弛緩したいろはの身体は放っておくと後ろに倒れてしまいそうだったので、反転させて自分を背もたれにする。キスする前と同じ状況なわけだが、当然まったりする気など微塵もない。
腋の下から通した腕で彼女の胸を揉もうとして、先ほどまで彼女を責めていたサスペンダーに目が行った。一瞬考えて、胸を包もうとしていた両の手でサスペンダーのベルトを掴む。「ふぇ?」と間抜けな声を上げるいろはに声はかけずに、掴んだサスペンダーを押し付けて――ゆっくりと左右に動かした。
「ひくっ……そ、それ……んっ……」
ベルトが胸の頂きを通過する度に不自然に引っかかり、それに合わせていろはの喉もかわいい音を奏でる。肩越しに覗くとTシャツ一枚という心許ない保護を受けたふくらみは、その頂点をいやらしく尖らせていた。
「気持ちいいのか?」
「だ、だってぇ……あんっ。これっ、いつもと、ふあっ、刺激が、違ってぇっ!」
サスペンダーの淵が起立した乳首を掠め、押しこみ、擦り上げる。その度に服越しでも分かるくらい乳首は淫靡にひしゃげ、変形していた。一定のリズムで何度も、何度もねちっこく左右に揺すり続けていると、いろはの身体はじんわりと官能の熱を帯び、無意識なのかとろんとした表情でもどかしげに内腿を擦り合わせ始めた。
「ふにゅっ、はぅ……っ、ちく、び……いじめちゃ……ひぁっ、みみぃっ、りゃめって……んぁっ」
もじつかせている内股には触れずにひたすらサスペンダーで乳首を責める。熱いほど熱を持った耳介を唇で食み、ふちを舐め上げると、声はさらに甘く、高く、大きくなっていく。すぐ近くで聞こえてくる熱を孕んだ呼吸音を聞くだけで、俺の心臓はこれでもかというくらいに高鳴る。
唾液をたっぷりと乗せた舌で耳を犯す。耳介に、耳朶に唾液を塗り込むようゆっくりと舌を這わせ、口に含む。その度にあがる声は、耳の中に尖らせた舌を差し込むとさらに大きく響いた。
「かはっ、んっ、ぁあっ、みみ、ばっかりぃっ……」
何度も塗り込んだ唾液は舌の上で跳ねてぴちゃぴちゃ、ぐちゅぐちゅと音を響かせる。その間も手はサスペンダーに添えられて、彼女の乳頭を刺激し続けた。顔を密着させているせいか、脳に直接嬌声が響いてきて、意識が遠のきそうなほどの官能にクラクラしてくる。
けれど、まだまだ全然――足りない。
「はぁ……ん、ブラなし、でんんっ、服越しに触られるの……初めて、だから、ふぃっ、変な感じ……です……」
サスペンダーを持つ手を緩め、スルスルといろはの身体を這いあがる。たどり着いた彼女の下乳を掬い上げるようにぽよぽよと優しく触ると、先ほどまでの強い嬌声が和らぎ、幾分余裕のあるものに変化する。まあ、それでも相変わらず彼女の耳は俺の舌で犯され続けているわけだから、完全に余裕があるというわけではないだろう。乳房の輪郭を確認するように指先をゆっくり滑らせたり、柔らかさを確かめるように手のひら全体を沈ませる。それだけでも気持ちいいのか、いろはの口からは淡い喘ぎ声が小さく漏れだしてきた。
そういえば、しょっちゅう触っているから気がつかなかったが、付き合う前に比べて明らかに胸が大きくなったのではないだろうか。最初はそこまで小さくはないものの明らかに手が余ってしまう慎ましい大きさだったはずだが、今は丁度手のひらに収まるくらいの程よいサイズになっている。
それに、柔らかさもあの頃とは全然違う。初めて触った、終業式のあの頃のいろはの乳房が少し硬めのマシュマロだとすれば、今触っているこれはふわふわのスポンジケーキだ。ある程度指を押し込むと途端に押し返すような強い弾力のあったあの頃とは違い、今は指がどこまでも沈み込んでいくかもと思ってしまうほど柔らかい。俺と身体を交わらせたりした結果、女性ホルモンとかそういうものの効果でこんな変化が起こったのだろうか。自分との行為によって彼女がどんどん魅力的になっていく。自分が彼女を変えている。そう思うと、ひどく興奮が増した。
「ああっ!? せんぱっ、いきなり、そんなの……ふあっ、ぅんっ、それ、やだぁっ……」
興奮に任せて、今まであえて触れていなかった乳房の頂きを、サスペンダーの吊革の上から指で摘まむと、油断していたせいもあって声と共に身体もビクンと跳ねた。「やだ」と言われて、思わず弄る手を離しそうになったが――
「刺激ぃっ、つよっ、やだっ、こわぃ、せんぱぃ怖いよぉ……」
なんて反応を見れば本気で嫌がっているわけではないと分かるので、そのまま続行する。摘まんだ指の腹でくにっ、くにっと押しつぶして、引っ張る。ふわふわの乳房の中で不自然に固くなったそれは、乳房の柔らかさとは違った感触を俺に与えてきて、ついしつこく感触を楽しんでしまっていた。
「ざらざらってしたのが、乳首を、こすって……はふっ、ぁっ……」
ああ、なるほど。
いろはのつけているサスペンダーのベルトは荒い編み込みのメッシュ生地だ。つるつると滑らかな皮生地のものと違い、ベルトの腹の部分にも引っかかりが起こるのだろう。さっき、サスペンダーをゆすって刺激を与えていた時も感じていたであろう引っかかりによる快感は、直接摘まむことでより鮮明に快感神経を刺激したようだ。
「せんぱぃっ、は、はげしっ……も、キちゃいますっ、また、また……っ」
慣れない刺激によっていつも以上に敏感になっているらしく、もう二回目の絶頂は間近であるようだ。耳から口を離して、殊更呼気を含ませて囁く。
「イッていいぞ。いや、イクんだ」
「っ……!」
彼女の身体が一層大きく跳ねたのは濡れた耳に当てられた呼気のせいか、囁いた俺の言葉のせいか、それともその両方か。いずれにせよ、いろはを限界へと導くために責めにスパートをかける。再び固く尖らせた舌を耳に差し込み、唾液の幕ができそうなほどびちゃびちゃと水音を立たせ、摘まんだ両の乳首を思いっきり扱き上げた。
「や、もっ、イクっ、イッちゃうぅ~~~~っ!」
ざらっと音が聞こえてきそうなほどシャツ越しにサスペンダーと大きく腫れあがった乳首を擦り合わせると、喉が裂けるほどの声を上げて俺の胸部にその後頭部を押し付けてきた。その時見えた虚ろな瞳に思わずドキリとしてしまう。いや、彼女をいじめることに夢中で自覚しなかっただけで、正確にはずっと前からドキドキしていたわけなのだが。
自分の息も興奮によって酸欠とは明らかに違う荒いものに変わっているし、息子は痛いいくらいに肥大化し、ズボンの生地を押し上げているが、さすがに二回もイカせてしまったので、休ませた方がいいだろう。
「しぇんぱぃ……」
「ん、大丈夫か? ……んんっ!?」
そう思っていると、突然いろはに唇を奪われ――
「んぁっ、むにゅっ、れるじゅるるるっ、ぴちゃびぢゅっ、あむっ、んにゅっ、じゅっ、じゅるるるるっ……んっ、れろっ、ちゅるっ……」
「~~~~~~っ!」
獣のように貪られた。いきなりだったせいで全く対応ができない間に、口腔粘膜を余すことなく舐め取ろうとするかのように縦横無尽に舌が暴れまわる。俺の唾液を舐め上げ、それ以上の量の唾液を流し込んできて、全ての口内分泌液が彼女のそれになってしまったかのような錯覚を覚えた。
「んじゅっ、れるっ、ぺちゅっ……しぇんぱいの、おっき……ぁみゅっ、ぢゅるっ……」
「いろ……っ」
暴走しているかのようなキスはそのままに、手探りで勃起している俺の怒張に手を這わせてくる。その手つきはどこかおぼつかず、不安定な刺激を与えてくる。快感というよりもくすぐったさに近い感覚にもどかしさを感じていると、亀頭部分に何かが押し当てられた。
ぐじゅり、と熱く湿った感触。見なくてもそれが、布越しに押し付けられた彼女の秘部だと理解できた。お互いのズボンとトランクスと3枚の布を挟んでいるはずなのだが、トランクスの中までいろはの愛液が沁み込んできて、直接性器同士が接しているかと錯覚すら覚えた。
「むにゅっ、ちゅっ、ちゅるっ、ぁっ、くふぁ……ん、あぐっ、せんぱいっ、せんぱいっ……」
男根が膣内に入ってしまいそうなほど押し付けたり、腰を前後左右にカクカクと動かして大陰唇やクリトリスに擦りつけてくる。その間にもどんどんズボンの中に愛液は広がり、下着の布地との滑りを良くしていく。
やがて互いの唇が離れるが、彼女の腰は絶え間なく動き続け、離れた口からは甘い声が漏れ出る。
「いろは、お前……」
なんでそんなに積極的なんだ、と聞こうとして、思わず喉を詰まらせてしまった。
「せんぱぃ、切ないのっ、おっぱいも、あそこも、切なくて仕方ないのぉ……」
快感に抗えなくなり泣きそうな表情をしながらも動く腰を止められない彼女がいやらしくてかわいくて、思わず今度はこちらから唇を奪い、強く抱きしめる。自分の腰も揺らして刺激を返すと、彼女の下半身がビクビクと小刻みに震えて歓喜の反応を返してきた。
「ちゅるっ、ほわ、れりゅっ、気持ちいいです、よぉ、せんぱぃ……ぁうっ、はふっ……」
舌先同士を突かせ合い、舌の腹を擦り合わせて時々舌の裏をくすぐる。下半身からはずちゅっ、ずちゅっと水気を含んだ布が擦れる音が響く。その度にかわいらしい声が漏れ出て、俺の口腔内を反射して脳に響く。もっとかわいい声が聞きたくて、俺の手は自然と彼女の背中に伸びていた。
「ああっ、しぇんぱっ、それ気持ちいぃっ、ちくびも、あそこもぉっ……」
ついさっきもやったようにサスペンダーのクロス部分を掴んで小刻みに引っ張ると、今度は嫌がりも戸惑うそぶりも見せずに刺激を受け入れてきた。繋がった口の筋肉はだらしなく緩み、その端からブレンドされた唾液が筋を作って垂れる。
「あぁっ、んむぁっ、はぅ、ぁぅっ……もっと、もっと弄ってぇ……ひぁ、んっ……」
サスペンダーを引く度に彼女の腰はより強く、より激しく動く。それに合わせてもう片方の手で直接彼女の胸を刺激すると、膝はがくがくと震えそれがまた男根への刺激になっていく。
というか、俺も割と限界が近い気がする。いや、これだけいやらしい声や音を聞いて、さらに肉棒への刺激を受けていれば当然な気もするが、さすがにこのまま果ててしまうわけにはいかない。いろはのラブジュースで再度着替えることが確定だとしても、さすがに服の中に精を放出するのは気分的に嫌だ。
やはりここで果ててしまうのは勘弁なので、必死に下腹部に力を入れて爆発を抑える。ということはいろはを先にイカせなければいけないわけで、彼女への責めをさらに増やすことにする。胸を弄っていた手を背中に回し、クロスの部分よりもさらに下、彼女の張りのある尻に手を伸ばした。
「ふぁっ、おし、お尻っ、んぅ、はふっ、ぁひんっ……」
女の子らしい柔らかい肌、しかし胸とは明らかに違う弾力は揉みしだくと心地いい反発を返してくる。臀部の肉を手のひら全体で揉み込んだり、尾てい骨の固さを確かめるように割れ目の端をくすぐったりしていろいろな感触を楽しんだ。
今のいろはは俺の男根で自らの秘部を慰めつつ、サスペンダーによって下腹部と乳首を刺激され、かわいらしい臀部からも刺激を受けている。そんな状態で体勢を維持することは難しいわけで、不意にいろはの身体が後ろに倒れそうになった。それを反射的に支えようとして――
「ひあっ!?」
尻肉を弄っていた指が尻の割れ目に滑り込んでしまう。慌てて滑る手を止めようとつい力を込めてしまい、逆に割れ目の奥にぐにっと指を押し込んでしまった。中指が一際深く食い込み、指の腹が強い力で締め付けられる。
「あああっ、やっ、おしりっ、あなっ、んんんっ……」
それは、逆にいろはがガクガクと震えることに繋がってしまった。震えは男根へと伝わり、快感によってガクンと大きく腰が跳ねあがる。その結果は火を見るよりも明らかなわけで、亀頭部分がぐぐっと何かに食い込んだ感触に襲われた。
「ひあっ、入っ、て……あっ、あっ、ああああああああああっ!」
「うぐっ……」
喉が裂けそうなほどに裏返った声を上げる彼女に呼応して、布越しに秘部に食い込んだ先端が全方位から潰れてしまいそうなほどの圧をかけられる。何度も何度も強烈な刺激を与えてくる女性器の感触に思わず達してしまいそうだった。
「はあっ、はあっ……」
やがて亀頭への拘束が解けて、グプリという鈍い音を立てながら性器同士が離れた。肩で息をしながら俺の胸に顔を埋めるいろはの頭をぽふぽふと撫でると、荒い息の中に官能の色が混じっていない甘い声がかすかに溶け込んだ。それがかわいすぎていつまででも撫でていられそうだった。
ぽふぽふ。
「はあっ、はあ……はふっ……」
なんだ「はふっ」って、胸元に熱い息がかかってもにょもにょするんだが。
しかし、さすがに三回も達してしまっていろはもだいぶ疲れてしまっているだろう。一度も白濁を放出せずに起立したままの愚息が抗議しているようにも見えるが、我慢できないこともないから彼女の様子が落ち着いたらまた風呂に入らせるか。
「……うぅ~」
「ん? 落ち着い……うぉっ、いろはっ」
何やら唸り声のようなものを出し始めたいろはに声をかけようとして、「ドーン!」という声と共に両肩を思いっきり押される。膝には彼女が乗っているので油断していた上半身は振り子のように床に倒れこむ。っていうか、さっきも俺押し倒されたんだけど。天丼ネタなんてさいてー!
なんて適当なジョークでもかましながら起きあがろうと思っていたが、どうやらそうは問屋が卸さないようだ。マウントポジションに鎮座した美少女は不機嫌そうな表情に欲望に支配された目をしていた。なんだよこいつ、三回もイッたのにまだまだやる気じゃん。
「ど、どうしたんだ?」
「……私ばっかり恥ずかしいとこ見せるのは不公平だと思います」
「いや、それは……はぐっ」
どうやら不機嫌お姫様は俺が一度も射精していないことが不満のようで、愛液と先走りでじっとりと濡れたズボンのふくらみを指先でさすり、手のひら全体で包みこんでくる。さっき暴発を止めたせいで敏感になっている下腹部への刺激に何度も情けない声が漏れ出て、それを聞いた彼女の目はとろりと官能的に細められていった。
「だから、次は私がせんぱいを気持ちよくしてあげますねっ」
自身の身に着けていたジャージを脱ぎ去り、マウントポジションを維持したまま器用に俺のズボンとトランクスをずり下ろしてくる。露出したとろとろの秘部と限界まで勃起した陰茎が擦れ合うと、さっきの何倍もの快感電流が全身を駆け巡った。
「いっぱい、気持ちよくなりましょうね、せんぱい」
かわいい彼女からそんなことを言われれば、お断りしますなんて言えないんだよな。ほんと、恋人って卑怯な存在だわ。
いやまあ、最初から断るなんて選択肢は存在すらしなかったわけなんだけれども。
***
「お前……やりすぎ……」
シャワーで温まった身体をタオルで拭いながらドライヤーをかけ終えた一色を恨みがましい視線を向ける。当の本人は「あははぁ」と曖昧に笑いながらもう一度ドライヤーを当て始めた。おい、もう髪は乾いてるだろ。
結局あの後、部屋で騎乗位のまま二回出してしまった。しかも、汗だのなんだのを逃そうと渋々、本当に渋々一緒に入った風呂でも誘惑してくるもんだからさらに一回。計三回出してんじゃねえか。道理で腰が気だるいわけだ。
「け、けどけどっ、せんぱいも激しかったじゃないですか!」
ドライヤーの冷風を微妙に髪に当てていた一色がハッとしながら言い訳を返してくる。人に責任転嫁してくるなんて酷い彼女である。残念だったな一色。
「あー、いやまあ……それはね?」
その口撃は…………効果が抜群だ。タイプ一致四倍弱点急所くらい効果抜群。つまりオーバーキル。
いやだって、自分の上で腰振って乱れるかわいい彼女なんていたら、そりゃあこっちも腰動かしちゃうでしょ。もう最終的には相手の腰を固定して乱暴にしたくなっちゃうでしょ。だから俺は悪く……いや悪いですね。普通にノリノリでした。
「じゃあ、二人とも気持ちよかったし楽しかったということで」
「そうだな、誰も悪くないな」
むしろ今日誰が悪いかと聞かれたら明らかにゲリラ的に振ってきたスコールである。天気の分際で悪事を働くとは許されない。そういえば、いつの間にか雨止んでるな。ついでに濡れた服とか洗濯しとくか。手洗いしたけど一色のいろはすを存分に吸ったズボンとかトランクスなんかも早いところ洗っておきたいしな。
「あ、そういえばお前。今日どうする?」
「ふえ?」
どうして「ふえ?」なんて声が自然に出るんですかね。あざとかわいくて抱きしめたくなるんだけど。
「いや、着替えないし。そんな格好で外に出すのは気が引けるし……」
というか、俺が嫌だし。送るにしてもノーパンノーブラに男物の服を着た一色を外なんかに出したら、道行く男どもの目に荒い砂を振りかけることになってしまう。
まあ、その……何が言いたいかというと。
「明日休みだし、なんなら今日、泊っていくか?」
だんだん彼女の顔を直視できなくなって、目を逸らしてしまう。今顔が熱いのはシャワーを浴び過ぎたせいだな、うん。
視界の端でキョトンとした顔だった一色がはわはわ変な動きをしたのが見えて……。
「そ、そうですね。それじゃあ……お言葉に甘えさせてもらいます……」
今度は対照的にもじもじしながら提案に乗ってきてくれて、余計に顔が熱くなるのを感じた。
「じゃ、じゃあ、今日はこの後もよろしくです」
「お、おう」
まあ、お泊りというのは初めてだが、今までもよくうちには来ていたわけだし、どうということはないな。とりあえず常に一色を膝の上に乗せておけばいいだ……いやよくねえよ、落ちつけ俺。
軽い咳払いで気を取り直して、そういえばまだ昼飯も食っていなかったことを思い出した。とりあえずあるもので料理でもするかと思って、二人して洗面所を出ると――
「ぁっ・・・・・・」
「「あ・・・・・・」」
なぜか扉の目の前に小町がいた。顔を真っ赤にしているが風邪だろうか……いや、明らかに違いますね。
「あ、あはは。雨止んだから帰って来たけど……お邪魔だったかな……?」
あの……小町ちゃん?
「あ、お兄ちゃんたちもご飯まだだよね? じゃ、じゃあ小町が用意するから……。ご、ごゆっくりいぃ!」
声をかける間もなくリビングへ駈け込んでいった小町をただ見送ることしかできなかったわけで。
「「…………」」
今回のお泊り……失敗だったかもしれん。
ひたすらサスペンダーを使うプレイを考えていたら、気がついたら前後編で16000文字ほどに
サスペンダー・・・恐ろしい子!
次は妹シリーズを更新しようと思っていたのですが・・・妹シリーズも次R-18なんですよね
さすがに連続でR-18はきついので、なんか緩い短編書いてお茶と気分を濁そうかなと思います