直×完
千枝×雪
主×花
※浣腸エンターテイメントの頂点がここに!
『浣腸日本一決定戦』!!
突如悠のもとに飛び込んできた開催通知。
これは仲間の絆を強くするためにも、ぜひ参加したい!
その悠の呼び掛けに皆が応じ、悠&陽介、千枝&雪子、完二&直斗の3組がエントリーした!
某県某市の某地下会場。
まずは初日のショート・プログラム演技が行われた。
選手は抽選により決められた順序でステージに上がり、主催者側が用意したクエン酸20%浣腸液をガラス浣腸器で注入する。
その注入時、我慢時、そして排出時の両者のアクション、この三つの要素が技術点と芸術点に分けて採点されるのだ。
因みに我慢時間は長ければいいというわけでもなく、トータル・タイムとアクション、そして排出時の芸術性が最も重要と言われている。
11組の参加チーム中、まずは3番目に完二&直斗が登場。
完二の男っ気と直斗の女王っぷりが際立つ定番の演技。
その中に意外なアクロバティックなムーブも取り入れ、初心者の二人にしては高い得点が出た。
続いて7番目に悠&陽介が登場。
ショートの制限された演技構成の中、陽ペニの美しさをまずは前面に。
そして二人の渾身の演技が、実にアーティスティックな空間を作り出した。
8番目には千枝&雪子が登場。
日本舞踊とカンフースタイルが融合した異色なムーブ。
そこに二人の艶めかしい演技が加わり、これには高い芸術点が出た。
その後、セミの組には前回優勝チームの禿オヤジ&赤髪少年が登場。
少年のスピーディーな動きにオヤジの迫力ある演技がミックスされ、まさに貫録の浣腸空間を演出。
さすがにこの時点でトップに立ち、悠たちを驚かせた。
しかし、もっと驚くべき瞬間が最後の組に!
なんと、出場を断念していたりせがかなみと組んで現れたのだ!
現役スーパーアイドル二人の浣腸プレイに、場内の空気は一変。
そのキュート&サディスティックな演技で、この日の最高得点をマークしてみせた。
初日のショートを終え、主なチームの順位は以下の通り。
1位 47.5点 りせ&かなみ
2位 47.3点 禿オヤジ&赤髪少年
3位 47.2点 悠&陽介
4位 45.8点 千枝&雪子
7位 37.9点 完二&直斗
上位3チームの得点差は僅か0.3点。
千枝&雪子も含め、フリーの演技次第でどのチームが優勝してもおかしくない状況だ。
各選手たちは、翌日のフリー・スタイルに備え、それぞれ緊張の夜を過ごした……。
* * * * *
市内の某ホテル。
出場選手は、主催者の計らいで皆このホテルに宿泊している。
完二&直斗の部屋では、二人が入念にフリーの演技構成を確認していた。
「……ここでこうして、と。あとは巽君の腕次第……もとい、肛門次第と言ったところですね」
直斗の言い回しにガクッと肩を落とす完二。
「んだよそりゃ? ま、なるようになるか!」
「……しかし、久慈川さんには驚かされましたね」
「あんのヤロー、ふざけやがって! 出れねーとか言ってたクセによ」
「そのこともですが、演技の内容もさすが芸能界に揉まれてるなって感じでした」
「そうだな。客の目を引くやり方っつーか、そーいうとこは真似できねーとこあるよな」
ここで直斗が唇を噛み締める。
「……僕たちも、明日はもっと頑張らないと」
思いつめたような表情の直斗の頭を、完二がパンとはたく。
「……て! な、何するんですか!?」
「あのな、直斗よ。もっと自然体でいいんじゃねーか? 俺たち初心者なんだし、今できることをしっかりやれば、それで十分じゃねーか」
完二の言葉に、ふっと直斗の表情がほころぶ。
「そうですね。僕としたことが、一番大事な平常心を失うところでした。……ありがとう、巽君」
そう言いながら、直斗は長い髪をかき上げながら完二の首筋にそっとキス。
「……わっ! お、おい!!」
「ふふ……」
二人はそのまま、決戦前の甘い安らぎの中へと、溶け込んでいった……。
千枝&雪子の部屋では、千枝が最後の特訓に励んでいた。
「……と、ハイ!」
雪子が出来栄えをジッと見つめる。
「……うん。いい感じ」
「良かった! ……でもやっぱり、なかなか掴めないなあ。本番、うまくいくかな」
「大丈夫。ここまで出来れば大したものよ。私も、頑張る!」
フリー演技の要となるエレメンツを、千枝がかろうじて習得した模様。
そして雪子も、入念なイメージトレーニングを続ける。
しかし、二人っきりの夜はやはりその身体を求め合う。
「千枝……」
「……雪子」
ベッドでもつれ合う千枝と雪子には、揺るぎない自信が見え隠れしていた……。
そして悠&陽介の部屋では、二人が最後の調整をしていた。
ノートパソコンに映し出されたムーブ・シミュレーションの線画。
それを見ながら、二人が緻密に身体を動かして息を合わせる。
「……俺、ホントにできっかなあ、コレ」
「大丈夫だ。お前のこれまでの訓練が、ここで実を結ぶんだ」
「いや、花開くって感じだな。絵面的に!」
「……なるほど」
陽介の言葉に、悠が素直に納得する。
「ハハ……」
「……陽介」
にこやかに笑う陽介を、悠がグッと抱き寄せる。
「必ず……、必ず日本一を勝ち取るぞ、陽介」
「おう! お前と俺なら、きっと出来るってな」
自然と重なり合う二人の唇。
そして、二人の手が互いの股間に……。
「おっと!」
「……ダメだな」
形成された二つのピラミッドから、サッと手を離す悠と陽介。
「今日は我慢だ」
「ああ。でないと、明日の出来に影響でちゃうもんな!」
ニコリと微笑み合う両者。
どうやらフリーの演技には、二人の性行動が大いに関係するようだ。
それぞれの思いを胸に、決戦前の夜が更けていく……。
* * * * *
大会二日目!
今日のフリー・スタイル演技で、勝敗の行方が決まる!
フリー・スタイルでは、初日のショートとは違い、浣腸液の内容も事前の腸内洗浄の有無も出場チームに一任されている。
挿入、我慢、そして排出それぞれをいかにテクニカルに、そしてアーティスティックに演技するかが勝負の分かれ目なのである。
演技順は、ショートの得点下位チームからと定められている。
よって、完二&直斗が5番目、千枝&雪子が8番目、悠&陽介が9番目、前回優勝チームの禿オヤジ&赤髪少年が10番目、そしてりせ&かなみが11番目となる。
定刻、演技が開始され、次々と自由な浣腸ワールドが地下会場全体に繰り広げられる。
ショート同様、ひと組終了ごとにステージ周辺のシートが新品に取り換えられるのだが、それに加え、今日は空気清浄もその都度行われる。
何しろ事前の腸内洗浄自体が自由なのだ。
百%洗浄してこの日の浣腸液だけで勝負する者もいれば、予め腸内に仕込んだエレメンツで打って出る者もいる。
従って、あからさまな異臭を放つ演技構成のチームも現れるわけなので、その臭いが次のチームの演技に影響せぬよう、完全なる場内空気清浄でフラットな空間に毎回戻すのである。
そして、いよいよ5番目の完二&直斗がステージに呼ばれた!
衣装隠しのために出場者全員が来ているウィンドブレーカーを脱ぎ捨てると、完二、直斗ともにオーケストラ楽団員のような格好をしている。
「……おお」
軽い感嘆の声が場内から洩れる。
裸体演技中心の中、敢えて着衣演技に踏み切る選手は少ないからだ。
正装の二人が、キビキビとした動きでそれぞれの配置につく。
完二は四つん這いになって尻を突き出し、そこに直斗が吸引ポンプ付のシリンジを持って立つ。
直斗がサッと手を挙げると、場内にクラシックのメロディが流れてきた。
そう、フリー・スタイルではチームの要請した音楽を流すことも出来るのだ。
メロディに合わせ、中型のシリンジを完二の尻に突き刺す直斗。
もちろん、完二の衣装は肛門付近だけが裂けている状態なので、着衣のままの注入が可能なのだ。
ゆっくりと浣腸を施す直斗。
「ムムムム……」
若干顔をしかめる完二。
果たして、そのシリンジの中身は何なのだろうか?
注入を終えると、完二はステージ中央に用意された椅子に腰掛ける。
そして、直斗が徐に上着を脱ぎ捨てると、両乳房だけが飛び出すように露出した特製ベストを着用した姿が露になった!
巨乳を揺らしながら、荘厳なメロディに乗せて直斗が完二の身体の周りを艶めかしく舞う。
そして曲が前半クライマックスに差し掛かった時、スフォルツァンドの音と同時に完二のペニス部分の衣装が破れ、豪快なマグナムが飛び出した!
と、曲が第二楽章に入り、完二はうつ伏せになって臀部を高く突き上げる。
一方、直斗は腰から指揮棒を取り出し、その完二の横に立って構える。
一瞬の沈黙の後、第二楽章がスタート!
同時に直斗が指揮棒を振る。
その動きに合わせて、完二のアヌスから中低音のメロディが奏でられる!
そこから出ているのは……、空気だ!
直斗は、完二に空気を注入していたのだ。
もちろん、ガスだけが排出されるよう事前の腸内洗浄は百%、そして排出を促すための薬品を気化して混入し、全てのガスが短時間で外に放出されるよう計算している。
流れている曲は、とあるトロンボーン協奏曲だ。
完二は、そのトロンボーン独奏部分を放屁によってガス演奏しているのだ。
それは見事に譜面通りの音を出し、直斗のリズミカルな指揮にもピッタリ合っている。
固唾を飲んで見つめるギャラリーたち。
さすがにここまで完璧な放屁演奏は、世界でも類を見ない。
リズムに乗って続けられる直斗の指揮と完二のガス放出。
そして、完璧なタイミングで完二のガス排出が止み、直斗のキメポーズとともに演奏が終了した!
思わず立ち上がるギャラリーたち。
そして大きな拍手!
その反響の大きさに、当の完二と直斗がステージ上でキョトンとした表情をしている。
「すげぇな、アイツら!」
「うん……、完璧だ」
陽介と悠も、感心して二人に大きな拍手を送る。
全てを出し切った完二と直斗が、キスアンドクライの椅子に腰を下ろす。
二人とも、精根尽き果てた様子だ。
そして得点アナウンス。
「只今の得点です。テクニカル・メリット、48.5点。アーティスティック・インプレッション、43.8点。2日間合計130.2点で、現在第1位です!」
なんと、ここまでの四組を大きく上回る高得点が出た!
そして場内から、再度大きな拍手が沸き起こる。
「……やったな!」
「はい!!」
ガッチリと握手する完二と直斗。
その表情は、実に満足気に輝いていた。
その後二組をはさみ、千枝&雪子の出番がやってきた。
緊張の面持ちでウィンドブレーカーを脱ぐ千枝と雪子。
その衣装は、雪子が全裸、そして千枝は和服姿であった!
まずは雪子がステージ中央に横たわる。
そして千枝が、厳かな雰囲気で雪子の腰横辺りに正座。
ギャラリーの方向に深々と礼をした千枝は、雪子の片足を持ち上げて浣腸液注入。
その注入動作は、まるで伝統作法であるかの如く、流れるような美しさを保っていた。
そして雪子の我慢タイム。
千枝は雪子の両太ももを優しく撫でた後、その足をY字開脚の姿勢に持っていった。
ピンと伸びた雪子の美しい脚。
そしてスポットに照らされた観光名所的アヌス。
と、千枝が懐から生花を数本取り出し、枝切りばさみでその枝形状を調整し始める。
そして準備が整うと、雪子のアヌスを花器に見立て、その花たちを生け始めた!
千枝の特訓、それは雪子から本格的な華道を習うことだったのだ。
活動的な千枝にとっては、この特訓が今回最も辛かったことだろう。
しかし、短期間でサマになっている姿は、二人の相当な努力の跡が窺える。
全ての花々を生け終わった千枝は、再度深々とギャラリーたちの方へと礼をし、身体を起こしたかと思うとニヤリと笑みを浮かべ、パチンと指を鳴らした。
「……ハイ!」
千枝の合図とともに、生けた花々の周囲から透明感溢れるスカイブルーの液体が噴射された!
やはり雪子も事前の腸内洗浄は百%行い、この日の浣腸液のみの噴出となっている。
そして噴出のタイミングに合わせ、場内のスポットがクルクルと七色に変化して雪子のアヌスを照らす!
噴水の水しぶきと美しく生けられた花々が、ライトアップされキラキラと輝く!
千枝&雪子は、場内のライト操作を主催者側に要請していたのだ。
この辺り、フリーの演技は会場の何をどう使うかが大きなポイントにもなる。
噴出が止み、雪子アヌス・アートショーが終了した。
場内から湧き上がる拍手喝采!
起き上がった雪子が千枝と顔を見合わせ、二人してホッとした表情を浮かべる。
キスアンドクライに移動した千枝と雪子。
演技終了に安堵したものの、やはり採点前のドキドキは変わらない。
そして得点アナウンス。
「只今の得点です。テクニカル・メリット、40.2点。アーティスティック・インプレッション、47.0点。二日間合計133.0点で、現在第1位です!」
ここで千枝&雪子が、完二&直斗の得点を抜いてトップに立つ!
千枝と雪子は抱き合って健闘を称え合い、拍手の中休憩室へと下がっていった。
と、ここで場内アナウンスが。
「次は9番目の演技ですが、その前に演技者の都合により、11番目のチームの演技を前倒しで行います。皆様、何卒ご了承下さいませ」
11番目のチームと言えば、前日のショートでトップだったりせ&かなみのことだ。
どうやら他のスケジュールの都合上、ここで演技を終えないと次の仕事に支障をきたすということらしい。
売れっ子アイドルだけにそれは当然の事、そしてこの大会に出場していることが漏れることも許されない。
他のチームに、異存があるわけはなかった。
さあ、りせとかなみが入場してきた!
前日はサプライズ登場で場内を沸かせたが、果たして今日はどんな演技を見せてくれるのか?
昨日同様、特別枠的に出入口から颯爽と姿を現したりせ&かなみ。
今日の衣装は、二人とも裸体にバスタオルを胸から巻いた状態の、いわゆる温泉ロケ風出で立ちだ。
「おおおお……」
この姿だけでやはり場内は沸く。
そもそも、ライバルのりせとかなみが同じ台の上で協力し合うこと自体が稀なのだ。
ステージ上に立った二人。
りせが浣腸液の入ったガラス浣腸器を手にすると、徐にかなみがそれを奪う!
「ちょ……、何すんのよ!?」
焦った表情で叫ぶりせ。
「うるさいわよ!」
そう叫ぶや、かなみはりせの頬を力強く引っぱたく!
もんどりうって倒れ込むりせ。
「ホラ。出しなさいよ、汚いケツを」
アイドルらしからぬセリフとともに、かなみはりせのバスタオルを捲り上げ、その下半身を露にした。
「かなみ……、ちょっと!」
りせの反撃を許さぬよう、かなみは左足でりせの顔面を踏みつけ、間髪入れずりせのアヌスに浣腸器を挿入した!
「はうっ……!!」
息を呑んでステージを凝視するギャラリーたち。
悠たちも、真剣な眼差しで二人を見つめる。
「こ……、これは演技なのか?」
「分かんねー。全く分かんねーぜ、この二人だけに!」
困惑する悠と陽介。
注入を終えたかなみは、ヒクヒクと身体を動かすりせのバスタオルを剥ぎ取る。
そして、どこからか取り出した蝋燭に火を灯し、溶けた蝋しずくをりせの身体にポタポタと落としていく。
「ひゃっ!!」
思わず叫びまくるりせ。
アイドルの身体に何ということを!?
火傷の跡など残ったものなら、その商品価値が暴落するはずなのだが……。
しかし、構わずかなみは狂気の表情でりせを蝋燭でいたぶり続ける。
「どうだ、どうだ? 痛いか? ……いつもいつも偉そうにしやがって! 思い知れコイツめ!!」
常軌を逸したかなみの言動。
そして、ステージ上をのたうち回るりせ。
「許して……、許して……」
泣き崩れるりせに、噴出時間がやってきた。
「……うっ!!」
一瞬丸くなったりせ、尻を突き出すと、その中心からブクブクをピンクの泡が漏れ始めた。
そしてその泡は膨大な量で漏れ続け、四つん這いのりせはおろか、しゃがんだかなみの身体をも半分ほど隠していった。
気が付くと、ステージ上はピンク色の泡風呂と化していた!
りせも事前の腸内洗浄を百%施した上で、ピンク色のシャンプー液を浣腸されていたのだ。
起き上がった涙目のりせが、キッとかなみを見遣る。
ニヤリと笑うかなみ。
その笑顔が、次第にアイドルのそれへと戻っていく。
りせも、恨みの表情からアイドル顔へと変化。
そして二人が……、抱擁して熱いキス!!
「おおおおっ!!」
思わず叫んだギャラリーたち。
そして、この美しいフィニッシュに大きな拍手を贈る。
やはり二人の卓越した演技力の賜物だったのだ。
恐らくあの蝋燭も、熱くない撮影用のものなのだろう。
と、場内が突如暗転!
その中で、得点アナウンスが流れた。
「只今の得点です。テクニカル・メリット、43.5点。アーティスティック・インプレッション、43.5点。二日間合計134.5点で、現在第1位です!」
千枝&雪子を抜いてトップに立ったりせ&かなみ。
しかしその二人は……?
ここで場内に再び照明が点くと、ステージ上は既に誰もおらず、シートも新たなものにに取り換えられていた。
「やるねぇ、りせちー」
「よし……、俺たちの番だ!」
悠と陽介が、カッと立ち上がってウィンドブレーカーを脱ぎ捨てた。
その姿は、二人とも真っ赤な全身タイツに身を包み、局部だけに穴を開け、棒と袋を露出しているというある意味滑稽な衣装だった。
「な、鳴上君……!?」
「花村……、アンタ……」
雪子と千枝も、思わずその衣装には絶句した。
これで……、大丈夫なのか?
しかし、ステージ上の悠と陽介はザワつく場内の様子をものともせず、まずは互いの局部同士を擦り合わせながらキスを交わす。
途端に勃起していく両者のペニス。
別の生き物の如くムクムクと縺れ合うその様子は、まさに宇宙的アート!
ダイヤモンドとムーンストーンが織り成す、スペース・アート・ムーブメントだ!
プライベート・セックスを思わせるような滑らかな動きで、悠が陽介をステージ上に寝かせる。
そして、陽介の首筋から乳首、腹元へと愛撫の雨を降らせる。
「ああ……、ふぅ……うっ……」
セックス表現は演技上表裏一体なのだが、二人の滑稽な衣装と情熱的な愛撫が奇妙なコントラストを生み出し、早くもギャラリーの目を釘付けにし始めた。
ガラス浣腸器を手に、陽ペニを静かに頬張る悠。
リズミカルなフェラと同時に、悠が陽介に浣腸を施していく。
全てを注入したところで、陽介の我慢タイム開始だ。
悠は一歩下がり、徐にカメラを取り出す。
と、あお向けのまま震え苦しむ陽介を、様々な角度から撮影し始めた。
一枚、また一枚とフラッシュが焚かれる。
するとステージの真後ろに、突如巨大なビジョンが!
そしてそこに、今悠が撮影した写真が大きく映し出される!
それは……、美しき斜塔・陽ペニの芸術展だった!!
悠の会場利用演出は、なんと手元で撮影した写真がその場でビジョンに投影されるというものだった。
そしてそこには、世にも美しい『陽ペニ展』が臨時開催されたのである!
「おおおお……!」
そこかしこで感嘆の声が洩れる。
それもそのはず、世界一のペニスと謳われる陽ペニが、巨大ビジョンで多角的に拝めるのだ。
この状況は感動以外の何物でもない
十数枚の撮影・ビジョン投影が行われたところで、噴出の時がやってきた。
陽介が自らY字開脚すると、ヒタヒタと近付いた悠がなんとそのアヌスにダイヤモンド・ポールを挿入!
合体した悠が、低い声で呟く。
「スリー……、ツー……、ワン!」
次の瞬間、陽アヌから白い水しぶきが大噴射!
そして、なんとその勢いで悠の身体が天高く飛び上がる!!
100%の事前腸内洗浄をした上で、牛乳にクエン酸をブレンドさせた浣腸液を注入されていた陽介。
ここ数年の調教成果により肛門筋肉が異常発達していたが故の超・大技。
それがこの『人体飛ばし』だった!
しかし、それだけでは終わらないのがこの二人の真骨頂。
宙に浮いた悠が、すかさず自らのポールをしごく!
同時に、陽介も自らのモノを右手で上下運動!
と、悠の身体が落下する直前に上空から射精!
そして下からも、陽介が勢いよく射精!
二つの白濁弾が上下から発射され、それぞれが空中でぶつかり合って花火のように白き玉水が飛散!!
その光景は、まさに真夏のホワイトクリスマスであった!
大きな拍手の中、悠と陽介がキスアンドクライへと移動する。
陽介の『人体飛ばし』が物凄いインパクトだった上に、最後の白濁弾花火は、まさに二人の呼吸がパーフェクト状態でないと出せない技だ。
この二人の愛の成せる技に、場内は感動の嵐に包まれていた。
そして得点アナウンス。
「只今の得点です。テクニカル・メリット、50.0点。アーティスティック・インプレッション、46.4点。二日間合計143.6点で、現在第1位です!」
これは物凄い得点が出た!
特に、テクニカル・メリットは史上初の満点だ!
これにより、残る禿オヤジ&赤髪少年は96.3以上を叩き出さないと悠&陽介を上回れない。
その禿オヤジ&赤髪少年の表情はと言うと……、なんと余裕の笑みだ!
この得点を上回れる自信があると言うのか!?
そしていよいよ、最後の組である禿オヤジ&赤髪少年が立ち上がる。
と、その瞬間、禿オヤジが胸を押さえてうずくまる!
「うっ……!!」
「オ、オヤジ!!」
バタリと倒れ込む禿オヤジ。
騒然とする場内。
「く……、持病の癪だ……。こんな時に……!」
「オ、オヤジ! オヤジしっかりしろ!!」
赤髪少年が必死の形相で叫ぶ。
「こ……、これでは満足な演技は出来ねぇ。残念だが……、ここは棄権……だな……、クッ!!」
「う……!!」
泣き崩れる赤髪少年。
その中で、この最終組の正式棄権が決定した……。
* * * * *
主催者から優勝の表彰を受ける悠と陽介。
場内から拍手が沸き起こる。
しかし、二人の心中は複雑だった。
「嬉しいけど……、やっぱ戦って勝ちたかったな」
「そうだな」
陽介、悠ともに、やはり禿オヤジ&赤髪少年と戦わずして勝利したことに、一抹の不満を感じていた。
と、そこへ回復した禿オヤジ、そして赤髪少年が姿を現した。
「……おい悠!」
「あ……」
悠と陽介の前に立ちはだかる禿オヤジ。
「……おめでとう、若いの」
手を差し出す禿オヤジ。
悠がその手を握り返す。
「あ、ありがとうございます」
「悔しいが、おめぇらの演技、最高だったぜ。あれじゃあ俺が万全でも勝てなかったかもしれねーな」
「そんな……」
禿オヤジの言葉に恐縮する悠。
「……でも俺たち、やっぱ、あなたたち二人に勝って優勝したかったっす! それが残念って言うか……」
陽介が禿オヤジに素直な気持ちを訴えかける。
と、禿オヤジは陽介にも手を伸ばして握手。
「またやろうじゃねーか! これで終わりじゃねーんだ。俺もまだまだ現役続けるつもりだからよ」
禿オヤジの言葉に、悠と陽介の表情がほころぶ。
と、そこへ赤髪少年が口を挟む。
「……俺たちが負けるわけねーんだ。次やる時まで、首洗って待ってやがれ!」
不良っぽい口調で凄む赤髪少年。
「ハッハッハッ! 口が悪くてスマンな。でもコイツの言う通り。次は黙ってやられねーからな」
そう言い残すと、禿オヤジと赤髪少年はその場を去っていった。
その後ろ姿を優しい笑顔で見送る悠と陽介。
と、そこへ仲間たちが駆け寄って来た。
「おめでとう! 鳴上君、花村君!」
「いやあ、ホンット君ら凄かったよ!」
雪子、千枝が祝福する。
「おめでとうございます。さすがは先輩たちですね。改めて尊敬します」
「いやもう驚いたッスよ! ……花村先輩、今度あの技教えてくれッス!」
直斗と完二も、かなり高揚している様子だ。
と、直斗の携帯にメールが入る。
「……あ、久慈川さんです!」
「え? マジで!?」
思わず乗り出す陽介。
「えと……、悠センパイ、花村センパイ、優勝おめでとう!1 1今回はゴメンね! でも、たまにはこーいうのもアリよね~! ……だそうです」
メールを読み上げてニヤッとする直斗。
「アンニャロー!」
鼻息荒い完二。
「……でも、すっごく情報早いね、りせちゃん」
雪子の言葉に、皆が黙って頷く。
怒涛の大会は終了した。
結局、ベスト3を捜査隊の仲間たちが独占し、浣腸世界に彼らが新風を巻き起こした形となった。
翌日から、皆はそれぞれの生活に戻っていった。
しかし、果たしてこの異様な大会の主催者は何者だったのか?
どんな手段で悠の出場を促すチラシを投函したのか?
全ては謎に包まれたまま、この奇妙な二日間は静かに終わりを告げた……。
帰路に就く寝台列車の中。
疲労で眠りに就いている悠の頭を撫でながら、陽介がふと呟く。
「あの禿オヤジ、どっかで見たことあんだよな~。ん~、どこだっけ……?」
(了)