トントン
部室の外から聞こえる足音。
そして声。
やばい、白石と宮村の声だ。
「小田切」
「分かってるわ」
俺はとっさにズボンをはく、そして窓を開けて扇風機を回す。
冷たい空気が室内に入ってくる。
寧々もいつの間にか服を着ている。
「山田、いつまでコンドームもってるのよ」
うをぉぉ!
テンパって気づかなかった。
俺はとっさに窓の外に向かってコンドームを投げる。
ガタガタ
扉が開き入ってくる、白石と宮村。
「どうしたの?冬なのに窓全開にして」
「そうだよ。なにやってんだよ」
やばい。
どうする?
どうする?
悟られてはいけない。
俺が小田切とSEXしていたということは。
「喚起よ。多少寒くても換気しないといけないのよ」
ナイス。
俺も乗っからせてもらうぜ。
「そうなんだ。変な臭いがこもっててな。だから喚起したんだ」
どうよ。
俺の名演技。
小田切もいつも通りだし、これで俺と彼女がさっきまでSEXしていたことはばれないだろう。
「そう、ならもう換気は十分でしょう。鍋にしましょ。食材買ってきたの」
手に持っているスーパーの袋を僅かに前に突き出す白石。
「おう、それいいな」
「私が準備するから、みんなはこたつにでも入ってて」
「わりぃな白石」
といって白石は部屋の隅で準備を始める。
俺はチラリとこたつを見る。
ん?
もう一度しっかりこたつを見る。
ええええええ!
こたつの布団がめくれ、中にはショーツ?
ショーツ?
しかも血がついており、濡れている。
見覚えがある物。
幸い俺と小田切の方向からしか見えない場所にある。
え?
ふと横を見る。
小田切は顔を僅かに赤くしている。
俺の目線を受けて、僅かに首を縦に振る。
おい、なんの了承のサインだよ。
なんでそんな大事なもんしまってないんだよ。
「よいしょ」
宮村がオヤジ臭いセリフと共にこたつに座ろうとする。
やばい。
俺は某元オリックス選手の様にこたつに滑りこむ。
ズサー
宮村がこたつの前で、中腰の姿勢のまま立ち止まる。
「いや~温かい」
「そんなにこたつに入りたかったのか?」
「寒くて寒くて」
俺は足で下着をひっかけ、ズボンの中にねじ込む。
小田切は、横の面のこたつに入る。
俺に顔を寄せ、小声で
「ちょっと、どこにしまってるのよ」
「しょうがないだろ。ここしかいないだろ」
「ん?どうしたんだ山田、それに小田切」
宮村はこたつに入って状態でこっちを不思議な目で見ている。
「なんでもないよ」
「そうよ、ほら、山田の髪に糸くずがついていて」
「そうか・・・」
俺と小田切と宮村はこたつに入った。
机の上には、小田切の愛液に浸されたポッキー。
俺のズボンの中には小田切の血濡れのショーツ。
湿っていて若干気持ち悪い。
そして、隣にはノーパン?の小田切。
これから鍋だ。
一体どうなることやら。
・こたつ位置。
北:宮村
西:空き
東:小田切:ノーパン?
南:俺(山田):ズボンの中に小田切のショーツ
机の上:小田霧の愛液ポッキー
・部室の間取り
北:部室の入り口
南:窓
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こたつの中でヌクヌク。
俺は正面のポッキーが気になってしょうがない。
小田切の愛液でひたしたポッキー。
宮村がポッキーを手に取る。
ビクリと震える俺。
「おい、宮村」
「何だ?」
ポッキーを手に取る手が止まる。
「その、寒いな」
「あぁ、だからこたつに入ってる」
「そうだな」
「・・・・・」
携帯を取り出し、俺と小田切の間に落とす。
「いけね」
そういって、顔をこたつの陰に。
小声で、
「おい、小田切」
「なによ」
「机の上のポッキーだが・・・」
「ポッキーがどうしたの?」
「さっき、お前の性器の中にいれた」
ガタン
小田切がビクッと動き、こたつが揺れる。
「どうしたんだ、小田切?」
「ちょっとね・・・」
顔を僅かにこちらに向ける小田切。
「今は責めないわ。後でよ。それでどのポッキーよ?」
「その・・・・・・全部だ。コンプリート某なんだ俺」
「あんたね~」
ボリボリ
その音に惹かれて俺と小田切は顔を上げる。
宮村がポッキーを食べている。
一気に3本も。
「ん?なんかこのポッキー酸っぱいな」
ボリボリ
「とりゃ」
ドカッ
「うごっ」
え?
いきなり机を持ち上げて、それで宮村を殴る小田切。
飛び散るポッキー。
何やってんだこいつ。
いや、ナイスプレーか。
「なにすんだよ、小田切。喉にポッキーがささったじゃねーか」
「あんた、私の足触ったでしょ」
「んなことしてねーよ」
「嘘つかないで」
「触ってねーって」
チラッと俺を見る小田切。
しょうがねーな。
「悪い、触ったのは俺だ」
「そ、そう・・・」
目線で小田切にかえす。
「なんで俺がなぐられなきゃならんのだ。それにポッキーが・・・・」
俺はこたつからでてポッキーを集める。
これは食べられそうにないな。
宮村もそう思うだろう。
ボリボリ
ん?
不意に違う方向から聞こえるその音。
音源を見ると、白石がポッキーを食べている。
彼女の元には数本のポッキー。
俺と目が合う白石。
「そのポッキー?」
「これ?さっき机の上にあったから何本かとったの。お腹減ってたから」
ボリボリ
俺は小田切を見る。
彼女は赤くなる表情を必死に隠しているのか、不思議な表情をしている。
ヒクヒクと頬がひくついている。
「鍋の準備できたからこれ、机の上にお願い」
「あぁ」
俺は食材を机の上に乗せる。
チラリと小田切を見るとプルプルと足が震えている。
拳を握りしめている。
やばい。
これ、俺に怒ってるのか?
俺はコンロを机の上に置き、その上に鍋を置く。
そして点火。
白石もこたつに入る。
・こたつ位置。
北:宮村
西:白石
東:小田切:ノーパン?
南:俺(山田):ズボンの中に小田切のショーツ
机の上:鍋
・部室の間取り
北:部室の入り口
南:窓
クツクツ
鍋の水が沸騰してお湯になる。
「そういえば、白石と山田ってどこまで進んでるんだ?」
「ばか。何いってるんだよ宮村」
「別にいいだろ。どうして大したことしてないんだろ、手を繋ぐぐらいか?
俺は白石を見る。
「そうよ」
えっ!。
いっちゃうのここで。
真実だけど。
ガタッ
こたつが揺れる。
「ごめんなさい。足ぶつけちゃった」
小田切が俺を見る。
そしてこたつの中で俺の手を握る。
「山田は奥手っぽいからな」
「そう、案外大胆だと思うけど。ねぇ、山田」
おい、小田切、お前何言ってるんだよ。
そしてそのドヤ顔は何だよ。
「どうかな・・・ははは」
小田切は俺の腕を握りながら爪を立てる。
「ねぇ、山田。あなたって、本当に好きな人には抑えきれないんじゃないの」
おい、この女。
「何いってるんだよ」
「そうだよ小田切。山田は白石にぞっこんだろ。みていれば分かる」
ナイス宮村。
「そうかしら、ならなんで手しか繋いでいないの?」
「それは・・・」
「あれだろ、よくある話だ。本当に好きな人には何もできないチキンなんだよ、こいつは」
痛!
小田切に握られている手が痛い。
めちゃくちゃ爪がめり込んでいる。
いや、別に遊びでやったわけじゃ・・・
確かに謎の衝動でやってしまったが・・・
「ちげーよ。別にいいだろ。それより鍋いい感じだぞ」
俺は小田切の手を無理やり離し、鍋から豆腐を掬う。
「ほら、白石」
「ありがとう」
そういって、ふ~ふ~して豆腐を食べる白石。
かわいい。
痛!
腿を思いっきりつねられる。
笑顔の小田切。
っち。
「ほら、小田切も」
俺は豆腐を小田切に掬う。
「ふ~ふ~してくれないの?」
は?
俺。
いや、宮村も口を開けて唖然としている。
白石はいつも通り。
小田切は俺にだけ聞こえる声で呟く。
SEX。
「よ~し、ふ~ふ~してやるか」
ふ~ふ~
俺は心頭滅却して行う。
「おい、山田・・・お前なにやってんだよ」
「なにって、熱いからふ~ふ~してるんだよ。お前もやってほしいのか?」
「いや、いい」
「そうか」
ふ~ふ~
表情は変えない。
だが、心の中ではものすっごく恥ずかしい俺が、顔を真っ赤にして頭を胃にぶつけている。
ガンガン。
胃が傷つく俺。
「だめ、上手く豆腐を掴めない。山田、お願い」
そういって、俺にスプーンを渡す小田切。
なんだ?
俺に豆腐をきって、口に運べってか。
小田切は再び口を小さく動かす。
SEX。
「しょうがね~な」
俺は豆腐を小さく砕き。
スプーンを小田切の口に持っていく。
顔をそむける。
「ほらよ」
パク
小田切がスプーンを口に含む。
「おいおい山田、お前どうした?」
「なにって、いつも通りだろ」
「いやだって、お前。それに白石さん」
宮村は俺と白石さんを見返す。
俺もこんなことはしたくないんだよ。
白石は無表情だ。
「何?」
「いや、なにも」
白石の返事に黙る宮村。
そうして、俺は小田切の口に豆腐を運ぶ、
◆◇◆◇◆◇
鍋は空になった。
「くったくった」
「あぁ、そうだな」
「なら片付けましょう」
「俺も手伝うよ」
俺は白石と台所にいく。
「あの、悪い。これには色々事情があるんだ」
「分かってるわ。あなたちょっと変だったもの」
「そうか、ありがと」
「それと・・・」
「何だ?」
白石の視線が下がる。
「ズボンから何かでてるわよ」
「え?」
下を見る。
ズボンのチャックからでる赤い布。
あ?
小田切のショーツだ。
うほぉおおお
「悪りぃ」
とっさに振り返って、ズボンの中に押し込む。
「ねぇ、山田君」
「何だ?」
「なんであなたから小田切さんの匂いがするの?」
「え?」
何?
匂い。
俺はしない。
女の方が確か匂いに敏感とか。
「これは・・・」
「・・・・・・」
「いえないのならいいわ」
「・・・」
寂しそうな顔をする白石。
出会ったころのようなその表情。
その表情は俺の心に影をさした。
続きは未定。
アニメ放送中作品(ソーマとか、ダン待ち)のエロでも書こうかな~