※この作品はR-18です。

変態特別捜査隊   作:三化月

25 / 35
【カップリング】
 主×花

※新たなる変態道を模索し始めた特捜隊の面々。
 そんな折、悠が陽ペニの神秘に近付きます!


第25話「美しき斜塔5 ~神秘の陽ペニ~」

 足立の新たなる精神攻撃に見事打ち勝った悠と特捜隊の面々は、改めてそれぞれの信じる道を歩み始めた。

 

 陽介は、ジュネス八十稲羽店が心から愛されるために何をすべきかを考え、日々奮闘している。

 千枝は、警察学校への入校を果たし、日々厳しい訓練に勤しんでいる。

 雪子は、天城屋旅館の若女将として、より責任感を持つべくさらなる高みにその目標値を定めた。

 完二は、自らの雑貨店の今後も見据え、実家の染物屋との共存経営を視野に入れ始めた。

 りせは、真のスーパー・アイドルとなるべく、表現者としてより深い挑戦を自らに課した。

 直斗は、研究所を真の意味での犯罪捜査機関にすべく、改革を進める決心をした。

 

 そして悠は、全ての観点・視点から人間の可能性を追求すべく、イザナギとさらなる同化を果たした。

 社内でも入社2年目とは思えぬ実績を次々と上げ、その性欲の進化も止まるところを知らなかった……。

 

 

  * * * * *

 

 

 春の休日、悠は陽介の自宅に心の安らぎを求めていた。

 

 そう。

 イザナギと同化し、性の権化としていくら活発に動き回ったとて、陽介のアヌスが悠のダイヤモンド・ポールにとって最大最高の別荘であることに変わりはない。

 一週間の疲れを、この陽介の身体が癒してくれる。

 悠にとって、この週末のひと時がまた新たなる活力を与えてくれる源となっているのだ。

 

 

 

 その夜も悠は陽介の中を存分に堪能し、ともにベッドで寄り添いながら朝を迎えた。

 

 陽介より先に目を覚ました悠は、ふと陽介の股間に手が触れ、上半身を起こしてマジマジとその世界遺産を眺めた。

 

 オレンジビキニの上部から、朝立ちした陽ペニの亀頭部分がチョコンと顔を出している。

 丁度、へそのすぐ下に美しき亀頭が横たわったようなその光景は、まるで渦潮の目の前に現れた大いなる自然のオブジェのように、壮大なスケールをも感じさせる。

 しばらくうっとりと眺めていた悠は、そっとその張りのある濃いピンクの丘陵を右手でさすった。

 

 と、悠が何かに気付いたように両手で陽ペニを触診し始める。

 そして、シルクのオレンジビキニをそっとつまみ、その伸縮具合を確認する。

 

 今、陽介のペニスは見事に勃起して腹の方へ向けて上向きにそそり立っている。

 しかし、昨晩プレイの後は、確か下向きの状態でオレンジビキニは履いていたはずだ。

 睡眠中の自然勃起の力で、果たしてこうも見事に上向きになり、亀頭をこれほど芸術的に位置させることが可能なのだろうか?

 

 確かに陽介の勃起力は凄いものがある。

 まあ自分ほどではないにしても、並の男では到底敵わない硬化力を持っている。

 しかし、このオレンジビキニはかなり肌に密着するタイプのものだ。

 伸縮性はあるとは言え、このパンツの圧力を押しのけて上向きになるということが、本当に自然勃起の力で可能なのだろうか?

 

 悠は考えた。

 自分のダイヤモンド・ポールでさえ、日中にふいに勃起しても、そのままパンツの中で自然に上向きになることはない。

 せいぜい正面にピンと張るくらいのもので、大体はそこから自らの手によって棒とパンツの間に隙間を作ってポールを腹側へ意図的に持っていくのだ。

 

 そ……そうか!

 陽介も寝ながらにして自分の手で途中から上向きに修正しているのか?

 いや、でももしかすると陽ペニに睡眠中独自のメカニズムが働いているのかもしれない。

 

 やはりこれは、この目で確かめるしかない。

 密かに悠は決心した……。

 

 

  * * * * *

 

 

 その夜、いつものように事を終えた悠と陽介。

 陽介の眠気が深まってきた頃合いを見計らって、悠は日中密かに買い込んだシースルータイプのビキニパンツを陽介に履かせた。

 一瞬何事かと思った陽介だったが、悠の突然にはもう慣れている。

 真新しいパンツが心地良いことも事実であったので、陽介はそのまま深い眠りについていった。

 

 そこで悠は思う。

 よく考えると、朝立ちの状況を確認すればいいわけなので、明け方早くに起きて陽ペニの様子を窺えばいいのではないか?

 いやしかし待てよ?

 自分の経験からしても、ペニスというものは就寝中何度も勃起しては平常に戻るということを繰り返す。

 その最終過程が朝立ちなのだ。

 もしかすると、その何度かの勃起過程全てがあのエクセレントな結果に結びついているのかもしれない。

 ならば、やはり陽ペニの動き一挙手一投足、明け方まで見逃すわけにはいかない。

 

 悠は、徹夜で陽ペニを観察し続けることを決心した。

 

 

 

 陽介が寝入り、悠はその股間が目の前に位置する場所に陣取り、陽ペニを凝視した。

 ほぼ透明のシースルービキニが、圧迫された陽ペニの形状を麗らかに映し出す。

 平常時の大きさで下向きに収納され、滑らかな陰嚢と溶け合うように静かに眠る陽ペニ。

 少し余り気味の包皮が、カリ部分を若干またいで自然な皺を作っている。

 

 ああ、愛おしい!

 先程までギリシャ彫刻のように屹立したそれを頬張ったり弄んだりしていたばかりだというのに、もう手に取りたくて堪らない衝動にかられた。

 しかし、今夜は我慢しなければならない。

 あくまで自然勃起による陽ペニの動きを確認する必要があるのだ。

 

 

 

 陽ペニを眺め続けて1時間余り。

 それほど寝相がいいわけではない陽介が、徐々に右へ左へと全身を動かし始めた。

 

 はっ!

 もしかすると、この横の動きがキモなのか!?

 体躯が真横に向いた時、ペニスとパンツの間にわずかな隙間ができ、その時偶然勃起していればそのままグイッと上向きになるのかもしれない。

 

 悠はすかさず陽介の下半身の動きに合わせて移動した。

 果たして、陽ペニはムクムクと膨らみ始めた。

 淫靡な夢でも見ているのだろうか?

 徐々に自然勃起を始めた陽ペニ。

 

 波打つ悠の心臓。

 そしてシースルーのビキニパンツが小さなピラミッドを形成していく!

 しかし、すぐに勃起の波は止み、また陽ペニは元のサイズへと収縮していった。

 

 ……まだか。

 まあ、そう焦ることはない。

 まだ夜明けまで5時間はある。

 悠は改めてシースルーの向こう側にある美術品をその眼で舐めた。

 

 しかし今の動き……。

 勃起は途中で止まってしまったが、身体が横になったからといって、パンツの中に余分な隙間ができているようには見えなかった。

 トランクスや大きめサイズのブリーフならば身体のズレで隙間もできようものだが、今陽介に履かせているビキニパンツはピッタリサイズだ。

 陽ペニの膨らみに合わせて伸縮はしたが、そう伸びるわけでもない。

 棒状のものがスムーズに下から上に向けて位置を変えられるほど柔らかな繊維質ではないのだ。

 やはり何か別の発生事由があるはずだ。

 

 

 

 それから2時間後、再度仰向けになった陽介の股間がピクピクと動き始めた。

 今度はさっきより勃起速度が速い!

 かなりいい夢をみているのだろう。

 

 悠が舌なめずりをしながら陽ペニを見つめる。

 シースルーの生地越しに蠢くその肉棒は、ほぼ八割の状態まで硬化した。

 しかし、圧迫力の強いビキニパンツの中にあって、天井を向いて屹立しながらも、その圧力に負けて下反りに曲がってピラミッドを作っていた。

 丁度、平仮名の「く」の字のように。

 

 何だか痛そうだと思いながら、悠は自分自身も毎日こんな状態を経験しているのかと想像し、自らのポールをギュッと掴んだ。

 

 さあ、ここからだ!

 ここから陽ペニはこの圧力を打ち負かして腹側へと反り返っていくのか!?

 

 瞬きすることも忘れて陽ペニに見入る悠。

 しかし、残念ながらそれ以上パンツ生地を押し返すことはできず、陽ペニは次第にその硬度を落としていった。

 

 天井を向いたまま、平常時のサイズに戻った陽ペニ。

 それは何だか不思議な光景だった。

 肉棒は柔らかな状態に戻っている。

 しかし真上を向いた状態から収縮していったため、自然とそのままパンツの圧力で奇しくも固定され、先端が天井を向いたままの状態でピタリとその動きを止めたのだ。

 

 これはこれで、何だかパンツの圧力でペニスが縮みそうな気がして、悠は少し寒気を感じた。

 

 そしてふと時計を見る。

 午前3時20分。

 さすがの悠も若干の眠気を感じてきた。

 

 陽ペニの動きを横目で追いつつ、悠は熱いコーヒーを入れた。

 シースルー生地の向こう側にある、まるで赤子のように可愛らしい陽介の象徴。

 それを眺めつついただくブラックコーヒーは、インスタントであるにもかかわらず、英国王室御用達のヒギンズコーヒーに勝るとも劣らぬ上質な香りと味わい深さを生み出していた。

 

 ああ……、なんて心地良い時間だろう。

 仮に朝立ちの神秘、その謎を解き明かすことができなくても、陽ペニとともに一夜を過ごすこの幸福感は何物にも代え難い。

 このまま朝を迎えたとしても、全く後悔などない、いや実に充実した、そしてまた次に臨む日への楽しみをも包含したすがすがしい気持ちになるに違いない。

 悠は、潤んだ眼で改めて陽ペニを静かに眺めた。

 

 ……と、その時!

 

 またしても陽ペニの自然勃起が始まった!

 

 ムクリムクリとその本体を起こしていく陽ペニ。

 その動きに合わせるように、陰嚢が波のように蠢く。

 

 ……あっ!!

 

 思わず声を漏らしそうになった悠。

 それもそのはず、勃起した陽ペニがズルリズルリとパンツの上部、陽介の腹側に向けて動いていくではないか!

 

 ジッとその動きを眼で追い続ける悠。

 そして完全硬化した陽ペニは、パンツの上部からその亀頭を露にし、ピクピクとシースルーの生地ごと大きく脈打っていた。

 

 

 

 そうか!

 そうだったのか……!!

 

 

 

 いくら陽ペニの硬化能力が優れているからといって、さすがに密着したビキニパンツの圧力を押しのけ、自力で上部に屹立することはできない。

 その証拠に、日中の勃起時には正面を向けてピラミッド形成した後、萎えてくると重力に準じてまた棒は下向きへと落ちていく。

 

 そう、カギは重力だったのだ!

 

 身体を起こしている状態では、勃起血流が鎮まった際には肉棒は重力に逆らえずに下へと落ちる。

 しかし、先程勃起した陽ペニは、横たわった状態で一旦天井を向いて静止し、そのまま重力に準じてそのサイズだけを元に戻した。

 それも、パンツの圧力という敵の力を味方につけ、天井を向いたまま平常時固定を維持したのだ。

 そして次の勃起時、真上を向いたところをスタート地点として勃起血流が始まれば、当然その力は陽ペニ本体の望むべき方向へと動き始める。

 つまり腹側へと上反っていくのだ!

 

 あの神秘的な朝立ちの謎、その裏には、相反する力を自らの力へと変換させるミラクル・ペニス・メカニズムの理論があったのだ!!

 

 

 

 感動の涙にむせぶ悠。

 その瞳の向こうでは、陽ペニが今なおドクドクと脈打っている。

 それは今にもシースルーのビキニパンツを破らんと、亀頭そのものが下腹部の丘で見事に赤く隆起していた!

 

 震える手で、その美しき斜塔に触れる悠。

 そして優しく撫で、先端からジワリと滲み出る樹液にそっとキスをした。

 

 

 

 朝日が差し込むベッドの上で、その斜塔を丹念に愛撫する悠のシルエット。

 それは、どんな名画をも凌駕する、美しく誇り高い空間を作り出していた……。

 

 

(了)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。