※この作品はR-18です。

夜叉、見参!!   作:K-daisuke

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武人と装者4

~IS学園・アリーナ~

「終わったようだな……」

 

一夏の隣に降り立つ大輔。その顔は笑みを見せていた

 

「なかなかいい一撃を放つじゃないか一夏。特訓の成果が出てるな」

 

「ありがとうございます。…それより、色々と聞きたいんですけど……」

 

「ああ、話してはやる…が、教師陣へ先に説明しないといけないようだ…」

 

アリーナの方を見ると千冬が立っていた

 

「あはは…そうみたいですね…」

 

苦笑しながらも答える一夏だった

 

「だから、あとでお前の部屋でな」

 

「はい!!」

 

~某所・研究施設~

「ふうむ、やはり無人機ではこの程度ですか……ですが、よいデータが取れました」

 

腕組みをしながら一人の男が笑みを浮かべていた。その視線の先には大輔たちの戦闘の映像が映っていた。どうやら無人機からのデータのようだ

 

「しかし、108のIS…やはり、試作1号機でしたか…どおりで見つからなかったわけです。ですが、面白くなってきました・・・奴等がいれば実戦データが取れますし、そうすれば無人機の量産と独立稼動にも役立つでしょう…見逃したのは正解でしたね」

 

笑みを浮かべ、部屋を後にする男であった。

 

~再び、IS学園~

千冬による説教のあと現在、大輔は生徒会室にいた。それは、とある人物に今回のことを説明する為だ

 

「失礼します」

 

「どうぞ、入って」

 

コンコンとノックすると入る大輔。その視線の先には水色の髪の少女がいた

 

「今回のことについて説明してもらえるかしら?」

 

「…大体は掴んでいるくせによく言うな……」

 

「あら、気づいてたの。政府の護衛役さん」

 

「そこまで気づいていたか。さすがは更識の当主だな、更識盾無」

 

笑みを見せる大輔

 

「あなたこそよく知ってるじゃない、紫藤大輔さん」

 

「これでも裏の情報には詳しいんでな…で、何を説明して欲しいんだ?」

 

「今回の襲撃犯となぜISが使えるのか…これについて説明して欲しいわね」

 

「襲撃犯についてはあとから現れたほうしかわからんが、いいか?」

 

「ええ、構わないわ」

 

「襲撃犯は恐らく企業連合の試用兵器だ…」

 

「へえ…なぜ、試用だとわかるのかしら?」

 

扇子で口元を隠しながら問いかける

 

「簡単だ…これまで存在していなかった兵器…そして、うちの弟が、敵がデータを送受信していた痕跡を見つけたことからな」

 

「それなら納得がいくわ。次になぜISを使えるのかについては?」

 

「人体実験…その結果によるナノマシンへの過剰適合が原因とされている」

 

「人体実験…ですって?!」

 

「…幼いころからナノマシンを過剰に投与され続けていたからな…それによってナノマシンが細胞と融合しちまった…故にISが使えるし、身体能力や傷の治り等が常人以上になっちまったのさ」

 

苦笑しながらも淡々と話す大輔。盾無はそれを無言で聞いていた

 

「別に何も考える必要はない……そうだろ?」

 

「そうね……」

 

扇子を閉じる盾無。

 

「さて、俺は約束があるんでな…失礼させてもらう…」

 

そう言い立ち去る大輔であった

 

「(人体実験…この情報はまずいわね)」

 

大輔の残した情報に考えをめぐらす盾無であった

 

~IS学園・一夏の部屋~

一夏の部屋にやってきた大輔であったが、そこには箒と鈴にセシリアも来ていた

 

「(これはめんどくさいことになりそうだな)」

 

内心、そんなことを考えている大輔であった

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