というわけでいってみましょう!!
二人が仲間に入った後アリサが遠見の術で敵の本陣を発見したが、それは決して喜ばれる報告ではなかった。
「王子! 敵の目的は女神の神殿だと思われます。 どうしますか」
「皆、女神神殿にて龍族を迎え撃とうと思う。付いてきてくれるか?」
俺の問いかけに皆が頷いてくれる。なら急いで神殿へ向かわないといけない。
「皆 神殿へ向かおう。」
丸1日ぶっ通しの無茶な行軍の結果なんとか龍族よりも先に神殿へたどり着くことができた。
遠見の術での偵察の結果 敵の本陣は数は総勢15といった所だった。 先頭をきっているのは以前にも戦った剣を持った小柄な龍戦士 その後ろに鎧で武装した大柄な青龍戦士。 更にその後ろにいるのは魔剣と思われる大剣を携え全身をアーマーで抑えた紫龍戦士だった。 おそらくこの紫龍戦士がこの舞台の隊長なのだろう。
周りの戦士と比べても貫禄が違う。
「それじゃあ作戦を立てよう。 俺とケイティが前衛なのは今まで通りー
そこまで言ったときアンナの胸にあるペンダントからアイギス様の虚像が現れた。
「人の子達よ。 あなた達に新たな力を授けたいと思います。」
新しい力?召還のことか?
「かつての千年戦争で人が全力の魔物と戦う為に生み出した『スキル』というものです。 連即しての発動は出来ませんが使うタイミング次第では絶大な効果を発揮する事でしょう」
「『スキル』… えっとなんでこのタイミング何ですか? もう少し早く出せませんでしたか?」
黒いオーラを放ちながら笑顔のアンナがアイギス様に問い掛ける。 魔物も真っ青の迫力、 この状態のアンナは黒アンナとでも呼ぼうか。 アイギス様も軽くビビってるし。
「できることならもう少し早く渡したかったのですが、私の力がそこまで思いの外低くなっていたもので」
「ま、まあ、アンナ。 アイギス様にも色々あるんだよ 多分」
「まあ 王子がそこまで言うなら… 」
しぶしぶといった様子でアンナも納得してくれる。
「それで どんな能力なんだ?」
それまで黙っていたセシリーが口を開く。 かつての千年戦争でも使用されたほどのものだ。 これは期待できる。
「スキルは人により能力は異なります。 それは私自信にも分かりません。 それでは皆さん意識を集中してください、いきますよ」
俺達をアイギス様こら放たれたひかりが包み込み体に纏いつく。 それと同時に体のおくそこから力が沸き上がってくる。
そして自然と自信のスキルを理解できたのだ。
これがスキル… 確かにこれなら戦況を大きく変える一手になるかもしれない。 皆を見ても同じような反応だ。
「それでは人の子よ頼みましたよ」
そういい残しアイギス様の像は消えた。
「それじゃあ改めて作戦会議を始めよう。」
敵の軍はもうすぐそこまで着ていた。 決戦はまもなくだ。
次で竜族の侵攻編は終わるつもりです