※この作品はR-18です。

ISー(変態)紳士が逝く R-18エンディング集   作:丸城成年

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第99話から分岐
ノーマルエンド 束 前編


 銀の福音暴走事件から数ヶ月、季節は巡りIS学園にも冬が訪れていた。今日はここ数週間でも一番の冷え込みで、日が落ちてからは一層の寒さである。空からは小雪が舞い始めている。

 

 IS学園の各施設は空調設備がしっかりしているので寒さに震えることはないが、こんな日に態々活動的になる生徒はあまりいない。今は深夜というほど遅い時間ではなかったが、ほとんどの生徒は寮の自室に戻っていた。

 

 そんな夜、IS学園内を軽やかにスキップしながら移動する全裸の男がいた。

 

 男は白く大きな布の袋を担(かつ)いで、自分の到着を今か今かと待つ者の元へ向かっていた。

 

 

「これなら喜んでくれるでしょう」

 

 

 男は担いだ布袋をチラリと見て呟いた。その中には黄金や芸術品などより価値のある逸品が詰まっている。この逸品を見た時、あの人がどんな顔をするだろうかと考えると心が浮き立つ。

 

 男は全身に力を込め、移動速度を上げる。鍛え抜かれた筋肉が唸りを上げる。スキップは続けていたが、一歩で数メートルも跳ねている様子は異様としか言えない。目的地へあっという間に辿り着いた。

 

 個別整備室D-3と書かれた部屋の前で男は立ち止まった。立ち止まると男の全身から湯気の様なものが立ち上る。筋肉が発する熱気が原因であろう。

 

 男が扉の横にある暗証番号キーを手早く押すと、軽い音を立てて扉は開いた。部屋の中で待っていたのは妙齢の女性であった。

 

 彼女は恐らく世界で一番有名な女性である。その女性がまるで子供の様に頬を膨らませている。

 

 

「むー、タロちゃん遅いよ。束さんの首がキリンみたいになったらどうするの?」

 

「まあまあ、今日は良い物が手に入ったので大目に見てください」

 

 

 部屋で待っていたのは篠ノ之束、ISの開発者であり自他共に認める天災である。IS学園の警備は厳重なのだが、束であれば忍びこむのも簡単である。そして、大きな布袋を担いだ全裸の男はタロちゃんこと山田太郎、世界で二人しかいない男性IS操縦者である。

 

 太郎が布袋の口を開くと中には下着や服が入っていた。太郎はそれらを部屋の中央にある作業台の上へ並べていく。

 

 黒のスーツ、同じくタイトスカート、白のワイシャツ、黒ストッキング。そして、レース生地をふんだんに使った黒い上下の下着。

 

 そう、これは全て織斑千冬の使用済み衣服である。太郎と束は定期的にこの太郎専用の整備室で秘密の宴を催しているのだ。

 

 まともに片付けの出来ない千冬は、現在その生活の大半を一夏と太郎によって支えられている。千冬は一夏達に最低でも一週間で一度は寮の部屋の状態をチェックされ、指導とサポートを受けている。それとは別に洗濯物は全て業者へ任せている。

 

 この業者は太郎が用意したダミーである。だから千冬の洗濯物は全て一度太郎の管理下に入る。つまり太郎は千冬の下着を好きに出来るというシステムの構築に成功したという事だ。これによって太郎と束の宴は実現出来ている。

 

 束は黒い下着を掴むと口元へ押し付ける。

 

 

「むふー、れろれろ……ん? 今日はいつもより匂いと味が強い!?」

 

「当然ですね。今日は実技があって、かなり激しく動いていましたから」

 

「へえー、でもちーちゃんが汗をかく程って何をやったの?」

 

「打鉄に乗った千冬さんと私が近接ブレードで勝負したんです。しかし、剣の勝負では私に勝機はありませんね。まともに打ち合えないので逃げ回りましたよ」

 

 

 実技の時間、太郎が最近調子に乗っていると千冬自ら相手となったのだ。実際、一年生としては実戦経験が多い太郎は他の生徒と比べて強い。千冬は太郎を調子に乗らしては面倒な事になると考えて、伸びた鼻をへし折ろうとしたのだ。

 

 勝負は終始千冬が圧倒していた。しかし、結局最後まで決定打は入らなかった。それは太郎が早々に勝つ事を諦めて回避に徹した為であった。結果として束を楽しませる要素が増えた下着の完成である。そして、ISで闘ったという事は─────────。

 

 

「えっ!? そ、それじゃあ……もしかして」

 

「ええ、今回はISスーツも手に入りました!」

 

 

 太郎は布袋の底から千冬が使ったISスーツを取り出した。それに束が顔を埋めた。

 

 

「ううぅぅぅぅん、サイコー!!!」

 

 

 束の喜びようも当然である。現役を引退した千冬がISに乗る機会は少ない。つまり千冬のISスーツは下着より更に希少な獲物なのだ。

 

 

「ぐへっぐへへへへ……おっと忘れてた。良い仕事してくれたから奮発しちゃうよー」

 

 

 太郎の成果に満足した束は、景気良く自らのスカートをめくり上げ下着を晒す。太郎が束の股座(またぐら)へと顔を近づける。そこからは強烈な雌の匂いが発せられている。束のパンツは既にぐっしょりと濡れていた。

 

 

「もうこんな状態なんですか」

 

「仕方が無いよ。ちーちゃんの使用済みISスーツなんて味わったら、それだけでイッちゃうよー」

 

 

 束は既に軽くイッた後だった。太郎はしとどに濡れた束のパンツを口で咥(くわ)えてズリ下げる。束が片足ずつパンツから足を抜き、太郎は脱ぎたてグショ濡れパンツを手に入れた。

 

 しかし、そこで終わる太郎ではない。パンツは頭に被り、隠す物が無くなった束の熟した女性器へ舌を這わす。

 

 

「んっ……あ、うんん……」

 

 

 太郎が舌を膣の入り口付近へ挿し込んだだけで太郎の口元は愛液まみれとなった。

 

 束が言った、千冬のISスーツを味わっただけでイッたというのは本当だったようで立っているの覚束ない。束は太郎の頭を抱えるように寄り掛かる。

 

 それでも太郎の舌は止まらない。膣内のより奥を目指して舌が進む。しかも、束を責めるのは舌だけではない。時折興奮によって膨張した束の陰核に太郎は吸い付いた。

 

 

「ああっ、い、いいね。もう立っていられないよ」

 

 

 束は床に寝転び、再び千冬のISスーツを顔に押し付けて堪能しだした。足を開いて局部をさらけ出した姿は、好きにして良いと言っているようなものだ。当然、太郎は前戯もそこそこに束へ挿入する。もう一度イッているうえ、完全に発情状態の束のソコはすんなりと太郎の肉棒を飲み込んだ。

 

 最近の束と太郎の関係はいつもこの様な流れだ。太郎が持ってきた獲物を堪能してオナっている束で太郎も楽しむというものだ。それはセックスと言うより、オナニーに互いを利用しているだけであった。

 

 太郎がだんだんと腰の動きを激しくしていく。超人的な肉体を持つ太郎の激しい抽送(ちゅうそう)も流石束の肉穴、その全てを難なく受け止めている。

 

 

「顔にちーちゃんのISスーツを押し付けてこうしていると、まるでちーちゃんに犯されているみたいだねー。ぐっふふ」

 

「レイプ願望というヤツですか?」

 

「うーん、私はちーちゃんに犯されてみたいし…あっぅう…犯してみたい気持ちもあるね。んんっあー…これもひとえに深過ぎる愛のせいだよt!!!」

 

 

 太郎には深いのは愛だけでは無いように思えたが、自分も人の事をとやかく言える性癖ではないので何も言わず腰だけ動かし続けた。

 

 しばらく続けていると束の声が高くなってきた。

 

 

「ああ、ちーちゃん。もっと、もっと!!!」

 

 

 太郎の肉棒を締め付ける膣圧が強くなり、太郎は束の一番奥で射精を始める。

 

 セックスと呼ぶには作業的なソレが終わってしばらくすると、束が上半身を起こした。

 

 

「……大事な事を忘れてた」

 

「急にどうしたんですか?」

 

「ちゃんと子作りをしなきゃ」

 

 

 唐突な束の言葉に太郎もどう反応して良いのか迷う。今さっき中出ししたところなのに、どういう意図なのか分からない。

 

 

「この前、娘が出来たって言ったよね」

 

「ええ、拾った子をそのまま娘にしたんですよね」

 

「そうなの。かあーいいよー。それで一人っ子って良くないらしいから弟か妹を作ってあげようかなって」

 

「実際に影響あるんでしょうか?」

 

 

 太郎は束の言う一人っ子うんぬんという話には懐疑的だった。兄弟がいるだけで良い子に育つというのは短絡的ではないかと考えていた。

 

 束は束でそう言っている理由があった。

 

 

「私やちーちゃんには妹や弟がいるし、絶対兄弟はいた方が良いよ」

 

「私は一人っ子ですけどね」

 

「じゃあ、やっぱり兄弟はいた方が良いね」

 

 

 太郎の反論に束はむしろ自らの考えに確信を持った。太郎は怪訝な表情で理由を聞く。

 

 

「どういう意味ですか」

 

「だって、うちの子が裸で徘徊する様になったら嫌だもん」

 

「これは一人っ子とか関係ありませんから!」

 

 

 束は変態ではあったが、露出趣味は無かった。当然、自分の子供が露出狂になるのも嫌なのである。

 

 太郎が反論しようとしていたが、束は既に他の事を考えていた。

 

 

「ちゃんと子作りするにしても、タロちゃんではあんまり興奮しないからなー」

 

「それを本人に言ってしまうのは良くないですよ」

 

「そもそも私はちーちゃんと箒ちゃん以外で性的な興奮を覚えないから」

 

「同性では子作りできませんよ」

 

 

 太郎の鋭い突っ込みに対して束は不敵な笑みを浮かべる。

 

 

「ふふっ、束さんに不可能は無いよ。ちーちゃんの体を男に作り変えるくらい朝飯前だよ。寝ている間にちょちょいっとね」

 

「そんな事をしたら千冬さんに殺されるのでは?」

 

「怒るかなあ?」

 

「怒ると思いますよ。見た事無い位の大激怒でしょう」

 

「謝ったら……」

 

「謝る前に殺されるのでは?」

 

 

 束の技術力であれば形だけでなく機能的にも完全な性転換が可能である。しかし、千冬だけでなく箒もそんな施術は受け入れないだろう。

 

 それなら逆転の発想で───────────。

 

 

「じゃあ、私が男になっ……ても……無理かなー」

 

「レイプでもする気ですか。絶対合意は得られないですよね?」

 

「ぐぬぬぬ」

 

 

 束の灰色の脳を駆使してもこれ以上良い案は浮かばない。そんな時、束の視界に作業台が入る。作業台の上には教師としての千冬のトレードマークと言える黒スーツがあった。

 

 束の灰色の脳がフル回転を始める。

 

 

 千冬の服から出汁をとる──────これじゃない。

 

 太郎に千冬の格好をさせる──────これじゃない。

 

 自分が千冬の格好をして太郎に犯される──────これだ。

 

 

 束は作業台へ近付き千冬の服と下着を身に着けていく。そして、束は黙って様子を見ていた太郎へ振り向く。

 

 

「山田、貴様そんな姿で何をやっているっ!!!」

 

 

 部屋に千冬の怒鳴り声が響いた。太郎はビクッと反応し、慌てて周囲を見回した。しかし、何処にも千冬の姿は無い。いるのはニヤニヤとしている束だけである。

 

 

「驚かせないで下さい。久々に本気で焦りましたよ」

 

「ちーちゃんマニアで十全たる女、この束さんなら声マネも完璧なのだよ」

 

「ほう……つまりそういう趣向ですか」

 

 

 察しの良い太郎は、今のやり取りだけで束の意図を正確に読み取っていた。

 

 

「親友の服を着て親友になりきってセックスするのが興奮するとは、業の深い人ですね」

 

「ちーちゃんの服に包まれ、ちーちゃんが汚されるのを自分の体で体験する。一粒で二度おいしいよ!」

 

「よく分からない理論ですね」

 

 

 太郎にもイマイチ理解出来ない感覚であったが、盛り上がりそうなのは確かだった。

 

 とにもかくにも二人はプレイを開始する。

 

 

「山田、こんな所に呼び出してどういうつもりだ」

 

「ふふっ、貴方も子供ではないのだから分かるでしょう?」

 

「ふざけるな。私は帰る、ぞ……? か、体が上手く、動かせん」

 

 

 苦しそうに千冬(束)が片膝を付く。それを太郎が邪悪な表情で見下ろしている。

 

 

「くくく、この部屋には私のヴェスパが生成した毒が撒き散らされているのですよ。私は解毒剤を飲んでいますが、さしもの貴方も生身ではどうにもならないでしょう?」

 

「この卑怯者がっ!」

 

 

 睨み付ける千冬(束)に太郎がにじり寄り、その股へ右手を滑り込ませる。

 

 

「怒鳴ってはいても肢体の方は今からされる事に期待しているようですよ」

 

「くっ、これは……ちがぅ」

 

 

 太郎の言葉を否定する千冬(束)だったが、その声は尻すぼみに小さくなってしまう。太郎は右手の人差し指と中指を千冬(束)の秘所へ出し入れしながら、左手で千冬(束)の胸を揉みしだいた。

 

 千冬(束)の豊満な胸は柔らかく、その形を様々に変えて太郎を楽しませる。そして、いつの間にか千冬(束)の乳首は服の上からも分かる程に立っていた。

 

 太郎はそれを摘み上げる。

 

 

「あああっあ、は、はなせ」

 

「素直になったらどうですか?」

 

「誰がっ、貴様……などに」

 

 

 太郎が手を放すと千冬(束)は這ってでも逃げようとする。そこへ上から太郎が覆い被さる。太郎は両手で千冬(束)の胸を掴み、肉棒を千冬(束)の尻に擦り付ける。

 

 

「こんな事をして、ただで済むと思うなよ!」

 

 

 気丈にも太郎を睨みつけた千冬(束)だったが、抵抗もそこまでだった。太郎の肉棒が千冬(束)を貫く。

 

 

「くっ、こんな……馬鹿な。この私が……」

 

 

 最強の呼び声高いブリュンヒルデが獣のように犯される。キツイ膣内を肉棒が荒々しく抉る。千冬(束)の尻に太郎の股が打ち付けられる音が響く。

 

 

「世界最強がこんな所で犯されている。この姿を世界に公開したらどうなるんでしょうか」

 

「下衆め」

 

「その下衆に生ハメされて汁を垂れ流しているのは誰ですか」

 

 

 千冬(束)の罵倒を気持ち良さそうに聞きながら太郎は千冬(束)の陰核を軽く弾いた。

 

 

「っかあ!!?」

 

「ここが好きなんですか?」

 

「馬鹿、お、驚いただけだ」

 

「本当ですか?」

 

 

 太郎は執拗に千冬(束)の陰核を責め立てる。その度に千冬(束)の膣はピクピクと反応していた。溢れ出る愛液の量も増えている。

 

 太郎は千冬(束)の肉付きの良い尻を二、三度撫でるとラストスパートをかけ始める。千冬(束)もそれで気付いたのか再び儚い抵抗を始めた。

 

 

「ま、まさか中で出すつもりか。くそっ、止めろ。はなせっ!」

 

 

 両手で床を這い、太郎から体を離そうとする千冬(束)。しかし、太郎の両手が千冬(束)の腰をがっちりと掴んで自分に引き寄せた。肉棒が根元まで突き刺さり、亀頭が子宮口をぐりぐりと押す。

 

 太郎の亀頭が一際膨らむと精液が勢い良く放たれた。

 

 

「そんな……」

 

 

 千冬(束)は胎に熱い物が注ぎ込まれる感覚で呆然としていた。しかし、夜はまだ続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




一万字に届きそうだったので分割します。
水曜日に後編を投稿します。

読んでいただきありがとうございます。
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