車の中
???「いいか、男は兄弟、何をしてくるか分からない。気を付けろよ」
???「俺に気をつけろなんて無駄っすよー」
???「と、取り敢えず検討はついたんですか?」
???「あぁ、一つな」
再び学校に戻り…
希「君悪いなぁ…」
ゆっくりと廊下を歩く希、
その背後に絵里。
…希♪
絵里は真姫の作を使ったのだろうか、甘い声で引き寄せようとする。だが、
…ダッ
希は分け目もふらず走り出す
希(あかん…止まったら…今は違うえりちや…)
直ぐに絵里の視界から消えてしまう。
絵里「…チッ…」
………
教室
ことり「…花陽ちゃん…」
花陽「…ゔっ…なんで…凛ちゃん…」
花陽は既に限界だった。捕まりかけた衝撃と凛が捕まった事で。
ことり「…」
希「…ことり…ちゃん?」
そこに希が入ってきた
ことり「あ、希ちゃん…」
10分も泣いていたので希が入って来ると花陽は軽く居眠りをついてしまいことりの膝の上で寝てしまったようだ。
そしてその間に何故泣いているのか、という経緯を希に話した。
希「…そうやったん…」
そっと希は花陽の頭の上に手を乗せ優しく撫でる。
希「…」
すると
カツーン…カツーン
希「…誰か来る」
ことり「…花陽ちゃん…」
ことりと希は花陽の肩を持ち支えながら立たせると音を立てないようにそそくさと教室の隅へと行く。
カツーン…
段々と音は大きくなる
……
教室の前でその音は止まる。
花陽「…っんぐ…」
音を出してはいけないこの状況で花陽の泣き止みかけのしゃっくりが出てしまった。
小さな声だった、だが教室は静か。聞こえてしまうだろう。
ガラララ
扉が開いてしまった。
穂乃果「…三人とも、なにしてるの?」
ことり「ほ、穂乃果ちゃん…」
穂乃果が扉の前で部屋の隅にいる三人に話しかける。
穂乃果「ことりちゃん達、なんでそっちに逃げてるの?早くこっちにおいでよ?」
先程よりも「なにか」に包まれたような気がする。ことりはそう感じた。
…スクッ
希が立ち上がった。
ことり「希…ちゃん…?」
なにか覚悟を決めたような背中だった。
希「2人とも、あとは頼んだで」
そう吐き捨てるように二人の方を向き軽く微笑むとゆっくり、ゆっくりと穂乃果の方えと向かう。
花陽「の、希ちゃ…!」
ことり「希ちゃん、待ってよ!」
それでも希は止まらない。
そして、穂乃果の目の前に立ち、
穂乃果「希ちゃん?何をする気なの?」
希「それはな…」
ガバッ
希が穂乃果の背後を突き突き倒す。
希「2人とも、今や!」
花陽「でも…」
希「逃げるんや!」
悲しみを必死に怒りに変えた。誰かが生き残るには誰かが犠牲にならなければならない。希はそう考えた。
ことり「…」
ことりはそれを聞き立ち上がり花陽を引っ張り教室を出た。
何も言えなかった。目の前にある恐怖、悲しみで何も。
希「…」
軽く微笑みが見えた。その瞬間だった。
穂乃果「希ちゃん?」
そう問いかけた瞬間、希の何倍ものパワーで希を押し、希が立ち上がりよろけた瞬間を片手で持ち上げた。
希「くっ…」
公開はなかった。2人を逃す。それが今の自分の役目だと思っていたから。
案の定、すぐ隣が階段だったため逃げる事ができた。
-頼んだで…-
希、脱落
そしてあの放送が流れる
ピンポンパンポーン
お知らせします。東條希。
……
高坂雪穂。綾瀬亜利沙。確保。
………
海未「…くっ…」
にこ「…」
花陽「…うぅ…」
ことり「…」
そして、何処からか3人の悲鳴が聞こえる。
20:49(鬼ごっこ終了までのこり11分)
…………
??「…やはり僕はここで降ろしてもらうよ。」
??「え、ちょ、。。先生!だめですよ!」
??「いいじゃないか、目的地はここなんだろ?僕は僕で行くよ。」
タッタッ…
??「全く自由なやつだぜ…」
??「…やれやれだぜ」
お腹減りました。(深夜4時)
次回は2月までに出来たら