※この作品はR-18です。

彼の動向が気になる霊夢さん   作:ファミチキ食べたい

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第三話「最近の悩み事・後」

  第三話「最近の悩み事・後」

 

 玉男は二回の体外へと子種を放出させる行為を終えた後にふと我に返る。

 彼の二つの瞳に映るのは敷布団の上で仰向けに寝ている紫の恍惚の表情。次いで視線をさらに下の方へ向かわせると、自分の男性器が見えるハズの位置には紫の色白な下腹部が目に入る。

 

「は、はいぃ?」

 

 予想外――いや、彼の心のどこかでは覚悟をしていたのかもしれない光景だが、それでも動揺してしまう玉男が身を退こうとすると――

 

「ああっ……まだ、動かないで」

 

 肉棒をキツく締め付けてくる紫の肉壁と震える声が玉男の動きを止めさせる。

 

「いや、でも――」

 

 脳裏に霊夢の姿が浮かんでしまった玉男が強引に絡みついてくる紫の肉壁を振り解こうとした瞬間。

 

「だめっ出ちゃっ――!?」

 

 玉男の一部が引き抜かれるのと同時に紫は微量の小便にも似た何かを放水させる。彼女の中から溢れ出たそれは玉男の腹部に吹きかかる。

 腹部から液体が伝たっていく光景に唖然とする玉男が紫の顔の方へ視線を向かわせると、そこには恥ずかしそうに両手で顔を覆う紫の姿がある。

 指の隙間から覗かせる彼女らしからぬ潤んだ瞳と紅潮した顔に、彼は意図せずに生唾を飲み込む。

 

「あ、あの……何か、すみません」

「玉男のが気持ち良すぎるせいよ」

 

 目を背けながら悔し気に紫が告げてくると、玉男の理性はその任を解かれてしまう。

 

「ちょっ、玉男?!」

 

 玉男が紫の両の太ももを掴んで広げると、高揚した彼の心情を表出させたかのようにそそり立つ男性器を再び彼女の中へと押し入れる。

 紫の中から溢れ出る粘質な液体は潤滑油の役割を果たし、すんなりと玉男を奥まで受け入れる。

 

「いき、なり、あっ……ふか、ああっ――」

 

 一気に奥まで貫くと、玉男は間髪入れずに欲望のまま腰を前後させるのだった。

 

 

 

 博麗神社の鳥居に夜の色が混じる頃、霊夢は縁側に座りながら沈み切った夕陽の面影を探すかのように大きな瞳を彷徨わせていた。

 これが何度目かも分からない吐息をついた時、不意に霊夢の彷徨っていた瞳は鳥居の下の一点を見定める。すると憂いを秘めていた表情は一転、早すぎる夜明けのような笑みを浮かべ始める。

 縁側から飛び跳ねるようにして石畳の上に降り立つと、霊夢は飛翔するのも忘れて駆け出す。長らく待ち侘びた愛おしい彼の元へ。

 

「遅過ぎんのよ、バカっ」

 

 足元をフラつかせながら歩く玉男に抱き着くと、霊夢は彼の胸に小さな頭を押し付けながら小さく呟く。

 

「ご、ごめん……今日は少し遠くの方まで行っちゃってて」

 

 頭を撫でられる霊夢はニヤけた表情を悟られないないように身体を離しながら踵を返し、玉男の手を引いて歩き出す。

 

「罰として、今日はゴハン抜きだからね?」

 

 その言葉とは裏腹に霊夢の声は嬉々としていたのだが、何故だか玉男からの返事は一向に返っては来ない。

 不審に思った霊夢が振り返ると、そこには顔を俯けたままうなだれる玉男の姿があったのだった。

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