか。それもそうだね」
千枝がウインクすると、その千枝と雪子も自ら服を脱ぎ始めた。
「お……、お前ら!!」
美しい肢体を露にした二人は、左右から陽介に身体をまさぐり始める。
「う、うおっ!」
既に大きくテントを張ったパンツに釘付けとなった千枝と雪子は、二人眼で合図すると、左右から同時にパンツをずり下げた!
ビヨン!と姿を現す陽ペニ!
「ああん!!」
世にも美しい鉄塔を目の当たりにし、千枝と雪子はうっとりと陽ペニを手や頬で愛撫する。
「あ……、ちょ、お前ら……、おおお!」
二人に同時に弄ばれるという快感に負け、陽介は素直に身体を任せた。
思わず千枝が陽ペニを口に含んだところで、雪子が呟く。
「……ちょっと、千枝!」
ハッと我に返った千枝、陽ペニから口を離して頭を掻く。
「いっけね! そうだった、そうだったよね~」
そう言った千枝は、陽介の太腿をグッと上げて、陽アヌを露にさせる。
「あばば……、やめろよ里中!」
「いーからいーから! ……ホラ、雪子もご覧よ」
千枝に促され、陽アヌをジっと凝視する雪子。
なるほどそれは、一見普通の締まった状態だが、ヒクヒクと波打つような皺の動きは、無限大の拡がりを想像させる。
そっと陽アヌに指を触れてみる雪子。
「あ……!」
柔らかい!
なんて柔らかいんだ!!
まるでスポンジのようなその穴外周。
しかしキュッと締まる穴自体の強さは、あたかも生き物のように!
「ダ……、ダメだよ天城。きたねーから……」
「……ううん。汚くなんかない。こんな綺麗なモノを持つ花村君の穴が、汚いわけなんて……、ない」
どこかで聞いたようなセリフだと感じながら、陽介は次第に身動きが取れなくなっていった。
それもそのはず、アヌスを雪子に弄ばれている一方で、既に千枝が69の体勢で陽ペニを再び頬張っていた。
「これなら何でも入りそう……」
陽アヌを指でこねくり回していた雪子は、いつの間にか持参のローションを手に取っていた。
適量をつまみ出し、陽アヌにそっとローションを塗布する雪子。
「……お、おおおっ!! うぐっ」
思わず声を上げた陽介。
しかし、すぐさま千枝のヴァギナがその口を塞ぐ。
「……花村君。器具は、どこ?」
雪子の言葉に、陽介は左手で押入れを指差す。
一旦陽介から離れて押入れを開ける雪子。
そこには、いかにも怪しそうな黒いアタッシュケースが二つ並んでいた。
「うわっ……!」
その一つを開ける雪子。
そこには、尿道拡張用のブジーが。
「……え?」
「……あ、そ、それは違う! それは前用……」
必死で説明しようとする陽介。
しかし、千枝の花園がそれを許さない。
「前用? ……えっ!? そんなのもあるんだ」
感心しつつそのケースを閉めた雪子は、もう一つのケースを徐に開いた。
と、そこにはアナルプラグが数種類並んで収納されていた。
「う……、うわあ……」
思わず感嘆の声を上げた雪子は、その中から一番太いものを取り上げた。
「こ、こんな大きいのが……入るの?」
雪子が持ち上げたそれは、悠からプレゼントされた最大直径10cmほどもあり、長さも30cmほどもあるラージタイプのプラグであった。
陽介のもとに戻った雪子は、その菊門にアナルプラグをそっとあてがった。
すると、ほとんど力を入れていないにもかかわらず、プラグがスルスルッと八センチほど入っていった。
「ええっ!?」
そこから、雪子は恐る恐るプラグを奥へと操作していく。
「ふぐっ……、おおおお!」
陽介が快感の声を漏らす。
と、千枝も陽ペニから口を離し、プラグの行方をじっと見守る。
雪子がプラグを抜き差しする。
「ふぁ! は! は! は!」
さらに激しくプラグを操作する雪子!
と、陽ペニがビクビクッと震え、その先から白濁のシャワーが噴出された!
「え? ええ~~~!?」
驚いた千枝と雪子。
なんと肛門内への刺激だけで、陽介は非摩擦射精をしたのである!
「こ、これで……、出るものなの?」
「は、花村……、アンタってば……」
「……はあ……はあ。俺は、オレンジマジシャン・クジラ1号だぜ?」
やられっぱなしの陽介が、天井を向いたまま悠の付けたニックネームを誇示する。
「え? 何よソレ! 変なの」
「クジラ……、プーーーーーーッ!!」
雪子が笑いのツボに入ってしまった。
全裸のまま、ケタケタと笑い続ける雪子。
呆れた表情の千枝は、ひとまず陽介を跨いでいた足を動かして座り直す。
陽介も、自らの腹から胸まで飛び散った白濁液をティッシュで拭きながら、アナルプラグをスッと抜き出す。
ようやく笑いがおさまった雪子、目の前に少し勃起力が弱まった陽ペニを見ながら、徐々に我に返る。
「……は、花村君! 私にも……、私にも教えて! 穴の拡げ方を!! ……私、入れたいの! 茄子を! 胡瓜を! ボールを! ラケットを! それから携帯とか、ビール瓶とか、それからそれから、千枝の拳とか!!」
一気に捲し立てた雪子。
さすがに陽介も千枝も一瞬唖然としたが、そこはもはや同じ穴のムジナ。
気持ちはすぐに察することが出来た。
「分かったぜ天城。でもな、急には入んねーんだ。俺だって、ここまでくんのにだいぶ訓練したかんなー」
「……逆に言えば、鳴上君も凄いよね」
千枝が核心をつく。
「そ、そうだな。悠がいなきゃ、こんな俺にはなってなかった。……そういう意味じゃ里中、お前の役割がおっきいぞ?」
「え!? 何で……!?」
「そりゃそうだろ。天城一人じゃ鍛えらんねー。こーいうのは、パートナーがしっかりしてなきゃ達成できねーんだ」
「……わ、分かった。頑張る」
素直な千枝は、陽介の言葉に妙に納得して頷く。
「じゃ、最初から説明するぞ。まずはこの五段くびれのヤツからだ……」
菜々子に見つかったこともある曰くつきのプラグを手に、陽介は二人に体験談をレクチャーし始めた。
千枝と雪子もいよいよこの川を渡った。
雪子のさらなる変態覚醒を、果たして千枝は無事サポートできるのか?
そしてその千枝自身にも、新たなる変態道の足音がヒタヒタと近付いてきているのだった……。
(了)