春の心地よい日差しが優しく照らしてくる室内で、せんぱいと一緒にいる。特に特別なことはしてないけど、それだけで不思議と幸せな気持ちになれます。
今日は土曜日。最近休日にはせんぱいの家によく遊びに来ます。せんぱい基本的に休日は外に出ませんから、彼氏を立てるのも彼女の甲斐性ってやつです。
「…………」
「…………」
まあ、来てもやることなんて大抵本読んだりなんですけどね。せんぱいの部屋ってあんまり娯楽ってないですし。だからって彼女が来てるのに本ってどうかなーとは思うんですが、まあ、私も悪い気分ではないので文句は言いません。
持ってきた雑誌を眺めながら時々ちらっとせんぱいを盗み見る。普段はぬぼーっとしている先輩だけど、何かに集中している時のせんぱいはどことなくかっこいい。特に私的には読書してるときのせんぱいが一番かっこよく感じます。次点で仕事してる時。働き始めたらせんぱいがモッテモテになるまであります。
せんぱいって結構いろいろ本読んでるんですよね。ライトノベルとかも読んでるけど、ミステリーとか純文学とか、はたまた評論や何かの参考書に至るまで、特にこのジャンルが好き! っていうのはないように感じます。
本棚の本はほとんど漫画とライトノベルなので、そういうのばかりなのかなと思ってましたけど、せんぱい曰く「純文学とかは図書室や図書館とかで借りれるけど、ラノベや漫画はそうそう置いてないから自分で買うしかない」のだそうです。そういえば、今年の図書委員がやけにライトノベルの在庫を増やすとか言ってましたっけ。あのジャンルが好きな人たちにとっては悲願なのかもしれないですね。
しかし、本を読み始めたせんぱいはただでさえ動かさない口を一切動かしません。正確には自分から話しかけてきません。私が話しかけると反応してくれるんですが、「なるほど」とか「すごいな」とか「悪いのは君じゃない」とかで済ませてきます。私自身本とか雑誌読みながらせんぱいの読書顔を見たりするのは楽しいんですが、いかんせん沈黙が苦手な方のいろはちゃんに二時間何もしゃべらないのは非常に大変なんです。
「せんぱ~い」
「ん?」
だからなんとなくせんぱいに声をかけたんですが――
「あ~、え~っと……」
いろは選手話すネタが思いつかない痛恨のミス。まずい、もっと考えてから話しかけるべきでした。何か話すネタはないかと雑誌をペラペラめくって――
「せんぱい、フェラって気持ちいいんですか?」
「……は?」
フリーズ!!
せんぱいが思わず顔を上げて茫然と固まってしまっている。というか私も固まってしまいました。いきなりフェラがどうとか完全にせんぱいドン引きですよこれ! 今日ほどビッチ系雑誌(せんぱい命名)に敵意を感じた日はありません。バーカバーカエロはすのバーカ!
いや逆に考えるんです、エロはすでもいいさと。むしろここで私の方が冷静でいることで精神的優位に立てばせんぱいは私の思うがままですよきっと! 最近キスの時とかも毎回せんぱいにいいように弄ばれてるんですから、たまには私がせんぱいをいじめてもいいはずです!
「フェラですよ、フェ・ラ・チ・オ。おくちでせんぱいを気持ち良くすることですよ~」
「い、いや。意味を聞き返したわけじゃなくてだな……」
ふふふ、せんぱい焦ってる焦ってる。顔真っ赤にしてかわいいなぁ。目を泳がせて、変な気分になっちゃったのかな?
「ていうか、『気持ちいいんですか?』って……やられたことないから、その、わかんね……あ、いや、なんでもない」
ばっちり聞こえてますよせんぱい。また顔の赤さが増してますけど、ひょっとして私にされてるのを想像しちゃいましたかね?
ここで「なんですかひょっとしていやらしい妄想しちゃったんですか、今のせんぱい顔がけだものすぎるんでまた今度おねだりしてくださいごめんなさい」とか言っちゃえば、せんぱいの悔しそうな顔が見れそうですね。よし、ここはいろはちゃん渾身のドヤ顔で……。
「ひょっとして、せんぱい私のお口で試してみたいんですか?」
あれ?
「しょうがないですね~。いろはちゃんが気持ちいいかどうか試してあげますよ~」
あれれ?
なんか台本と違いますよいろはさん? なんで四つん這いでせんぱいに近づいてるんですか? あれ? ひょっとして私は一色いろはではない? そんなわけないですね。
「い、一色……?」
あぁ、せんぱいが超困惑してます。けどですねせんぱい、私の方がもっと困惑してるんです。
「こういうときくらい名前で呼んでくださいよ~。いろはがせんぱいを気持ちよぉく攻めてあげますからっ」
もうやめて! 私のライフはゼロよ! 私の中のエロはすが完全に暴走状態で手がつけられません。一体どうすれば……ハッ! そうですよ、逆に考えるんですよ。
このままえっちなことしてもいいさ、って。
混乱の末、妙な納得に落ち着いた私の意識は、エロはすと一つになりました。
* * *
「うわぁ、せんぱいのここ、もうカッチカチじゃないですか……」
座った状態のせんぱいの下腹部に手を当てて、ゆっくり下ろしていくと、一際硬くなっている突起に触れました。
「おい、いろは……やめろって」
「ほんとはやめてほしくないくせに~」
だってせんぱいズボン越しにさわさわ掌で触ってあげてるだけでピクピク腰震わせてるじゃないですか。嘘はダメですよ~。
けど、ズボン越しだと形とか全然分かりませんね。スウェットとかジャージなら結構分かるんでしょうけど、せんぱい今日はジーンズですし。
「あの、いろはちゃん? 一体なにをやろうとしているのかな……?」
なにって見てわかるじゃないですか。せんぱいのズボンを脱がそうとしてるんですよ? おちゃらけた口調でコミカル路線に進路変更させようったってそうはいきませんよ。
ジーンズのホックをはずしてチャックをジジジとゆっくり下ろすと、またせんぱいは赤くなって何か言ってくる。けど、口では制止しつつ自由な手で止めに来ないってことは、せんぱいも期待してるんですね。
ズボンを下ろしてトランクス越しに触ってみるとさっきより形がよくわかる。なんかちょっと湿ってて温かくて、ドキドキしちゃいます。触ってみると先っぽのところはそんなに硬くないんですね。その下の棒のところはすっごい硬いし、うわぁ脈打ってる。
けど、フェラをするんですからこのトランクスも脱がさなきゃ……ですよね……。だ、大丈夫。いろはちゃんもう初体験済ませてるし、せんぱいの……は直接見てないけどちょっと触ったし、たぶん大丈夫だから。
「……ごくり……」
「あのな、いろは……無理はしなくていいんだぞ?」
「む、無理じゃないです! え、えい!」
「あ、こらっ」
…………。
ほわぁ……。
「こ、これが……せんぱいの、おちん、ちん……」
なんか、おっきくないですか? これが普通なのかな……。先っぽのところは真っ赤に膨れてるし、ちょっとグロテスクで怖いですね。後、すっごい蒸れた匂いがします。なんて言うんだろう、雄の匂い? 強烈なんだけど、妙にくせになる匂いに頭がくらくらしてきて――
「ちゅっ……」
「くっ……」
気がつくと、吸い寄せられるようにキスをしていました。唇を通してせんぱいのおちんちんの熱が伝わってくる。すっごい熱い。唇がやけどしちゃいそうだ。
先っぽや幹の部分、血管の浮き出た部分、いろんなところにキスの雨を降らせてあげちゃいます。私の唇が触れる度にせんぱいの口からくぐもった、気持ちよさそうな声が漏れる。それがすごくうれしくて、もっともっと気持ちよくなってもらいたくなってしまいます。
先っぽの割れ目をちらっと見ると、透明な雫がぷくって湧いてきました。先走りって言うんだっけ? 光でキラキラしてて宝石みたいにきれいで、どこなくいやらしくて……おいしそう。
「れろっ……」
ペロッと先走りと一緒にせんぱいの先っぱ、亀頭を舐めてみる。少しねばねばしてて、ちょっとしょっぱい? けど、いやな味じゃない。むしろもっと舐めていたい。
亀頭をぺろぺろ舐めると、唾液と先走りでいやらしくてかてかになってしまった。見てるだけで下腹部がキュンとするようなえっちさがあります。せんぱい超いやらしい……。
亀頭から舌をおろして棒の部分も舐めてみる。亀頭ほどじゃないけど反応してくれてる。裏筋……だっけ、棒の部分のところではそこが一番気持ちいいみたい。裏筋部分を舌先でチロチロ舐めながら付け根にあるしわしわのた、たまたまも触ってみる。
「ひぅっ……いろは、そこは……」
「ちろっ、大丈夫ですよせんぱい」
ここは男の人の急所っていうし、そっと、優しく触らないとね。きゅっと締まった袋を掌でさすってみると、中にちょっと硬めの感触が二つ。ここでせんぱいの赤ちゃんの元が作られてるんだな。ていうかせんぱいのたまたま気持ちいい。なんかふかふかしてるし、皺の感触とか……これ好きかも。
棒と袋の付け根部分から舌を押し付けるように裏筋を舐め上げると、せんぱいがまたかわいい声をあげてくれる。こんなにかわいいせんぱいが見れるなら、これからももっとやってもいいですね。ちょっとゾクゾクします。
けど、フェラって……咥えなきゃだめなんですよね。これ、本当に大きいけど口の中に入るのかな……? ええい、迷っててもしかたないです! 女は度胸! やってやるです!
「はむっ」
「ふぁっ!? いろは……それ、やば……」
とりあえず先っちょだけ咥えてみると、せんぱいがいままでで一番大きな声をあげる。快感に耐えるように歯を食いしばって、目は少し焦点が合わなくなってきてる。そんなになるほど気持ちいいんですね。なんか不思議。
「ろうれふ? ひもひいいれふか?」
「ば、その状態でしゃべんな……っ」
あぁ、しゃべると舌とか歯とかがおちんちんを刺激しちゃうんですね。じゃあ、もっと話してもいいかなとも思いましたが、顎が疲れそうなのでやめておきましょう。
ていうか、これやばいです。口の中いっぱいにせんぱいのえっちな味が広がっちゃいますし、口の中から直接匂いが鼻をついて……男の子の匂いが強すぎて私もくらくらしてくる。なんかお股もむずむずしてくるし、ひょっとしてこの匂いとか味に媚薬効果とかついてるんじゃないでしょうか……。
先っぽを舌全体で舐めまわしてみると、じんわりとまた先走りが口の中に広がる。キスとはまた違ったえっちさで満たされる。空いた手で棒のところをしこしこしてみたり、たまたまを触ってみると違う刺激を一度に受けたせんぱいが気持ちよさそうに喘ぐ。
「くっ……ふは……きもち、いい……それ……ひぅ……」
ふふふ、完全に主導権は私ですね。こんなかわいい彼女に良いようにされるなんて、せんぱいは変態さんで……あれ? なんでせんぱいそんな顔してるんですか?
「この……」
「ふあっ……そ、それ……!」
だ、ダメ! おっぱい触ったらダメです! 今、せんぱいのえっちなおつゆと匂いで身体が敏感になってるのに……!
少し広めに空いた襟首からせんぱいの大きな手が入ってきて、ブラの中に滑り込むようにおっぱいを掴んでくる。力は優しいけど、手つきがやらしいですよぉ。
「ひんっ……せんぱっ、乳首、ばっか、り、ダメ……ぇ……」
「こんなに硬くしてるんだからダメなことはないだろ?」
せんぱいのを弄っているだけで身体はでき上がってしまったようで、硬くなった乳首を触られる度にびくびくと反応してしまいます。お股もどんどん切なくなってきて、許容量を超えた粘液が太腿を伝う感触が……。
「むぅぅ……あむっ」
「くぉ!? いろは……」
ここまで完全に私が主導権を握っていたのにせんぱいに明け渡すなんて癪です。絶対せんぱいを先にイカせちゃうんだから。
「じゅぷ、れろ、はぅっ、じゅるっ、ぴちゃっ、くぅっ……」
お互い競うように責め立てる。いつのまにかブラのホックは外されているし、唾液と先走りで私の口やせんぱいのおちんちんはびちゃびちゃ。相手を攻めれば、その快感が自分に返ってくる。お互いを本能のままに求めて、快感を高めていく。
「っ……いろは、もう、出る……」
「いいれふよ! らひて! らひて! わらひも、もう……」
ペースを上げて口と両手で責め立てると、せんぱいが苦しそうな声をあげる。そして、力を加減する余裕がないのか、私の胸の突起を思いっきりつねってきた。身体中に電流が走って、目の前が真っ白になる。
「っ~~~~~じゅるるるるるっ!」
「いろはっ、ぐぁっ!」
真っ白になった意識でただがむしゃらにおちんちんを吸うと、せんぱいのけだものな声と同時に口の中にどろっとしたものが吐きだされました。やけどしそうなくらい熱い、それに凄い量で口から溢れそうになる。これが……精液……。
「えぐっ……んぐっ……」
精液が溢れるのはなにかもったいないような気がして、嚥下を始める。ねばねばが喉に絡みついて溺れてしまいそう。ちょっと生臭い匂いが肺を満たして酸欠になってしまいそうです。
「んくっ……ぷは……ぉいしくないです……」
「なら無理に飲まなくても……」
生臭いし、ちょっと苦いし、全然おいしくない。雑誌では慣れるとおいしいとか書いてあったけど、こんなのおいしいって感じるのは相当なゲテモノ好きですよ。本当においしくない、おいしくないけど……。
「嫌いじゃない……かも……」
「え?」
「や、なんでもないです! それよりせんぱい、気持ちよかったですか?」
「あ、あぁ……そりゃあ、な……」
せんぱいが気持ちよくなってくれた証拠だと思うと嫌な味ではないですね。ちょっとまだ喉がイガイガしてるけど……うん、悪くない。けど、せんぱいより先にイカされてしまいました。なんか負けた気分。せんぱいえっちの偏差値高すぎです。
「あ、あの……せんぱい……」
そのせいで、まだむずむずしてて……。
「? あぁ、これで終わったらいろはが辛いもんな?」
「~~~~いいから早く、してくださいよ……」
わかったよ、とせんぱいの手が私の身体に近づいて――
「ただいまー! あれ? いろはさんいるのー?」
「「!!」」
出かけていた小町ちゃんの声が聞こえてきて、二人ともばっと離れます。あぁ! ブラつけ直さないと! っていうか、せんぱいほんとにいつの間にブラ外したんですか! 部屋の中えっちな匂いでいっぱいだし、やばい換気しないと……。
「あ、お兄ちゃん! 休日だからって彼女連れ込んでいかがわしいことしてないだろうね?」
「アホかお前は……」
私が部屋の中であたふた隠ぺい工作をしている間、せんぱいは部屋の外で小町ちゃんを足止め。ごめん小町ちゃん、いかがわしいことしてました。小町ちゃんが帰ってこなかったらきっともっといかがわしいことする予定でした。
「あー、小町、俺らこの後ちょっと出かけてくるから」
ん?
「およ? デート? デートですね?」
「いや、デートと言うか……」
あれ? 今日は特に出かけるつもりなかったはずですけど……。
思案していると、せんぱいが部屋に戻ってくる。適当なショルダーバッグに財布を入れて、ぱぱっと身支度を整えると――。
「ほら行くぞ。……続き、ここじゃできないだろ……」
「は、はい……」
もうお互い顔真っ赤。小町ちゃんに声をかけられないようにそそくさと外に出ました。
ん? なんですか? え、このカンぺ読めって? え~となになに?
『このあとめちゃくちゃセック……』
読めるわけないじゃないですかああああ!
久々にR-18を書いてみました
微エロくらいならけっこうエロはすが勝手に暴走してくれるんですが、エロはすはどうやらR-17.9999くらいが許容限界らしくてR-18になると途端に難しく感じます
というか、ちゃんとエロく書けてるかな
エロってほんと難しい・・・