※この作品はR-18です。

ことり「あの日のこと…覚えてる?」   作:ゲチュゲチュ

5 / 6
凛「…ここ、どっかの学校かな…」


花陽「そうみたいだね…」


ことり(穂乃果ちゃん達は…必ず!)


……
海未「逃げ切りますよ…絶対」


にこ「当たり前よ」


……


希「みんなの為に…」


……


亜里沙「雪穂……」


雪穂「大丈夫よ、逃げ切れるから」



……


男「さて、始めようかぁ」



9人の思いが交差する中。今鬼ごっこが始まる!




第五話 一瞬の光

20:16(鬼ごっこ開始から1分)

…………

教室

 

花陽 凛 ことり

 

 

三人「…」

 

 

教室に隠れた三人はドアの近くでしゃがみ込み、明らかに顔色が暗かった。当たり前かもしれない。この前まで一緒に歌って踊ってた仲間があんなに淫らになっていたのだから。

 

 

ことり「…二人とも」

 

 

凛「…?」

 

 

花陽「ことりちゃん…?」

 

 

ことり「…絶対逃げ切ろうね」

 

 

しかし彼女達を元に戻そうとする決心は固かった。もちろん他の5人もである。

 

 

…………

一方。別の場所では…

 

 

??「やべーぞ、見つかんねーな…」

 

 

??「ほ、他はないの?」

 

 

??「…もしかすると」

 

 

 

………………

 

 

花陽「それより…気味悪いね…ここ…」

 

 

凛「…本当にゃ…」

 

 

 

先ほどの事に加え、暗く、視界もさほどよくない場所に居る事により、気分は最悪だった。

 

 

しかし、これを一瞬で吹き飛ばす出来事が起きる

 

 

 

…よ〜…り〜…

 

 

誰かの声が聞こえた。それも聞き覚えがあった。

 

 

凛「…誰かの声がする」

 

 

花陽「…本当だ」

 

 

ことり「でも誰が…」

 

 

 

 

「花陽ー、凛ー、何処なのー?」

 

 

 

真姫の声だった。いつもの声だ。

 

 

凛「…真姫ちゃん!?」

 

 

凛は嬉しくて外に出ようとした。しかし

 

 

ことり「凛ちゃん!」

 

 

腕をガシッと掴み、外に出す事を止めた。

 

 

凛「な、なんで止めるの!?真姫ちゃんだよ!?」

 

 

ことり「け、けど…罠…かもしれないよ…?」

 

 

それを聞くと再び黙り込む、外では真姫が2人を探す声がする。すると真姫が

 

 

「全て演技だったのよー?」

 

 

これを聞いた凛は我慢出来なかった。

 

 

凛「…真姫ちゃん!」

 

 

教室のドアをガラッと開け、真姫に向かう。

 

 

 

しかし、ことりの読みは当たっていた。当たってしまった。

 

 

真姫「捕まえた♪」

 

 

抱きついて来た凛をガシッと左手で抱え込み、持ってしまったのだ。

 

体液が身体に入ると身体能力は圧倒的に上がる。筋力もだ。

 

真姫は凛を抱えると何処かへ消えようとした

 

 

凛「にゃ!?」

 

 

慌ててドアから覗いていた花陽が廊下に出てくる。

 

 

花陽「凛ちゃん!」

 

 

それが悲劇を産もうとした。

 

 

凛「か、かよちん…!にゃ!?後ろ!」

 

 

ことり「花陽ちゃん、危ない!」

 

 

花陽の後ろに気付いていたことりが急いで教室に引っ張る。

 

 

絵里「…っち」

 

 

そこに居たのは絵里だったのだ。真姫に気を取られている隙にもう一人捕まえる予定だったのであろう。しかしそれは失敗したのである。

 

 

ことり「花陽ちゃん!逃げるよ!」

 

 

ことりは花陽を引っ張り教室の反対側のドアを開け走って逃げた。幸い、絵里は凛を抱えている真姫と一緒に何処かへ行こうとした為、居なかった。

 

 

一瞬、ことりが後ろを見ると微かに凛の姿が見えた。

 

もう諦めたのだろう。顔には泣くという表情しか出来なかった。声を上げ、抵抗もできず、ただ泣いていたのである。

 

 

ことり「…」

 

 

もう助けることができないのである。そんな悔しさがこみ上げてきた。

 

 

ごめんね、凛ちゃん。

 

 

二人は只々これしか思えなかった。

 

 

星空凛 脱落

 

 

そしてその事は放送で伝わる。

 

 

ピンポンパンポーン

 

お知らせします。星空凛。脱落。

 

 

 

勿論この放送は全員が聞けた。そして全員に衝撃が走った。

 

僅か開始10分の事である。

 

 

もう戻る事ができない鬼ごっこ。次は誰が捕まるのか。

 

 

……………

別室

 

凛「にゃ…」

 

 

真姫に降ろされた場所は机もイスもない教室だった。真姫は凛を降ろすと何処かへ去っていった。

 

 

凛「ど、何処にゃ…ここ…」

 

 

すると突如

 

 

凛「にゃぁぁぁぁぁ!?」

 

 

奴の仕業であろう。肩に衝撃が入った。そして奴の体液が侵入する。

 

 

凛「にゃぁぁぁ…」

 

 

耐え切れず、その場で気を失ってしまった。

 

 

男「まず一人ぃ」

 

 

………

 

 

???「…全く。なんで僕まで行かなきゃ行けないんだ」

 

 

???「仕方ないでしょ、助ける為ですよ」

 

 

???「…まあいいが、言っておくが、僕は指図を受ける事が嫌いなんだ。これ以上何も言うなよ」

 

 

???「…行くぞ。」

 

 

???「無視なのか」

 




いきなり脱落者が出てしまった鬼ごっこ。残り6人、どうなるのか、そして男達の行動とは?
次回 タイトル未定 8/3更新予定
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。