※この作品はR-18です。

変態特別捜査隊   作:三化月

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【カップリング】
 主×直
 ナギジラトモサク
 タケヒミスク

※究極のペルソナ・オナニーを描いたお話です。
 これにて第2部が終了。
 第3部はギャグなのかシリアスなのか、まあR18は変わりませんがw


第35話「SEISHIをかけた戦い ~PPは世界を変える~」

 ここは都内にある悠の自室。

 直斗を招き入れて濃密な夜を過ごした悠は、そのままベッドで静かに寝息を立てていた。

 

 女性風体も板についてきた直斗、悠の安らかな寝顔を艶やかに見つめて微笑みを浮かべる。

 そして悠の頬に軽くキスをすると、自身も眠りの世界へ……。

 

 

 

 明け方、下半身に何か違和感を覚えた直斗が先に目を覚ます。

 

「……え?」

 

 上半身を起こし、ガバッと掛け布団をめくった直斗。

 そこには、白き大海原が広がっていた。

 

「こ……これは……」

 

「……ん」

 ここで悠も目を覚ます。

 股間が妙にヒンヤリする。

 いや、股間だけではない。

 下半身が何かに埋もれているような感覚だ。

 

「せ……先輩。一体これは……」

 

「むう。どうやら夢精してしまったようだな」

 そう呟きながら、悠はまだ半勃ち状態のペニスを根元から摘み上げ、本体内部に残った精液を絞り出す。

 悠の真っ赤な亀頭からジンワリと生まれる残存白濁液。

 

 久々の直斗を満喫した悠は、その興奮パルスを残したまま眠りにつき、この凄まじき夢精を引き起こしたのだった。

 その凄まじさはまさに目を見張るもので、掛け布団や敷き布団がベットリ濡れているだけでなく、悠の陰部全体を白くパックするかの如く大量の精液が放出されていた。

 行為の直後に睡眠したこともあり、ノーパン状態が逆にこのような見事なアートを生み出したのだろう。

 

「まだ……夢精することも、あるんですね」

「あるな。逆に学生時代より精力が増しているので、その確率は高くなっている」

「……それにしても、量がハンパじゃないですよ? 何故こんなに……」

「それは、年明けから陽介と一緒に研究を重ねてきた成果だ」

「研究?」

 

 ベッドから下りた悠は、戸棚からサプリメントをいくつか取り出して直斗に見せる。

「今は、この二つの合わせ技が最強だ」

 悠が手にしていたのは、Mオブジェチンクとエミノス錠。

「そ……それは?」

「精子精製のキモは亜鉛だ。しかし、ただ摂取するだけでは吸収しない。吸収しやすい状況をこちらで作ってやらないと本来の力は発揮されないのだ。亜鉛含有量30mgのMオブジェチンクとその吸収を助けるビール酵母が豊富なこのエミノス錠。この併用が絶大な効果を生む」

 悠の説明に、直斗も思い当たるところがある様子。

「なるほど。鉄分と同じようなものですね。……確か、タンパク質と結合している状態だと、結合していない状態の5倍は吸収効率が高まるとか。ビタミンの作用も含めててことですね?」

「さすがは直斗だな。この一ヶ月ほど、俺たちは様々な方法で精子増量実験を重ねてきた。これも、人間の可能性の一つだ」

 拳をギュッと握り、表情を引き締める悠。

 

「……亜鉛が重要、そしてビタミン……ってことは、牡蠣にレモンなんかも効果が望めるんじゃないですか?」

「うむ。それは陽介も試していたな。色々な方法があるが、やはり相性というものもある。自分に合うものをいかに見つけられるか、ということもポイントだ」

 

 得意げな悠の顔を見ながら、直斗は一つ大きな溜め息。

「ふう……。羨ましいですね。そういう実験が自らの身体で出来てしまう男の人ってのは。……僕は、この通り割り切って女性になることが出来ましたが、やはりまだ羨望の心も残っているようです」

「その心が、スクナヒコナを男性化させたんじゃないのか?」

「あ……ああ、そうですね」

 

 と、悠はポンと膝を打つ。

「そうか。……直斗、スクナヒコナでお前も実験が出来るじゃないか!」

「あ……」

 ハッとする直斗。

 そう。

 スクナヒコナは直斗の深層心理から生まれたペルソナということもあり、ペニスを所有していたのだ。

 その身体を使えば、直斗もこの大いなる実験が出来る!

 

「やりましょう! 先輩!!」

「……よし!」

 

 

  * * * * *

 

 

 うまく休日を合わせて八十稲羽に集結した特捜隊は、久々にジュネスの家電売場からテレビの世界に入った。

 八十稲羽在住組の陽介、雪子、完二は問題ないとして、りせは無理やりオフを取り、悠と直斗も何とか有休を合わせることが出来た。

 そして、しばらく寮生活を送っていた千枝も無事警察学校を卒業し、この春から稲羽署への勤務が決まって帰宅していた。

 

 

 

 さて、何の因果か特捜隊全員での実験という事になったが、この日に備えて、リーダーの悠から全員に向けて指令が下っていた。

 

「今から二週間後、全員でペルソナ射精実験を行う。各自、おのおのの方法で精子の質・量を向上させておくように!」

 

 陽介は、既に悠とともにひと通りの実験はこなしていた。

 あとはそこにもう少しスパイスを加えるだけだ。

 完二もその経過を逐一陽介から聞いていたので、密かにサプリ研究を始めていた。

 

「でもよ、サプリ飲んで体質改善しても、ペルソナから射精して意味あんのか?」

「俺も、そこがちょっと疑問ッス」

 悠に問い掛ける陽介と完二。

 しかし、悠の心に迷いはない。

「大丈夫だ。スクエアーの力でペルソナとの一体化を果たした俺たちなら、自分の肉体変化をそのままペルソナに反映させることも可能なのだ。つまり、ペルソナの精子はマイミルクと同義!」

 

 一方、男性体を持つスクナヒコナとの一体化を果たした直斗は、今回の実験に一番乗り気であった。

 問題は女性体のペルソナを操る千枝、雪子、りせの三人だったが、悠はここでも自信満々に言い放つ。

「ペルソナは精神を実体化させたものだ。つまり、精神の力でその姿形を少しは変化させることも可能なのだ。女性型ペルソナに男性器とその機能を備わせることくらい、お前たちなら絶対にできる!」

 

 悠にこう言われれば女性陣も疑うことはない。

 事実、直斗のスクナヒコナにはペニスが備わっているのだ。

 

 悠は、足立との三度目の戦いで会得した新技で夜な夜な千枝、雪子、りせの心の中へと侵入してその修行を助け、三人のペルソナにペニスを宿すことに成功した!

 そして、悠や陽介、完二からの助言をもとに自らも研究を重ね、女性陣も自分に合うサプリを見つけ出していった。

 

 

 

 そうした背景でテレビの世界に集結した特捜隊の面々。

 そして、ここで変わらず見張り番をしているクマももちろん駆けつけた。

 

「クマ。今日はお前に審判をしてもらう。誰の精子が最も優れているか、お前の判定で優勝者を決める!」

 悠の言葉に、クマはポンと胸を叩いて一歩前へ出る。

「任しといてくれクマ! クマがこの鋭い眼でみんなを見定めるクマよ~!」

 

「よし。じゃあみんな、行くぞ!」

 悠の号令に皆が頷く。

 

「「「「「「「ペルソナ!!」」」」」」」

 

 七人が同時にペルソナを召喚!

 そして、スクエアーの力によって自らのペルソナと肉体を同化させる!

 さらにはそれぞれの股間から、それぞれのペルソナ・ペニスを露出!

 

 イザナギの股間からは、お馴染みベルベットのような風合いだが地上最硬度を誇るブラック・ガンが飛び出す!

 ジライヤの股間からは、鋭い切れ味がウリの妖刀、通称ゴールデン・ソードが突き出る!

 タケミカヅチの股間からは、この世のモノとは思えない超・巨大なビッグ・マグナムが頭を上げる!

 

 一方、めでたくペルソナ・ペニスを授かった女性陣四人。

 トモエの股間からは、全てを守り抜けるような筋肉の塊、イエロー・マッスルが首をもたげる!

 コノハナサクヤの股間からは、優雅な中に熱き思いが満ち溢れる、レッドホット・チリペッパーがグイッと伸び上がる!

 ヒミコの股間からは、相手をアナライズするとともに変幻自在に動き回る、マジック・ファルスがグルグルと回り出る!

 そして、スクナヒコナの股間からはキュートで滑らかなホワイト・ソーセージが顔を出す!

 

「はい! スタートクマ~!!」

 

 クマの号令で全員が一斉に自らのペニスをしごき出す。

 見た目は様々な七人のペニスだが、人間体である特捜隊七人の心がそのまま宿っているのだ。

 

 イザナギのブラック・ガンは、悠のダイヤモンド・ポール同様凄まじき硬さを誇る。

 そこから出る精子は、まさに無限の可能性を想像させる!

「(うむ! 今日もいい感じだ。……みんなをリードしていくためにも、俺は負けられん!!)」

 

 ジライヤのゴールデン・ソードは、陽ペニ同様美しさで右に出るモノはいない。

 そこから飛び出す精子は、アートそのものの予感!

「(うわー、やっぱスゲェ効力だ! ペルソナのモノでも全然違和感ねーよ!!)」

 

 タケミカヅチのビッグ・マグナムは、完二のマグナム同様逞しい限りである。

 そこから射出される銃弾は、恐らく驚天動地の事実を生み出すだろう!

「(俺の全てを出してやる! これが俺の、新たなる修行の成果だぜ!!)」

 

 トモエのイエロー・マッスルは、千枝の性格をそのまま表す肉体美ポール。

 筋肉に裏打ちされたその放出が、皆の度肝を抜くのか!

「(この感じ……いいねぇ! このチャンスに男の快感を存分に味わってやるぞ~!!)」

 

 コノハナサクヤのレッドホット・チリペッパーは、成長著しい雪子をそのまま表す炎の象徴。

 燃え盛るサクペニには、危険さえ感じてしまう!

「(ああ、気持ちいい! ……燃える、燃える、燃えるわ!!)」

 

 ヒミコのマジック・ファルスは、りせの能力を最大限に生かしたマジカル・ペニス。

 生き物のように動き回りながら、周囲を幻惑させる!

「(悠センパイ以外には負ける気がしないんだから! 私が……頂点を極める!!)」

 

 スクナヒコナのホワイト・ソーセージは、直斗の外見と内面を見事に表現したプリティー・ペニス。

 この勝負において、最も予測できない結果が出そうだ!

「(憧れの男性自身、憧れの射精! 僕は……この瞬間に全神経を集中する!!)」

 

 それそれの思いを乗せ、壮絶なペルソナ・オナニーが展開される!

 

 次第に早くなる全員の手の動き。

 そしていよいよ、オーガズムの瞬間がやってきた!

 

「むん!」

「いよっ!」

「オラー!」

「ヒュー!」

「あふん!」

「イック!」

「ハッ!」

 

 七人が同時に真正面に向かって射精!

 敷きつめられた黒いタイルに、七種の白濁ドレッシングが飛び散っていく!

 

 そして、クマがピョコピョコと移動し、それぞれのドレッシングを大きな目で凝視する。

「ムムムム~。これはみんな凄いクマ!」

 

 イザナギの放出した白濁液は、さすがに最高の量と思われた。

 立ち位置から2mほど離れたところから、天然の池を創ったかのような凄まじき精液量。

「俺が続けてきたのはやはりNEWのMオブチェチンクだ。これにエミノス錠を飲み合わせながら、頃合いを見てビタミンCをふんだんに加えていった」

 

 ジライヤは予想通り、これ以上ないアート作品に仕上げてきた。

 曇りなき真っ白なインキが、黒いキャンバスにキュビズムのような絵画を描いてみせた。

「俺は結局カキエキスにした。このウミチチEXと本物の牡蠣、そして天然のレモンで吸収力アップだぜ」

 

 タケミカヅチの放出した銃弾は、この日最長の飛距離を記録した。

 量は悠や陽介に及ばないものの、この爆発力は誰にも真似できない。

「俺は海外メーカーのメガチンクにしてみたぜ。亜鉛含有量100mgって危険なシロモノなんで、そうそうは使えないけどな」

 

 トモエの筋肉銃からは、物凄い威力のスプラッシュ弾が飛び出した。

 まさに拳銃を発射したかのように、黒いタイルのあちこちが削られるほどの凄まじさだった。

「あたしはトンカットアリを試したよ。初めてでよく分かんなかったけど、これが一番勢い出たのよね~」

 

 コノハナサクヤの唐辛子棒からは、まさに情熱的な一撃が発射された。

 少し赤みがかったその精液は、悠にも負けぬほどのホットな池を創り上げた。

「私は国産の酵素マカにしたわ。もちろんマルチビタミンを併用して練習も欠かさなかった」

 

 ヒミコの変幻棒からは、長い線状の精液と丸い粒状の精液が同時に飛び出した。

 それは黒いタイルの上で五線譜を書き出し、そこに並べられた白い音符が一つの曲を創り出す。

「私は完二のを参考にして、ダブリンのチンクをベースにビタミンを定期的に加えていったよ」

 

 そしてスクナヒコナの白き象徴からは、見る者を圧倒するキラキラな精液が噴出された。

 奇をてらうことなく、適量を論理的に発射し、その輝きは最高の存在感を醸し出していた。

「僕は……、自分で調合したサプリで仕上げました。これが、結果です」

 

 全員が全員、特徴のある精液描写を実践してみせたペルソナ特捜隊の面々。

 そして、クマの審判が下される。

 

「……これは、みんな甲乙つけがたいクマ! でも、クマは優勝者を決めないといけないクマ。それがクマの役目クマ!」

 今一度全員の結果を確認し、クマが天高く右手を挙げる。

 そして、優勝者を指差しながら発表!

 

「優勝は……、スクナヒコナこと、直ちゃんクマーーーッ!!」

 

「ええっ!? ……ぼ、僕ですか!? そ……そんな……」

 自信作を放出したものの、まさか自分が優勝するとは思っていなかっただけに驚くスクナヒコナ。

 

「負けたよ、直斗」

「やっぱスッゲーな、直斗は!」

「おう! おめでとう!」

「直斗君、やっりーーーっ!」

「おめでとう、直斗君」

「うーん、直斗クンなら仕方ないかー」

 それぞれのペルソナの中に潜む悠、陽介、完二、千枝、雪子、りせともに納得いく結果だったようだ。

 

「……で、どこが優れてたんだ? 直斗のは」

 悠がクマに確認する。

「クマの分析によると、直ちゃんのが最も希望を与える出来栄えだったクマ。他のみんなもそれぞれ凄かったけど、直ちゃんのが本当の理想のカタチだと思ったからクマよ!」

「なるほど」

 

 照れた仕草で頭を下げるスクナヒコナ。

「……皆さん、ありがとうございます。男でもない僕がこんなところで優勝者になるだなんて……。でも、だからこそ価値があるのかもしれません。女だから、男に憧れた女だから、そして、女として生きることをしっかりと決意した後だから、ある意味純粋に人間の種を世に撒くという作業ができたのかもしれません。男の素晴らしさ、女の素晴らしさはそれぞれにあるのだと思います。そこに差なんてない。……憧れは、今日で卒業します。これからは、女としてやるべきこと、女だからできることを全うして、皆さんと一緒に人間の可能性を追求していけたらと思います」

 

 スクナヒコナの言葉に思わずポッとなるヒミコ。

「直斗クン……、やっぱカッコいい!!」

 スクナヒコナに飛びつくヒミコ。

 

「ちょ……ちょっと久慈川さん……」

 スクナヒコナの顔にキスの嵐を浴びせかけるヒミコ。

 そして、下半身のホワイト・ソーセージを手早くしごく。

「あ……、ちょ……」

 

「テメェりせ! 独り占めはいけねーぜ!」

 そう叫ぶや、タケミカヅチもスクナヒコナへ突進。

 自身のビッグ・マグナムを小さな口へと突っ込む。

「……んぐ!」

 

「……始めやがった。じゃあ俺たちも、一丁やっか!?」

「ああ」

 ニッコリと笑ったイザナギがジライヤと抱き合い、その横ではトモエとコノハナサクヤが頷き合いながら熱いキス。

 続いてイザナギはコノハナサクヤのレッドホット・チリペッパーにも手を伸ばし、ジライヤはトモエのイエロー・マッスルを両手の吸盤で刺激し始めた。

「ああん!」

「え! ふ! は!」

 

 一方では三本の剣が、一方では四本の象徴が所狭しと動き回る。

 ペルソナ・ペニス、略してPPは新たなる人間の可能性。

 その可能性を、特捜隊の七人は男女の垣根を越えて追及し続ける。

 

 いつまでも、いつまでも……。

 

 

(了)

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