ハイスクールD×D 日常謳歌のファントム 番外編 作:二重世界
「ワン!」
「おー、よしよし」
俺は今、全裸に犬耳という変態的な格好(俺がさせたんだけど)のレイナーレと庭でじゃれていた。本物の犬と接するのと同じ感じで。
やっぱり犬は外に出して一緒に遊ばないとな。
レイナーレから首輪に紐をつけて神器を使って外に散歩に行きたい、という提案があったがさすがに断った。確かに面白そうではあるが、いきなりはレベルが高い。
レイナーレが動く度に揺れる胸がエロい上に舐める技術も上手いので非常に性的興奮を覚えて露出させている股間部分が物凄いことになっている。
しかも子犬みたいな可愛さもあるので癒される。何というか最高だ。
レイナーレも堂々と俺の全身を舐められて幸せそうだ。
ちなみに俺の家には結界が張られているので外からは姿を見ることも声を聞くことも出来ない。つまりレイナーレがどれだけ大声で艶かしい声を発しようと通行人が興奮したり警察に通報される心配はないのだ。
「んっ!?」
そろそろ我慢できなくなったのか俺の上に乗っかっていたレイナーレが急にキスをしてきた。
もうちょっと、この犬プレイを楽しみたかったんだが限界か。残念だけど、また後ですれば問題ない。レイナーレのことだから喜んで何回も付き合ってくれるだろう。
俺は右手でレイナーレの頭を掴んで強引に引き離す。するとレイナーレが少し不満そうな顔をする。再度、スイッチが入ったようで息が荒い。
「お前が今するべきことは犬として俺に可愛がられることだろ?何してんだ?」
「ご主人様の汗とか舐めていると美味しすぎて我慢できなくなってしまいました。てへっ。……ワン」
レイナーレがあざとく自分の額を小突いた後に思い出したように語尾をつける。
……こいつ、色々とやって俺に何がウケる試す気か。可愛いけど、このタイミングでやるとは凄い度胸だな。……いや、このタイミングだからこそやったのか。
実験が出来ると同時にお仕置きもされるからな。
レイナーレの思い通りになるのは癪だが仕方ない。
「……ハァー。これはお仕置き……というか躾が必要だな」
俺は溜め息を吐きながら右手をレイナーレの頭から離す。
「よし、レイナーレ。四つん這いになってお尻をこっちに向けろ」
レイナーレは俺の命令に嬉々としながら従う。そして男を誘う牝みたいにイヤらしくお尻を振ってくる。
明らかに勘違いしてやがる。いや、どうせ最後にはヤるけどな。
「私のイヤらしくもぐちょぐちょに濡れた発情マ〇コにご主人様の大きくて立派なおちんちんをぶち込んで、私が壊れるぐらいに無茶苦茶に掻き回してもう逆らえないように躾けてください……ワン」
「……するか」
言いながら俺はレイナーレのお尻を叩く。
こんなエロい仕草でエロい言葉を言われたらどんな男でも堕ちるが、俺はそこまで安くない。……ちょっと危なかったけど。
ていうか、レイナーレは自由に振る舞うけどすでに俺の命令には絶対服従じゃねぇか。
「勝手に躾の内容を決めるな。今からするのはお尻叩きだ」
やっぱりお尻叩きは定番だよな。会長も匙が何か問題を起こす度にやっているし。
「あんっ!」
俺が神器で痛みを強化して叩くと、レイナーレが気持ち良さそうに喘ぐ。もう一度叩くと更に喘ぐ。
痛みに弱い奴なら数回叩けばショックで気絶する強さで叩いているんだがな。それを快感にしか感じないとは。
……相変わらず痛みに対する耐性が尋常じゃないな。
そういやルフェイ達が帰ってくる時間は聞いていなかったな。こんなことをやっているところを見られるのは嫌だし早めに終わらせるか。
と、考えていると不意に呆然とした声が聞こえてきた。
「……外で何をヤっているんですか?しかも、そんな格好で」
「「…………」」
……その場の空気が固まるのを感じた。
冷や汗が止まらず体を動かすことが出来ない。俺みたいに恐怖しているわけではないようだがレイナーレも顔を引き攣らせて動きが止まっている。
まだ十秒も経っていないはずなのに一時間はこうしているような感覚に襲われる。この静寂に耐えられなくなり目線だけ動かして見てみると、そこにはどうしたらいいか分からず困惑しているルフェイの姿があった。
……マジでどうしたらいいのだろうか?言い訳も思い付かないし。
それでも頭をフル回転させて考えろ!そうしないと色々キツすぎる。
「……こいつ、レイナーレじゃなくてただの犬だから」
…………何言ってんだ、俺は!?馬鹿か、馬鹿なのか!?
いくらパニクっているからって、それはないだろ!?こんな説明で納得する奴がいるはずがない!……ていうか説明にすらなってない。
「いえ、私が聞きたいのはそこじゃないんですが……」
え、レイナーレが犬ということは否定しないのか?ルフェイが普段、レイナーレのことをどう思っているのか気になるな。
「ハァー……、まぁ、いいです。とりあえず家の中に入って待っていてください。私は準備をしてきますので話はそれからです」
ルフェイが溜め息を吐く。
準備って何をする気なんだ?もしかしてお仕置き?
ルフェイからのお仕置きなら歓迎だが。
「犬と猫は被りますし何にしましょうか。ウサギは前にしましたし……。こうなったら完成したばかりのアレを使いますか」
そう呟きながらルフェイが玄関から家に入っていく。
本当に何をする気なんだ?
とりあえず俺とレイナーレは窓から家の中に戻る。
「どうですか?」
俺がレイナーレとリビングで正座して待っている(さすがに外にいたせいで体が冷えたので俺もレイナーレも服を着ている)と、ルフェイがいつもの魔法少女の服で現れた。しかも頭には狐耳が装着された状態で。よく見たら尻尾もある。
何か本物みたいに動いていて物凄く可愛い。モフモフしたい衝動に駆られて立ち上がって抱き付こうとするがルフェイに避けられる。
何故?かなりショックなんだが。
「まだ感想を聞いていませんよ?」
ルフェイが小悪魔的な笑みを浮かべる。
そのあまりに魅力的な表情に見惚れながらも気付いたら両手でモフモフしていた。おー、感触まで本物と遜色なくて気持ち良い。こんなの俺は記憶がないけどルフェイが用意したのだろうか?
ルフェイはウットリとした顔をしていたが、すぐに冷静になると可愛らしく頬を膨らませる。
「だからまだ感想を聞いていませんってば……」
「ん?悪い悪い。ルフェイが可愛すぎて理性が飛んでた。つまり、それぐらい可愛い」
「可愛いって言われるのは嬉しいですけど、たまには別の誉め言葉もほしいですね。毎日言われていたらさすがに慣れます」
そう言われても困るな……。思ったことが反射的に口から漏れているだけだし。
それでも考えるけど。
「まぁ、それは置いておくとして今は説明の方が先です」
俺は反射的にモフモフをやめて正座に戻った。そして事情の説明を始める。
「ストレス発散は別に良いですけど、もっとマトモな方法でやってください。結界で外にバレることはなくても限度があります。それに霧識さんに風邪を引かれても困りますし」
説明が終わると同時にルフェイの説教が開始した。
あんなものを見てもルフェイは俺の健康を心配してくれているようだ。その女神のような優しさに涙が出そうになる。
一通り説教が終わったところでルフェイに気になっていたことを質問する。
「ところでルフェイ。今日は生徒会のメンバーと遊んでいたんじゃなかったのか?」
「何か会長から緊急の呼び出しがあったみたいで、私だけ先に帰ってきたんです」
俺がたまたま早く帰ってきた日にルフェイも早く帰ってきたのか。都合の悪い偶然もあったものだ。
そのせいで変なところを見られてしまった。
「それより他に気になることはないんですか?」
ルフェイが頭の狐耳を強調しながら言う。
さっき誉めたけど、それじゃなかったのか。
う~ん……何が言いたいんだ?モフモフモフモフ。
「……ん?よく触ってみたら本物みたいというより本物だな」
本当に頭から生えているみたいでつけ耳には見えない。
こんなものグリゴリの発明にはなかったぞ。……まぁ、あの変態連中にこんな可愛らしいものが作れるとは思わないが。
でも、だったら誰が作ったんだ?どう考えても市販とは思えない素晴らしい出来だし。
考えているとルフェイが狐耳を指差しながら自信げな表情をする。
「実はこれ、私が作ったんです」
「ルフェイが?」
「はい。京都で会った九重ちゃんが可愛かったので何とか再現しようと思いまして。魔法とか色々使って作ってみました。自分で動かすことも出来ます」
そう言うとルフェイは実際に耳を動かしてみる。
おー、凄い完成度だな。最初からつけ耳だと知らなかったら絶対に気付かないぞ。
どういう仕組みか気になるな。
「ちなみに霧識さんの分も用意しています」
ルフェイが笑顔で狐耳と尻尾を俺に差し出してくる。
……いや、それは別に良いのだけど、何かおかしいぞ。
「……サイズが小さくないか?」
「はい、霧識さんの幼児状態に合わせて作りましたから」
何故そんなマニアックなことを?普通サイズで良いだろ。……まぁ、聞かなくても分かるけど。
「というわけで幼児化してください。……ああ、ちゃんと服も用意しているので安心してください」
そう言ってルフェイが取り出したのは予想通り女物だった。
幼児化に女装というだけでもレベルが高いのに、そこから更に獣耳か。どこまでレベルが高くなるんだ……。
さすがにこれ以上はないよな?ないと信じたい。
「……マジで?」
「マジです。これは外であんなことをしていたことに対するお仕置きでもあるんですから断るという選択肢はありませんよ?」
ルフェイが物凄く良い笑顔で微笑んで、後ろからはレイナーレの期待するような眼差しを感じる。それに対して俺は苦笑いを浮かべることしか出来ない。
ルフェイが喜ぶなら断る理由はないけど気が進まない。ここで断らないとどんどんエスカレートするような気がして。
でも一番の問題はそれすらも受け入れて楽しんでそうな俺だ。
次回に続きます。
では感想待ってます。