ISー(変態)紳士が逝く R-18エンディング集 作:丸城成年
ノーマルエンド ラウラ前編
突然、太郎が泊まるホテルを訪れたラウラ。それは飢えた獣の前に兎を放つようなものである。太郎は少しの間、性欲と理性、リスクとリターンを天秤に乗せて思慮を巡らせる。そして、結論はすぐに出た。後悔チンポ立たず。据え膳食わぬは男の恥。太郎はラウラがどうしても嫌だと言わない限り、もうヤる気になっていた。それではラウラの方はどうなのか。
「実は……、少し見せたいものがあって……だな」
非常に言い辛そうなラウラの様子を太郎は訝しむ。太郎からすれば、今更何を遠慮することがあるのかといったところだ。今まで二人の間には様々な事があった。何度も闘ったし、ラウラには睡眠薬を盛られた事もあった。それでも良好な関係が続いているのだから面白い。
ラウラは太郎の視線を感じつつ、清水の舞台から飛び降りる想いである策を実行に移そうとしていた。それはクラリッサから授けられた必勝の策である。
ラウラが自分の着ているコートを掴み、ガバッと大胆にはだける。
そして、コートの下は下着だけであった。
それは黒を基調としながらも、繊細なタッチで仕上げあられた小さな白い花が散りばめられた物だった。パンツはサイドがピンクの紐となっており、可愛く結ばれている。病的なまでに白いラウラの肌、大人の女性とは言えないスタイルではあるが鍛え抜かれて者特有の均整がとれた体、それらが合わさって妖しい魅力を放っている。
「こ、これは、ふ、ふく副官のハルフォーフ大尉が用意してくれた物だ」
太郎がラウラへ臨海学校用にプレゼントした水着のデザインを参考(第80話参照)にして、太郎の好みに合うだろう物をクラリッサは準備した。その試みは大いに成功したと言って良い。
「どう……だろうか?」
「良いですね。とても魅力的です」
自信無さそうに聞いてきたラウラへ太郎は間髪入れずに答えた。それは考えるまでも無い当然の答えだ。それを聞いて頬を赤らめるラウラは、さらに魅力的である。
「そうか、魅力的か……ふふっ、良かった。うん、よかっ、いや、私がここまでしたのだから、と、当然だ」
褒められて嬉しそうに微笑んだラウラだが、照れ隠しで得意気な顔を取り繕った。それが背伸びしているようで微笑ましい。
「それで、どうしてその可愛らしい下着姿を私に披露してくれたんですか?」
「それは……」
太郎の疑問にラウラは、答え辛そうに口ごもってしまう。十秒くらいだろうか、少しの間沈黙が続いたがラウラは意を決した。ラウラはしっかり太郎と目線を合わせ口を開く。
「私達の関係を変えたいからだ。私は一般常識に疎い。しかし、私も色々学んでいる。私は今まで貴方を『パパ』と呼んでいたが、それは本来『父親』を指す単語だという事も最近知った。実際の所、貴方は『父親』ではなく『援助者』なのだが……この際それはどちらであっても関係ない。そのどちらも私の望む関係ではないからな」
力強く言い切ったラウラに太郎は意外感を持った。太郎は自分とラウラの関係を非常に良好な状態だと認識していたし、ラウラも同様の考えだと思っていた。しかし、改めてこれまでのラウラの行動を振り返れば、それは別に意外でもなんでもない。
ラウラは再三に渡り激しいアプローチを太郎へ仕掛けていた。そう、睡眠薬を盛って既成事実を作ろうとしたり、である。それは現状に満足しておらず、新たな関係性へ進もうとする意志を示している。
(それに比べて自分はどうだ? 先程やっとその気になったが、それまではリスクを恐れて
今日のラウラは特別魅力的である。だが今までのラウラとて十分に魅力的であった。ハッキリ言ってしまえば『ヤりたい』と思う相手だ。しかもラウラは太郎へ好意を持っている。相手の合意がほぼ取れているにも関わらず、様々なリスクを理由に太郎は本番へ至らなかった。自重していたのだ。
その事に気付いた太郎は、心の中で大きな溜息を吐いた。
(情けない。私ともあろうものが恐れによって歩みを止めてしまっていたとは。どんな困難ですら性欲の為なら乗り越えてきた、この私が自重っ!? シュヴァルツェ・ハーゼの隊員達を未熟などと言いましたが、未熟なのは私も同様ではないか)
一般的な倫理や常識からは逸脱している太郎にはリスク管理が欠かせない。それを怠れば檻の中へ直行である。しかし、太郎は捕まらない為に生きているのではない。ヤりたい事をヤる為に捕まらないようにしているのだ。その本質をいつの間にか見失っていたのかもしれない。
自嘲的な笑みを太郎は一度浮かべたが、頭を振って気を取り直す。済んだことを気にしても仕方がないし、目の前には下着姿のラウラがいるのだ。あれこれ悩んでいる場合ではない。
「それで私達の関係を変えたいとのことですが、ラウラさんは具体的にどのような関係を望んでいるのですか?」
「う、ん……私は、その……こ、こ、恋人に。後いつかは夫婦というものに、なれればと」
ラウラは顔を真っ赤にしてつっかえつっかえ打ち明けた。
「良いでしょう」
「えっ!?」
「恋人でも夫婦でもOKです」
「そ、そんなにあっさり決めてしまって良いのかっ!?」
かなり重大な話をしているはずなのに
「本当に良いのか?」
「そう言っています」
「本当の本当に?」
「疑り深いですね。貴方の望み通りなんですから素直に喜んで良いんですよ」
「そ、そうか……そうだな。本当にOKなんだな。それではこれからは、こ、こ、こい、恋人とという事か」
一度その気になった太郎からすれば、恋人だろうと夫婦だろうと大した問題ではない。そんな枠組みなど太郎から見れば単なる飾り、これからはヤりたい事をヤるだけなので断ろうか、などと考える必要は無かった。
逆になかなか実感がわかなず、戸惑い気味なラウラだったがしばらくして落ち着くと、ある事に思い当たる。それがつい、口に出る。「もしかして言えばいつでも了承してもらえたのか」「今までの苦労は何だったのだ」とラウラは零した。
そんなラウラの想いを他所に、太郎の視線はラウラの肢体へ注がれていた。慎ましい胸、白人種としても異常な程に白い肌、細いが弱弱しさなど一切感じさせないしなやかな手足。それら全てが太郎の性欲を掻き立てる。太郎の手は知らず知らずのうちにラウラへと伸びる。太郎はラウラの二の腕に触れ、柔らかな手つきで
「んっ、どうかしたのか?」
「今日、森の中で激しく格闘したりしたわりには傷などは見当たらないな、と思いまして」
本当のところ、性欲100%な行動であったが太郎は話を誤魔化した。ただ太郎の指摘ももっともである。道場やリングと違い、森の中で闘えば木の枝による引っ掻き傷など生傷が絶えないはずである。それなのにラウラの肌は傷一つ見当たらない。
「ああ、それは医療用ナノマシンの影響だ。私達シュヴァルツェ・ハーゼに所属する遺伝子強化試験体の体内にはナノマシンが入っている。だから傷の治りも常人とは比べ物にならないくらい早い」
「便利なものですね」
「ちなみに、ナノマシンは唾液などの体液に多く含まれているから怪我をしたら言ってくれ。私が舐めれば治りが早くなるからな」
ラウラの申し出を聞いた太郎は、咄嗟に勃起した股間を怪我でハレていると偽って舐めてもらおうかと思ったが、流石のラウラも勃起と怪我を間違ったりはしないだろうと思い直した。それに嘘を吐かなくても素直に頼めばフェラもしてもらえそうである。
太郎は邪な考えを巡らしている最中もラウラの剥き出しの肩や二の腕に触れていた。その触り心地はいつまでも触れていたと思わせるものである。だが触られている当の本人であるラウラは、太郎のその行動に不思議そうな顔をしている。
「いつまで触っているんだ。私の肩や腕など触っても面白くもなんとも無いだろう」
「いえいえ、そんな事はありません。とても魅力的でいつまでも触っていたいような体ですよ」
「そ、そうか? まあ……まあ、私のパーフェクトなボディなら当然の反応だな」
思いがけない太郎の賛辞にラウラは動揺しながらも鷹揚な態度を取り繕おうとしたが、その表情とどもっている所からバレバレである。動揺しているラウラはサラっととんでもない事を言ってしまう。
「触りたいなら好きなだけ触って良いぞ。な、なにせ私達はこ、恋人でもあるしな」
「そ、そうですか。では遠慮なく」
ラウラの言葉に太郎は興奮を抑えきれなくなる。触れていたラウラの二の腕を揉み解すように堪能する。太郎のそれと比べると細く柔らかな二の腕だが、ラウラが少し身じろぎする
太郎はゆっくりと手をラウラの二の腕から胸へと移動させる。同年代の少女達と比べて小さいものの、下着越しでもその柔らかさは男の本能を喜ばす魔力がある。
「いきなり胸かっ!」
「何か問題でも?」
「えっ、いや……大丈夫だ。どんと来い!」
一瞬の躊躇いはあったが、ラウラはすぐに腹をくくった。
太郎は最初繊細な壊れ物を扱うような手つきで揉んでいたが、膨らみの頂点が手に触れるとそれを軽く摘まんだ。
「んっ、くぅ」
ラウラの口から微かに声が漏れる。太郎はその反応を見ながら力加減を調節する。心なしか手の中で乳首のしこりが強くなったように太郎は感じた。太郎は一度ラウラの蕾から手を放し、ラウラのブラを外すと薄い桃色の先端が顔を出す。
「うぅぅぅ……」
一般的な羞恥心をあまり持っていないラウラでも、まじまじと乳首を見られると平静ではいられない。顔を赤くして目を太郎と合わせようとしない。それに顔だけでなく、全身に渡って肌が色づいてきたように見える。
太郎は右手でラウラの小ぶりな胸を直に撫でながら左手を下へ、下へと這わせていく。そして、ラウラの股に辿り着く。下着の上からラウラの性器を撫で、その凹凸の形を確かめるように指を何度も行き来させる。
「ッッ!」
「痛かったら言ってくださいね」
「い、痛くはないが……変な感じだな。ムズムズするような、言葉で表現するのが難しい感触だ」
ビクリと身を竦ませたラウラへ太郎が優しく声を掛けた。しかし、ラウラは先程痛みを感じたわけではない。ほとんど性的経験が無いラウラにとって未知の感覚だったからだ。
困惑気味のラウラを気遣いながらも太郎が手を止める事はない。下着越しに指で前後に擦り、その後はワレメを押し広げるようにしたり、中指で下着ごと押し込んだりする。そんな事を繰り返していると、ラウラのパンツは湿り気を帯びていき、未熟な体つきからは想像出来ない程蜜が溢れ始めた。
「何だ、これは。私はおかしくなったのか?」
ラウラは自分の股を濡らす愛液が何なのか分からず戸惑ってしまう。IS学園転入時のラウラは性に関する知識をほとんど持っていなかった。それを見かねた千冬の計らいで保健体育の教科書などで一応知識を得ている。だが当時、性教育に興味の無かったラウラが覚えた知識は『男性器を女性器に挿入し、射精して受精すれば妊娠する』程度のものだった。実体験を伴わない知識など大した役には立たなかった。
それはそれで太郎からすると美味しい状況である。知らないなら、自分が手取り足取り教えれば良い。
かなり遅くなったうえ、途中で分割となって申し訳ありません。
今月から来月にかけて急に予定が入ってしまい、最後まで書いていると投稿が遅くなり過ぎると考え、出来ている部分を先に投稿しました。
もう一つの投稿している話に関しても出来ている部分を整理出来次第投稿予定です。
読んでいただきありがとうございます。