ご注意ください
「あ、ぁあっ、もっと………」
「もっとどうして欲しいの?」
「ん、もっといじめて、ぐちゃぐちゃにして…?」
月が高く昇り、夜も更ける頃。とある一室から、男女の声と淫靡な水音が聞こえる。
そこは白旺の自室。ベッドの上で絡み合う男女は、白旺とジュダル。先日の約束通り、彼らは「遊んで」いた。
「んぁ、ひ、ふぁあっ!」
開発されたジュダルの全身は快感に従順で、散々弄られて布に擦れるだけでも感じるようになった乳首を、今まさに口に含み舌で転がされ、高い声で喘ぐ。無意識に腰は揺れ、触りもしないのに自身は勃ち上がり、大量の先走りを滴らせている。
「ジュダルは本当に、胸が敏感だねぇ。1人でスるときも弄ってるの?何考えてシてるの?」
口を離すと、もう一方の乳首を指で愛撫しつつ、意地悪な問いを投げかける。刺激を受け続けたそこは最早真っ赤に腫れ上がって硬い。
「はぁ、白旺にこうされるの、想像して、んっ、クニクニしてる…」
蕩けた顔で、目で、喘ぎ混じりに答えるジュダル。快感の虜となり思考がショートした彼に、羞恥心など無い。
「へえ、胸を自分でもずっと弄って、淫乱になったのか。指でクニクニして爪で引っ掻いて、敏感に開発したのか、変態ジュダル君?」
「ひゃあぁん!」
両側の乳首を同時に抓られ、襲う強い快感に、背中を反らし叫ぶ。それでも、息も絶え絶えに、彼は口を開く。
「自分で弄って引っ掻いて、お前にしてもらうみたいに、そうしたら敏感になって………!」
「ねえ、『俺はすごい「マギ」なのに変態で胸弄られるのが大好きな淫乱です』って言ってみて」
「お、俺は、すごい「マギ」なのに、変態で、胸弄られるのが大好きな、淫乱ですぅ……………ああっ!」
言われるがままに恥ずかしい言葉を繰り返す彼の後孔に、白旺は手を伸ばす。つぷり、沈む指の感触に、ジュダルは悲鳴に近い喘ぎ声を上げた。拡張済みの穴の中で、指は素早く奥まで到達する。
「いつも指入れてるから、ジュダルの後ろ、柔らかいな。指5本くらい入りそうだよ」
「ぅ、だめ、そんなの」
「ダメ?ここでイくの好きなのに?」
「っあぁぁぁ!?」
ゴリッと指が、最奥のしこりを抉るかの如く引っ掻けば、ジュダルの体が面白い程跳ねる。
「あ、や、だめ、頭おかしくなる、むりぃ!」
目を見開き暴れても快感からは逃げられない。より強く刺激を加えれば、彼は一際高い声で鳴き、絶頂を迎えた。
虚ろな目で荒い呼吸を繰り返す。しかし傍らで着物を脱ぐ白旺の美しい肢体を目にすれば、若い欲は収まらず、イったばかりの自身は再び硬度を増す。白旺は、愛する恋人の痴態に、ぞくぞく、と何か言い知れぬ感覚が自分の中を駆け巡るのを感じた。
もっといじめたい
もっと泣かせて、鳴かせて、啼かせたい
もっともっともっと、依存させてグチャグチャにして、いっそ狂わせてしまいたい!
その独占欲と加虐心に突き動かされるように彼女はジュダルに跨り、彼のモノを、自分のナカに一気に挿入した。
「……………!!!!!」
「ふぅ………」
絡みつく肉壁。唐突な快感に声も出せず目を白黒させる相手を尻目に、彼女は小さく息を吐く。そしてきちんと馴染みもしない内に、緩慢に動き始めた。
「ん、超気持ち良い…」
「ひゃ、あ、ぅあっ」
自分を埋める質量に、うっとりと恍惚の表情を浮かべ動く白旺。締め付けられる度に、律動を繰り返す度に、イきそうになるジュダルはただ喘ぐしかない。
「も、イきそ……………ひ、やっ、まって、そんな締め付けたら………!」
「どうぞ、いっぱいちょーだい、わたしのナカに」
「ぁ、もう無理、イくぅ!」
どろり。
白旺のナカに、温かいものが流れ込む。
体を震わせ己も果てた後、彼女はズルッと萎えた自身を抜いた。自分の足に白濁が伝うのを満足そうに眺めて、ジュダルを見る。彼は意識を飛ばし眠っていた。
「ジュダル、大好き、愛してる。一生離してなんかあげない。お前はわたしの、わたしだけのジュダルだ」
眠る彼に愛を、愛故の呪縛を囁き、隣に寝転ぶ。
微睡む彼女の顔を照らす月光は、静かだった。