「小町ちゃん、入学おめでと~!」
「わー! いろはさんありがとうございます!」
春です! 四月です!
今日は総武高校の入学式でした。生徒会も当然参加です。あとせんぱいも裏方で手伝ってくれました! というか、せんぱいの方から手伝いを買って出てくれたんですが、小町ちゃん好きすぎでしょ……。
まあ、制服姿の小町ちゃんもかわいいですから仕方ないですね。
「あ、お兄ちゃん。昨日のあれなんだけど」
「ん? あぁ……」
三人で帰っていると小町ちゃんがせんぱいの耳元でぽしょぽしょ何か話してる。兄妹の内緒話って、ほんとに二人は仲がいいなぁ。
* * *
次の日は奉仕部で小町ちゃんの入学パーティー。
雪乃先輩と一緒に作ったケーキとクッキーを食べながらお話しするだけの小さなパーティー。ちなみに結衣先輩はせんぱいと一緒に飾り付けをしてもらいました。パーティー会場が火サスの撮影現場になるのは防げました。せんぱいを囮……盾に使うのは心苦しかったですが、世界平和のためには止むをえませんでした。さんきゅーせんぱい。ふぉーえばーせんぱい。
それにしてもせんぱい、ずっと小町ちゃんの自慢話してたなぁ。せんぱいの彼女ですが、さすがの私もドン引きです。けど、この前せんぱいが家で私の自慢をすると胸焼け起こしそうになるって小町ちゃんも言ってたし、仕方ないのかな。ていうか、妹に彼女自慢しないで! 超恥ずかしいです!
小町ちゃんも入って、奉仕部はもっとにぎやかになりそう。楽しみです!
* * *
たのしくな~い。
年度始めの生徒会がこんなに忙しいなんて聞いてないです。新入生歓迎会とか部活動紹介とか。せんぱいに頼ろうかとも思ったけど、さすがにこんなしょっぱなからせんぱいを頼るのはなぁ……。
まあ、こなせないことはないし、たまには助っ人に頼らず頑張ろう! ちょっと今日は奉仕部に行けそうにないや……。
むぅ、せんぱいとの帰宅デートが(帰るだけ)……。
* * *
うぅ……三日も奉仕部に行けてない……奉仕部に行けないと先輩と会えるのお昼ご飯の時しかないからせんぱい分足りない。雪乃先輩が比企谷菌は強力とか言ってたけど、私もう依存症になっているんですが。ほんと強力すぎます……。せんぱいの協力なしでやるって決めた以上、せんぱいから来てもらうわけにもいかないですし、帰りも結構ぎりぎりなので先に帰ってもらっています。
うぅ、せめて疑似的せんぱい分補充のためのMAXコーヒー買いに行きましょう。生徒会活動は苦いからせめてコーヒーくらいは甘くないと。
「あれ?」
自動販売機まで買いに行くと、ちょうど奉仕部は終わって帰るところみたいでせんぱいが小町ちゃんと一緒に帰るのが見えました。少しくらい話かけたかったのですが、話かけちゃうと生徒会の愚痴言って最終的手伝わせてしまう予感がしまくったので我慢我慢。
っていうか、せんぱいと小町ちゃんほんと仲いいですよね。二人ともすごい楽しそうですし、自然に手繋いでますし。正直兄妹ってこと知らなかったら浮気かと思っちゃいますよね。
あ、いけないいけない。早く仕事に戻らないと。今日中にある程度終わらせれば明日は奉仕部に顔出せそうだし。
* * *
昨日頑張ったから、とりあえず今できる仕事終わりました! 明日からまたやること出てくるけど、今日はそんなこと知りません! 雪乃先輩達に白い目で見られてもいいから全力でせんぱい分補充してやる!
「せ~んぱい!」
部室に入ると、あれ? なんでせんぱいそんな「げっ」って顔してるんですか? 彼女が遊びに来たのにその反応は超傷つくんですけど……。なんかさっき慌てて小町ちゃんと見てたっぽい本を隠したけど、なんか見られるとまずいものでも見てたんですかね? 男の子が見られるとまずいもの……はっまさか! いや、小町ちゃんと見てたみたいだし違うか。むしろ部室で読んでる時点で違うまでありますね。
「せんぱい、今何見てたんですか?」
「いや、その……なんでもねえよ」
むぅ、怪しいです。まさかほんとに兄妹揃って学校でいかがわしい本を読んでいたのでは……。なんか雪乃先輩と結衣先輩はぐったりして意識がないし、小町ちゃんは小町ちゃんで曖昧な返事しかしてくれないし。なんか私だけ仲間外れみたいでいやです~。
それでせんぱいを詰問……質問責めしていたら――
「お前には関係ない」
むっかー……。なんですかその言い方。彼女に隠し事ってひどくないですか。
むかつく……せんぱいのくせに……プラチナむかつく……。
「せんぱい……」
自分でもびっくりするくらい低い声が出た。そして、せんぱいが返事をする前に脇腹にグーパン。「がふっ」とせんぱいが撃沈したのをしり目に部室から飛び出してしまいました。
「さすがに今のはやりすぎ……」
階段で足を止めると座り込んでしまいました。冷静になってみると、私めんどくさい彼女だったんじゃないでしょうか。彼氏の隠し事許さないとか、せんぱい束縛とか嫌いそうだもんな……。いや、いつもならあんなことしないんですけど、なんていうか、せんぱい分が足りないせいでイライラしていました。
けど、せんぱいも悪いですよ。言い方がぶっきらぼう……なのはいつものことですけど、小町ちゃんとやけに仲よさげというか、最近私より学校で小町ちゃんと一緒にいるっていうか――
「あれ……?」
うわぁ……やっぱり私めんどくさい彼女だ。私小町ちゃんに嫉妬しちゃってたんだ……。
彼氏の妹に嫉妬とかもうめんどくさいってレベルじゃないよ。メンヘラ彼女だよ……。
「……せんぱいに嫌われないかな……」
「いや、嫌いにならないんだが」
「ふぇ?」
どんどんネガティブに沈んでいく思考が引き上げられて、顔を上げるとせんぱいが立っていました。……あ、脇腹に手を当てて痛そう。申し訳なさに涙が出そう。
「あー、そのなんだ。俺の言い方が悪かった。すまん……」
「い、いえ。私の方こそごめんなさい」
お互い頭を下げる。階段で謝ってる姿がどこかおかしくて、二人して小さく笑ってしまいました。
「せんぱい」
「ん?」
「ちょっとぎゅってしてもいいですか?」
「あ、あぁ……」
もう付き合ってだいぶ経つのに、未だにちょっとくっついただけで赤くなるせんぱいはかわいい。その……えっちなことする時はむしろかっこいいのに……。はっ、これはギャップ萌えというせんぱいの作戦なのでは。せんぱい蕩れですね。
せんぱいの背中に手を回してぎゅっと胸元に顔をうずめました。運動はしてないのでそこまで筋肉質というわけではないですが、ごつごつした胸板はむしろちょうどいい硬さです。せんぱいの胸板マイ枕……やだ、すっごい安眠できそう。
「ん~、ふう。これでせんぱい分満タンです!」
もうこのまませんぱいの胸で寝ちゃうまであるけど、さすがに学校だし、眠くなる前に……変な気分になっちゃいかねないのでそろそろ離れよう。うぅ、名残惜しい……。
なんか奉仕部はもう終わりらしくて、そのあとすぐにせんぱいと小町ちゃんと帰ることになりました。そういえば、部室でぐったりしてた先輩達は放置して大丈夫だったのかな?
どうやらさっき二人がやっていたのは奉仕部の依頼らしくて、あまり他言はできない依頼らしいので私に教えられなかったみたい。それならそうと言ってくれればいいのに。まあ、せんぱい捻デレだからなぁ。
ちょっと喧嘩しちゃったけど、せんぱい分を補充したいろはちゃんは元気いっぱい! 明日からも生徒会がんばりますよ!
* * *
もぅまぢむり……がんばれない……。
部活動紹介は部のためのものなのに各部活が非協力的すぎ。部活動紹介の冊子用の原稿の提出が悪くて、全部回収するのに今日までかかりました。おかげで土日挟んでまた数日奉仕部に行けていません。
ちなみに奉仕部は部活動紹介しないみたいです。まあ、あまり公になるとどうでもいい依頼とかたくさん来そうですからね。必要な最低限の人間が知っていればいいと思います。
最後の部の原稿を回収して生徒会室に戻ります。今日は他の役員は別の仕事に出てもらっているので事務仕事は私だけ、今日中には終わらないな~。まあ、明日には終わりそうだからいいですけど。
しかし、私高校生なのに働きすぎじゃないですかね。ひょっとしたら生徒会は社畜エリートの育成場なのかもしれません。最近事務仕事の速度上がってるし。高校のうちからこんなに働いている私は今お給料をもらって今後働かなくていいレベル。社畜とかいやだし、働きたくないな~。
ハッ、せんぱいの思考が乗り移っていました。ま、まあこの仕事が終われば当面の仕事は一段落するのでもうひとがんばり。
「え……?」
「よう……」
誰もいないはずの生徒会室に入ると、いるはずのない人がいました。
「せんぱい? どうしたんですか?」
「あー、いや、その……」
あぁ、正直言われなくても分かってしまいました。せんぱいは私を心配してきたんですね。また数日奉仕部に行ってなかったですし。
「今やってる仕事、大変なのか?」
「いえ、明日には終わるんで……」
「じゃあ手伝う」
だから大丈夫です、と続ける前にせんぱいに遮られてしまった。私の返答も聞かずにせんぱいは席に着こうとする。
せんぱいに心配をかけて、さらに迷惑までかけようとしている。それがたまらなく悔しくて、せんぱいなしじゃ仕事もうまくこなせない自分に腹が立つ。思考はどんどん暗く深い泥の中に沈んでいく。なんで自分のことも自分でできないんだろう、なんで自分はなにも持っていないんだろう、変なものばっかり持っていて、大事なものは全部せんぱい任せで、せいぱいに迷惑ばっかりかけて、私は――
「私は、せんぱいの足枷になってないか、むぎゅっ……!?」
暗い思考の闇から無理やり引っ張りだされました。気がつくとせんぱいの胸の中。温かくて、優しくて、思わず涙が出そうになってしまう。
「俺は一度もお前を足枷だなんて思ってないぞ」
優しく撫でられる頭。それだけでまどろみのような心地よさを感じて、心の黒い部分が消えていく。
「今回もな、お前が心配とかそういうのじゃなくて、その……俺のわがままというか……」
「せんぱい?」
「いやその、明日放課後……一緒に出かけたいから、手伝っちゃだめか?」
最初何を言われたのか分からなかった。せんぱいから……デートのお誘い……!?
「えええええええええええっ!!??」
あの基本私が誘わないと平日直帰で休日家から出ないせんぱいが!? なんですかこれドッキリですか!? カメラはどこですか!? どっかで結衣先輩達が見てるんですか!? 明日は台風とブリザートと雹と隕石が同時に降るんですか!? 日本終わっちゃうじゃないですか!
「せ、せんぱい頭でも打ったんですか!?」
「おう、そんなこと言うともう誘わねえぞ」
「まままま待ってください! 行きます! 喜んで行きます! だからこの仕事もすぐ終わらせます!」
もうこうなったら超特急です! 急いで席に座ると作業を開始、せんぱいも資料に目を通し始めます。
「それにな、俺は一色と一緒に仕事するの、なんだかんだ嫌いじゃないんだよ。迷惑だとか思ったこともない」
「はい……」
「だから、その……頼ってくれると、俺もうれしい……うん……」
「はい!」
* * *
ふっふーん。せんぱいと超スピードで作業をした結果、今日まで食い込むはずだった作業が昨日で終わりました。速さが足りています。
というわけで今日の放課後はフリー! え、サッカー部? ごめんなさい今日はなによりも大事な日なので無理です。校門でせんぱいを先に待っているとせんぱいが自転車を押してやってきました。さっと私の手から鞄を取ると自転車のかごに乗せてくれます。せんぱいは時々無自覚にときめくような行動とか発言してくるからずるい。あざといんじゃなくて、ずるい。付き合い始めて三カ月くらい経つけれど、未だにどきどきさせられます、なんか悔しい。いや、無自覚じゃないセリフとかにもドキドキさせられちゃうんだけど……あれ、私せんぱいに対してちょろすぎ?
まあ、せんぱいといると楽しいからちょろくてもいいんですけどね。
* * *
「ほへー……」
いや、ちょっとびっくりってレベルじゃないんですけど、スケートデートとかせんぱいが提案してくるとは思いもよりませんでした。
というか、せんぱいって基本なんでもできますよね。スケートもスイスイ滑ってましたし。なんかテニスとかもうまいって葉山先輩から聞いた記憶があります。私初めてで全然滑れなかったけど、おかげでせんぱいにレクチャー&エスコートしてもらえたのでむしろ滑れなくてラッキー的な。
「だいぶ滑れるようになったじゃないか」
「はい。ていうか、勉強もですけど、教えるのうまいですよね」
そうか? と恥ずかしそうにそっぽを向くせんぱいがかわいくて、いつもみたいに腕に抱きつこうとして……スケート靴なのを忘れていました。
「あ、あわわっ……!」
スケート靴のせいで踏ん張りがきかなくて、思いっきり前のめりになったところをせんぱいに受け止められました。ちょっとぎゅってしすぎですよせんぱい! 不意打ちだし人結構いるし超恥ずかしいです!
「まったく、危なっかしいな……」
「すみませ~ん」
けど、呆れながらも優しく頭を撫でてくれるのはうれしいし、恥ずかしいけど楽しかった。
けれど、楽しい時間ほど早く過ぎていってしまいます。楽しい時だけ体感時間十倍くらいになってくれればいいのに。なんとかしてよハチえも~ん、なんちゃって。
「ふ~、楽しかったですね、せんぱい!」
「少しはしゃぎすぎて疲れたけどな」
こういうところは変わらない。捻くれてると言うか逆に素直というか。そんな先輩を見るとついつい笑みがこぼれてしまう。
「それじゃあ、この後どうしますか?」
いつもどおりなせんぱいを見て、いつもどおりな反応を期待して尋ねます。せんぱいのことだから、一つ何かやったら「帰るか」って言ってくるのは目に見えてるんですから。
「あー、じゃああそこ行くか」
だから、せんぱいの反応は予想外で、昨日並みに驚愕してしまいました。ほんとうにこの人せんぱい? 実は最新特殊メイクで葉山先輩が変装してるんじゃないんですか?
まあ、ここで失礼なこと言うと本当に帰ってしまいそうなので、大人しく付いていくことにしました。
あそこってどこなんだろ?
* * *
「ついたぞ」
せんぱいに言われるがままついていった先は大きな橋の上でした。ここが目的地?
「一色、あっち見てみ」
「え……うわぁ!」
せんぱいの指差した方に目を向けると
たくさんの光の粒
白、赤、青、黄色。色とりどりの光が眼前に広がっていました。
「ここが千葉で一番夜景がきれいに見えるところだからな」
せんぱいが満足そうに説明してくれました。近くで見ればお店のネオンや会社の明かりとか気にも留めない光は、それぞれが無秩序に混ざり合って宝石の山のように輝いていました。それに、快晴なせいか宝石の山の上にはまばゆいほど星々。思わず「ほぅっ」と息が漏れてしまいます。
「……?」
ただただじいっと夜景に魅入っていた私の眼前を何かがさえぎって、首をかしげると暗がりでもわかるほど真っ赤になったせんぱいが見えました。
「その、なんだ……誕生日おめでとう」
「え……? あぁ!」
そういえば、最近生徒会が忙しくてすっかり忘れていたけど、今日は四月十六日。私の誕生日でした。そうか、今日は誕生日デートをしてくれたんだなと理解すると、今さら顔が熱くなるのを感じます。目の前に差し出されていたのはラッピングされた小さな袋。せんぱいに許可をもらって開けてみると、ヘアピンでした。
真剣に選んでくれたのであろうそれは、そこまで凝ったデザインではないけれどかわいらしくて、せんぱいが選んでくれたというだけで飛び上がるほどうれしかったです。きっと、せんぱいからのプレゼントならなんでも嬉しいと思いますけどね。
「似合ってるぞ」
試しに付けてみると、素直にせんぱいが褒めてくれました。顔は真っ赤ですけどね。
「ありがとうございます! せんぱい!」
せんぱいと誕生日デートができて、せんぱいからプレゼントももらえて、今年の誕生日はいままでで一番うれしい。けど――
「けどせんぱい。私まだ足りないです」
「なにが……んっ!?」
せんぱいの唇に自分の唇を触れ合わせる。一瞬目を見開いたせんぱいは拒まない。
「ぷはっ……ふふ~ん、最近ちゅーしてもらえてませんでしたからね!」
「まあ、そうな……」
恥ずかしそうに目をそらすせんぱいだけど、腰に回された手はどけようとしません。その意図は私にもすぐわかりました。
「じゃあ、いろはには最近頑張った分もプレゼントしないとな」
「はい! ……ん」
今度はせんぱいからキスしてきました。触れ合わせるだけのキスから、唇をついばまれ、少し開いた口からにゅるっとせんぱいの舌が口内に入ってきます。
「んっ……れろっ……はぅ……」
いつものような激しく責め立てる意地悪で気持ちいいキスではなく、慈しむような優しくて心地よいキス。ゆっくりと絡まった舌を通じてお互いの唾液を交換します。
「はむ……ぁん……ちゅむ……」
快感は少しだけ、それを塗りつぶす勢いで温かい想いが心を満たしてじんわりとあふれ出していく。この人が愛してくれている、この人を愛していると実感できる瞬間でした。
やがてゆっくりと唇が離れるけど、まだ二人の顔は近い。
「大好きです! せんぱい!」
「あぁ、俺も大好きだよ、いろは」
二人で小さく笑い合う。
楽しい時間はすぐに過ぎていってしまうけど、その先にはきっとまた別の楽しい時間が待っている。これから先いくつもの楽しい時間を私が体験する時、きっと隣にはこの捻くれててめんどくさくて優しいせんぱいがいてくれるのでしょう。
「あー、じゃあ俺の家で夕飯にするか。小町と雪ノ下が料理作って待ってるから」
「はい! 行きましょ!」
この手を離さないかぎり、彼はきっと隣にいてくれる。
前回の反動で今回はだいぶ甘さ控えめ、70%カカオチョコくらい控えめ
99%カカオチョコは粘土
けどガハマクッキーよりはおいしそう
このシリーズは「どこから読んでも楽しめる」感じを目指してるけどどうなんだろうなーと思ったり思わなかったり
実は要所の話と完結の話だけはある程度考えてたりします
まあ、ネタを思いついたらそれで話書いちゃうので、完結はまだまだ先でしょうけどね
※UA40000、お気に入り500件ありがとうございます!