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妄想小説①妹と美少女√恋 前編。
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俺は、実妹を…
現在、医学部一年生である俺は医師を志し日夜、学業へと没頭する日々。
基本的に真面目な性格で運動は苦手とし、容姿も世間一般的普通へと該当…。
幸いにも学業の成績優秀なのが、唯一の救いだ。
そもそも…
医学部へ進学出来たのも、単に父親が有能な会社経営者で何一つ不自由せず、勉学へと集中出来る適した環境が有したに過ぎない…。
だが…
医学とは異なる家業を持つ家系ゆえ、俺の医学部進学の道程は平坦な道程ではなく、県下一の高校へと進学を成した頃、医学の道に進むと父に告げた際には、当然の如く猛反対された。
度重なる説得と衝突の最中、息子の強い熱意に根負けしたとでも謂うのだろうか?
日本最難関大学なる医学部へと首席合格を果たした今現在、支援的な様子を窺わせる父親…。
俺が会社経営…?
会社設立して僅か10年足らずで、年商数兆円の東証上場企業へと育てた代表取締役かつ筆頭株主である有能な父親。
度々、経済誌などにも登場し経済界では、やり手の実業家として名を馳せている。
将来、自ら育てた会社の後継者に学業優秀な長男を選択するのも有能な経営者ならば、当然なる決断だろう…。
残念ながら、オヤジの読みは、的外れだね。
まっ、天才経営者として有名な父上殿も時として、読みを間違うだろうさ。
そう…
俺には経営者の器量や商才は皆無の不適合者であり、寧ろ、学者ならぬ研究者向きの性格なのだから…。
さてと…
次なるオヤジの餌食になるのは、アイツだな。
そう…
アイツなら父に匹敵する斬新な経営革命を起こし、我が月神家一族代表かつ当主にも相応しい最適なる人格者だろう。
そのアイツとは…?
大学へ進学した俺と入れ違いに、母校である全国でも名高い県下一の進学校へ入学を成した3つ違いなる15才の実妹。
皮肉にも医学的かつ法的に、同親の血を授かる正真正銘の血縁者の間柄である。
そして、その名を月神美幸へと命名…。
一風、日本的子女らしい固有名詞だが、父親譲りの野心家的な性格の持ち主。
それ故に、実妹は我が一族を支配する王たる風格と化物の能力を備え、有能な父親を凌ぐ逸材な人材との噂が…。
まぁ…
きっと、多分…。 そうあってほしい…。 トホホ…。
そう…
それは月神美幸の性格を良く知る両親や兄貴故の切実な願い…。
我が妹には確実と断言できない不安要素が多数存在するのだ。
まっ、端的に…
我が妹の特徴点を14文字で説明すると明るく運動神経万能で頭脳明晰…。
その一方…
家業を持つ故の社長令嬢ながらも性格は行動派で、おてんばの超破天荒かつ活発的なる肉食女子。
基本、大まかで楽観的性格な故に勤勉へ励む性格とは到底、謂えず、常々、怠け癖をも発揮。
「はんっ!? たかが、高校受験でしょ!? そんなの気合いで合格っ!?」
勤勉なる性格の兄貴と異なり、勉強嫌いな我が娘に、頭を悩ます母親と俺…。
そんな中…
日本屈指の超エリート進学校へ見事合格を果たし、家族一同驚愕させた!?
「受…受かっちゃったっ!? あはは…」
やれやれ・・・
受験した張本人ですら、理解不能のご様子だ…。
「まっ、日頃の行いが良いしね~♪」
日頃から散々ふざけた私生活を過ごし、能天気でお気楽な一面を靡かせる我が妹。
自由気儘に猫のように人生を謳歌しつつ、重要な局面にも苦を労せず、ちゃっかりと結果を残す要領の良さ。
しかも、首席合格者に匹敵する合格点とは、恐れ入ったね。
ったく…
世間では、こういう苦労知らずの嫌なヤツを生まれつきの天才とでも呼ぶのだろうか…。
だが、この時…
不意に俺の脳裏へとある語彙が掠めた!?
その語句は、魔女と謂う不可思議なる2文字…!?
ま…まさかな…
その破天荒なる我が妹は容姿に恵まれ、顔立ちは思春期幼少女のあどけなさを放ち、実兄の立場から目立てたとしても結構、可愛い顔立ちを靡かす美少女だ。
小柄な体質で背丈は、148cm。
思春期少女らしく無邪気にきゃぴきゃぴする新鮮な表情の可愛さ。
更に…
超絶美幸様主義の勝ち気で男勝りの活発な性格は学内男子のみ為らず、女子からも恋文を貰う程の超人気者でもある。
そんな超人気者の我が妹の日常なのだが…
「うふふ♪」
「お兄た~ん♪」
「テヘへ♪」
両親の眼も憚らず、昔から俺へとべたべた抱き着き甘える兄想いなる性格。
「ほら、お兄ちゃん、遅刻するよっ!?」
朝の通学時の際には片腕を俺の腕へと暑苦しい程に絡ませつつも、靡かせる笑顔が可愛い自慢の妹。
しかし、その一方…
「あっ、お兄ちゃんっ!? 野菜もちゃんと食べなさいよね!?」
「あ〜、もう〜、お兄ちゃん、またこんなにお部屋散らかしてるぅ〜!?」
「掃除してあげるから、ちょっとそこどいて!?」
「ちょ、ちょっと!? お兄ちゃん、何、この雑誌っ!? 」
「膨らみ始めのAカップあの小悪魔美少女・小豆檸檬12歳と魅惑の巨乳Eカップグラビアアイドル噂の白井うさぎ14歳・スクール水着&ビキニ眼鏡っ娘特集号って!?」
「ふ〜ん、お友達の忘れ物なんだぁ~? まっ、そういうことにしててあげるぅ〜。てかさ、Aカップって…。お兄ちゃんって、大学生なのに、こんな小学生や中学生の女の子の身体に興味あるんだぁ〜?もしかして、ロりコン? えっちっ!? 変態っ!? スケベっ!?」
突然、部屋に押し入り、兄貴の弱点を見つけようと何かとベッドの下やクロゼットを漁り、家宅捜索する馬鹿な妹。
何だかんだと文句を言いつつも、冴えない兄貴の世話焼きばかりするお節介な愚妹である。
ったく、やれやれだね…
このように我が妹を一言では説明仕切れず、3つ違い故、学校生活の内容までは流石に兄貴とて謎が多い未知なる領域なところだ。
まっ、とりあえず…
我が愚妹の学生生活は、さておき 季節は春…。
新しい学舎の大学へと進学する頃、勉学が唯一の取り柄と謂う俺に、ある変化が訪れ始めようとしていた。
それは…
記念すべき、異性との恋愛…!?
些か以上に、異性として冴えない平凡な俺へ興味を抱く、とある子女が現れたのだ!?
しかし…
その彼女の存在は、以前から俺の脳全体を支配…。
容姿や声音など彼女に関しての情報は、脳へ鮮明に焼き付けられる程に良く知る人物だった。
そう…
俺は、その彼女の存在を脳裏に描かない日々など、存在しない…。
それは、昨夜も同様…。
家族が寝静まる夜な夜な勤勉に励む俺は、机の引き出しから息抜きに雑誌等を取り出す。
最近、愛読書として読み耽るのはグラビアアイドルが掲載する馬鹿妹に発見された雑誌…。
頁に登場するのは、まだ乳房の膨らみが初々しい小学高学年である小豆檸檬。
そして…
中学2年生にしてEカップの膨らみを形成させる白井うさぎ等の思春期少女の艶めかしい開放的な水着姿の数々。
ふふっ…
更に学習机の傍らには市販されるA4サイズのアルバムが5冊が置かれ、閲覧待ちの状況…。
アルバムの表紙には一人の女子とおぼしき固有名詞と年齢を記載し、一冊一冊、年代別に整理していた。
アルバムを捲ると季節は夏と印象付けるスクール水着姿やフリルが可愛い腿丈のワンピース姿の少女の写真が…。
その他…
健康的に日焼けされた半ズボンとタンクトップ姿で、愛らしく微笑む思春期少女の笑顔が特徴的だ。
内容的には川原のキャンプ地にて撮影された夏休み風景が多いものの、セーラー服や体育服等にて控えめなピースサインの笑顔で写る日常姿も存在…。
12歳、13歳、14歳、15歳と年月が経過するにつれ、写真の中の少女も成長を遂げていく。
特に…
スクール水着越しに靡かす乳房の膨らみや桃尻の肉体美は成人女性の身体へと大きく変化していた。
乳房の膨らみが初々しい少女アイドル小豆檸檬同様に小さな膨らみだった12歳の写真の少女。
時が経過した15歳の頃のスクール水着姿は圧巻の抜群なスタイルへと変貌している。
い…いや…!?
写真の少女は既に12歳の頃からスクール水着や肌に密着するタンクトップ、キャミソール姿の衣服へ形成させる乳房の膨らみ具合は、小学6年生女子である平均胸囲を上回っている!?
そう…
平均的発育を靡かせる小豆檸檬よりも、アルバム写真の少女の方が乳房は遙かに大きく発育しているのは明らかだった…!?
小学高学年にして、既にCカップは有りそうな立派な乳房の膨らみ具合…。
所謂…
クラスや学内には必ず存在する乳房の発育が眩い女の子の一人だったのだろうと推測できた。
明らかに…
目立つほどの乳房の膨らみを靡かせる12歳少女の姿を熱く見つめる青年…。
く…くくっ…
当時の中学3年生男子だった俺は最高の性発育観察対象へと認定し、日々、その膨らみに視線を浴びせ、脳に記録保存…。
その少女も現在、15歳の女子高生へと成長…。
無論…
現在の少女は15歳のアルバムからも発育は盛んである事が窺え、中学生人気グラビアアイドル・白井うさぎに匹敵する程の乳房の膨らみと桃尻の丸み、肉付きの良い眩い太腿を形成していた。
く…くくっ…
彼女の日常写真を眺め、厭らしく微笑む童貞大学生なる俺…。
いよいよ…
最後の一番分厚い、写真量が多い事が認識できる5冊目のアルバムの表紙を捲った瞬間、問題が発生する…。
それは露骨にも思春期少女の肉体美だけを撮影目的とした写真が現れたからだ!?
スクール水着や洋服越しに形成される乳房の膨らみや大きく丸みの帯びた桃尻…。
これまで同様に同一人物と思われる少女の悩殺写真の数々…。
白いブラウスや気品あるワンピースから淡く透けさせる数々のブラジャー模様。
そして…
胸元が大きく開くタンクトップや可愛いキャミソールからの前屈み姿勢を狙って撮影された可愛いブラジャー包まれる乳房の深い谷間写真が多数存在…。
更に…
小学高学年時に撮影されたらしきノーブラタンクトップやキャミソール姿には、布地に擦れ、性反応にてピンと高々と尖り狂い、生地を押し上げる桜色の乳首の生々しい存在までも隈なく撮影されていた。
それは…
自身の身体成長や羞恥心の芽生えが希薄な小学高学年の少女に有りがちな、所謂、胸ポチ…。
写真少女の場合…
乳頭辺りがぷくりと淡く膨らみ、乳首の突起が目立ち始める平均的な小学高学年女子児童の膨らみ始めの乳房とは異なり、既に大人の魅力的な膨らみを形成していた。
「く…くくっ…。 亜依ちゃん、乳首、こんなに、厭らしく、尖らせちゃって…」
貴重と謂うべき、小学高学年少女の無防備なる写真を眺め、卑猥な笑みを浮かべる俺…。
また…
アルバムを捲る頁には、庭先の洗濯物と窺う事ができる物干し器具に挟まれた可愛い下着の数々も発見…。
望遠カメラを駆使して拡大撮影された思春期少女の可愛いリボンや水玉模様、縞模様なるブラジャーやパンティー下着の洗濯物写真…。
誰が閲覧しても、その下着の所有者はこれまで同様、写真の少女の下着と推測が可能なのは明らかだった…。
無論…
この5冊目のアルバムは少女本人の承諾を得て、正当に撮影されたものではない。
毎年、夏、家族同伴にて赴くキャンプ旅行などにて、カメラマンを担う俺が、こっそりと撮影した代物だ…。
「亜…亜依ちゃん…!?」
「俺、俺っ!?」
「イ、イクっ!?」
「イ、イクよっ……!?」
日夜、俺が脳裏へ描く淫想のヒロインでもある現在15歳女子高生へ成長した写真の少女の存在…。
硬く長く聳え勃つ肉棒を握る右手を激しく上下にスクロールさせ、最高の精液射精へと導く為にとアルバムを捲り、フィニッシュする写真を選択する。
「大…大好きだよっ!?」
ドピュッ、ドピュッ、ドピュッ…!?
「亜…亜依ちゃん…!?」
選択したのは昨年のスクール水着姿であり、乳房の膨らみや桃尻が艶めかしい中学3年生時の悩殺写真。
年々、発育する乳房の膨らみと丸みの帯びた大きな桃尻は、肌に張り付くスクール水着の生地を押し退け、今にも張り裂けそうだ。
岩場にて、四つん這いポーズしカメラマンの俺へと笑顔でピースサインする女子中学生の彼女…。
胸元の水着の隙間からは、麗しく艶めかしい色白の乳房の深い谷間を靡かせるお気に入りの一枚だった。
片手で操作するスマートフォン画面に写るのは最近、撮影された太腿丈のミニスカートと可愛いセーラー服の女子高生なる初々しい制服姿…。
「亜…亜依ちゃん…!?」
ドピュッ、ドピュッ、ドピュッ…!?
「最…最高だよっ…!?」
学習机に置かれた彼女のスクール水着写真へ次々と濃厚な白い精液が射精され、彼女の整った美顔やスクール水着を汚していく…。
自慰を覚えて以来…
日夜、性の道具として俺の脳内検索ランキング1位に登場するのは、悩ましいこの彼女の発育盛んな姿…。
そして…
何時しか俺は自慰の対象でしかなかった彼女の存在に恋心を抱かせ、一人の素敵な異性として憧れへと発展していた。
年月が経過する度に、彼女を想う気持ちは熱を帯び、その加熱する恋心は性欲へと変貌し絶頂を叫ぶ。
「また、イ、イクよっ!?」
日夜、彼女との淫想を思い浮かべ、仮想恋愛物語を描き、自慰行為に耽る日々が続く中、予想していない意外な結末が俺へと訪れる!?
そう…
その愛しの彼女がまさかのこの俺に対して片想いなる恋心を抱いているというのだ!?
俺を虜にし、冴えない俺へと恋心を抱く奇特なその彼女の正体…。
それは…
実妹のクラスメイトかつ大親友でもある現在、花の女子高生なる葛葉亜依だった。
彼女こそ、アルバム写真に掲載される少女であり、俺の最高の淫想自慰射精対象者の一人なのだ。
過去現在…
家族ぐるみの付き合いも良好で、両親は母方の祖父が理事長かつ院長を務める大病院に勤務する医師。
まっ、所謂、開業医の一人の娘。
急患等にて我が家へと預けられ、お泊まりする事も多いものの、両親の精一杯の愛情を注がれ、育てられている。
また…
中学生になる頃には、両親の職を彼女は理解し、自ら我が月神家へと訪問。
将来…
自身も医学の道を志す夢を持ちつつ、実妹と仲良く揃って俺の自室を訪ね、勉強を教えてと家庭教師を嘆願。
やれやれと嘆息しつつも唯一の得意分野の勉強が発揮できる俺は、可愛い妹達へ優しく学習指導していた。
つまり…
俺と葛葉亜依は幼馴染であり、臨時家庭教師的な関係を有する、もう一人の健気な妹的なる存在なのだ。
しかしながら…
幼馴染や家庭教師役の関係は、別とし女子高校生なる現在では環境は一変し重大な問題が発生する。
それは…
葛葉亜依の容姿は、世間の異性を虜にする程の麗しき清楚美少女であること…。
小学高学年から身体発育が目映く、現在、15歳女子高生ながらも大人顔負けの抜群な身体発育を靡かせ、周囲に絶大なる存在感を披露する葛葉亜依…。
それ故に…
冴えない俺が葛葉亜依の彼氏へと立候補するなど、無防備な挑戦であり論外で以ての外と認識していた…。
比較的、真面目な性格で明るくかつしっかり者の慎重派な彼女。
背丈は、我が妹とは異なり、同年代女子の平均身長より、僅に上回る誇り高い印象なる163センチ。
学業優秀であり理系の両親から受け継がれた知能指数を発揮し、常に学年一の座に君臨する才女。
実妹同様に受験した日本屈指の難関高校入試も彼女の成績ならば、朝飯前であり、暇潰しにもならない小テストだろう。
無論…
最優秀首席合格者は、彼女なのも当然の結果だ。
年頃ゆえ…
幼い顔立ちながらも整った顎と頬の円やかな輪郭は眺める者に、優しげな印象を与え、美の透明感に満ち溢れている。
また、鼻筋は伸び、愛らしい二重まぶたの黒い瞳は、優雅に煌めき、淡い桃色する唇を小さく飾り、全体的に、既に、大人の女性の色っぽさを垣間魅せる姿を形成。
サラリと…
腰元へと届く長い黒髪は艶やかに、背筋を伸ばす凛とする美の姿勢は、まるでお姫様。
開業医の家柄の良女に相応しく、清楚な良家の令嬢を靡かせ、貴族の気品が満ち溢れていた。
無邪気で可愛く側面もあり、淡い水色の縁眼鏡が乙女心を演出し、清楚かつ淑やかな印象が特徴的。
愛らしく微笑むと八重歯を魅せ、その屈託の無い可憐な笑顔にて、学内男子を悩殺し虜にするとのこれは我が妹からの情報である。
そういえば…
我が馬鹿妹にも右側に八重歯が存在するものの、よく考えると両家の母親には八重歯が存在し、遺伝的と結論に至った。
二人とも母親譲りの美形の整った顔つきながらも可愛い要素の一つでもある八重歯まで取り入れるとは、欲張りにも程があるだろう。
ちなみにだが…
葛葉亜依は左側へ八重歯を保持し、その鋭さは牙の様相を匂わせ、まさに綺麗な花には棘があるの名詞そのものだった。
「はい、みゆきの負け~」
「ほら、罰ゲームだよ♪」
「何してもらおうかな~?」
実妹と戯れ、きゃぴきゃぴとする思春期少女特有の素顔は学内男子を虜にし、新入生にして学園女神の座に君臨する程の美少女…。
一方…
過去現在、学内では常に委員長の職に尽き、素行不良なる者の更生に励み努力するも報われず、毒舌を浴び苦悩することもしばしば…。
困惑する場面へと遭遇する度に、おどおどした内気な側面を靡かせ、小動物のような初々しい可愛さにて、素行不良者を叱責。
「だ…だから…」
「あ…あたしはね…」
「た…ただ…」
「学級委員長として…」
「ち…ちゃんと…」
「ネクタイしてて…」
「言ってるだけでね…」
「あ…あたし的には…」
「そういう佐藤くんも」
「カッコ良いと思う…。」
「で…でも…」
「ちゃんとした方が…」
「も…もっとね…」
「佐…佐藤くんは…」
「カッコ良いと思うの…」
怯えながらも困難に立ち向かうその健気な姿。
異性からすれば擁護したい気持ちを漂わし 素行不良者も悩ましい場面に違いない。
「わ…わかったよっ!?」
「ネクタイすれば」
「良…良いんだろっ!?」
毒舌浴びせる素行不良男子達も彼女の最大の必殺技である上目遣い視線かつ巧みなる話術にて支配され、反抗できず服従を誓うのが関の山…。
「佐藤くん、ありがとう♪」
「じあゃ、椅子に座って♪」
「ネクタイ結んであげる♪」
「ほ〜ら、動かないのっ♪」
対面して椅子に座り、ネクタイを丁寧に整える家庭的なる側面も葛葉亜依が皆から好かれる証拠だ。
そういえば…
俺も高校生時代、一緒に通学に向かう途中、彼女にネクタイを直してもらうこともしばしば…。
「あれれ、後ろの襟元が…」
まるで恋人にキスでもするかように、首の後ろへと手を回す大胆な優等生美少女。
愛らしい美顔やセーラー服越しのふくよかな乳房の膨らみが幸福にも男子生徒の顔へ急接近。
長い黒髪から放射される芳しいコンディショナーの香りと甘美なボディーコロンの香りで、鼻孔を擽られ、眩暈を起こす男子生徒が続出する毎日…。
「はい、オッケー♪ ほら〜、佐藤くん、やっぱり、ちゃんとした方がカッコいい♪ あたしね、こういう清潔感ある男の子方が好きかな〜♪ テヘヘ♪」
「はい、じあゃ、次は、鈴木くんの番♪」
「ほらほら、ボタンは上まで、ちゃんと留めないとネクタイ結べないでしょ♪ 全く、男の子って、しょうがないんだから〜♪ 今日だけだからね♪」
彼女は単なる委員長たる職務と位置付けするも、異性の心を擽る天性の美貌と頭脳で、学内の調和をも図る女神と囁かれている…。
一方…
その優秀さ故に、学校創立以来となる一年生女子生徒会役員へと抜擢。
現在、生徒会長に職するのは俺の後輩で、昨年まで副会長の座に君臨した大神林檎だ。
葛葉亜依同様、学園の女神に君臨する容姿端麗、才色兼備。
その計算された美貌と肉体美に学内では、魔女と噂する生徒も居るほど。
昼休みや放課後…
常に生徒会室にて専門書を読み耽り、PCのモニター画面を眺め、操作する大神林檎。
熱心に研究に没頭する大神林檎の姿は、異質な光景だったことを俺も覚えている。
ちなみに…
一昨年、昨年と2年間の生徒会長を職していたのは、この俺…。
葛葉亜依の役員就任の裏には、どうやら、大神林檎が役員選任権を発動したとか…。
他の役員や全校生徒、教職員を説得したとの情報も…。
つまり…
葛葉亜依の存在は大神林檎のお気に召した様子。有能な人材を部下にするに年齢条件など些細な事と片付け、反対する生徒を鼻で笑い、あしらったとか。
やれやれ…
大神林檎は見た目は清楚女子ながらも性格は、我が妹同様、野心家の肉食女子である。
そんな中…
学園を統括する生徒会長にまで認められ、学内素行不良者を軽々手懐ける学級委員長にも一つ欠点が存在する。
それは…
学内授業の体育授業だ。
ガラガラ、ガッシャーン!?
「イ…イタタタ…」
「キャッ!?」
「う…うわわっ!?」
ガラガラ、ガッシャーン!?
この時ばかりは、優等生の彼女もクラス最下位の天然ドジっ子へと変貌。
しかし…
一生懸命に取り組む彼女の姿勢にクラスメイト達は励まし、応援する言葉と拍手喝采。
洗脳するように…
異性の獣心を動かし、実妹同様、学内男子から絶大な人気を獲得し続ける魅惑の彼女。
入学早々…
上級生女子を抜き、一年生である彼女が学内の女神と次期生徒会長候補へ君臨したのも異例の事だ。
常に…
異性や同性の注目の的である葛葉亜依。
そんな、輝かしき肩書きを有する彼女が、幼馴染である冴えない俺を恋人へ選んだだと!?
既に2年前の中学時代から恋い焦がれ、俺との恋物語を創造していたとは、初耳で予想外の出来事…。
そう…
真面目かつ委員長性質の冷静な葛葉亜依の心を初めて脅かしたのは、人生初となる恋心である所謂、初恋だったのだ…。
秘かに心に宿した思春期乙女特有の恋は皮肉にも大親友の兄であり、幼少期時代からの幼馴染…。
残酷にも運命の悪戯に翻弄され、叶わぬ恋と葛藤した彼女の切ないこの2年の背景…。
そんな中…
俺は新たな学舎である大学へと入学した矢先に、お節介で親友想いの我が妹から極秘受信したのだった。
後編に続く。
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閲覧、有難うございました♪
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