魔法尿女カリン~ええっ!?まさかのおしっこで変身!?~ 作:火野荒シオンLv.X-ビリオン
リンカ「そこでくたばってる」←指差し
シオン「」←白目アへ顔ダブルウィッシュしながら
果林「…え?なんでもうくたばってるの…??」
リンカ「最近就職試験受けに行って、精神的にああなってる」
果林は家に帰宅して早々、おしっこで濡れたパンツを素早く洗濯機に入れ、洗濯をする。
そしてそのまま素早く自分の部屋にまで階段を駆け上り、そのまま入室をする。
果林はハァーと溜め息を吐くと、制服の胸のポケッ トを開ける。
するとそこから"妖精"みたいなものが、羽根を羽ばたかせながら出てきていた。
「ぷはーっ!死ぬかと思ったー!!果林の胸が板みたいなペッタンコでよかったよかった。巨乳とかだったら確実に死んでたよー」
「…命を救われたとはいえ、この妖精ぶん殴りた い………!」
さらっとコンプレックスの1つを馬鹿にされた気がした果林は、目の前の妖精―――リンカに対して拳を握りつつ我慢していた。
するとリンカはこちらを向き、突然白い光に包まれ ると、光が消えたと同時に、人間の姿になっていた。
人間の姿になったリンカはその場で座り、果林に話し掛けていた。
「さてと………それじゃあ改めて。初めまして。私は貴女と違う世界『ファンシーワールド』と呼ばれる場所から来た妖精の、リンカ・エルフィーナという者よ。リンカって呼んでくれても構わないわ」
「あ、はぁ………」
果林は座りながらリンカの話を聞くが、果林にとって、目の前の妖精が言っていることが、何故か中二病的な発言にしか聞こえなかった。
目の前で体の大きさを変えられたので、信じるしかないが。
そんな果林の気持ちを知ってか知らずか、そのまま リンカを話を続ける。
「私がこの世界に来たのは、貴女のような【適合者】と【資格】、その2つを持ち合わせている人を探してたの。そして偶然にも、魔月果林、貴女を見つけた」 「私を………?というか、何で私の名前知っている の?」
果林は真っ先に思い浮かんだ疑問をリンカに尋ねる。 それを聞いたリンカは、「ああそれね」と言いながら答えていた。
「偶然適合者の素質がある反応を察知して向かって みたら、貴女が朝っぱらからおねしょしているのを 見かけてね」「∑!?」
「で、貴女を発見したのが1週間前。その間に貴女が 頻尿であることも調べたの」
「ちょっ!何でそんなとこ見てるの!?」
果林は顔を真っ赤にしながら手で覆い隠す。
それにも関わらず、リンカは果林の前で観察した事を述べていた。
「まず毎日おねしょを1日平均3~4回でして、学校の前にトイレでおしっこ。学校でも休み時間に1回、 昼休みに2回。帰宅中にも野外で尿意を催して近くのトイレ、もしくは物陰で放尿。夜でも起きてる時は トイレに行き、その後就寝。時々お風呂に入ってておしっこしたり、人がいないところで間に合わずにおもらし………ってところね」
「何でそんなに詳しく知っているのぉぉぉ!!?」
果林は絶叫しながらその場でうずくまる。 リンカはそれを見ると、ケラケラ笑いだし、床に転 げ落ちていた。
「わ、笑うなぁぁぁぁ!!!」
「あははっ、ごめんごめん。反応が面白くてつい……あはは!」
「だから笑わないでぇぇぇ!!」
「はいはい―――で、話を戻すけど、私はある組織を倒すために、あなたのような人を探していたの」 「………さっきから【適合者】とか【資格】とか言ってるけど、もしかして………」
「勿論【魔法尿女】の事よ」
堂々と言い放つリンカだが、果林は何かの聞き間違 いだと思い、再びリンカに尋ねる。
「あのー………聞き間違いかな?魔法少女じゃなくて、【魔法尿女】って聞こえたんだけど」
「それであってるよー。魔法【尿】女。おしっこの魔法少女。アニメみたいにまんま魔法少女な訳ないじゃーん」
「………その適合者兼資格を持つ者が私なの?」
「ザッツライト!!」
リンカはサムズアップしながら答えるが、果林はというと………訳の分からない事に現実逃避していた。
「………そうか………これ、夢か………ナーンダユメカ アハハハハハ」
「こら、現実逃避しないの」
「いだぃ!?」
リンカのチョップが果林の頭に直撃し、果林は頭を押さえる。
そしてリンカの方を向くと、お返しと言わんばかりの顔面パンチを放つ。
いきなりのそれをリンカは避けれるはずがなく、そのまま直撃し、地面に転がり込んだ。
「ぎゃあああ!?何すんのよー!!」
「あんたこそ人にチョップしてきたじゃない!!おあいこよ!!」
「おあいこで顔面なんてあぁぁぁんまぁぁぁりだぁぁぁ!!!」
やけに煩く叫ぶリンカに対し、それを見た果林は右手をグーにしてリンカに見せる。
その意味が分かったのか、リンカは痛みを押さえつつ、騒ぐのをやめていた。
「それで…信じたくないしなりたくもないけど……私が本当にその魔法尿女っていうやつの適合者………な んだよね?」
「何回言わせればいいの?」
「いや、ごめんなさい………というか、物事には順序があるでしょ?もっと詳しく、根本的な部分から説明してくれないと、分からないことが多すぎて困るんだけど」
「あー………めんどいから省いてたんだけど……まぁ、確かにそっちの方から順序に話していけばいいか」
果林のアイデアにリンカは若干頭を掻くが、そっちの方が状況を整理しやすいと思ったのか、魔法で何かの本を召喚していた。
そして顔を真剣にしながら、果林の顔を見る。
「それ、何?」
「大雑把に言うと、説明に不可欠な資料ね………それじゃあ、最初から話始めるよ。いい?」
「いいよ」
「じゃあ始めるね―――昔々あるところに、人間界とは違う場所があった」
それがさっき話した『ファンシーワールド』の事よ。
ファンシーワールドは、人間界で言う『ファンタジー系に登場する魔物』が住んでいるところで、私もその世界の『妖精の森』の住人よ。
え、私も魔物の部類に入るのかって?そりゃあそうでしょ………というか、ファンシーワールドには人間がいない、私みたいなのや、俗に言う『モンスター』と呼ばれる者達が暮らしているぐらいね。
まぁそこはおいといて、ファンシーワールドの世界の構造はここ、人間界と繋がっているのよ。
普段は相当上位な魔法が使えないと、互いの世界に干渉なんてできないからね。
それに人間界と繋がっているのは、【2つの世界を安定させるため】なのよ。
どちらかの世界が壊滅すれば、残っている世界に何かしらの影響が起こるの。
で、ここからが大事な話なの。
そのファンシーワールドに、人間の一人が介入して、しかもよく分からない力を使って、ファンシーワールドを侵略し始めたのよ。
星の殆どが壊滅、侵略されて、殆どの住民が殺され たり捕まったりしたわ。
貴女達の世界で言う男の大半は殺したりし、女は種付けの為にひたすら犯される性奴隷にされた。
しかも残りの男どもはその人間の男に寝返り、好き勝手に暴れ始めてしまった。
その時はまだ妖精の森は侵略されてなかった。
けれど、星の殆どが壊滅したことにより、被害にあってないところまで大地の生命力がなくなった。
そして同時に、この世界にも影響が少しずつ、現れてきたわ。
まず一番最初に、この世界に繋がる『裂け目』が現れ、そこから一部の寝返ったやつらが入り込んだの よ。
さっき貴女に襲い掛かってきた奴等………『グール』て言う名前の奴等ね。
基本的に互いの世界は干渉できないってさっき言っ たよね?
本来なら私が話した上位の魔法を使わないと、それ以外の方法で入り込んだら、人間界にとって『悪い病原菌』みたいな扱いになるの。
だけど問題なのが、奴等に影響が与えられるんじゃ なくて、人間界に影響が現れるのよ。
最近人間界で不可解な事件や事故が起こったりして ない?
………成程、他の国で季節外れの天候やハリケーン、津波が起きたのね………。
恐らくそれの原因は、2つの世界のバランスが崩れ、尚且つ人間界に『異物』が入り込んだ影響よ。
このままじゃ、2つの世界は本気で崩壊してしまう、そう思ったファンシーワールドの『賢者』達は、私や一部の者に世界に干渉できる魔法をかけてもらい、奴等を止めるために戦うことになったのよ。
だけど出発する前に『賢者』達はこう告げた。
『人間界の者達にも力を与え、共に戦え。それが2つの世界を救う為の、最後の"希望"だ』
『それと同時に、人間界の者から"伝説の魔法尿女"を探し出せ』
「―――こうして世界を救うため、私と一部の者達は強い適合性を持ち、尚且つ"伝説の魔魔法尿女"を探す旅に出た………これで大体の説明が終わったけ ど………分かった?」
「一応はねーあははははは」
話が終わったリンカは、話についていけてるかどうかを果林に尋ねる。 果林は一応分かったと言いながらすくっと立ち上が る。
そして―――今度は右膝でリンカの顔面を蹴飛ばして いた。
「―――って、色々と肝心なところ抜けてるわボ ケェェェェェ!!!」
「∑グギャバラゲファ!?」
「ゼェ、ゼェ、ゼェ………話を信じない訳じゃないよ?実際にあんたが魔法みたいなの使ってるの見たし。けど色々と肝心なところが抜けてて、まだ半分以上信じられないのよ」
果林はそう言いながら、もう一度その場に座る。
リンカはというと「顔潰れてないよね………!?」と言いながら、ゆっくりと立ち上がる。
「もー暴力反対ー。私のプリティな顔が漫画の*みたいな顔になったらどうするのよー」
「じゃあもう少し詳しく話せ!というか話の途中 で"種付け"とか聞こえたんだけど!?」
「仕方ないな………本当は敵の組織………と言うべきか しら。その組織名は明らかにされてないの」
「え、そうなの?」
「そう。で、さっき話の中にあった"種付け"は、簡単に言うと戦力を増やすためね。ファンシーワールドでは妊娠しやすく、それでいて出産までのスピー ドが早く、出産された子の成長速度も早いの。中には産まれた段階で成長過程がないのもいるからね。まぁ何よりも、犯す側にとって犯される側はただの"性処理道具"、一言で言えば"ただの苗床"に近いものだけどね」
それを聞いた果林は、背筋をゾクッとする。
向こうの世界では"ただ子供を産ませるための性処理道具扱い"と聞いた途端、何故か一瞬だけ、恐ろしい光景が思い浮かんだ。
自分がそれらと戦い、負けて、ひたすら凌辱された挙げ句に、孕ませられる。
そして終わることのなく、死ぬまで種付けをされる という行為を。
それを想像した果林は、若干声を震わせながら、リンカに尋ねる。
「…それってつまり……戦力を増やした後…私達の世界を………」
「侵略して、同じ様に性奴隷にするでしょうね」
「冗談じゃない!!」
果林はその場で叫び、頭を下に向ける。
「それってつまり…私達は子供を孕まされ、産ませられるの繰り返しでしょ……そして私はそんな連中と戦うことになる?冗談じゃないよ!!それってつまり、私が一番危険な目に遭わされるって事じゃな い!!」
「そ…それは」
「何が2つの世界を救う、最後の"希望"?ふざけないでよ!それじゃあ私は戦いという名の犠牲じゃない!」
果林のその一言により、部屋は一気に静まる。
事実、果林の言うことは正しく、自分達が戦うという事は、ちょっとした一瞬の隙に気を取られ、自分達が犯される。
自ら危険に足を突っ込む、という行為は、相当な勇気がいる。
だがこれは「負けたらその場でアウト」、つまり1度 でも失敗は許されないというのと変わりないのだ。
リンカもそれを承知の上でこの話を持ちかけたが、それをすぐに見抜き、意味をよく理解した果林には、恐らく何を言っても聞かない可能性が高い。
だがリンカは諦めず、果林に必死に説得する。
「…確かに、貴女やいずれ誕生するかもしれない他の魔法尿女の子達にとって、かなり危険な事ね………でも、貴女達じゃないと世界を救えないの」
「そう言いながらあんたは十分強いじゃん……じゃあ何で私達の力を借りようとするの!」
「………この世界では、私達は力が下がるの」
「え」
「あの時貴女を助けた時も、本当は半分の実力にも満たないのよ…。精々4/10程度の力しか出せない ね…」
リンカはそう言いながら、懐から『鍵』みたいなのを取り出す。
「本来この世界の住人じゃない私達は、その影響を受けやすくてね………正規の通り方をしても力が制限されるの…だから危険を承知で、貴女達に力を与え るのよ」
「何よそれ……訳が分からないよ…」
「確かにそうかもね…でも、どの道人間界は支配される。この世界の技術を持ったとしても、勝てない可能性が高い。そうなったらもう、2つの世界は終わる。そんなのは嫌でしょ?」
リンカはすくっと立ち上がり、ゆっくりと果林に近 づく。 そして目の前で止まると、鍵のようなものを果林に 突き出した。
「何も出来ず、ただ支配される方がもっと嫌でしょ?私達の世界は、それが遅かったせいで殆どの所が支配された。大勢の人が死に、苗床された。そしてこの世界まで支配されたら、本気で2つの世界がどうなるか分からないし、させたくない。だから私は奴等に挑む。2つの世界を守るために!その為には………貴女の力が必要なの………」
「リンカ…」
果林はリンカの目を見る。
その瞳には、全てを守れなかったという悔しい気持ちのを写すような感情や、二度と悲劇を起こしたくないために戦うという意思が籠っていた。
それを見た果林は―――軽く溜め息をついた。
いきなり溜め息をつけられたリンカは怒るが、果林はすぐさま笑顔で、リンカの方を向いていた。
「………分かった。私、そいつらと戦う」
「…え?」
「本当は戦いたくないんだけど…どの道避けられる運命じゃないなら、他の人を巻き込みたくない。だから私、戦う!だから………その分サポートしてくれる………?」
「…うっ…果林んんんんんんん!!!」
「∑ちょっ、いきなり抱きつくな……って、ぎゃあぁぁ!?」
戦うと決意した果林に対して、リンカは果林に飛び掛かるり、果林を押し倒してしまう。
果林は悲鳴をあげながら倒れ、必死にリンカを引き剥がす。
そしてすぐさまリンカの頭に拳骨をしていた。
「うぅ……そんなにバシバシ殴るのやめてよ………」
「いきなり押し倒したりするからよ…それでもう1つ聞きたいことがあるんだけど…その……魔法少女」
「魔法『尿』女」
「うぅ。…魔法尿女って、どうやったらなれるの…?嫌な予感しかしないんだけど……」
果林はもう1つ気になったことを訪ねる。
それは【魔法尿女にはどうやって変身するのか】という、一番欠かせない事だった。
確かに変身が出来なければ戦えないし、そもそもどうやって変身できるようになるのか、それを知らないと意味がないのだ。
それ以前に果林は、魔法尿女というものがどういう物なのか、根本的な所から知らないのだ。
ただ言える事は………嫌な予感しかしない、それだけだった。
それを今まで忘れていたのか、リンカは「あぁ」と声をあげ、果林に説明していた。
「それだったら、まず最初に私と【契約】を結べばいいの。そうすれば私の力の一部が貴女に伝って、最後に【ある行為】をすれば、この【セイント キー】という鍵が自動で複製、それが貴女の物にな るって寸法よ」
「【ある行為】が気になるけど……その契約って、どうやるの?」
果林は若干不安を覚えつつ(といっても、その前から嫌な予感をしていたが)、リンカに尋ねる。
だが果林は後悔する羽目になってしまった。
その契約の内容が、とんでもない方法だったから。
「まずは………―――【私のおしっこを飲む】」
「………は?今なんて??」
「だから、私の【おしっこ】を【飲む】の。つまり【飲尿】ね」
「―――えぇぇぇぇぇぇぇ!!?」
契約の仕方………それはリンカのおしっこを飲む、という方法だった。
それを聞いた果林は、思いっきり後ろに下がっていく。
「ちょっ、あんたのおしっこを飲むの!?嘘でしょ!?」
「嘘じゃないよ。私は『聖なる泉』って所で水(本当はおしっこだったけど)を飲んで魔法尿女になったけど、基本的には魔法尿女の人のおしっこを最初に飲むのよ」
「ごめんやっぱ無理」
「駄目!もう戦うと決めた時点で遅いのよ!」「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁ!!!何でそれを先に言わないのよぉぉぉ!!?」
「忘れてた♪テヘッ♪」
リンカは笑顔で堂々と『忘れた』発言をし、果林を魔法の縄で拘束する。
………この時点で最早、強制に契約を結ばれそうになっているが、構わずリンカはパンツを脱ぐ。
―――こいつ、後で殴る………!
果林はそう心の中で決めたが、その間にリンカは口をこじ開け、果林の顔に股を引っ付ける。
果林は必死に離れようとするが、リンカは体を軽く震わせる。
そして
―――プシャァァァァァァァァ
「は、あぁぁぁぁぁぁぁぁ♥」
(ちょっ、まっ………ぐむぅぅぅぅ!!?)
果林の口の中に、リンカは放尿を始めていた。
果林の口の中は既におしっこで満たされており、飲まないと息ができない状態にまでなっていた。
(ま、不味い………!このままじゃ、おしっこで窒息死する……!!流石にそれは………ええい!腹を括れ私ぃぃぃぃ!!!)
果林は心の中で葛藤しつつも、口で満たされている おしっこを、体内に流し込んでいく。 その度におしっこの変な味に吐きそうになるが、そ れをグッと堪え………最終的には、全て飲み干してい た。
「ハァ…ハァ…ハァ………し、死ぬかと……思っ た………!」
「お疲れ様、次で最後よ」
おしっこで窒息、というシュールな光景を体感しかけた果林はうつ伏せになるが、リンカはそんな果林の目の前に、透明のボウルを用意した。
「………これは?」
「見ての通り、ボウルよ」
「いや、それは分かるけど…ここで何をしろ と………?」
「おしっこ」
「………は?」
「貴女のおしっこを、この中に溜めるの。そうすれば契約は完了s」
「―――いい加減にしろぉぉぉぉぉ!!?」
遂には完全にキレ始めた果林は、その場で暴れだす。 それを見たリンカは軽く溜め息をつき、果林の拘束を解く。
そして何か呪文を唱えると―――果林の体が突然立ち上がった。
が、これは本人の意思ではなく、果林は体が言うことを聞かない事に戸惑い始めた。
「ちょっ、何で体が勝手に!?」
「ごめんねー。体は私が今操ってるのよ。意識と膀胱の活動だけは操らなかったけど」
「え、嘘!止めてよそんなの!?っていうか何で強制!?私の意思は無視!!?」
果林は必死に説得するが、その間にも果林の体は勝手に動き、パンツをするりと脱ぎ捨てる。
そしてボウルの上に、和式のトイレを使う時のような前屈みのポーズをとり、そのまま制止していた。
「ねぇ、本当にお願い!冗談抜きにやめて!!」
「どっちにしてももう無理。契約の最初にやった飲尿、あれ飲んで契約の相手と半径5㍍離れた状態でお しっこしたら………」
「し、したら何よ……!」
「―――おしっこが止まらなくなるらしい。二度と」
―――私って、ほんっとうにバカ………!
その話を聞いた果林は、心の中で、全力で後悔する。 「契約の仕方を先に聞いておけば………!」などと果林は呟くが、そうしている間に果林の膀胱に尿意が溜まっていた。
「…あ……もう……だめ……出そう………」
「早くしないと、膀胱まで操るよ?」
「そ、それだけ……は………あ、駄目!出る!出る出る出る!!出ちゃうぅぅぅぅ!!!」
―――ジョロジョロジョロジョロジョロジョロ
果林の膀胱が限界に達したのか、ワレメからおしっこが放出され、ボウルに注がれていく。
しかしおしっこの輝きは、まるで黄金色………金色に近い輝きを放っていた。
だが果林はその時、不思議な感覚に浸っていた。
(あれ……何でだろう………なんだか頭がボーッとする………)
「おーい果林ー。大丈夫ー?」
「…ハッ!だ、大丈夫大丈夫。そして1発殴らせろ!」
「ゲブファ!」
果林は意識を取り戻した瞬間、すぐさまリンカを殴る。
そのまま1㍍程吹っ飛んだがそこは無視して、果林は自身が放尿したボウルに目をやる。
すると突然ボウルの中のおしっこが輝きだし、だんだんと形を変えていく。 そして最終的には、果林のおしっこは無くなっており、代わりにリンカの持っていた鍵―――セイントキーと酷似したものが現れ、果林の手中の収まっ た。
「これが………変身するためのアイテム………」
「お、おめでと………これで今日から……貴女も……魔法…尿女…に………」
「あんた、後でもう3~4発殴らせて」
「やめたげてよぉ!!」
リンカはよろよろと立ち上がり、果林を称えるが、 先程の怒りがまだ残っているのか、堂々と殴る宣言をされ、必死に説得をする。
最終的にチョップ一発で終わり、果林は鍵を見ながらリンカに尋ねていた。
「………これって私のおしっこから作られたんだよね……それを考えると嫌だなぁ………」
「私の時もそうだったから気にしない方がいいよ?」 「それ言われたら余計気にする………あ、そういえばこれ使って変身するんでしょ?どうすれば変身するの?」
「あぁ、それなら」
―――ドオォォォォォォン!!
リンカが説明をしようとした途端、外で大きな爆発音が聞こえる。
果林は慌ててカーテンと窓を開け、外を確認するが、別に煙のようなものが上がっている感じではなかった。
果林は不思議そうに見るが、突然果林の手に持つセイントキーが、動物の唸り声のような音が発せられる。 するとリンカの持つセイントキーも、果林と同じ様に音が発せられ、リンカの形相が変化していた。
「………近くでやつらが仲間の誰かを襲ってる!?」 「え!?この近くにいるの!!?」
「えぇ!これを使えば反応が大きくなるから、急いで行きましょう!!」
「わ、分かった!!っと、その前にパンツ穿かせて!」
果林は急いでパンツを穿き、家を出る。
そしてセイントキーを頼りに、果林達は目的地に走っていった。
シオン「サテ、コンカイノハナシハイカガダッタデショウカ…」←まだ白目剥いてる
果林「作者、そろそろ戻ってこようか」
シオン「分かったから拳構えるのやめて!?」
シオン「さて、今回は本来、投稿するはずのなかった2話ですが……わりと需要があった上、最近なろうでのお気に入りが44になったので、時折投稿することに決めました」
果林「こんの嘘つきー!!」
シオン「仕方ねぇだろ!俺だって他のやつの執筆に手間取ってるんだ!少しでもなにか投稿しないと、音沙汰になるだろ!」
リンカ「それよりお気に入りの数が不吉なんだけど……」
シオン「ファンシーワールドは言わば、東方でいう幻想郷みたいなものだけど、互いの世界には干渉できない設定になっているんだ」
リンカ「まぁ、互いの世界のバランスを壊さないようにするには、極力干渉を避けることだしね」
果林「…それよりもリンカ……アンタ、人のプライベート覗いてたの……まだ謝ってなかったよね……」←セイントキー構えつつ
リンカ「Σすいっませんでしたぁぁぁぁぁぁ!!」←土下座
シオン「さて、本来なら俺は別の作品とかで先に書くべき事だが、ここであえて語ろう。本来は互いの世界と干渉したらいけないのは、こういった自分の世界に他の世界の【異物】が入り込んだら、こうなるからって言うのを警告する風に書いてるんだ」
果林「意外、馬鹿作者が難しそうなこと書くなんて」
シオン「失礼な……でもぶっちゃけ、ほんとは異世界への干渉とか、神様でもしちゃあいけない禁忌の行為なんだよ?他の人は普通に空間移転描写とか書いてるけど」
果林「というか、改めてリンカの話の部分見ると……えげつないよね……」
シオン「えげつなさは俺の一番の取り柄だ!そんじょそこらの鬱描写と比べたらいけないぜ!」
リンカ「…寝ぇ作者、ぶん殴っていい?」
シオン「ナンデ!?」
シオン「そんなこんなで、結局戦うことにした果林だけど……一言どうぞ」
果林「やっぱりやめとけばよかった!orz」
シオン「ですよねー!!そりゃああーんな目に遭ったりするんだし……」
果林「まず契約の仕方がおかしいのよ……何あの契約方法!?他になかったの!?」
リンカ「ない(キッパリ」
果林「orz」
シオン「因みに契約の仕方に関しては、その方が一番納得のいく力の手に入れ方かなー、って」
リンカ「…変身の時もだけど、アンタって変なアイデアばかり思い浮かぶね」
シオン「変な発想は浮かんでなんぼだから」
シオン「さて、次回は遂に、変身シーンのお披露目だ!!」
リンカ「次回もお楽しみにー」
果林「orz」